ブラスタEs

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DMB-01 ブラスタEs(Blasta Es)

エスターの搭乗する対次元獣用人型機動兵器。「ブラスタエス」と読む。クロウの駆るブラスタの量産試作一号機であり、破界事変で彼が収集したコンバットデータの数々が反映されており、高い性能と良好な操縦性を両立した優秀な機体。やたらハデなカラーリングは宣伝も兼ねてとのことである。

「Es」は「Escort」「Easy」などいくつかの意味を兼ねた複合ネーミングだが、パイロットのエスターは自分の名前だと思っている。

スフィアが動力のオリジナルと異なり、アクシオ同様のプラズマバッテリーを使用しているため、出力では格段に劣るものの、バランスのとれた武装により状況を問わない汎用性を誇る。

破界事変の直後にロールアウトし、エスターの搭乗機として各地に派遣。その後、ゼロの招集によって再結成されたZEXISに参加して戦っていたが、ヴォダラ宮での戦いでパレス・インサラウムの砲撃を受けてエスターごとヴァイオレイションしてしまった。

その後は次元獣としてインサラウムの戦力となっていたが、旧王都での戦いにて、ユーサーとクロウによりヴァイオレイションが解除されて復帰。その後は最後までZEXISとして戦ったが、当初に比べて出力が上がり、操縦系統も最適化されているなど小幅ながら強力になっている[1]

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
エスター機として1話から参戦。元の機体パイロットアレだったため、「ブラスタ=大借金持ちの最終処分場」というイメージがZEXISに行き渡っており、エスターは初対面の人間に会うたびにそのことを同情されたりした。
25話~49話まで離脱するが、改造はブラスタに引き継がれるため、資金をつぎ込んでも損はしない。修理装置を持っており、なおかつエスターがデフォルトで修理スキルを持つため、前線で戦える回復役として最後まで使える。
なおブラスタへの援護攻撃時の台詞から、エスターは本機をブラスタの「」ポジションとして捉えている事が窺える。

装備・機能

AX-66FALCON「在来弾薬対応型自由加速銃」
右手に保持している主兵装。狙撃用のバレルが折り畳まれる形で装着されており、ブラスタのEAGLEに比べて取り回しがよくなっている。
FALCONは英語で「隼」のことだが、ブラスタのEAGLE、リ・ブラスタのRAPTORと合わせて考えるとアメリカの戦闘機「F-16 ファイティングファルコン」が由来と思われる。F-16は高価なF-15イーグルに対し、より安価な機体を目指して開発された。
バンカー
ブラスタと同様の装備だが、射出機能はない。

武装・必殺武器

FALCONショット
AX-66FALCONを連射する。
バンカー・ストライク
突っ込んでバンカーで切り裂く。
フルアクセル・シュート
FALCONのロングバレルを展開し、2連射。狙撃用のデータはクロウのものを使っている。
ACPイオタ
「アサルトコンバットパターン・イオタ」。クロウが使用していた「ACPファイズ」は元ファイヤバグの技量あっての高難度技であるため、新米パイロットのエスター用に考案された簡易ACP。最大加速で突撃しつつ連射し、敵の周囲を旋回しつつ銃撃を加え、最後に突撃してバンカーで切り裂く。ファイズに比べかなり単純な構成で、フィニッシュ演出もない。なお「イオタ」はギリシャ文字の「Ι」のことで、直線的な動きを表している。
本機の最強武器だが格闘属性であるため、実は射撃がやたらと急成長する一方で格闘が全然伸びないエスターとは凄く相性が悪い。活用する場合はエスターの格闘をしっかりと強化したい。

特殊能力

盾装備
シールド防御を発動。
修理装置
Esの売りの一つ。エスターの修理スキルと合わせ、前線の回復役として重宝する。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

カスタムボーナス

ACPイオタの攻撃力+500、射程+1、弾数+2
必殺攻撃が順当に強化される。エスターはデフォルトで援護攻撃を持つためかなりありがたい。

機体BGM

「HARDWORK&LOVE」

関連機体

ブラスタ
オリジナル機。

脚注

  1. この原因は終盤でのヴィルダークの発言から考査するとエスターと本機が真化融合に近い状態になっていた可能性がある。