タスク
タスク | |
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外国語表記 | Tusk |
登場作品 | クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 |
声優 | 宮野真守 |
デザイン | 小野早香 |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 20歳 |
身長 | 175cm[1] |
髪色 | 茶 |
髪型 | ショートヘア |
瞳の色 | パープル |
所属 | 古の民→アルゼナル(協力者) |
役職 | ヴィルキスの騎士 |
概要
アンジュが遭難した無人島で出会った青年。温厚で優しい性格だが、気弱な言動や迂闊で空気が読めない発言も多く、アンジュの怒りを買った事も多い。
実はエンブリヲから楽園への居住を拒否された「古き民」の末裔で、生まれたときから「ヴィルキスの騎士」としてその乗り手に仕えるように育てられていたが、本人はそんな使命に縛られた人生を嫌い、無人島で隠遁していたのだが、ヴィルキスの乗り手であるアンジュ個人に惚れてしまったことで、「アンジュの騎士」として彼女を守るために再び立ち上がることになる。
身体能力に長けサバイバル技術も身に着けており[2]、破壊工作や白兵戦も難なくこなす等、戦士としての能力は非常に高く、アンジュの危機を幾度となく救っている。 パラメイルの操縦技術も非常に高く、アーキバスでラグナメイルであるヒステリカと一対一で互角に渡り合うなど、メイルライダーの血を濃く受け継いでいることが伺える。
後にミスルギ皇宮にてアンジュを逃がすために体に巻き付けた爆弾でエンブリヲとともに自爆。生死不明となるも実は忍術で難を逃れており、無事生存。自身が住んでいた無人島に流れ着いたアンジュの前に現れ、二人で愛を確かめ合った後、これまた生きていたモモカと共に三人でアウローラに帰艦。ラスト・リベルタスに参加した。
ラスト・リベルタスにてアウラの奪還に成功するも、エンブリヲの干渉によりアンジュが次元の狭間に連れ去られてしまった事で一時撤退を余儀なくされる。アウローラに帰艦した際、致命傷を負ったジルの最期を看取り、さらに次元融合を食い止めんと現れたアウラから次元の狭間に行く方法とエンブリヲの不死身の秘密を教えられ、アンジュが残した指輪でヴィルキスを再起動。サリア、ヒルダ、サラマンディーネと共に次元の狭間に存在する「真のアルゼナル」へと転移することに成功する。アンジュを救出し本体のエンブリヲと対峙し、一騎討ちの末見事討ち取る事に成功。仲間達や両親の仇を討った。
全てが終った後はアンジュ達と共にアウラ側の地球へと転移。アンジュやモモカ達と共に「喫茶アンジュ」のウェイターとして働いている。
どういうわけか何度もアンジュの股間に顔を突っ込んでしまう(しかもタスク自身は満更ではない)等、かなりのラッキースケベ体質の持ち主。そのこともあってアンジュからは「変態」呼ばわりされているが、悪意がなかったとはいえトラブルの際にはどことなく嬉しそうな微妙なニヤケ顔をしているなど、本人にも割合ムッツリスケベな一面があるので余り擁護できない。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- 初登場作品。第15話アルゼナルルート「孤島の出会い」から登場。第30話西暦世界ルート「裏切りの故郷」からアーキバスに乗って、クロスアンジュ勢の黒一点として参戦し自軍の一員として使えるようになる。所持スキルとアーキバスの性能が相まってサポート役として非常に優秀。普段はサポート、いざとなったら近づいて攻撃に参加といった運用が基本か。またパラメイルに乗るタイミングがかなり前倒しされている(原作ではラスト・リベルタス時でのみ搭乗)。
- ちなみにアーキバスに乗る時はフルフェイスヘルメットに全身を覆うスーツを着る為、他のメイルライダー達と比べて宇宙適応がある事にまだ説得力がある。
- スーパーロボット大戦X
- 今作でもクロスアンジュ勢の黒一点として、第19話で仲間入りする(この時ジルの依頼でミスルギ皇国に潜入していた)。
- 今作ではアンジュ絡みでの失言が多々あり、その度アンジュに怒られてしまっている。
パイロットステータス
能力値
アンジュとほぼ同じで高く纏まったステータスとなっている。
精神コマンド
- V
- ド根性、加速、直感、応援、かく乱、愛
