ギワザ・ロワウ

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
ギワザ・ロワウ
外国語表記 Giwaza Lowaw
登場作品 重戦機エルガイム
声優 西村知道
初登場SRW 第4次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 ペンタゴナ星系人
性別
年齢 28歳
身長 210cm
所属 ポセイダル軍
軍階級 13人衆第3席次
テンプレートを表示

ギワザ・ロワウは『重戦機エルガイム』の登場人物。

概要

ポセイダル軍コアム師団情報局長で、13人衆の実質的なリーダー。若くして秘密情報機関13人衆を統率し、反ポセイダル勢力の摘発と処刑を主な任務としていたため、反乱軍に最も恐れられた人物である。

非常に狡猾な男で、自分以外の人間を信じていないため、愛人であったネイ・モー・ハンですら裏切りの可能性があるとして処刑した。

自分こそがペンタゴナの王となるに相応しいと思っていたようだが、しょせん世界を支えられる器ではなく、フル・フラットの裏切りとダバ・マイロード達の活躍により、ポセイダル軍共々反乱軍の前に敗れ去る。専用のサージェ・オーパスを破壊されて完全に勝機を失ったにも関わらず、戦力さえ整えれば巻き返しは可能だと、旗艦の乗員を見捨てて一人シャトルで脱出。しかし、そこをダバに狙われエルガイムのバスターランチャーの直撃を受けて死亡した。

登場作品と役柄

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦S
初登場作品。原作と同じく、ポセイダルに反乱を起こす。ゲストの戦艦ゼラニオに乗るが、リアル系のアトミックバズーカ入手ルートでは登場しない。
書籍『一生楽しむ本』では「絶対にダバとギャブレーのバスターランチャーで倒したい」とあるが、それではアトミックバズーカを諦めなければならないので損をするだけである。
スーパーロボット大戦F完結編
今回から声が入った。サージェ・オーパスに乗り込む。能力は低いのだが、反応が妙に高く、初登場時点で2回行動可能。死に技能だが、シールド防御切り払いのレベルも高い。
ギワザ自身が先に死ぬとネイが精神コマンドをふんだんに使う様になるのだが、逆にネイが先に戦死しても精神コマンドどころか反応すら何一つない。原作同様、ネイ程の忠臣すらも信じていないのが伺える。ダバと戦うと特殊台詞がある。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
サージェ・オーパスに乗って2回登場。今回も高Lvの防御技能(切り払いシールド防御)を持つが、戦艦に乗っていては宝の持ち腐れである。

単独作品

スーパーロボット大戦GCXO
カーメン・カーメンとも繋がりを持ち、ステラ・コバン暗殺させている。
相も変わらず原作同様に小物感丸出しで、戦闘開始前から「せこい野郎」「情けない奴」「シャピロみてぇな野郎」などとボロクソに言われている上、XOで追加された各作品の主人公との戦闘前会話においてもほぼ全員に小悪党扱いされている。ある攻略本にはドルチェノフデスバンと並ぶ小物扱いされる始末。下記の名台詞におけるダバとのやり取りも参照。もっとも、妥当な話だが。
しかも乗艦のサージェ・オーパスも大したことがない上、WEAPONを落とせば堅いだけのサンドバッグと化し、小悪党とはいえ乗機や本人の能力が高いドルチェノフやデスバンにははるかに劣る為、立つ瀬が無い。一応、撃墜しても2回までは復活&何度も多数のザコを召喚するなど、その分を埋めるだけの踏ん張りは見せるが、この前話がかなりの強さを誇るアマンダラ搭乗のオージとの決戦なためか、どうしても悪あがき感は否めない。
最期は上記同様にシャトルで脱出するが、そこを順番にダバ・ギャブレーアムレッシィミト王子・楯剣人と、脱出用のシャトル相手にやりすぎなまでに包囲され、バスターランチャーをお見舞いされた。
スーパーロボット大戦Operation Extend
第6章ギワザ・ロワウより登場。サージェ・オーパスで2回登場。
見せ場であるはずの反乱イベントがギャブレーの尽力と同盟のグラドス軍の政変の影響で頓挫してしまうため結果的に生き残る。
スーパーロボット大戦30
タシロ・ヴァゴと手を組み、バーン・ガニア・キラーズリィリィ・ハッシーらを手駒として終盤に反乱を起こす。今作では条件次第でネイ・モー・ハンを仲間に出来るため、生存した彼女でギワザに止めを刺すことも可能。
なお、DLCの適応がされかつ仲間に加わっている場合は、DLC勢からもその小物っぷりに対する突っ込みが増える。
今作のギワザの顔グラフィックは鼻が妙に強調されている。

パイロットステータス

精神コマンド

第4次S
根性ド根性激怒幸運威圧
どういうわけか、どこぞの長官とほぼ同レベルの構成にされてしまっている。自爆はないだけまだマシではあるが。
F完結編
根性気合集中熱血挑発覚醒
30
先見分析必中気合鉄壁決意
熱血やの様な決め手さえあればと思える惜しい構成。ポセイダルを見限る先見や決意、分析を怠らない鉄壁の様な用心深さはあっても、ペンタゴナとなれるだけのパワーはないという事か。

特殊技能(特殊スキル)

