「ニブハル・ムブハル」の版間の差分
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2020年2月28日 (金) 11:35時点における版
ニブハル・ムブハル | |
---|---|
外国語表記 | Nibhal Mubhal |
登場作品 | |
声優 | 石井康嗣 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION |
SRWでの分類 | NPC |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 不明 |
性別 | 男 |
所属 | 地球連邦政府 |
役職 | 大統領特別補佐官 |
ニブハル・ムブハルは「OGシリーズ」の登場人物。
概要
地球連邦政府の大統領特別補佐官。
ゾヴォーグの人間である可能性は高いのだが、ウェンドロ・ボルクェーデはニブハルを「エアロゲイターの一味ではないか」と疑っており、またOG2ndではアルテウル・シュタインベックから「グレイはお前の素性に勘付いているのか」と訊かれる場面もあり、本当にゾヴォーク出身かは疑わしい部分もある。以前からアルテウルと組んでいた節もあり、そうだとするとバルマーの人間である可能性も低くはない。
ニブハルがSRX計画やATX計画、そしてツェントル・プロジェクトといった大規模な兵器開発計画を後押ししているのは、シュウ・シラカワやメキボスが示唆したように、「種を蒔き、刈り取る」作業の一環であると思われ、その収穫はアルテウルへと渡った。また彼を利用するもの、利用されるものには「死神の鎌」の如く「死」が振りかかっており、現在まで逃れたのはブライアンとミツコのみである。
一方で、アウテウルの意向に背き得た情報の一部をゾヴォーグやミツコらへ売り渡し、またバルマー本国にも報告していた。が、それらは既にアウテウルに見透かされており、封印戦争の終盤に口封じとしてガリルナガンによって始末された。
登場作品と役柄
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- 初登場作品。EOT特別審議会と異星人側との仲介役を果たしている。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- OG2ではブライアン・ミッドクリッドの大統領補佐官として登場、SRX計画やATX計画の凍結解除に動いた[1]。その後のミッション・ハルパー発動時にはグライエン・グラスマン側に付き、今度は彼の大統領補佐官に収まった。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
- スーパーロボット大戦OG外伝
- アルテウルの代理人としてツェントル・プロジェクトに接触する。そして、グライエンにツェントル・プロジェクトの機体を使用した大統領直属の特殊部隊(ガイアセイバーズ)設立を提案している。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 今作では普段見せることない性格の一部分が垣間見られており、アルテウルに寄り添う姿には小心ぶりが見え隠れしている。
- 最終盤において、目的を果たしたアルテウルにより用済みとみなされ口封じのためエア・クリスマスごと攻撃を受ける。その際には、これまで見られなかった驚愕した表情を見せた。その後の生死は不明だが、その後一緒にいたカーリー・ナウマンがアダマトロンに特攻する際、自身の命がどのみち尽きると発言(=致命傷を負っていたと推測される)し、また以降のストーリーに登場していない事から、ガリルナガンの攻撃で即死した可能性がある。
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
- アニメ化に際して声がついた。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
人間関係
- カール・シュトレーゼマン
- EOT特別審議会議長。対異星人和平(降伏)派の代表格。
- ブライアン・ミッドクリッド
- OG1の終盤に臨時大統領となる。OG2では中盤まで大統領だが、グライエンに引きずりおろされる。ブライアンが言う「死神に魅入られている」というのはグライエンの行く末と、ニブハルの危険な香りを感じ取ったものと思われるが。RoA版では上の者の存在に勘付いており、彼自身も「何の事でしょう」と返している。
- グライエン・グラスマン
- 安全保障委員会委員長。後にクーデター「ミッション・ハルパー」によってブライアン政権を潰し、大統領に就任する。
- ミツコ・イスルギ
- イスルギ重工社長。共にグライエンのクーデターに協力。ニブハルの役割には気づいている。
- ウェンドロ・ボルクェーデ
- OG2ではニブハルとウェンドロが興味深い会話を交わしている。
- アルテウル・シュタインベック
- 彼との会話で「哀れな放浪者」と同一と見られ、ニブハルもそれを認めている。
- 出自はどうであれアルテウルに「駒」として拾われ、「情報屋」として自身の存在を最大限に利用してみせた。
- しかし、情報を他勢力に売り渡していた事で彼の不信を招き、自らの身を滅ぼす原因となる。
- ミタール・ザパト
- ツェントル・プロジェクトの責任者。
- カオル・トオミネ
- コンパチブルカイザーの接収を行うために、デルタ・セイバーの出撃を要請するカオルに対して難色を示していた。
名台詞
- 「この世界はゆっくりと変わっていくことでしょう。住人達が望む、望まないにも関わらず……」
- OG2エンディングでブライアンに対して。変わった世界の先にニブハルが見ているものとは……
- 「グライエン・グラスマン……やはり、素晴らしい人材ですね」
- 第2次スーパーロボット大戦OG中盤、第19話「手負いの狼」におけるグライエンに対するニブハルの寸評。「ミッション・パルパー」においてブライアンら保守派を一掃し、グライエンら強硬派を地球連邦政府の中枢に置き換えたのはニブハルである。戦乱の予兆にグライエンにガイアセイバーズとその構成員、鋼龍戦隊の処遇、保守派への牽制など、ニブハルの主であるアルテウルの謀略のままに動く「素晴らしい人材」である。そして、グライエンのその後は…
- ニブハル「では、我々はこれで。報告は私にお任せください」
アルテウル「その必要はない」
ニブハル「は?」
アルテウル「その必要はない。もうどこにも報告する必要はないのだよ」
ニブハル「ですが、私の役目は……」
アルテウル「そう言って、知り得た情報をどこへ売る?ミツコ・イスルギか?ゾヴォークか?それとも……」 - 第2次OG最終話「古の忌憶」にて。
脚注
- ↑ ブライアンのこの人選は、ニブハルが異星人のエージェントであることを察した上での起用であったと思われる。
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