- 機体能力的に「ド根性」が上手く噛み合わない。ラインナップはタスクらしいもので、最後に「愛」を覚えるあたりが実にニクい。ちなみに彼女も最後に「愛」を覚える。
- X
- 根性、加速、直感、応援、かく乱、愛
- ド根性がなくなった関係で根性に変更されたが、それ以外の変更点は無い。かく乱の習得レベルが早いため、今作でも戦えるかく乱要員としての需要が見込める。いざとなれば「愛」で攻撃に回れるのも前作と変わらず。
特殊技能(特殊スキル)
- V
- 底力L7、援護攻撃L3、見切りL2、サイズ差補正無視L2、地形利用
- 数少ない地形利用持ち。乗機の能力を活かすために修理スキルや補給スキルを最優先で付けておきたい。余裕があれば高い援護攻撃レベルを生かすためにサポートアタックも付けてやるといい。参戦作品によっては忍者を持っていたかもしれない。
- X
- 底力L7、援護攻撃L3、見切りL2、サイズ差補正無視L2、パーツ供給
- 地形利用が敵専用技能になった関係で、パーツ供給を新たに習得した。これにより、消耗品の強化パーツを仲間に渡すという仕事までこなせるようになり利便性が向上した。愛機は前作と全く変わらぬスペックをしているため、レスキュー技能を習得させるとより仕事しやすい。
エースボーナス
人間関係
- イシュトバーン
- 父である先代ヴィルキスの騎士。
- バネッサ
- 母である凄腕のメイルライダー。イシュトバーン共々既に他界しており、幼少のタスクは二人の死を目の当たりにしている。
- アンジュ
- 住んでいた島に不時着した彼女を介抱。やがて、相思相愛の仲へとなり「ヴィルキスの騎士」ではなく「アンジュの騎士」として彼女を守っていく事を誓う。
- ヴィヴィアン
- ジュリオによるアルゼナル襲撃の折、兵士たちに連れ去られそうになっていた彼女を助ける。以降はタスクの小型艇に乗る機会が多くなり、アンジュの戦闘を二人がかりでサポートする等相棒的な関係に。
- ドクター・ゲッコー
- 彼女によって全裸にされてしまい、「正しい性教育」の教材に。
- 性教育の授業なので、初めて見る人間男性の身体に興味津々の大勢の女生徒たちに、文章にするには憚られる内容のこともいろいろとされていたようである。
- ジル
- 旧知の仲であり、彼女の「リベルタス」なる計画にも協力している。
- エンブリヲ
- 両親含めた仲間達の仇敵であり、「ハイゼンベルクの悪魔」および「不確定世界の住人」と呼んでいる。最終決戦で遂に討ち取ることに成功する。
- ヒルダ、サラマンディーネ
- ドラマCDにおいて、彼女らにも股間ダイブをかました。ただし、その時は事故でアンジュと体が入れ替わっていたので、正式にカウントすべきかは微妙なところ。
- ちなみに、ヒルダからはアンジュ絡みで一方的に嫉妬されている。
- ナオミ
- PS Vita用ソフト『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞tr.』(SRW未参戦)の主人公。
- アンジュ以外に対してラッキースケベを発動させた数少ない相手の一人で、うっかりナオミのお尻を撫で回してしまう。
他作品との人間関係
- キラ・ヤマト
- OPの演出の所為で「タスクと外見が似ている」と視聴者から評されているキャラクター。ただし、実際の所(髪と瞳の色はともかく)そこまで風貌が似ているわけでは無い。
- アスラン・ザラ、カガリ・ユラ・アスハ
- 『V』では2年前に無人島へ辿り着いた際にタスクと知り合っている。しかも、アスランに対しては援護攻撃時に名前を呼ぶ。
- シン・アスカ
- 『V』では元祖ラッキースケベの彼から自身のラッキースケベぶりを睨まれてしまう。
- ラクス・クライン
- 『V』では互いに旧知の仲。
- 刹那・F・セイエイ
- 中の人が同じ。そのためか『V』にてアンジュが彼に会った際には「いい声をしてるね」と好意を述べた。また、アスラン同様に刹那に対しても援護攻撃時に名前を呼ぶ。
- ナイン
- 初めて会って早々、彼女のセンサーに「女性の敵」認定されてしまう。
- アマリ・アクアマリン
- 彼女からブロッケン伯爵と同レベル扱いされてしまう。
名(迷)台詞
セクハラめいた発言が妙に多い。
本編
- 「あ…っごめん! 念のため、縛らせてもらった」
「君は、どうしてここ、にっ!?」 - 第5話より。海に墜落したアンジュが目を覚ましたのは岩室のベッドの上。さらにそこに居たのは半裸の青年…タスクだった。
