ガイストテレスは『マジンカイザーSKL』の登場メカ。
ガランの専用機。
パイロット同様、重厚な「戦乱の地を平定する指導者を体現したかのような気配を漂わせた(公式サイトより引用)」機体。白銀に光る機体色および頭部の3本角が特徴的[1]。武装は、龍の頭を象った大槍[2]一本のみ。
ガラン曰く「(マジンカイザーSKLより)力も速さも装甲も上」であるらしく、カイザーを容易に投げ飛ばす、瞬間移動並のスピードで懐に飛び込む、ブレストリガーの連射を物ともしない等、(パイロットであるガランの操縦も相まって)その言葉に違わないだけの性能を持つ。
なお、機体名の一部である「ガイスト(Geist)」とは、ドイツ語で「幽霊」の意。「地獄の魔神」であるマジンカイザーSKLの敵として、実に相応しいネーミングである。
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。第13話「約束-ちかい-」終了後の分岐でヨーロッパルートに行くと2回戦うことになる。HPが70000代とこの時点では最高値を叩き出している上に、パーティが分割している状態なので、数値以上にしぶとい印象を受ける。
- 龍槍
- 龍の頭部を模した形状の槍。龍の口は開閉可能であり、電撃を撃ち出すこともできる。
- 龍槍投げ
- 槍を投げつける。
- 龍槍突き
- 目にも留まらぬ速さで突進して突きを見舞った後、さらに石突きで渾身の突きを叩き込む。
- 龍槍電撃
- 敵に突きを叩き込んだ後に電撃を放ち、追撃で槍を下に突き立て電撃を放つ。運動性低下および移動力低下の特殊効果付きなので、要注意。
- 剣装備
- 切り払いを発動。ガイストテレスが所持している武器は厳密に言うと槍なのだが、剣装備扱いになっている。
- オールキャンセラー
- 陸
- M
- 「The ETERNAL SOLDIERS」
- 対マジンカイザーSKL
- OVA第2巻にて、マジンカイザーSKLと交戦する。ガラン曰く「力も速さも装甲も上」なガイストテレスはビクともせず、さらにガランが敵パイロットである真上のトラウマをえぐる等、敵機を翻弄する。そして、マジンカイザーSKLの右目をガイストテレスの大槍で突いて破損させ、勝利を得るのであった。
- その後、OVA第3巻にて自身のトラウマから立ち直った真上が駆るマジンカイザーSKLと再戦。ところが、その戦闘の最中にガランは愛するヒミコの死を知ってしまう。前の戦いとは逆に、ガランは真上にそのスキを突かれて敗北を喫してしまうのであった。
- ガイストテレスのデザインのモチーフは、『バイオレンスジャック』の敵役・スラムキングである。
- ただし、スラムキングは日本の当世具足(室町時代後期から安土桃山時代に作られた甲冑)の様な外見になっているのに対して、ガイストテレスは西洋の鎧の様な外見になっている。
- ↑ ガイストテレスを見た海動は「長ラン」呼ばわりしている
- ↑ ガイストテレスが所持する大槍の外見は、西洋の騎士が使用する馬上槍(ランス)に似ている。なお、『UX』では「龍槍」という表記である。