「プファイルIII」の版間の差分

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[[量産型ヒュッケバインMk-II]]のカスタム機。「III」は「ドライ」と読む。正式名称は「量産型ヒュッケバインMk-II MHRDT3カスタム」。名前の由来は、旧西暦の第二次大戦中に、ドイツのフォッケウルフ社で「フッケバイン([[ヒュッケバイン]])」という愛称を持つジェット機を開発していたエンジニアがアルゼンチンで設計した、「プルキーII」という戦闘機より(「プルキー」は「矢」という意味で、これをドイツ語の「プファイル」にした)。
 
[[量産型ヒュッケバインMk-II]]のカスタム機。「III」は「ドライ」と読む。正式名称は「量産型ヒュッケバインMk-II MHRDT3カスタム」。名前の由来は、旧西暦の第二次大戦中に、ドイツのフォッケウルフ社で「フッケバイン([[ヒュッケバイン]])」という愛称を持つジェット機を開発していたエンジニアがアルゼンチンで設計した、「プルキーII」という戦闘機より(「プルキー」は「矢」という意味で、これをドイツ語の「プファイル」にした)。
  
その実態は、[[インスペクター]](ウォルガ)が接収した量産型Mk-IIの改造プランに[[ゾヴォーク]]の技術を融合させて開発した試験機。オリジナルと比較して、[[テスラ・ドライブ]]の強化、バーニアの増設、頭部センサーの改修が行われている。火力の低さは、右手に携えた銃剣に近い構造をもつ大型万能銃「ガン・スタブレーダー」でカバーした。
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その実態は、[[インスペクター]](ウォルガ)が接収した量産型Mk-IIの改造プランに[[ゾヴォーク]]の技術を融合させて開発した試験機。オリジナルと比較して、[[テスラ・ドライブ]]の強化、バーニアの増設、頭部センサーの改修が行われている。火力の低さは、右手に携えた銃剣に近い構造をもつ大型万能銃「ガン・スタブレーダー」でカバーしている。
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ヒュッケバインシリーズの中では異色の出自だが、本を正せばヒュッケバインはそもそも異星人の技術を取り入れて造られた機動兵器であり、それを踏まえればむしろ凶鳥の系譜に忠実な機体とも言える。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:この武器名は『DP』を遊ぶプレイヤー側に、ヨンとプファイルに隠れた秘密があることを知らせる伏線のひとつとなっている。ただし、グレイターキンの「ソードランチャー」は『[[ジ・インスペクター]]』でのみ披露された武器であるため、ゲーム媒体でしか[[OGシリーズ]]に触れていないユーザーには少々分かり難い伏線になっている。
 
:この武器名は『DP』を遊ぶプレイヤー側に、ヨンとプファイルに隠れた秘密があることを知らせる伏線のひとつとなっている。ただし、グレイターキンの「ソードランチャー」は『[[ジ・インスペクター]]』でのみ披露された武器であるため、ゲーム媒体でしか[[OGシリーズ]]に触れていないユーザーには少々分かり難い伏線になっている。
 
;スイッチブレード・ガン
 
;スイッチブレード・ガン
:内部に収納されているランチャーのバレル部分を伸ばして高出力のビームを発射する。[[全体攻撃]]可。ビーム属性であるため、[[ヴォルクルス]]に放射すると悲惨なことになる。
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:内部に収納されているランチャーのバレル部分を伸ばして高出力のビームを発射する。[[全体攻撃]]可。
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:量産機にしてはかなりの極太光線を放つが、ルーツを知った後で改めて観察するとインスペクター機が搭載していたフォトンビーム砲を彷彿とさせる。あちらもバレルが本体からせり出す方式である。
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:ビーム属性であるため、[[ヴォルクルス]]に放射すると悲惨なことになる。
  
 
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====

2014年8月5日 (火) 18:04時点における版

RPT-010M3C-03 プファイルIII(Pfeil Drei)