- ちなみにこの時のアンジュは全裸の上両手を縛られ、その上から毛布を掛けられているという恰好であった。そんなアンジュにどうしてここに来たのか聞こうと近づくが、足元のボトルで足を取られ、アンジュの股間に顔を突っ込んだ格好で倒れてしまう。初登場からしてこの有様であった。
- 「お、落ち着け! 俺は君に危害を加えるつもりは無い! それに君もう撃ってるし…」
アンジュ「縛って脱がせて抱き着いておいて…」
「だ、だからあれは」
アンジュ「目覚めなければ、もっと卑猥で破廉恥な事をするつもりだったんでしょ!?」
「もっと卑猥で破廉恥!? …はぁ、女の子が気を失っている隙に豊満で形のいい胸の感触を存分に確かめようとか、無防備な肉体を隅々まで味わおうとか、女体の神秘を存分に観察しようだなんて、そんな事をしようとする奴に見えるっていう」
アンジュ「そんな事をしようとする奴だったの!? なんて汚らわしい! この変態!」
「誤解だ! 俺は本当に君を助けようとっ痛ーーーっ!」 - 同上話。上記の股間ダイブの後、アンジュはタスクを蹴り飛ばして岩室から脱出。ヴィルキスをどうにか飛ばそうと試みるが、そこにタスクが追い付いてくる。
- 説得を試みるタスクにアンジュは銃を向け威嚇射撃をするが、タスクが弁明している間に蟹が彼の足を突き刺し転倒。またしても股間ダイブであった。
- タスクは簀巻きにされ、アンジュから「変態、ケダモノ、発情期!」と罵倒されてしまうのだった。最も弁明も完全に逆効果な辺り、アンジュの反応も止む無しではある。
- 「俺はタスク。ただのタスクだよ」
- 同上話。ヴィルキスを修理中に「マナを使えばいいじゃない」とアンジュから言われるも、この台詞ではぐらかす。
- 「君は…ちょっと乱暴だけど、綺麗だし、可愛いし、美人だし…」
- 第5話時点でのアンジュの評価。アンジュの人格に関しては一切褒めていない点がミソ。
- もっとも、ここまで『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』を見ていた人にとっては、残念ながらその褒め方について納得せざるを得ないとも言えるのも事実である。
- また、タスクのあまりのラッキースケベぶりにはアンジュもキツイ反応を示すのはやむを得ないのかもしれないが。
- 「あ~あ、やっぱりこうなったか…。彼女の辞書には隠密とか潜入とかお淑やかという文字は無いんだろうか…。無いんだろうな…まぁ、アンジュらしいか…」
- 第9話。待ち伏せしていた警官隊を強行突破したアンジュを遠くから眺めて。相変わらずキツい評価だが、芯を突いているのが何とも。
- 最もアンジュは皇族用の抜け道を知っており、そこを抜けるために突破を選んだのだが。
- 「僕も一つ聞いていいかな。アンジュの髪、綺麗な金色なんだね…」
アンジュ「それが…何?」
「下も金色なんだね」
アンジュ「死ねぇこの変態騎士!!」 - 第10話。処刑されそうになったアンジュを救出した後の小型艇にて。最低の発言である。直後の別れのシーンでタスクの顔はボコボコにされていた。
- 「震えたよ。あんなに綺麗で心捕まれるような歌声初めてだ。いい声だった。初めて聴くのに何故か懐かしくて、嬉しいような…不思議な歌だった。また聴かせてね」
- 同話。アンジュたちをアルゼナルへと送り届けた後、歌声を評する。髪色についてもこのように言っておけばボコボコにされる事は無かっただろうに…。
- 「…もう、あのじゃじゃ馬め!」
- 第13話より。ジルと連絡を取り合う中、飛翔していくヴィルキスを見て。
- 「フフ…500年か…500年も経てば文字だって変わるか…」
- 第14話より。見知らぬ地へと飛ばされ困惑する中、訪れたシェルターのコンピュータ「ひまわり」から得た情報で自分たちが538年後の未来へと飛ばされたと推測。錆びた甘酒の缶を見て力なく笑う。
- 「ゴミ…」
「じゃあ俺の父さんや母さんも、ゴミに参加して無駄死にした…そういうことか?」
「俺たち古の民はエンブリヲから世界を解放するためにずっと戦ってきた。父さんと母さんはマナが使えない俺たちやノーマを生きていけるように戦い、死んだ」
「死んでいった仲間や両親の想いも…全部ゴミだというんだな、君は…!」 - 同話。直後にリベルタスを「ゴミ作戦」と言い放ったアンジュに対して。普段は温厚なタスクだが、この言い様にはさすがに怒りを露わにし、アンジュも戸惑った。
- 「えぇっ!? 君って…謝れたんだ!?」
