氷竜
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氷竜 | |
---|---|
読み | ひょうりゅう |
登場作品 | |
声優 | 山田真一 |
デザイン | 大河原邦男 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
スペック | |
---|---|
分類 | AI搭載型ビークルロボット |
型式番号 | GBR-2 |
全高 | 20.5 m |
重量 | 240.0 t |
動力 | GSライド |
最大出力 | 300,000馬力 → 450,000馬力[ウルテクエンジン搭載後] |
推力 | 1,000t |
最高飛行速度 | M0.8 [ウルテクエンジン搭載後] |
最高走行速度 | 300km/h → 320km/h |
装甲材質 | レーザーコーティングスーパーG装甲 |
合体形態 |
超竜神 幻竜神(規格外合体) |
開発 | GGG |
所属組織 | GGG |
所属部隊 | 機動部隊 |
氷竜は『勇者王ガオガイガー』および『勇者王ガオガイガーFINAL』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
GGG機動部隊所属。救助と戦闘支援を目的に開発された、AI搭載型ビークルロボット。
その頭脳である超人工知能システムは新世代AIシステムとして作られた。極めて冷静な性格で、常に合理的な判断を下す、機動部隊の副隊長格。一人称は「私(わたくし)」。
同型機の炎竜とのシンパレート指数が90%以上に達すると、超竜神へのシンメトリカル・ドッキングが可能となる。
炎竜より、AIの起動が5秒だけ早かったことから兄となっており、竜型ビークルロボの長兄でもある。
変形形態[編集 | ソースを編集]
- ビークルモード
- クレーン車形態。
- セミビークルモード
- ビークルモードから上半身のみロボットに変形した形態。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。単体でのスペックは平凡だが、超竜神への合体の他、炎竜と改造段階を共有する特殊仕様を持つ。このため単体で使う場合には1機分の改造費で2機同時に改造することが可能。小隊員に置いておくだけのつもりでも運動性や装甲を改造しておくとお得。武器改造についても同じことが言えるが、費用が共通の他項目に対して、武器改造費は全ユニット中最高というデメリットがある。それでも単体で使う場合にはお得…ではあるが、超竜神メインで戦う場合は単純に1機の改造費が高いだけなので割高感も。
- モビルスーツと同等の全長だが今作では何故かサイズS。サイズ差補正の影響で攻撃面はあまり期待できない。勇者技能もあって回避は良好。他に援護防御と支援攻撃を持つため、炎竜以上に小隊員向き。精神コマンドは最後の1つのみ炎竜と異なり、補給を覚える。炎竜の激励と違いある程度自軍が消耗してから出番のくる精神のため、こちらのSPは温存気味にさせておいた方が無難か。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- サイズがMに修正され、攻撃・防御面は強化されたが、回避は低下した。
- フリージングガンには運動性ダウンの特殊効果が追加。PLA武装なので小隊攻撃でも活用できる。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦W
- 竜兄弟の経験値やBP・スキル養成が共有(誰で戦っても皆成長するというシンメトリカルっぷり)、精神ポイントは合体後で別枠、揃って武器に異常ステータス属性付加など、出撃枠を多く消費する代償に様々な特殊システムを得た事で戦力の中核と成り得る存在になった。 このため支援要請を筆頭に、スキルパーツの恩恵を最も受けられるのが非常に大きい。
- ただし、初期状態の竜兄弟はいずれも機体性能とパイロット技能がチグハグ(撃ち落としがあるのに銃装備が無い、盾装備してるのに援護防御が無い、合体前は回避型の機体なのに「集中」が無い、など)なので、養成でテコ入れしないとどうにも扱いにくかったりする。
- なお、氷竜は異常ステータスが移動力低下だったり、援護防御持ちなのに性格が冷静だったりと、竜兄弟の中では使い勝手が悪い。持ち前の「狙撃」を上手く活用するか、いっそのこと分身回避が可能になる幻竜神形態(性格は強気)で戦うと効率が良い。
- スーパーロボット大戦BX
- 16話より登場。本作では超竜神としての運用になるため、味方ユニットとしては運用できない。氷竜としてはインターミッションと中断メッセージにも登場する。
- 原作同様、北極での巨脚原種戦で他の勇者ロボ軍団と共に復活する。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦T
- 扱いは『BX』とほぼ同様。ユニットとしては超竜神での運用となり、氷竜本人が登場するのはインターミッションと中断メッセージとなる。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- UCディフェンダーと、Rシューターが登場。
- スーパーロボット大戦DD
- 超竜神として序章ワールド2から加入。氷竜としては、1章Part2からシナリオに登場する。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- フリージングガン
- 右脚に収納された冷線銃。超竜神の右腕を構成する。
- 『第3次α』では運動性低下、『W』では移動力低下の特殊効果がある。『X-Ω』ではシュータータイプの通常攻撃に採用。
- パワーフリージングガン
- ザ・パワーで強化したフリージングガン。
- パワークレーン
- 背部に装備したクレーン型ユニット。
- フリージングライフル
- パワークレーンに内蔵された冷線砲。右肩や左腰に構えて使う。ライフルと言うよりは、キャノン砲のほうがしっくりくる。
- 『W』では移動力低下の特殊効果がある。『X-Ω』ではシュータータイプの必殺スキルに採用。
- ウルテクライフル
- ウルテクエンジン搭載後のフリージングライフル。
- クレーントンファー
- パワークレーンを腕に持ち、トンファーのように使う。
- 『X-Ω』ではディフェンダータイプの通常攻撃に採用。
- チェストスリラー
- 開閉した胸部ハッチから発射する冷風。左胸部のダイヤルで温度の調節ができ、広範囲の消火にも用いられる。
