ディーダリオン・ザアム
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ディーダリオン・ザアム | |
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登場作品 | |
声優 | 阿座上洋平 |
デザイン | 大張正己 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
SRWでの分類 |
機体 パイロット(ディドを参照) |
スペック | |
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異名 | バリアントマン |
分類 | 巨人型兵器(ネピリアン) |
全長 | 20.3 m |
動力 | ディ・レヴ |
前形態 | ディーダリオン |
所属 |
MART ディバイン・ドゥアーズ |
変身者 | ディド |
ディーダリオン・ザアムは『スーパーロボット大戦DD』の主人公。
概要
ディーダリオンが額のクリスタルの「ディオウル」と心臓である「ディ・レヴ」に秘められた力が解放されたことで変貌を遂げた姿。
背部に翼、腕部と膝に増加装甲が装着されており、飛行能力と空中戦闘能力が向上している。これらの追加パーツは新たに作り出されたものではなく、ディーダリオンが元々このような姿をしたのではないかと推測されている。
強力な力を持つが消耗も激しく、初めて変貌してアーリーツ・オウルを放った後にディーダリオンの姿に戻り、更巨人としての姿を維持する事が出来ずにディドの姿にまで戻ってしまった。その後ディーダリオンとディーダリオン・ザアムの姿を任意で使い分けられることが発覚し、メグはそれを「二段変身」と例えていた。
名称については、ディーダリオンの血とも言える「ザアム・ダム」に因んだ名前はどうかという式波・アスカ・ラングレーの提案を受け、不動明が名付けた。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。ストーリー2章Part4「耀う光」で加入。ディーダリオンから引き続き攻撃&防御タイプ。
- 元のディーダリオンから軒並み能力が上昇。特に移動力とスピードの補強は非常に大きい。元のディーダリオンのSSR以上の必殺技ユニットパーツを装備することも可能な後方互換性能をも所持しているため、ザアムの所持SSRが少ない場合でも入手後は基本的に本形態で固定となり、本形態でも命中時自身に「覚醒」を付与できる強力な「カアス・ハーマー」の運用が可能。
- 2023年8月に追加された「バラム・カーラー」が筆頭クラスの性能を持ち、弱体無効能力やHP上昇を持ちながら被撃墜からマップ1度だけ復活できる能力を兼ね備えているため、他の復活持ちと比べても非常にタフな運用が可能。特に対決戦では耐久力が撃墜困難なレベルにまで到達する強力なユニットとなった。
- 2024年8月追加の合体攻撃「ハーバル・エクスキューション」はザアム装備時はHP減少時の割り込み行動に与えたダメージの割合分回復と、対決戦特化の性能となっており、長所をさらに伸ばしている。
- なお、第9世界では「バリアントマン」の通称で呼ばれている。
装備・機能
武装・必殺武器
- オウル・シェラフ
- 腕から発射する光弾。敵に突き刺さった後、爆発する。ザアムになってからチャージ動作が入り、一度に発射する弾数が増えている。
- 『DD』では特殊属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「ブレイクアタック I」で、サブアビリティは「攻撃力・防御力アップ I」。
- ディラーマー
- 頭部から発射するビーム。
- 『DD』ではビーム属性のR必殺技。メインアビリティは「ガードI」で、サブアビリティは「攻撃力アップI」。
- ヘレブ・ネガー
- 肘に沿って発するビームソード。
- 『DD』では斬撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「底力II」で、サブアビリティは「攻撃力・防御力アップⅡ」。
必殺技
- アーリーツ・オウル
- ディーダリオン・ザアムが十字のポーズを取り、エネルギーをディ・レヴに集約、両肩のクリスタルと胸部のディ・レヴから3本の光線を発射。敵に着弾すると赤みを帯びた黒い光線に変わっていきながら成層圏を突破して地球外で大爆発を起こす。
- アーリーツ・オウルはヘブライ語で「激しい光」の意。
- 『DD』で特殊属性のSSR必殺技として登場。メインアビリティは「ディオウル」で、気力が10上昇するごとに攻撃力・防御力・照準値が上昇し、アーリーツ・オウルの威力が増加する。気力130以上でアビリティによる弱体効果を一定の確率で無効化。攻撃命中時更に気力が増加する。サブアビリティは「攻撃力・防御力アップIII」。
- ガズラ・スーファー
- オウル・シェラフで牽制した後に展開した翼で相手を切断、その後ヘレブ・ネガーの光を全身に纏い相手に突撃を行う。