- 同話。戻ってきたアンジュに謝られての返し。…いろいろ酷い言いぐさだが、直前の言動含めこれまでのアンジュを見ていればそう言いたくもなるだろう。
- 「俺は歩き出せたんだ。押し付けられた使命じゃない。自分の意志で。だから俺は君を守れればそれでいいって言うか、その…」
- 同話。ヴィルキスの騎士としての使命を与えられながらも、顔も名前も知らない誰かのために戦う事から逃げていた日々を続けていたが、アンジュとの出会いがきっかけで歩き出す事が出来た事を語る。話を聞いたアンジュは「ヘタレ。でも、純粋」と返すのだった。
- アンジュ「なんで裸なの…!? なんでこんな…」
ヴィヴィアン「グゥレイトォ!」
「ち、違うんだ、アンジュ…これは、あぁ…」 - 15話。もう一つの地球に飛ばされた後、「正しい性教育」の教材としてドクターゲッコーに全裸に剥かれ、女性ドラゴンたちにアレコレされる無様をアンジュに発見された時のやり取り。
- タスク本人にとっても今回は災難だったのだが、普段の行いとアンジュがサラマンディーネに一方的に気絶させられて悔しい思いをした直後であったこともあり、言い訳は全く容れられなかった…。そして…。
- アンジュ「へえ…人が大変な目に遭っている間に…そう…」
「待て! アンジュ! 落ち着いてぇ!」
アンジュ「このケダモノがぁ!!」
「うぎゃああぁぁぁぁっあっはっはっはあひゃっあっはやめてやめてやめてやめあっひゃっは」 - 同上。メーターを振り切った余りの「いつものタスク」振りに怒りが頂点に達したアンジュ。鉗子とはたきを拾い上げると、全裸のタスクに迫る。合掌。
- 「帰るべきだろうか…アルゼナルへ…。リベルタス、エンブリヲ。もし、もう戦わなくてもいいのだとしたら…」
- 第16話ラスト。ドラゴンとの戦いの真実を知った事で迷いが生じ始める。
- 「誰も解らないよ、何が正しいかなんて。大切なのは、何が正しいかじゃなくて、君がどうしたいか…じゃないかな。君は自分が信じて進めばいい。俺が全力で支えるから」
- 第17話より。ドラゴンが人類の敵では無いなど戦いの真実を知って「みんな嘘っぱち。何が正しいのかわからなくなった」と胸中を告白したアンジュに対して諭す。なお、この直後にまた股間ダイブしてしまうというオチがあった。
- 「いっだぁ…!」
- 同話。アウラの民たちに持て囃される中、アンジュがかなりの剣幕で現れ串焼きの縦に刺さったキノコを食いちぎり、それを見て思わず股間を抑えた。
- 「お、俺? 俺は…海辺の小さな町で、小さな喫茶店を開くんだ。アンジュと二人で。店の名前は…『天使の喫茶店 アンジュ』。人気メニューは海蛇のスープ。二階は自宅で、子供は四人…」
アンジュ「…ヴィヴィアン、突き落としていいわよ?」
ヴィヴィアン「お? 合点!」
「あぁ…いやいや、そうじゃなくて…穏やかな日々が来ればいい…ただ、そう思っているだけさ」 - 同話。ヴィヴィアンから「戦いが終ったらどうする?」と聞かれて、自分の心の内に秘めた夢を明かす。…死亡フラグバリバリの台詞である。さらに傍で聞いていたアンジュにとっては気の早い内容にムッと来た模様。
- ただ当のアンジュも心中で「悪くないかもね、喫茶アンジュ」と呟くなど、まんざらでもない様子を見せ、アンジュの新たなる目標となった。
- そして物語終了後のエピローグにおいて、この時点では彼の妄想の産物に過ぎなかった『喫茶アンジュ』が現実の物となったシーンが描かれている。
- 自宅となる二階が存在しない平屋建ての構造で、四人の子供はまだ存在しないためか描写されてないが、その辺りは彼の努力次第、といったところか。
- 『X』ではED中、つまりアンジュと恋人関係になった後での発言なので、完全に惚気台詞にしかならず、更にアルゼナルメンバー全員に聞かれている。が、意外とメンバーには受け入れられ、全員喫茶アンジュの店員となった。
- 「変わったな、アレクトラ…!」
- 第18話より。ドラゴンを捨て駒に使う非情な策を「最低の作戦」と切って捨てたアンジュに対して、ジルは「上官への反抗罪」としてアンジュの首を締めあげながら作戦に従うよう恫喝する。
- 制止しようと踏み込むタスクだが、ジルの一撃を受け吹き飛ばされてしまう。リベルタスに拘るあまりアンジュの意思を無視し、モモカまでも巻き込もうとしたジルの姿にタスクは失望感を露にし、前もって仕掛けておいたガスのトラップを作動させた[3]。
- 「俺はヴィルキスの騎士じゃない…『アンジュの騎士』だ!」
- 同話。ジルから「ヴィルキスの騎士がリベルタスの邪魔をするのか」と悪態をぶつけられるが、アンジュを守るために戦うタスクには通じなかった。
