ゴジラ
ゴジラ | |
---|---|
外国語表記 | Godzilla |
登場作品 |
|
デザイン | 西川伸司 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
プロフィール | |
---|---|
異名 | 怪獣王[1] |
種族 | 怪獣 |
身長 |
55 m5,500 cm <br />(身長) 122.5 m(全長) 78 m(尻尾の長さ) |
体重 | 25000 t25,000,000 kg <br /> |
ゴジラは『ゴジラ対エヴァンゲリオン』に登場する生物。
当頁では、『X-Ω』に登場するミレニアム版ゴジラおよび補足を兼ねて、初代ゴジラについても記述する。
概要
言わずと知れた無敵の大怪獣王。黒い皮膚に覆われ突き出た背びれと二足歩行の恐竜のような外観が特徴。歩行速度は時速40km(作品によって異なる)。必殺技は、放射能を多量に含んだ青い火炎を口から吐き出す「放射熱線」[2]で、あらゆる存在を一撃で粉砕し、破壊し、消滅せしめ、蹂躙し尽くす。
作品によって設定は異なるが、人間の核実験による突然変異で誕生した怪獣で、体内に原子炉を持つとされ、核物質をエサとしている。この原子炉こそゴジラの最強の証でもあり、弱点でもある。この原子炉をカドミウム等何らかの方法で制御されると活動不可能になる。更にこれが暴走するとゴジラ自身にも体温調節が不可能になり、地球全てを焼き尽くすほどの熱量で核爆発を起こすか、メルトダウンで地球を貫通するほどの大穴を開けて死亡する。また、特殊な細胞(これも作品によって異なるが、G細胞と呼ばれる事が多い)により、多少の傷を受けても数時間で再生する。原作中では良くも悪くもその生態、強さに魅せられるキャラクターも多く、生態を理解、研究しようとする者もいれば、倒そうと躍起になって、挙句最後は壊れてしまう者までいる。
シリーズにおいて多くの個体が登場し、1954年公開の初代、『ミレニアム』『メガギラス』のゴジラ(通称:ミレゴジ)等がある。各設定や外観にもかなりの相違点があるが、ほとんどの作品において基本は「西暦1954年にゴジラが目覚めて日本が襲撃された」という設定が根幹に置かれている。
ゴジラ2000 ミレニアム
1954年に出現した初代ゴジラとは別個体となるゴジラで緑色の体色と紫がかった色の鋭く尖った背びれが特徴。日本にたびたび上陸し、劇中では北海道根室や茨城県東海村、東京都新宿を襲撃している。
体細胞に強力な再生能力を持つ物質「オルガナイザーG1」を含んでおり、宇宙人ミレニアンはこれを体内に取り込むものの制御できず、怪獣オルガへと変貌してしまう結果となった。
なお、当作品および『メガギラス』におけるゴジラは身長が55mと初代および二代目に近くなっているが、これは「ゴジラ」の愛称で知られる野球選手・松井秀喜氏の読売巨人軍所属時代の背番号「55」から取られたものである。その松井秀喜氏は「ゴジラ×メカゴジラ」で本人そのままという役でゲスト出演した。
ゴジラ×メガギラス G消滅作戦
風貌は前作『ミレニアム』とほぼ同じだが、1954年に出現した初代ゴジラと同一個体とされている[3]。
その後、ゴジラは1966年と1996年にも出現。日本の首都が東京から大阪へと移り、電力も原子力発電を永久放棄し代替としてプラズマエネルギーの開発を行うようになる等、影響を強く与えている。
2001年に小笠原海溝で活動を再開し、自衛隊の新兵器実験により出現した怪獣メガギラスとお台場で激戦を繰り広げる。
初代ゴジラ
1954年に人類の前に現れた最初のゴジラ。名前は太平洋上に浮かぶ孤島「大戸島」に伝わる伝説の怪物「呉爾羅」から取られている[4]。海底に潜んでいた太古の怪獣であり、水爆実験の影響により目覚め大戸島へと現れる。その後、東京湾へ現れ二度にわたり日本本土へ上陸。防衛隊の攻撃や5万ボルトの高圧電流をものともせず、東京の中心部を蹂躙し尽し、焦土へと変える[5]。