量産型ヒュッケバインMk-IIのカスタム機。「III」は「ドライ」と読む。正式名称は「量産型ヒュッケバインMk-II MHRDT3カスタム」。名前の由来は、旧西暦の第二次大戦中に、ドイツのフォッケウルフ社で「フッケバイン(ヒュッケバイン)」という愛称を持つジェット機を開発していたエンジニアがアルゼンチンで設計した、「プルキーII」という戦闘機より(「プルキー」は「矢」という意味で、これをドイツ語の「プファイル」にした)。

その実態は、インスペクター(ウォルガ)が接収した量産型Mk-IIの改造プランにゾヴォークの技術を融合させて開発した試験機。オリジナルと比較して、テスラ・ドライブの強化、バーニアの増設、頭部センサーの改修が行われている。火力の低さは、右手に携えた銃剣に近い構造をもつ大型万能銃「ガン・スタブレーダー」でカバーしている。

ヒュッケバインシリーズの中では異色の出自だが、本を正せばヒュッケバインはそもそも異星人の技術を取り入れて造られた機動兵器であり、それを踏まえればむしろ凶鳥の系譜に忠実な機体とも言える。

登場作品と操縦者

OGシリーズ

スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
ヨン・ジェバナの愛機として4話から参戦する。性能的には避けて当てるスピード型だが、火力は若干控えめ。武装欄に用意された3種の専用コマンドのうち2種類に気力制限が設けられているため、換装武器の併用は必須。全体攻撃(スイッチブレード・ガン)の威力は良好なため、気力が上がるまでは「ハイパー・ビームライフル」などを持たせた上で武器特性の似たグルンガスト弐式と組んで進軍すると効率が良い。

装備・機能

武装・必殺武器

ソード・ランチャー
「ガン・スタブレーダー」に用意された機能のひとつ。先端部に備え付けられた4本の鋭利なブレード(日本刀に似た刀身)を誘導弾として射出する。接近戦で使用することも可能だが、『DP』ではP属性を付与された実弾消費武器としてのみ扱われる(全8発)。グレイターキンII)の肩で異彩を放つ武器「ソードランチャー」と同名の武装であるため、しばしば混同されがちだが、この武装名が銃の正式名称となっているわけではない。
この武器名は『DP』を遊ぶプレイヤー側に、ヨンとプファイルに隠れた秘密があることを知らせる伏線のひとつとなっている。ただし、グレイターキンの「ソードランチャー」は『ジ・インスペクター』でのみ披露された武器であるため、ゲーム媒体でしかOGシリーズに触れていないユーザーには少々分かり難い伏線になっている。
スイッチブレード・ガン
内部に収納されているランチャーのバレル部分を伸ばして高出力のビームを発射する。全体攻撃可。
量産機にしてはかなりの極太光線を放つが、ルーツを知った後で改めて観察するとインスペクター機が搭載していたフォトンビーム砲を彷彿とさせる。あちらもバレルが本体からせり出す方式である。
ビーム属性であるため、ヴォルクルスに放射すると悲惨なことになる。

必殺技

ガン・スタブレーダー
携帯しているメイン兵装。ブレードと光線を撃ち分け、射撃と格闘の双方に対応するレンジの広い実験兵装。本機はこの武装のテスト用に造られた、という側面を持つ。ヨン・ジェバナが開発したモーション・パターンは「銃剣による斬撃と刺突→ブレード射出→仰向けの体勢になって高速飛行するプファイルIIIの狙撃(スイッチブレード・ガン)」である。止め演出は、「焼き付いたバレルを使用済みのカートリッジのごとく捨てる」というもの。
なお、地味に格闘武器であるため、射撃が得意なヨンとは相性が悪かったりする…

特殊能力

移動タイプ

サイズ

M

機体フル改造時のカスタムボーナス

武器の命中補正値+10、射程1以外の武器の射程+1
射程外からのツインユニット殲滅に適したボーナス。条件次第で参入するライグ・ゲイオスと組めば殲滅力が上がるが、問題は乗り手か。

機体BGM

「AUDITOR GIRL」
ヨン専用曲。

関連機体

ヒュッケバインシリーズ
本機はこの系列に属する。
ヒュッケバインMk-II
原型機の原型機。
量産型ヒュッケバインMk-II
原型機。
ベルゲルミル
量産型ヒュッケバインMk-IIがマシンセルによって変貌した機体であり、異父兄弟といえる機体。