明日香麗

提供: スーパーロボット大戦Wiki
2024年11月4日 (月) 00:07時点におけるコード不一致 (トーク | 投稿記録)による版 (→‎COMPACTシリーズ: 誤字修正)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動
明日香麗
読み あすか れい
登場作品 勇者ライディーン
声優
原作
江川菜子(現・太地琴恵)
CB』『α代役
岡村明美
デザイン 安彦良和
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 パイロット
サブパイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人日本人
性別
所属組織 ムトロポリス
所属部隊 コープランダー隊
テンプレートを表示

明日香麗は『勇者ライディーン』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

神秘的な雰囲気を纏った少女で、化石獣の気配を察知出来る超能力者でもある。

ライディーンの存在に導かれるかの如くコープランダー隊へと入隊し、神宮寺力らと共にブルーガーひびき洸の戦いを支援する。ライディーンに自らの意思を伝達させる事も可能で、これを応用してブルーガーの救助に洸を呼び寄せる場合も有った。

第30話でひびき玲子の消息を掴むべく、ひびき一郎らと共にチベットへ向かう為に除隊する形となった。

久々の登場となる第45話では一郎&久造と共にチベットの寺院跡にてムーの古代船が浮上する様を目撃し、船の目的地が日本である事をムトロポリスの面々へと告げる。続く第46話でひびき父子は帰国したものの麗については一切言及されず、結果的に前述の連絡シーンが最後の登場となってしまった。

就寝時にかなり際どいデザインのネグリジェを着用する一方で、枕元には常に拳銃を忍ばせており、そこはかとなく女性としての「危険な香り」を漂わせている。第13話から髪型およびコスチュームが一新されるが、それに伴い「超能力者」としての描写は殆どされなくなってしまい、少々影が薄くなる。

嘗てはシスターとして修道院に居たらしいが、それ以前には暴走族にも加わっていたりと、経歴に謎の多いキャラである。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

原作では髪型変更後の方が登場期間が長いが、SRWのグラフィックは一貫して初期Ver.の姿をベースにしている。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦
初登場作品。反応値が高いため、アムロカミーユに匹敵するほど2回行動が早く、回避能力もかなり高い。加えて集中も使えるため、集中を掛けて敵陣に飛び込めば殆どの攻撃は当たらず、かつ反撃で削ってくれる。マリを育てるのが面倒な人は彼女を育てると良いだろう。
第4次スーパーロボット大戦S
ブルーガーだけではなくガルバーFXIIにも搭乗できるが、使える精神コマンドがかく乱偵察くらいしかなく、育てる価値に乏しい。リアル系のみマリ・神宮寺・の3人からパイロットを1人残す選択があるが、幸運補給を覚え2回行動も早いマリに軍配が上がるだろう。
なお初搭載となったキャラクター事典では「チベットに旅立つがなぜか忘れ去られ、二度と登場しなかった」と記載されているが、正確には一度だけ再登場している。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
代役の岡村明美氏でボイスを収録。SFC版では高い回避能力を誇っていたが、今作ではスーパーロボット系パイロットに準拠したステータスにされてしまい、2軍オールドタイプのエマやレコアを下回る回避値になってしまった。2回行動もLv37からLv54へと一気に遅くなったため、よほどの愛着がない限りは2軍落ちは免れない。敵の攻撃を全く避けられなくなったため、中盤にガルガンチュワに乗せて削り役をさせるにしても、熱血気合を覚える神宮寺の方が向いている。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
原作通り、ブルーガーに乗る。レベル83という、およそ到達不可能なレベルで復活を覚える。また、レベル57という割と現実的なレベルで覚醒も覚えるが、あまり使う機会は無い。使うとすれば、ブルーガーの補給装置を移動後に使うときくらいか。精神コマンドだけを見れば、マリの方が優秀である。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
エンディングで名前のみ言及。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦IMPACT
COMPACT2』にはいなかったがリメイクにあたって追加されたキャラクターの一人。毎ターンひらめきが(メインパイロット神宮寺に)かかる特殊技能「予知能力」を持つ。
本作を早解き(=集中力の獲得)する上で最も重要なパイロットで、その理由は全パイロット中最速のLv29で習得する覚醒。あちらのページで詳しく述べているが、本作はブルーガーが極めて優秀な上に、神宮寺の援護攻撃が第一部でLv3、最終的にLv5まで育つ。早解きに必須な加速も覚える他、神宮寺自身のパイロットステータスも高い。この強力なブルーガー+神宮寺を1ターン目から覚醒・加速を使って最前線に投入し、他ユニットを隣接させ、ブルーガーで援護×4という戦法が猛威を振うのである。第三部の敵は支援機を優先的に狙う、ブルーガーの武器は弾数制でその数も多い、パーツスロット数4というのも、上記の援護戦法を強力たらしめる。更に麗は祝福を覚える他、貴重な復活持ちである点も高ポイント。
担当声優は『コンプリートボックス』と『α』では代役の岡村明美氏だったが、本作品で原作の江川菜子氏に変更された。江川氏は本作品発売時既に「太地琴恵」へ改名済みであったが、キャラクター事典の声優表記では旧芸名のままとなっている。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Card Chronicle
ブルーガーに搭乗。
スーパーロボット大戦DD
3章Part13から登場するNPC。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