ゴジラによる被害に心を痛めていた科学者・芹沢大助博士は周囲の人物の説得により、自身が開発した水中酸素破壊剤「オキシジェン・デストロイヤー」の使用を決意。海底に潜伏している時に芹沢博士にオキシジェン・デストロイヤーを使用され、身体を溶かされ死亡する[6]。
最後に古生物学者である山根恭平博士の「あのゴジラが、最後の一匹だとは思えない。もし、水爆実験が続けて行われるとしたら、あのゴジラの同類がまた世界のどこかへ現れて来るかもしれない…」という言葉で映画は締めくくられる。そしてその言葉通り、様々な世界(後のシリーズ作品)において新たなゴジラが現れる事となった(ただし、このゴジラが最初の一匹だったかそうでないかは作品によって違う)。
なお、この頃は白黒映画という事もあってか青い放射火炎ではなく、あくまでも高温の息という設定であり「白熱光」と呼ばれていた。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2016年8月のイベント「G迎撃作戦」期間限定参戦。コラボ企画『ゴジラ対エヴァンゲリオン』名義での登場となる。スパロボの歴史上超生物の登場は珍しい事ではないが、まさかの特撮作品からの初となる参戦という事で話題となった。
- R・SR・SSRアタッカー。性能は無償報酬ユニットという事もありHPが飛び抜けて以外は控えめで、運動性はかなり低めとなっている。基本は、下記のスキルを活かす形で火力を伸ばす事になる。ちなみに、純粋な生物(怪獣)なのに改造に対応している。
- アタッカーの中では移動速度が「超低速」と鈍足で、パーツスロットが無く強化パーツを一切装備できないためフォローも難しい(他ユニットのアビリティや戦艦スキルによるバフ頼り)。お約束の宇宙適応だが、さすがに活動はできるとはいえ「B」である。
- なお、当企画に登場するゴジラは1984年から1995年にかけて展開された平成VSシリーズのゴジラ(俗に言う四代目)が主だが、本作品では『ミレニアム』『メガギラス』に登場するゴジラ(ミレゴジ)となっている」[7]。咆哮(何と、ゴジラの甲高い鳴き声がサウンドエフェクトとして再現されている)を発する際の会話テキスト部ではアニメ調のキャラクターイラストで描かれており、非特撮作品と共演する上での違和感は少なくなっている。
- イベントシナリオでは機龍やEVAだけでなく、マジンガーZや機械獣軍団をも相手取り、怪獣王としての圧倒的な力を見せつけている。また、冬月の発言から、本イベントの世界でも「45年前に初代ゴジラが日本を襲撃し、芹沢博士のオキシジェン・デストロイヤーによって葬られた」事が判明している。
装備・機能
武装・必殺武器
- 格闘
- 生身の怪獣なので、必然的に肉弾戦を行う事が多い。主にパンチや噛みつき、踏みつけや尻尾を使う。
- 『X-Ω』では、「尻尾」が通常武器として採用。
- 放射熱線
- ゴジラの最大の特徴と言える攻撃方法。口から摂氏10万度を超える熱線を放射する。放射の際に背びれが発光する事で有名。絶大な威力を誇る一方で命中精度も高く、飛行する敵を撃ち落とすなど、対空防御で使用されることもしばしば。
- 作品ごとの設定の変化、あるいは作中での使用状況により、いくつもの熱線のバリエーションがある。例として熱線として放射せずに体内で炸裂させる、通称「体内放射」が近接戦時の切り札として用いられている。通常攻撃の手段として多用することもあれば、消耗が激しいためにここぞという時の必殺攻撃として温存していることもある。
- 『X-Ω』では必殺スキルとして採用。ちなみに、『X-Ω』に登場するデザインのゴジラ(ミレゴジ)は原作では赤い熱線を吐いているが、本作では青い熱線となっている。他作品での赤い熱線は青い熱線よりも更に強力な切り札となっている場合もある。