- 「っやめてくれ!」
「お、俺はアンジュの騎士だ! 初めては彼女と決めて…って違う!」
「ぁぃやその…戦いが終わるまで、エロスはご法度というかその…騎士として色仕掛けには屈しないっていうか…」 - 第20話より。下着姿のヒルダに迫られ、しどろもどろになりながら返した反応。その反応を見たヒルダからも「ようはただのヘタレって事か」と返されてしまう。
- 「しつこい、男はッ…嫌われるよッ!!」
- 第21話より。モモカを喪い茫然自失となったアンジュを自分のエアバイクに乗せ逃がしたタスク。それを「下郎」と蔑むエンブリヲに対して。直後、轟音とともに爆炎が辺りを包んだ…。
- 本放送時はタスクが服をはだけた瞬間に場面が切り替わっており、何が起きたか分からなかった視聴者も多かった。そのため、DVD版では「身体に巻き付けていた爆弾を晒す」シーンに描き直されている。[4]
- モーガンさんが死んだ。これで俺は一人になった。無理だったんだ。エンブリヲに戦いを挑むなんて。世界を壊そうだなんて。
何をしても独り。孤独に気が狂いそうになる。人は、一人では生きていけない。
今日、女の子が流れ着いた。ヴィルキスと共に。かなり凶暴で、人の話をまるで聞かない女の子だけど…
アンジュは光だ。外の世界から差し込んだ光。父さん、母さん、やっと見つけたよ。
アンジュ「彼女を守る…それが俺の…俺だけの、使命…」 - 第22話より。モモカとタスクという大きな犠牲を払いながらも、タスクが住んでいた島に漂着したアンジュ。ふとしたきっかけでタスクが記していた日記を見つける。日記を読み進めていくうち、アンジュは「ずっと守ってくれていた」事に改めて気付き、彼が遺した指輪を握りしめ、涙を流した…。
- 「本当に? …良かったぁ、無事で」
アンジュ「! …なんで…?」
「言ったろ?アンジュの騎士は不死身だ、って」
アンジュ「タス…ク…?」
「あぁ…!」 - 同上話。夕日が照らす浜辺で一人、タスクの事を思い返しながら悲しみに暮れるアンジュ。そんな彼女の背後から一つの影が現れ、彼女は抱きすくめられる。
- 見知った、それでいて求めていた声にアンジュは驚き、呆然とした。エンブリヲとともに自爆した筈のタスクが五体満足でそこにいたのだ。
- 「知ってるよ。 アンジュの内もものほくろの数までね!」
「お前は何にも知らないんだな、アンジュの事を! アンジュは乱暴で気まぐれだけど、よく笑って、すぐ怒って、思いきり泣く! 最高に可愛い女の子だよ!」
「彼女を飼い馴らすだって? 寂しい男だな、お前は!」 - 第24話より。エンブリヲのヒステリカと戦うタスク。その最中エンブリヲは「お前は知るまい、アンジュの乱れる姿を。彼女の生まれたままの姿を…!」と挑発してくる。それに対して返した反論。
- 邂逅時の反応と比べると、タスクがアンジュの内面をよく理解し、心の底から愛していることが感じられる場面でもある。
- ここまでならエンブリヲも「世迷言」で済ませていただろうが…。
- 「アンジュと“した”んだよ! 最後まで! 触れて、キスして、抱きまくったんだ! 三日三晩!」
「真実だ! アンジュは俺の全てを受け止めてくれたんだ。 柔らかくて温かい、彼女の“一番深いところ”で!」
「俺はもう、何も怖くないッ!!」 - 同上話。「貴様、アンジュと何をした!?」と狼狽えるエンブリヲに対して投げつけた特大級のデッドボール。
- まさかの脱童貞宣言である。これにはエンブリヲも相当ショックを受けたようで、それまでの傲慢な態度をかなぐり捨てて怒りを露にした。
- 『V』では流石にこのやり取りは再現されていないが、通常ルート50話にて男性陣との会話により、イスカンダルで行為に及んだ事が言及されている。さらに中断メッセージでは上記のやり取りのパロディが存在する。
- 「どうして…! どうして動いてくれないんだ…ヴィルキス!! お前もずっとアンジュを守ってきたんだろう!? なのに、あんな奴に奪われていいのかよ!!」
「目を覚ませ、ヴィルキス!! 俺に力を貸してくれェェェーーーッ!!」
「聴こえた…今、アンジュの声が!!」 - 最終話より。アンジュがエンブリヲにより誘われた後、ヴィルキスならばアンジュの元へ行けるはずだとヴィルキスを動かそうとするが、一向に起動しない。直後、タスクの叫びとアンジュの「永久語り」に応えるかのようにヴィルキスの姿が黒く変色していく。
- (不確定世界の自分と入れ替わらない…!?)
