概要
ニコラ・ヴィルヘルム研究所所属のテストパイロットで、愛称は「ヴェルト」。ヒュッケバイン開発チームの一員で、稼働テストパイロットを務めていたが、そのまま正式パイロットとなる。
知的な性格であり他人にそれを披露することを好むが、同時にマイペースな性格であるため、うんちく語りが始まると止まらないこともある。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- ヒュッケバイン・タイプRに搭乗。
- 初回封入特典適用済ならスペシャルシナリオ「集結する希望」で早期加入する。その場合はゲストキャラ扱いではなく、正式加入前のシナリオでもイベントやセリフが用意されており、ロッティ同様シナリオに絡んでいく。また、分岐では主人公の選んだルートに同行する形となる。
- なお、ロッティとは搭乗機の交換(乗り換え)が可能。グルンガストに搭乗すると熱い叫びを披露してくれるし、強力な攻撃力を援護攻撃で活かせなくはないが、パイロット能力が噛み合わないので趣味の領域であろう。
- ストーリー中ではその朴念仁振りを周りから呆れられることも(ただし、南部やトビアの発言に食いついてくることから恋愛には少なからず興味があるようで、学ぼうとする姿勢も見せている)。
パイロットステータス
- V
- 集中、加速、直感、突撃、気合、勇気
- 今作の勇気は突撃が含まれているため、長射程のヒュッケバインとの相性は良い。
- V
- 援護攻撃L1、ヒット&アウェイ、見切りL2、プロテクション
- ヒュッケバインと噛み合ったラインナップ。序盤から援護役として活躍できる。
- 出撃時のSPに最大値の20%が足される。移動力+1。
- 『V』で採用。ロッティと全く同じ。最初からSPが70%で出撃できるため気合で気力を溜めてから進撃をすることができる。またグレートエースになると補正が付き最初から95%となる。
人間関係
- シャルロッテ・ヘイスティング
- 同時期にヤマトに配属された仲間。自分の長話を聞いてくれる点には感謝しているが、恋愛・女心についての知識が希薄なためか、彼女から好意を寄せられていることは気付いていない。
- 叢雲総司、如月千歳
- 経緯は違えど同時期にヤマトに乗り込み、チームを結成する。
- シズキ・シズカワ
- ドイツ支部での同期のテストパイロット。
名(迷)台詞
- 「グルンガスト…既存の兵器体系に囚われず、純粋な戦闘力と高い汎用性の追求をコンセプトとする機体…」
「設計、開発はニコラ・ヴィルヘルム研究所アメリカ支部…。人型から飛行形態、戦車形態への変形機構を有する」
「従来の兵器を凌駕する高い戦闘力を誇るが、それを制御するため、機体サイズも規格外となる」
「設計時から量産性を度外視したカスタム機であり、規格外を意味する『スーパー』の名を冠する機体としてその特異性は注目され…」
- 『V』スペシャルシナリオ「集結する希望」より。自己紹介もせず、頼まれてもいないのに延々と他人の機体についてニヤケ顔で語り出す彼の「残念なイケメン」っぷりがこの時点で理解できるというもの。
- 「生産性と整備性、操縦性を重視した量産機は安定度は増しますが、突出した戦闘力は失われます…」
「その結果、ガミラスとの戦いでモビルスーツ部隊は密度の高い砲撃の餌食となり、戦闘は艦隊戦が中心となりました」
- 『V』第4話「木星戦線、異常あり」にて、『V』の世界においてMSを要していながら地球連邦軍がガミラスに大敗した理由について。かつては機動力とミノフスキー粒子で艦隊を蹂躙したMSが、遥かに強力な艦隊に逆襲されるという歴史の栄枯盛衰を感じられる。
- 「!!!!!」
- 『V』第13話「禁断の海」より、ドラゴンが自分達の前に現れた際の反応。
- 「!」の数からファンタジー世界の住民であるハズのドラゴンが現に目に現れたことの驚きが目に見えてわかる。
- 「いい台詞だ、トビア。いつか機会があれば、僕も使わせてもらう」
- 『V』第20話「アマテラス攻防戦」にて、ベルナデットと再会したトビアの「俺は君がどこにいても、迎えに行くつもりだったけどね」という台詞に対してのコメント。
- そんなヴェルトの無自覚なタラシっぷりに思わずロッティも「いつ、そんな日が来るのよ…」とツッコミを入れる。
搭乗機体・関連機体
- ヒュッケバイン
- ニコラ・ヴィルヘルム研究所ドイツ支部が開発したパーソナルトルーパー。