F完結編
シールド防御L8、切り払いL6
GCXO
底力L7、援護(攻撃のみ)L3、指揮L3
30
底力L4、見切りL3、ガードL3、援護攻撃L3、サポートアタック気力+(ATK)
底力レベルは低く、指揮官技能も持っていない。

エースボーナス

マップ中の自軍の機体数1機につき、最終命中率・最終回避率に+2%の補正を受ける。
『30』で採用。味方が多いほど命中・回避率補正を受けるというボーナス。指揮系統中枢との相乗効果で命中率がかなり高くなる。
本編では出撃する時は機体が少ない状況になっているため所持していてもそれ程の驚異は無いが、艦内ミッションの訓練系ミッションで登場する際は機体数が多い状況になっているためこちらが本番と言える。

人間関係

オルドナ・ポセイダル
忠誠を誓っていたが、自身が疎んじられていると感じると共に、反乱軍の存在や軍の腐敗をある程度黙認するポセイダルに疑念を抱く。最終的には13人衆解体の話を耳にし、ついに反旗を翻した。
ネイ・モー・ハン
愛人。ポセイダルの元に長くいすぎた彼女を信じられず処刑命令を下すが、その報復として彼女から片腕を切り落とされた。
ヘッケラー・マウザー
ネイの部下だったが、後半は直属の部下に。
アントン・ランドー
ネイの部下だったが、後半は副官に。
マフ・マクトミンリィリィ・ハッシーバーン・ガニア・キラーズテッド・デビラス
13人衆のメンバー。ポセイダルに反旗を翻したギワザに付いた。

他作品との人間関係

ジュスティヌ・シャフラワース
ゲストの将軍。『第4次』のスーパー系ルートで、通信していた事がレッシィの口から明らかになる。
ゼブリーズ・フルシュワ
F完結編』でのポセイダルルートでは、「ポセイダルが苦手」という名目で一方的に合流して来る際、その独特な口調にツッコミを入れてしまう。
カーメン・カーメン
GC/XO』にて、彼にステラ・コバンの暗殺を依頼した。
タシロ・ヴァゴ
30』での協力者。

名台詞

「汚れきった惑星(ほし)…良いではないか。惑星一つ潰れても、ペンタゴナにはまだ四つの惑星がある…」
メッタをスヴェートに落とす事で、ガストガル星全域に壊滅的被害をもたらしてしまう事を懸念していたアントンに言い放った台詞。支配欲の権化であるギワザにとって、一つの星に住む民など虫ケラも同然でしかなく、結局彼もアマンダラと同類でしかない事を証明している。
「私に逆らうヘビーメタルがここにもいる、ここにも!」
最終決戦で戦力を失ったにもかかわらず、無謀にもシャトルで脱出。追撃したギャブレーの駆るバッシュの腕を落とすが、更にダバが乗るエルガイムが現れる。
「軍を立て直してくれば、烏合の衆なぞは!」
「叩きのめしてくれる!うお…がああ!!」
バスターランチャーで撃墜された際の最期の断末魔。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

「しばらく耐えてくれればよい。間もなくリィリィが、合流する頃だ。ゲストのを持ってな…」
第4次』「包囲網突破!」で、ロンド・ベル迎撃指示を行った際の台詞。合流する戦力と併せて包囲網を形成し、ロンド・ベルを殲滅するつもりであった様なのだが、何故かリィリィ達はギワザ軍とは別勢力扱いになっており、接触するとあろう事か同士討ちを始めてしまう
「‥‥貴公、そのしゃべりかたどうにかならんのか?」
F完結編』「愛という名のエゴ」での、ゼブの口調に対するコメント。流石のギワザも、急に着いて来られた挙句に気の抜ける口調で長々と話を聞かされて堪りかねた様である。
ダバ「情けない奴! 自らポセイダルを倒さず、横から成果をかすめようとは!」
「フン! より確実な勝利を求めただけの事! 我々だけでポセイダルを倒す事もできたが… それでは星間連合に対抗する余力を失う」
ダバ「言い訳だな。お前はポセイダルの威厳に怯えていただけだ!」
「くっ!思い上がるなよ、小僧! 全宇宙を視野に置けぬ貴様にペンタゴナを導けるものか! この私自らが審判を下してやる!」
GC』『XO』第50話「ドリーマース・アゲイン(後編)」より。まさにプレイヤーの代弁をしてくれるダバ。図星なのもバレバレである。
「ぐ、軍を立て直して来れば、烏合の衆などは!」
「叩きのめしてくれるわぁぁぁっ!!」
ネイ「(さらばだ、ギワザ…。これでお前の事は完全に忘れよう…)」
30』サイドミッション「カウントダウン」より。撃墜時の台詞。原作同様の惨めな結末を迎え、ネイが味方参入をしている場合は台詞が追加される。

搭乗機体

サージェ・オーパス
黒色の専用艦(ラマッサー)に搭乗。

SRWでの搭乗機体

ゼラニオ
『第4次』で搭乗。

余談

  • 語感のせいか間違いやすいが「ギワザ・ロワウ」であり、「ギワザ・ロウワ」ではない。
  • 画面では判りにくいが2mを超える長身で、同じく長身なネイ(185cm)が小柄に見える。