「お前が本体のエンブリヲかっ!」 - 同上話。エンブリヲと一対一で切り結ぶタスク。エンブリヲの肩口を斬り裂くが、瞬間移動で間合いこそ取るものの傷を即座に修復するなどの超越的な能力を見せる気配がない。タスクは今対峙している男こそがオリジナルのエンブリヲだという事を確信する。
- 「父と母と仲間の無念ッ! 今こそ受けろォーーーーーッ!!」
- 同上話。真のアルゼナルにてついにエンブリヲの本体を追い詰めたタスク。アンジュが最後のヒステリカを切り裂くのと同時に、目の前の調律者を真っ向から両断した。なお、スパロボでもエンブリヲとの特殊戦闘台詞に採用されている。
次回予告
- アンジュ「私達どこ行っちゃったの?」
「分からないけどふ、二人きりみたい…」
アンジュ「また無人島話? 今度あんな事やそんな触り方や変な吸い方したら絶ッッ対殺すからね」
「つまむのは?」
アンジュ「死ねぇッ!!」 - 第13話次回予告より。一体、何をつまむというのか。
- 「アンジュ、二人きりが終わっちゃったよ!?」
アンジュ「なのにまたあなたと予告!? キャストが少ないからって手抜きし過ぎよ!」
「あれ、来週は美人が一杯? もしかして俺、ハーレムかも!」
アンジュ「無いから今週中に死ねぇッ!!」
「アッー!!」 - 第14話次回予告より。中の人は同時期に別のアニメ(何の因果か女性出演者がかなりかぶっている。ちなみに中の人達もネタにしていた)でハーレム状態になっていた。
- モモカ「来週の私の運勢、最悪ですぅ!」
「俺のおみくじも大凶なんだ!」
モモカ「まさか来週私達…」
「大丈夫! 予告が本当だったためし無いから!」
モモカ「あぁ~、死亡フラグかと思いました」
「俺達が死ぬわけないよね!」 - 第20話次回予告より。…ぶっちゃけこの建てっぷりは確信犯だろう。これでもまだクロスアンジュの予告の中では予告している方である。
- 「帰ってきたよ、アンジュ!」
アンジュ「まさか爆発する瞬間に一瞬で防火服に着替えたとか? そんなご都合主義な展開…」
「どうせ俺の忍法はご都合主義だよっ、うわぁぁぁぁーーん!」
アンジュ「…本当に、忍者だったんだ…」 - 第22話次回予告より。実際唐突だったのだが、どう見ても死んでそうな爆発の中でもパイロットが無事だった事への皮肉にも聞こえなくない(さすがに傷は負っていたが)。
- 『クロスアンジュ』のクリエイティブプロデューサーがその作品の監督だった事を考えると、ブラックな自虐ネタとも取れる。
その他
- アンジュ「この欲情大魔王がぁぁーっ!!」
「アッーーーー!?」 - ドラマCD、「アンジュとタスク、ときどき犬」より。またしてもアンジュの股間にダイブしてしまったようで、鉄拳制裁を喰らい吹っ飛ぶタスクであった(アンジュ曰く峰打ちらしい)。ちなみに、このCDドラマ内における宮野氏の出番はここだけである。
- 「えっ、タスクは俺…!?俺の、この声…それに、この胸に付いている二つの物体は…」
「アンジュ!?…な、な、なんて事だ…!俺が、俺が、アンジュになっちゃっ、た…!? きゅう」 - 同上。サラマンディーネの秘密道具「ダダ漏れターバン」の誤作動により、アンジュと入れ替わってしまった。それを認識したタスクはショックのあまりぶっ倒れてしまう。タスクに興じる水樹氏の演技は必聴。
- 「はぁ~…大変な事になっちゃったなぁ。まさか、アンジュと入れ替わっちゃうなんて。隣で寝ている俺の身体…この中に、アンジュが入ってるのか」
「ゴメンなバルカン。何だか…巻き込んじゃって。何とかして、元に戻らなくちゃ…」
「…でも、綺麗な金髪、しなやかな指先と締まったふくらはぎ…そしてこの豊満な…(柔らかい音)あっ…ってナニやってるんだ俺は!?」