第3次
加速根性ひらめきド根性集中
第4次
偵察友情隠れ身熱血かく乱必中
α
偵察集中ひらめき激励覚醒復活
IMPACT
加速集中ひらめき祝福覚醒復活

特殊技能[編集 | ソースを編集]

α
底力
IMPACT
予知能力

人間関係[編集 | ソースを編集]

神宮寺力
コープランダー隊隊長。
猿丸太郎
コープランダー隊の同僚。
ひびき洸
仲間。それ以上の感情は特に抱いていない。
桜野マリ
彼女から一方的にライバル視されるが、特に関心は示さない。その一方で、彼女の反応を面白がっている節も…?
ひびき一郎ひびき久造
第30話で彼等に同行してチベットに向かう為、日本を後にする。
ジャガー
暴走族時代の仲間で、プリンス・シャーキンによって人間の憎悪を糧にした「化石人第1号」にされる。彼の行動理念は麗への恋愛感情に裏打ちされたものであったが、麗自身が彼に特別な感情を寄せているか否かは不明。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

イングラム・プリスケン
α』に於ける初対面時、彼が纏う「得体の知れない力」の存在を感知し警戒する。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「あきら? そんな人は知りません」
「洸さんという少年がライディーンにフェードインしている?」
第4話。マリに洸との関係を問われるが、ずっとライディーンに対して呼びかけていた麗は理解に苦しむ。それどころか「人が乗って操縦している」事実にようやく気が付いたようで、もしライディーンが自我を持つロボットでも受け入れていたかもしれない。
「洸君、人質は戦い取るしかありません!」
第6話で化石獣トータス(SRW未登場)にレッド団の面々を人質に取られ、戦意を喪失した洸を鼓舞する。
「フフ…ああいう事は利口な人の考え付く事じゃありませんね」
第7話で通常の攻撃では倒せない分裂獣スカール(SRW未登場)を漁網を用いて捕獲し、噴火口に放り投げて撃破した洸の奇策に対する感想。所謂「その発想は無かったわ」的な麗の評価に、神宮寺は爆笑する。
「私がここに戻ってきたのは…フッ…ライディーンが、この私を呼んでいたからなのよ」
第10話でマリから洸との関係についてヒステリックに詰問されるも、余裕であしらう。
「洸を殺すなら私を先に殺しなさい、ジャガー! 力ずくで人の心を…奪えないという事が分からないのですか!?」
同上。洸を踏み潰すべく巨大化したジャガーを制止する。ジャガーからの想いには気付いていたようだが、結局それに麗が応える事は無かった。
「土の中に空があるなんて…緑色の空、青い太陽!」
第28話で神面岩の地下に隠されていた古代ムー帝国の遺跡をパトロール中、あまりにも神秘的な光景を前にして圧倒される。神宮寺も「まるで色盲になったみたいだぜ」と同意していた。
「ここに横たわっているのはライディーンでも洸でもない、只のガラクタになってしまった……」
同上。巨烈獣コーカツを撃破したものの、自身もスクラップ同然にされたライディーンの惨状を目の当たりにして洸の死を悟り、絶句する。苦悶の表情を浮かべたまま横たわる洸の死に顔が、かなり衝撃的。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

(…この空域に…強力な念が渦巻いている…洸と同じぐらいか、それ以上の念が…)
α』スーパー編第5話「シークレットナンバーズ」より。SRXチームが出現した途端頭痛に見舞われ、強力な念動力者の存在を察知する。
「ライディーンは妖魔帝国と戦うために造られたロボットです。使徒と化石獣に何らかの共通点を見出したのでは?」
「ええ。化石獣は悪霊を封じ込められた兵器です。使徒にも魂に似た物が封入されているのかも知れません…」
『α』第17話「GR対GR2」より。使徒の存在にロンド・ベル隊一同が戸惑う中、化石獣との類似点を挙げて「遺志を具えた敵」である事を述べた推論。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ブルーガー

余談[編集 | ソースを編集]

  • 新世紀エヴァンゲリオン』では彼女の名前を分割したかのようなヒロイン「アスカ」と「レイ」が登場している。これだけならただの偶然だが、後の『新劇場版』では「マリ」と「サクラ」が登場、桜野マリにも同様の事態が起きたため「スタッフの確信犯ではないか」という説があるが真偽は不明。