アビリティ
アビリティ名 効果 本土上陸 敵エリア内でクリティカル率アップ 怯まぬ意志 状態異常中に攻撃力、クリティカル率大アップ 絶対なる強敵 7回ダメージを受けるごとに攻撃力アップ 怪獣王 HP1/2以下で、攻撃力、クリティカル率大アップ
移動タイプ
サイズ
- L
- 身長55m(ミレゴジ設定)なので、このサイズ。
パイロットステータス
精神コマンド
- X-Ω
- 不屈、咆哮、憤怒
- ゴジラの特徴をよく表現したラインナップ。ちなみに「咆哮」「憤怒」は、それぞれ「挑発」「魂」と同一の効果を持つゴジラ専用のものである。余談だが、「憤怒」はその後とあるキャラクターにも実装された。
人間関係
- 芹沢大助
- 『ゴジラ』(1954)に登場する科学者。
- 最初のゴジラを酸素の研究中に偶発的に開発してしまった水中酸素破壊剤「オキシジェン・デストロイヤー」によって抹殺した。
- 山根恭平
- 『ゴジラ』(1954)に登場した生物学者で、ゴジラの名付け親。
- 多くの人々がゴジラを倒す事に躍起になる中で、「水爆に耐えられる、ゴジラの生態を調べるべきだ」と主張して学者の本分を貫こうとする。
- 芹沢の犠牲によってゴジラは倒されたが、「あのゴジラが最後の一匹とは思えない」と人類が核を使い続ければ新たなゴジラが現れることを予見した。
- 家城茜
- 『ゴジラ×メカゴジラ』に登場する特生自衛隊員。彼女が操作するメカゴジラと戦いを繰り広げた。
ゴジラ対エヴァンゲリオン
- 碇シンジ、綾波レイ、式波・アスカ・ラングレー
- 『ゴジラ対エヴァンゲリオン』と『X-Ω』イベント「G迎撃作戦」において共演、対決するが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて公開された映像アトラクション『ゴジラ対エヴァンゲリオン・ザ・リアル 4-D』ではキングギドラを相手に共闘している。
- 碇ゲンドウ
- 雑誌『月刊ホビージャパン』の2016年10月号に掲載された『ゴジラ対エヴァンゲリオン』のジオラマストーリーでは、ゴジラの持つG細胞を亡きユイの復活のために利用しようと企てていた。
- 加持リョウジ
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて公開された映像アトラクション『ゴジラ対エヴァンゲリオン・ザ・リアル 4-D』では以前よりゴジラの事を調べており、アトラクションのラストにて、ゴジラについて、「破壊神とも守護神ともとれる存在」という主旨の見解をミサトに述べている。
他作品との人間関係
- 兜甲児
- 『X-Ω』イベント「G迎撃作戦」ではゴジラ迎撃作戦の参加メンバーの一員として参戦し、ゴジラに挑む。
- Dr.ヘル、あしゅら男爵
- 『X-Ω』イベント「G迎撃作戦」では過去にバードス島に上陸し機械獣軍団を壊滅寸前に追い込んでいる為彼等との間にも浅からぬ因縁があり、ゴジラを捕獲して機械獣「ゴジラN10」に改造せんと目論むが、ゴジラに手を出したばかりに想像を絶する悪夢を見るハメに…。
- 余談だが、ゴジラシリーズ原作においてはゴジラを自分達の野望や欲望のために操ったり支配しようと企んだ侵略者・悪人達はほぼ全員死亡しており、命までは失わずに済んだだけでも、彼らは運が良かったと言えるかもしれない。
対決・名場面
当頁では、『X-Ω』に登場するミレニアム版ゴジラに関するものについて記述する。
- 対オルガ戦(ゴジラ2000 ミレニアム)
- 地球征服を企む宇宙人ミレニアンは、再生能力を持つゴジラの体内の物質「オルガナイザーG1」を吸収して実体化を果たす。しかし、オルガナイザーG1はゴジラ以外に制御しきれる代物ではなく、ミレニアンは「オルガ」という怪獣と化してしまう。