「でも、こんな機会滅多にないんだ…!入れ替わってしまった事は仕方ないし、事実だし…きっとこれは、地球の意志に違いない!女体の神秘を解き明かせと、地球が俺に命じているんだッ!!」
「そうと分かれば、さっそく謎の解明だ!ずっと俺は考えていた…どうしてアンジュの股間に飛び込んでしまうんだろうと。ここにきっと、秘密があるはずなんだ…!…ッ、ごめん、アンジュ!これは謎の解明なんだ…!」 - 同上。医務室で目を覚ましたタスク。入れ替わってしまったという現実を痛感していたが…とりあえず目を覚ましてそうそうこの男は何をやっているのか。ともあれ、タスクも自身のラッキースケベ体質は気になっていた模様。
- 「アンジュ…俺、入れ替わった事で、サラさんやヒルダの股間にダイブして分かったよ…!俺が君の股間にダイブしていたのは…君の股間が一番しっくりくるからだ! しっくりくるからなんだよッ!」
- 同上。騒動の果てにバルカンと入れ替わったアンジュのダダ漏れになった本性を聞いて出した結論。お前は何を言っているんだ。アンジュも「私の顔で気持ち悪い事言うなぁぁー!」とパニックになっていた。
- ナオミ「し、仕方ないよ。わざとじゃないんだし、このくらいならガマンするから」
「えっ? それじゃこのまま触っててもいいの?」
ナオミ「……やっぱりヤだ! 顔がエッチなんだもん!!」
「ええええ、そんな!」
アンジュ「ナオミ! そのアホ面を力の限り蹴るのよ!」
ナオミ「放してよ、タスク! えいっ! えいえいっ!」
「ちょっ、いたっ!骨が折れる!!誰か助けて!!」 - PSVITA版ゲーム「tr.」におけるドラゴンルート冒頭。うっかりナオミのお尻を撫で回してしまったタスクに対し、「仕方ないからガマンする」を選んだ際のやり取り。
ムッツリスケベっぷりを惜し気もなく全開にしており、アンジュとナオミから嵐のような蹴りを食らう。自業自得である。 - サラ「エロタスク殿、ですか?」
「い、いや、エロはいらないんだ…ただのタスクで頼むよ…」 - 同上。「もう一つの地球」に飛ばされた矢先、早速上記のエロ騒動を引き起こしたタスクをサラマンディーネに紹介する時、アンジュが「エロタスク」と言ったことから。
- …今までの展開的に大体あってるだけにもうそれが本名でもいい気がしないでもない。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
中断メッセージ
- アンジュ「タスク、あんた本当にどこからでも現れるわねぇ……」
「なんたって、アンジュの騎士だからね! 君のいる所、たとえ火の中、水の中!」
アンジュ「ふーん、じゃあ、どっちから挑戦する?」
「アンジュ、そのたき火と水槽はいったい…?」
アンジュ「アンジュの騎士は不死身なんでしょう?」
「プ、プレイヤーのみんな! お、女の子には紳士的に接しないと後が怖いからね!」
アンジュ「別れの挨拶は済んだみたいね。それじゃ、いってみようか!」 - 中断メッセージ「さらば、アンジュの騎士」より。この時アンジュはゲス顔で選択を迫っているが、今度は一体何をやらかしたのか…。
- 「1人でゲームを遊ぶだって? 寂しい男だな、お前は!」
- 「アンジュとしたんだよ! 最後まで! 三日三晩! 『スーパーロボット大戦』を!」
「真実だ! 一緒に考えて、悩んで、泣いて、笑って。 一緒にエンディングを迎えたんだ!」 - 同じく中断メッセージ「タスクVSエンブリヲ」より。上記の24話の会話が元ネタだが、一人用ゲームのスパロボの中断メッセージなのに冒頭の台詞でそれを全否定している。これにはエンブリヲも思わず「『スーパーロボット大戦』は一人用のはずだ!」と正論で反論している。
- ちなみにエンブリヲ共々かなり幼稚な言い争いだった為、流石のアンジュも引いていた。
戦闘台詞
- 「いい攻撃だ、キラ!」
- キラに対しての援護台詞。