- ガズラは「斬る」、ズーファーは「突風」を意味するヘブライ語。複合技なので特殊属性となっている[1]。
- 『DD』で特殊属性のSSR必殺技として登場。メインアビリティは「ザアム・ダム」で、気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値が増加する。ガズラ・スーファーを命中させた時の気力上昇量が増加する。気力一定以上のとき、全ての攻撃の与ダメージが増加する。HPが50%以下のとき、自分のアクション毎にHPを回復する。サブアビリティは「攻撃力・防御力アップIII」。
- バラム・カーラー
- 両腕にエレク・ヘレブを展開し、右腕を剣、左腕を蛇腹剣で固定して蛇腹剣を巻き付けて収納しながら接近して剣で斬り付けて距離を離し、剣の展開を解除して蛇腹剣で敵を引き寄せて蹴り飛ばした後にエネルギーを纏った左腕で殴り抜ける。後述のディーダリオン時の必殺技の要素を全て取り入れている(蹴り飛ばしはオウル・ハーガー、最後の殴り抜けはカアス・ハーマー)。
- この技の画コンテは大張正己氏が行っており[2]、2Dと3Dが高度に混ざり合った戦闘アニメは必見。
- 『DD』で打撃属性のSSR必殺技として登場。メインアビリティは「ディ・レヴ(Lv2)」で、HP・攻撃力・防御力・照準値が大幅に増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値が更に増加する。気力130以上のとき、100%の確率で新たに受けるアビリティによる弱体効果を無力化する。気力145以上のとき、全ての攻撃の与ダメージが大きく増加する。出撃後1度だけ、撃墜されずにHP1だけ残り、HP50%まで回復して復活する。ディ・レヴ(Lv2)の効果で復活したとき、攻撃力・防御力・照準値が大幅に増加する強化効果を自分に付与する。ステージ中、必殺技スロット1に装備している必殺技の必要アクション数が1減少する。サブアビリティは「攻撃力・防御力アップIII」。
- なお、本武装のみBGMが異なり、『X-Ω』初出のBGM「切り拓くは己の道」が流れる[3]のだが、これが仕様なのか、前例のようにバグであるかは不明。
- 2024年4月のイベント「私のように熱く叫び、戦うのだ!」内のイベント戦闘で使用した際は、ブレイバーンが戦闘アニメの台詞に介入した上、事前に彼に影響されていたため各攻撃ごとにディーダリオンが技名を叫んでいる。それぞれエレク・ヘレブは「ダリオン・ブレイド」、蹴り飛ばしは「ブレイク・キック」、最後の殴り抜けは「バリスティック・バクラッシュ」。バクラッシュは爆発とバーン、クラッシュを混ぜた造語とのこと。
- オウル・ハーガー / エレク・ヘレブ / カアス・ハーマー
- ディーダリオン時代のSSR・SSR+必殺技もそのまま使用可能。アニメーションは元のものがそのまま使われるので変化はない。詳細はディーダリオンを参照。
合体攻撃
- ハーバル・エクスキューション
- 『DD』で打撃属性のSSR必殺技として登場。メラフディンとの合体攻撃。メラフディンがツーウェイアラブル・キャノン(EB)で牽制した後、変形したメラフディンの上に乗ったザアムが力場を形成し、メラフディンがディ・エクスキューショナーと同様に魔法陣を敵に向けて展開し、共に体当たりする。命中後のカットは『DD』第3弾キービジュアルが元ネタで、R-1とサイバスターの間に存在した合体攻撃「アカシックブレイカー」も元ネタにしているとのこと[4](「飛行形態の上に乗って突撃」という大まかな流れは共通する)。また、設定上ブレイバーンの影響を受けて編み出されたことが示唆されている[5]。
- メインアビリティは「エクスキューショナーズ」で、HP・攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値、ハーバル・エクスキューションの必殺技威力が増加する。同じ敵と戦闘する毎に、命中率が増加し、被ダメージを軽減する。いずれかのユニットのアクション終了時に自分がHP50%以下になった場合、割り込んで自分のアクションを開始し「勇気」を発動する。気力140以上の時、全ての攻撃の与ダメージが増加し、戦闘終了時、敵ユニットに与えたダメージの30%分をHP回復する。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップIII」。
サイズ
- M
関連機体
- メラフディン
- ディーダリオンをベースとして、その護衛機として開発された機体。
脚注
- ↑ 寺田貴信の2022年1月31日のツイート、Twitter
- ↑ 寺田貴信の2023年8月31日のツイート、Twitter
- ↑ 『DD』ではフォースインパルスガンダムのBGMとして初実装された。同時期実装のゼーガペイン・アルティールの「舞浜シャイニングオーシャンパンチ」についても同じ現象が起こっている。
- ↑ 寺田貴信氏の2024年8月30日のポストより。
- ↑ 寺田貴信氏の2024年8月30日のポストより。
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