- オルガはゴジラから攻撃を加えられても怯まず、ゴジラのオルガナイザーG1を更に吸収して外見を変化させていき、大きな口を開けてゴジラを呑みこまんとするも、ゴジラの放射熱線を体内で吐かれてしまい、オルガは爆散した。
- こうして、オルガ(ミレニアン)を倒し、人類側の兵器も一切通用しないゴジラは、大暴れを続けて東京を次々と火の海にしていく…。
- 対メガギラス戦(ゴジラ×メガギラス G消滅作戦)
- Gグラスパーが東京都品川区・お台場に出現したゴジラをブラックホール砲「ディメンション・タイド」で葬り去る「G消滅作戦」を実行せんとした時、渋谷区を破壊した巨大トンボ型怪獣「メガギラス」が飛来する。
- ゴジラは、飛行するメガギラスが放つ超高周波や尻尾の針に苦しめられてダウンしてしまう。しかし、再び起き上がったゴジラはメガギラスの攻撃を見切り、ジャンピング・ボディプレスを仕掛ける等して反転攻勢の構えを見せる。そして、ゴジラはメガギラスの尻尾の針を噛み砕き、トドメに熱線を二度も放ってメガギラスを撃破した。
- なお、メガギラスを倒したゴジラは渋谷区に侵入して暴れ続けるが、Gグラスパーの面々の尽力によってディメンション・タイドの発動に成功。遂にゴジラはこの世から消滅した…かに思われた。後日、渋谷区内のとある小学校において咆哮するゴジラの姿が目撃されている。
関連怪獣
多くの怪獣が登場しているが、ここではイベントに登場する怪獣を解説する。
- メカゴジラ(3式機龍、3式機龍乙型)
- ゴジラを模したロボット怪獣。メカゴジラ自体は、モスラやキングギドラ等と並んでゴジラのライバルとして扱われることが多い。初代メカゴジラは宇宙人が作った侵略兵器だが、それ以降の作品ではアニメ映画版を除けば人類が作った対ゴジラ用迎撃兵器。
- なお、機龍はメインフレームに初代ゴジラの骨を利用している生体兵器でもある[8]。
- オルガ
- 『ゴジラ2000 ミレニアム』に登場した怪獣。ゴジラの遺伝子がその誕生に大きく関わっており、そのためか外観に少なからずゴジラとの相違が見られる。
余談
- 『ゴジラ』(1954年11月3日公開)という特撮映画作品が生まれた経緯の一つとして、1954年3月1日にビキニ環礁で米軍が行った水爆実験に、日本のマグロ漁船第五福竜丸がそれに巻き込まれて乗組員達が被爆した事件から着想を得ており、ゴジラシリーズには「核兵器へのアンチテーゼ」というテーマが内包されている。
- ゴジラの初代スーツアクターである中島春雄氏には、「巨大怪獣であるゴジラを演じる際の役作りをする為に、動物園に通って様々な動物の動きを観察した」という逸話が存在している。
- 中島氏は、「動物園で象等の巨大生物の動きを観察した結果、彼等が足の裏を見せない摺り足で歩行している事に気付きました。それは、ゴジラを演じる際の参考になりましたね」と述懐している。ちなみに、初代ゴジラの着ぐるみは重さが100kg以上もあったので、摺り足は体力の消耗を抑える効果もあった。「VSデストロイア」時の通称「バーニングゴジラ」の演出に至っては赤く発光させるための電飾で300kg以上になり、蒸気の演出もあって酸欠状態でスーツアクターが死にかけたという逸話まである。
- 1954年に誕生したゴジラシリーズは、半世紀以上に渡って展開された長寿シリーズであり、特撮作品のみならず多方面において多大な影響を与えている。『機動警察パトレイバー アーリーデイズ』等、パロディが行われた作品も非常に多い。
- 特に『ゾイドシリーズ』ではヘリック共和国のゴジュラス&ゼネバス帝国のデスザウラー、と両陣営の切り札が揃ってゴジラモチーフという強烈な絵面を見せている(前者に至っては名前からしてギリギリである)。