- 「手伝うよ、アスラン!」
- アスランに対しての援護台詞。
- 「俺も頑張るよ、刹那!」
- 「これも縁ってやつだよ、刹那!」
- 刹那に対しての援護台詞。「中の人つながりで、何か固有台詞があるのでは?」と思ったプレイヤーもいたことだろう。
- 「ここは、僕の距離だ!」
- Dスレイヤー使用時。上記の台詞と同じく中の人つながりのネタ。
- 「これも忍法の一つだ!」
- 回避時の台詞。確かに忍者は速いが…。
- 「かくなる上は…火遁の術で脱出だ!」
- 被撃墜時。原作でもこれで自爆時に脱出したのだろうか…。
シナリオデモ中
- 「よかった! 君の事だから、殴ったり、拷問したりしてでも白状させるのかと思ったよ!」
アンジュ「な、何を言ってるのよ!?」
「だって、この一週間…俺…何度殴られ、何度す巻きにされ、何度殺されかけたか、わからないもの」
アンジュ「それは全て、あなたのせいでしょ! 私を裸にむいて、胸に触って、股間に顔を突っ込んで、あげくに股間にキスをして…」 - 『V』アンジュ捜索ルート第15話「孤島の出会い」より。TV版第5話における(性的に際どい)状況を文章によって簡潔に説明している。
- …というか、文章という形でなければ『V』はCERO:Cよりもレーティングが更に上がっていたであろう。
- 「あの…俺はどうすればいいの…?」
刹那「どうなるんだろうな…」 - 『V』第40話「星々の海原へ」より。ヒルダの告白の場に他の仲間達と居合わせて立つ瀬が無くなった所へ、刹那の冷静すぎる一言が追い討ちをかける。
- 直後アスランに「アンジュなら、お前とヒルダ…まとめて面倒みてくれるさ」とフォローされて気を取り直すが、それでいいのかアンジュの騎士よ。
- 「そうはさせない!」
「あのきれいな髪も、澄んだ瞳も、バラ色のほほも、つややかな唇も何一つお前には渡さない!」
「豊満な胸も、しまったウエストも、やわらかいヒップも、すべらかな太ももも何一つだ!」 - 『X』第21話A「灼熱の激闘」より、アンジュに好色な目を向けるブロッケン伯爵に対して。途中までは良かったのだが余計なことまで口走ってしまいアンジュからヘンタイと罵倒される。さらに主人公がアマリの場合、彼女からブロッケン伯爵と同レベル扱いされることに。
- 「アンジュの妹の…!」
- 『X』最終話より。シルヴィアがレジスタンスを率いてエクスクロスの応援をしている姿を見て、引き気味の表情で反応する。もっともタスクからすれば、アンジュを処刑しようとしていた場面しか接点がないため、以前のイメージからかけ離れたアーミールックに引くのも仕方ないのだが。
ファクトリー
- 「あ、アスラン…! 何とかしてくれよ!」
アスラン「自業自得だ、タスク」
「アスラン…もしかして、あの島での事…根に持ってる? 俺が邪魔したって…」
アスラン「さあな」
「やっぱり、根に持ってる!」 - 『V』西暦世界ルート第30話「裏切りの故郷」クリア後の「ファクトリー」より。アルゼナルルート第15話の一件で男性陣に睨まれる羽目になり、アスランに助けを求めるもあっさり見捨てられてしまう。
- 2年前にも空気を読まずアスランとカガリの邪魔をしてしまったり、下手をすればカガリ相手に自分のラッキースケベ体質を発揮してしまった事があったのだろうか? 真相は彼等のみぞ知る。
搭乗・関連機体
- 小型艇
- タスクが駆る黒いエアバイク。操縦系統がパラメイルと同じであり、アンジュも乗りこなした。機銃を搭載しており、原作21話ではエンブリヲを蜂の巣にした。
- アーキバス バネッサ・カスタム
- 物語終盤にて搭乗。かつて母が使用していた機体。
- ヴィルキス
- この機体のメイルライダーを護る事を役目としている。原作第25話では一時的に搭乗して、次元の狭間に向かった。