- 43話ではザ・パワーにより強化されていたためか鼻原種を氷漬けにするという活躍を見せた。
- 『W』では移動力低下の特殊効果がある。
- ペンシルランチャー
- 手持ち式の多目的ランチャー。炎竜とセットで使用する硬化弾、ネット弾、通常の炸裂弾などの種類がある汎用装備。
- 『X-Ω』ではディフェンダータイプの必殺スキルに採用。
合体攻撃[編集 | ソースを編集]
- 氷竜・炎竜アサルト
- 炎竜との合体攻撃。『W』より追加。劇中にはこの様な名称の技は存在しない。
- ダブルトンファー
- 原作で使用された氷竜のクレーントンファーと炎竜のラダートンファーによる同時攻撃。技名は叫ばないが『W』の氷竜・炎竜アサルトにも含まれている。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- S
- 『第2次α』
- M
- 『第3次α』、『W』
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
- 第2次α、第3次α
- 集中、ひらめき、必中、気合、熱血、補給
- 炎竜のものとほぼ同一。違いは激励の代わりに補給を覚える事。
- W
- ひらめき、必中、気合、狙撃、熱血、友情
- BX
- 必中、不屈、闘志、鉄壁、勇気
- 「氷竜/炎竜」名義。第46話「心」におけるスターガオガイガーのサブパイロットとしてのもの。
- ちなみに超竜神のラインナップと同じもの。炎竜が離脱した後も氷竜個人のものとして残るが、精神ポイントは共有されている。
- X-Ω
- 閃き、熱血、補給
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
小隊長能力[編集 | ソースを編集]
サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]
- 冷静な慎重派
- R。命中率アップ。
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- 獅子王凱
- GGG機動部隊の隊長で、命を投げ出す覚悟を秘めている。
- 炎竜
- 双子の兄弟。合体して超竜神となる。
- ボルフォッグ
- 同僚であり、同じ心を共にする仲間。
- 風龍
- 生まれた国は違えども同じ勇者として兄としてサポートしている。
- 雷龍
- 生まれた国は違えども同じ勇者として兄としてサポートしている。合体して幻竜神となる。
- ゴルディーマーグ
- 同僚であるが、氷竜が先輩である。
- マイク・サウンダース13世
- 同僚であり、同じ心を共にする仲間。
- 光竜 闇竜
- 同じ兄妹であり、兄として慕われている。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- 真田ケン太
- 『第2次α』にて友達と呼ばれる。
- 龍咲海
- 『T』で彼女の魔法用のトレーニング相手として凱と鉄也から抜擢されている。しかし、この時点では海自身が氷の魔法を習得しておらず水の魔法しか使えないのだが、その状態にも関わらず彼を抜擢したのは二人の先見性が高かったということだろうか。
- ジュラン、ガオーン
- 『DD』の期間限定イベント「激突、王と王の戦い」にて共演。イベント当初はシンパレートの低下で合体できなくなっていた氷竜だが、似たような合体をする彼らの言葉を受け奮起し、土壇場で氷竜たちも合体に成功した。
- その後、返礼とばかりに彼らの特訓に付き合っている。最中、炎竜とジュランが意気投合しているのを見て、ガオーンに同情的な台詞を吐いている。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 炎竜「リスクを恐れて、平和を守れるものか。確率なんて気迫で補えばいい!」
氷竜「ロボットのくせに非論理的な発想だ、AIが欠陥品なのではないか?」 - Number.06にて。護の勇敢さを見て、称賛した炎竜に反論した際の台詞。自分の存在を交えた冷静な発言。しかし、(成功するとはいえ)GGGの提案は概ね炎竜のような発想が多い。
- 「フリージングエネルギー全開!消火効率130 消化率33…34…36…38…40%」
- Number.06にて炎竜がオラオラ言いながらゾンダーの足止めをしている中、冷静に数値を口にしながら消火作業に従事している際の台詞。
- 「炎竜、いい加減にしろ!新型にまでその癖が移ったらどうする?」
- Number.35にて。炎竜が着地失敗した際の台詞。
- 「君たちがそう命令されていたなら仕方がない。だが、一般市民に犠牲を出してしまったのは作戦ミスではないのか?」
- Number.35にて。風龍・雷龍が原種への攻撃を優先したために、観光客が原種に捕まってしまったことへ彼らの意を汲みつつも指摘する。
- 「まったく、困った連中だ」
- Number.44にて。兄弟そろって落下した炎竜と雷龍を見て。以前、危惧した通り、着地下手が増えてしまったことにぼやく。
- 「我らの心は一つ!」
- 最終話にて。ゾヌーダロボとの最後の大勝負における氷竜の激励。
- 「いつか星の海で・・・」
- FINALにて。地球に帰還する護にかけた最期の言葉。超竜神の時にも同じセリフを言ったことがある。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
スパロボシリーズの迷台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ふぅ…自分の超AIがこいつと同型だと思うと、フリーズしてしまいそうだ…」
- 『BX』中断メッセージより。援護攻撃を有効に使えず、風龍・雷龍から説明を受けてもシステムを勘違いしている炎竜に頭を悩ませる。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ヴァーチャル・メカノイド 氷竜
- 『勇者娘ガオガイガールズ』の登場人物、雫カナエが身に纏う氷竜の能力を模した電脳空間用の戦闘強化スーツ。SRW未登場。
余談[編集 | ソースを編集]
- 氷竜を初めとする所謂「竜型ビークルロボ」の「セミビークルモード」は、これは当初の設定にはなく、米たにヨシトモ監督が発売された玩具で遊んでいる時に偶然見つけ出したものという逸話がある[1]。
商品情報[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ メディアワークス『大勇者伝説 サンライズ・ロボットトイコレクション[勇者・エルドラン編]』87頁。