- 映画配給が同じ『クレヨンしんちゃん』においては『爆発!温泉わくわく大決戦』と『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』ではゴジラの音楽(両作品)、ゴジラの鳴き声(爆発!温泉わくわく大決戦のみ)や『伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃』においてはゴジラの名前の由来となったゴリラとクジラを逆につないだ「クリラ」が出る等、多くのパロディが行われた。
- 『爆発!温泉わくわく大決戦』では「テロリストが用意した巨大ロボットに自衛隊が挑み、なすすべも無く敗北して撤退する」というゴジラを始祖とした怪獣映画でおなじみの展開があるが、この時テロリストが使用するのはビームでもパンチでも毒ガスでも無く伊福部サウンドとゴジラの咆吼のみという極めて素っ頓狂なモノ。しかし現行火器を全く受け付けぬ状況が災い(?)したのか戦車隊は敗北ムードを察してじりじりと撤退を開始、指揮車からは「あれはゴジラじゃない!!」と罵声が響く始末。「戦車程度ではゴジラに勝てない」という共通認識[9]を利用した秀逸な心理作戦(?)の前に自衛隊はなすすべも無く敗走し、九〇式戦車が踏み潰された瞬間に指揮官が発した「12億円(当時)の戦車があ!」という悲痛な叫び声と供にクレしん世界の自衛隊は〝ゴジラ〟に敗北した。ゴジラという象徴を完璧に逆手に取ったメタ的演出意外にも異様なまでに綿密な戦車隊の描写もあって一見の価値あり。
- 2016年に公開された『シン・ゴジラ』とのコラボレーションの一環である「しんちゃん対シン・ゴジラだゾ」(2016年7月22日放送分)および『X-Ω』よりも先にコラボレーションを行っていた。
- 頭部はティラノサウルス、背鰭はステゴサウルス、身体は草食恐竜イグアノドンと、以上の三種類の恐竜をモチーフとしている。
- 名前は、ゴリラとクジラを混合した造語「ゴジラ」から命名されたのであるが、英語名での綴りから海外では「GODZILLA(ガッズィーラ)」と発音を間違われてしまう事も多い。この事は米国で製作された1998年の映画『GODZILLA』(通称:エメゴジ、『ファイナルウォーズ』では「ジラ」名義で登場[10])でもネタにしている。『シン・ゴジラ』の作中でも綴りからガッズィーラと呼ばれたが呼びにくいとしてゴジラと呼称されるようになった。なお、『ギャレゴジ』に出演した渡辺謙は、ガッズィーラと発音して欲しいとギャレス・エドワーズから依頼されたが断固拒絶し、あくまでもゴジラと発音している。
- ゴジラの鳴き声は、「コントラバスの弦を使用して出した音を加工・編集して作っている」との事。
- ちなみに、モノクロ作品である第1作目『ゴジラ』(1954)および第2作目『ゴジラの逆襲』におけるゴジラの鳴き声は、重低音であった。そして、カラー作品である第3作目『キングコング対ゴジラ』以降の作品におけるゴジラの鳴き声は、現行の甲高いものになっている。
- 実は、ゴジラは『スーパーロボット大戦シリーズ』の源流となったコンパチヒーローシリーズ(『バトルサッカー フィールドの覇者』『バトルベースボール』)への参戦経験が有り、同じく日本を代表する特撮作品『ウルトラマン』『仮面ライダー』とも共演している[11]。
- 岩波書店が発行している日本語国語辞典『広辞苑』(第6版)には、「ゴジラ」が見出し語として載っている。
- 元プロ野球選手・松井秀喜氏のあだ名にもなっており、映画「ゴジラ×メカゴジラ」では松井氏本人が登場し、共演を果たしている。
- ミレゴジ以降の体長55mというのは松井秀喜氏の背番号から来ている。
- 1997年に登録されたコエロフィシス科の恐竜は成体の大きさが推定6.5mと同時代の肉食恐竜としては最大級のサイズだったため、発見者のケネス・カーペンター博士により「ゴジラサウルス(Gojirasaurus quayi)」と命名された。実在する恐竜の学名に日本の怪獣が名付けられた例は現時点では本種のみである(恐竜に限定しない場合は、1993年記載の白亜紀前期の絶滅カメ「シネミス・ガメラ」が存在する)。
