地獄王ゴードン

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地獄王ゴードン(King hell Gordon)

永井豪の漫画版『マジンガーZ』のラスト(単行本の書き下ろし)で登場した、Dr.ヘルの切り札。

Dr.ヘルの拠点、地獄城の中から出現した。3km近い巨体を誇り、その身体に見合った大剣を振り回す。マジンガーZのミサイルの直撃を受け、頭部を破壊されてもその力は衰えることなく、様々な武装を使いビューナスAを破壊し、マジンガーZを追い詰めた。最期はマジンガーZの決死の自爆によってDr.ヘルもろとも爆散する。

OVA『マジンカイザー』では地下牢に幽閉されていたあしゅら男爵が、未完成だった地獄王ゴードンに自らをパーツの一部として組み込み、稼動させた。そのため原作版とは少しデザインが違う。マジンカイザーに決死の覚悟で決戦を挑むが、力及ばす敗れ去る。カイザーと剣劇を繰り広げたことから全高は100mも無いと思われる。

真マジンガー 衝撃! Z編』では、ミケーネ帝国の遺産として登場。量産型マジンガー軍団の攻撃を受け、崩壊したバードス島の中から出現。光子力エネルギーを吸収する機能を備え、全てを奪いつくさんと科学要塞研究所へ迫るが、マジンガーZのロケットパンチ百連発によって敗れた。 しかし、その真の目的は、あしゅらの血の儀式によって復活するミケーネに対抗するため、光子力を蓄えるための器であった(そのため、腕部などはマジンガーの意匠が与えられている)。

その他、漫画『マジンガーエンジェル』などの作品でもDr.ヘルの搭乗機として出番を与えられる事が多い。
スパロボでは『マジンガーZ』が漫画版設定で出たのがKのみという事もあり、Dr.ヘルが搭乗したことはなかったが、再世篇にて「真」設定のヘルが搭乗した。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
真マジンガー版設定で登場し、Dr.ヘルが搭乗する。倒すと記憶を取り戻しDr.ヘルに反旗を翻したあしゅら男爵にイベント戦闘で攻撃されるが、積年の恨みかはたまた等身の都合上か、「生身のあしゅら男爵が本機の股間を執拗に攻撃する」という、ある意味痛々しいものになっている。
ちなみに、紅蓮聖天八極式の「輻射波動機構」使用時も同様で「紅蓮の右手の鉤爪で本機の股間を鷲掴みにし、高出力のマイクロ波でじっくり炙る」という男性プレイヤーにとってある意味ショッキングな映像が見られる。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
OVA版設定で登場。
スーパーロボット大戦W
OVA版設定で登場。あしゅら男爵と一体化する。今作では宇宙に出れることが明らかに。

単独作品。

スーパーロボット大戦GCXO
初登場作品OVA版設定で登場。あしゅら男爵と一体化する。登場の際にはDr.ヘルのDVEイベントも。

装備・機能

大剣
剣先からビームを出すことも出来る。
ゴードンファイアー
胸から放つ火炎。
フィンガーバリヤー
指先から光線を放つ。視覚的にはバリアには見えないが、OVAではしっかりファイヤーブラスターを弾いている。この攻撃でビューナスAを撃墜した。
フィンガーショック
合わせた両手を振り下ろすことにより発生する光線。
ゴードンサイクロン
機体を高速回転させ、巨大な竜巻を発生させる。
ゴードンサイクロンファイアー
ゴードンサイクロンにゴードンファイヤーを合わせ、火炎竜巻を発生させる。