エイパー・シナプス
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エイパー・シナプス(Eyphar Sinapus)
アルビオンの艦長で、階級は大佐。核弾頭受領の為に立ち寄ったトリントン基地で輸送中のガンダム試作2号機をガトーに強奪され、以降はデラーズ・フリートの追撃任務に就く。
良識ある紳士であると同時に、軍人としても高い能力を持つ。最前線に立つゆえに、現状に対する危機意識も高く、コロニー落としを阻止する為に軍に背き、ガンダム試作3号機を持ち出す。
デラーズ・フリートの紛争終結後、後ろ盾であったコーウェン中将がジャミトフらによって失脚し、シナプスも作戦中の命令違反の罪を問われ、極刑が下された。
登場作品と役柄
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初出演作品。非戦闘キャラで、トリントン基地の代表者という立場で登場し、コウ(展開によってはキースも一緒)をロンド・ベルに出向させた。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- アルビオンの艦長として参戦し、ブライトの正式参戦後も最後まで使える。戦闘時のカットインは右手を斜め下に振り下げるというもので、かなり格好良く作られている。今回は、ジオン絡みで何かと出番が多い。クリティカル率を上げる小隊長能力が、攻撃力が控えめのアルビオンと相性が良く、イワンとの精神コマンドの分担も上手くまとまっている為、なかなか優秀。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 原作のアルビオン隊メンバーとともに砂漠の虎と交戦する。後にαナンバーズ討伐メンバーに心ならずも組み込まれ、オーブに侵攻する事になる。なお、そのオーブ侵攻戦において、逃げ遅れたアークエンジェルに対して敢えて当たらない主砲を撃ち、彼らを逃がした。その後、謹慎処分を受け、アズラエルからは「いずれは極刑もありうるだろうね」と言われていたが、第42話シナリオデモにてレディ・アンと共にグローバルと会話していたことから、彼の下で保護されていた模様である。その後、銀河中心殴り込み艦隊の見送りにも登場しており、ラストでは再びコウらの上官となる。序盤は自軍で使用できるが、離脱後はスポット参戦のみで再加入はしてくれない。
パイロットステータスの傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
パイロットBGM
- 「MEN OF DESTINY」
- 後期オープニング主題歌。
人間関係
- ジョン・コーウェン
- 上官。
- イワン・パサロフ
- アルビオンの操舵手。αシリーズではサブパイロットに昇格。
- ジャクリーヌ・シモン
- アルビオンのオペレーター。αシリーズでは戦闘シーンに登場するが、サブパイロットではない。
- ピーター・スコット
- アルビオンのオペレーター。スパロボ未登場。
- アクラム・ハリダ
- アルビオンの航法士。スパロボ未登場。
- サウス・バニング
- 部下。強く信頼しており、彼の戦死後の死亡通知もシナプスが書いている。
- アルファ・A・ベイト
- 部下。バニングの戦死後はベイトを大尉に臨時昇進させた。
- ベルナルド・モンシア
- 部下。
- チャップ・アデル
- 部下。
- コウ・ウラキ
- 部下。
- チャック・キース
- 部下。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- ブライト・ノア
- 初競演した第3次ではブライト率いるロンド・ベルに補給とコウらの編入を行なう立場として絡む。第2次αでは連邦上層部からは彼の監視役という立場を命じられているが、互いに実力を認めており、信頼している。
- アデナウアー・パラヤ
- 第2次αでは彼のやり方を快く思わなかった。
- マリュー・ラミアス
- 第3次αでは一時共闘し、艦長の先輩格として彼女に大きな影響を与えた。
- ムルタ・アズラエル
- 第3次αでは不本意ながら彼の下でαナンバーズを相手に戦う事になるが、彼の命令に抵抗し、αナンバーズを逃がす。
リアル系
- ブルーノ・J・グローバル
- 第3次αにてアズラエルから謹慎処分を受けた後は彼の下で保護されていた。
スーパー系
名台詞
- 「戦争の代償…というにはあまりにも大きな傷だ」
- ブリティッシュ作戦によってかつてのシドニーを巻き込んで生じた巨大なクレーターをニナに説明し、感慨深げに語った台詞。
- 「…神よ、ルセット・オデビーに祝福を…」
- コウを庇い、凶弾に倒れたルセットを悼んでの台詞。
- 「むぅぅ…これでは軍閥政治ではないか!」
- 終盤、シーマ・ガラハウが連邦側に寝返った直後、バスク・オムとの通信にて。「貴様、歯向かうか」と言われるが、一応は命令に従っている。
スパロボシリーズの名台詞
- 「(我々は取り引き材料か。この期に及んで、己の立場の方が重要だというのか…?)」
- 第2次αで三輪に余計な負い目を作りたくないという自己保身からαナンバーズに極東支部行きを命じるアデナウアーへの憤り。
- 「それもいいではないか、大尉。世界にとって軍人は暇である事の方が望ましいだろう」
- 第3次αEDで、ブルーコスモス派が一掃された事により起こる連邦軍内の組織改革の影響で、軍備が縮小される事を予想するバニングの発言を受けて返した台詞。