- 『ギャレゴジ』の公開に合わせてBSプレミアムで放映された特番では、「あなたにとって、ゴジラは何ですか?」という質問に対し東宝スタッフの多くが「ゴジラは神である」と答えている。
- 2018年には、『ガンダムシリーズ』とコラボレーションしたイラストが公開されている。これは同年11月にアニメ版ゴジラ三部作の最終章『GODZILLA 星を喰う者』と『機動戦士ガンダムNT』が公開され、両作品とも金色の存在(高次元怪獣ギドラとユニコーンガンダム3号機フェネクス)が重要なカギを握る、ということで実現した企画である。
脚注
- ↑ 初代ゴジラの呼び名は「水爆大怪獣」。 外国語表記だと「King of the Monsters」である。
- ↑ 作品制作時期によって変化しており、「放射能火炎」「放射火炎」等の呼称だった時期もある。平成VSシリーズ以降はほぼ「放射熱線」とされており、『X-Ω』でもこの表記で採用。
- ↑ そのため、回想となる1954年に出現したゴジラの最初の襲撃シーンは、一部場面が新撮されている。
- ↑ 東宝公認のアンソロジー『THEゴジラCOMIC』に収録された近藤豊(現:近藤ゆたか)氏の短編漫画『元禄大戸島異聞』において、江戸時代を舞台に芹沢大助博士の先祖である浪人が「呉爾羅」と戦うエピソードが描かれたことも。
- ↑ 特に、「日本の政治の中枢である国会議事堂がゴジラによって破壊されてしまう」場面は有名。以降のゴジラシリーズ作品においても、国会議事堂や東京タワー等、「著名な建造物がゴジラによって破壊される」事が半ばお約束になっており、後に「ゴジラに破壊してもらった」と逆に喜ぶ県まで出てきた。ただし、意外にも東京タワーは全シリーズを通して一度(ゲスト出演を入れると二度)しかゴジラに破壊されたことがない。なお、そのシリーズ唯一の作品である『東京SOS』の世界観(前作の『×メカゴジラ』を含む)では過去にモスラにも破壊されているため、東京タワーの破壊は最低でも二度目である。
- ↑ オキシジェン・デストロイヤーが使用された場所は『ゴジラ』(1954)では東京湾なのだが、劇中では明言されていなかったので、機龍二部作では手塚昌明監督のこだわりによって房総半島沖に変更されている。
- ↑ ただし、熱線の色はミレゴジと違い青色であり、さらに各種効果音(熱線を放つ際の「ボンッボボボンッ」とストロボのような効果音等)は機龍二部作のものが使われており、ミレゴジと機龍ゴジのハイブリッド、もしくは背びれをミレニアムカラーに変えた機龍ゴジである可能性もある。
- ↑ ただし、1954年版ではゴジラは骨ごと跡形もなく溶け去っているため、パラレル設定となっている。
- ↑ 動画サイトでは「自衛隊の遺伝子に刻まれたゴジラへの恐怖」という巧妙かつ秀悦なミームが流布していた。
- ↑ ローランド・エメリッヒが監督を勤めたが、内容がネタレベルで酷い事で有名で、ミレニアムシリーズはこの作品への東宝スタッフの怒りが原動力となって開始された。その為、ミレニアムシリーズで徹底的にディスられている。特に実際に登場する『ファイナルウォーズ』ではゴジラとの戦闘開始から約20秒で呆気なく秒殺された上、ジラを操る統制官から「やっぱりマグロを喰ってるようなのはダメだな」と作中でまで遠慮なくディスられている。
- ↑ ちなみに、『ウルトラQ』ではゴジラの着ぐるみが「古代怪獣ゴメス」の改造元となり、『ウルトラマン』にはゴジラの着ぐるみに襟巻きを付けた「エリ巻き恐竜ジラース」として出演している。ついでに言うと、ゴメスおよびジラースを演じた役者は、ゴジラの初代スーツアクターである中島春雄氏。
商品情報
映像ソフト
フィギュア