「シュンパティア」の版間の差分

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さらにスフィアの大元は、今は失われている太極の意志の欠片=黒の英知=陰陽図の「陰」=[[ケイサル・エフェス]]である、という説があることを考えると、「バルマーのカルケリア・パルス・ティルゲムに近い」「ペルフェクティオ(=負の想念)と同調しやすい」という特徴とも一致する。そうであるならば、シュンパティアと同期するジェネレーターであるレース・アルカーナは、スフィアでいう所の器、即ち[[ガンレオン]]や[[リ・ブラスタ]]に相当する存在であると考えられる。
 
さらにスフィアの大元は、今は失われている太極の意志の欠片=黒の英知=陰陽図の「陰」=[[ケイサル・エフェス]]である、という説があることを考えると、「バルマーのカルケリア・パルス・ティルゲムに近い」「ペルフェクティオ(=負の想念)と同調しやすい」という特徴とも一致する。そうであるならば、シュンパティアと同期するジェネレーターであるレース・アルカーナは、スフィアでいう所の器、即ち[[ガンレオン]]や[[リ・ブラスタ]]に相当する存在であると考えられる。
  
即ち、“鍵”とはスフィアの内「さそり座」「いて座」「うお座」「かに座」「ふたご座」「おうし座」の何れか、「真のメリオルエッセ」とは[[スフィア・リアクター]]のことを指す可能性が考えられる。実際、真のメリオルエッセに近い存在となっているリムは、彼らと同じようにタロットなどで符合する要素が多数確認できる。
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即ち、“鍵”とはスフィアの内「さそり座」「いて座」「うお座」「かに座」「ふたご座」「おうし座」の何れか、「真のメリオルエッセ」とは[[スフィア・リアクター]]のことを指す可能性が考えられる。実際、真のメリオルエッセに近い存在となっているリムは、彼らと同じようにふたご座およびそれに関連付けられる恋人と符合する要素が多数確認できる。なので、“鍵”がスフィアであるならはふたご座のスフィアの可能性が高い。
  
 
この仮説が本当だった場合、古代人の中にリアクターがおり、それを元にシュンパティアやレース・アルカーナを造り、「破滅の王」を封印したもののそれによって覚醒前に滅んでしまった=共鳴していたスフィアはいずこかの世界に消え、OG世界には存在していない、という流れが推測できる。
 
この仮説が本当だった場合、古代人の中にリアクターがおり、それを元にシュンパティアやレース・アルカーナを造り、「破滅の王」を封印したもののそれによって覚醒前に滅んでしまった=共鳴していたスフィアはいずこかの世界に消え、OG世界には存在していない、という流れが推測できる。

2013年1月24日 (木) 21:59時点における版

シュンパティア(sympathia)

スーパーロボット大戦Dで初登場したシステム。

リ・テクノロジストルイーナの機体に組み込まれており、一種の精神感応機能を持つ。このため、搭載機は適合した人間しか乗ることが出来ない。

また、ある種の波長が合うことにより、搭載機のパイロット同士がテレパシーに近い精神共鳴を起こすこともある。

一体何者が、いつ、何のために作ったのかは定かではないが、ジョッシュによれば、かつてファブラ・フォレースから現れてしまった最初のもの(「破滅の王」)から星を守るために造り出されたのではないか、とのこと。

第2次OGでは特性はそのままだが設定が追加されている。先史文明の遺産である点は共通だが、こちらでは元々“鍵”と呼ばれるオリジナルが存在し、シュンパティアはそのデッドコピーである。オリジナルはクロスゲートを開く力を持ち、触れた者に知識を与えるが、代償としてその魂を蝕み、メリオルエッセへと変えてしまう。また、本来の機能は糧となる知的生命体の心の在り様を調べるためのものであり、言ってみれば「破滅の王」の糧と器を見出すためのブービートラップ。

クリスはシュンパティアに触れたためにメリオルエッセ化が発生し、「リアナ」という別の魂を持ってしまった。彼女が好戦的なのはメリオルエッセに近いためらしい。このため、同じくシステム搭載機を駆るジョッシュも存在の変質が始まっており、いずれはメリオルエッセと化してしまうことが示唆されている。

フェリオは完全に乗っ取られてしまっているが、これはユーゼスが「改良策」と称してシュンパティアに組み込ませたカルケリア・パルス・ティルゲムとの相乗効果によるもの(平たく言えば、第2次OGにおいてフェリオが破滅の王に乗っ取られたのもユーゼスが仕組んだことである)。

ただ、このシステムには「人の想いを繋げ、束ね、破滅に打ち勝つための力と成すシステム」という別の側面があり、決戦に際してイルイ・ガンエデンの導きによってその力が発揮されることになる。 ラテン語で「共感」を意味する。

スフィアと“鍵”

実は第2次OGにおいて、明かされていない謎が一つ残っている。それは、シュンパティアのオリジナルモデルである“鍵”の存在である。

一見するとこれはペルフェクティオがもたらしたように見えるが、そもそも概念そのものである「破滅の王」が、開いていない扉の向こうに“鍵”を送りこめるかと言えば、答えはノーである。

“鍵”の存在を自由にできるなら、門が閉ざされようが再び出現することも出来、「真のメリオルエッセ」を増産することも出来たはずである。そもそも死の現象そのものである「破滅の王」には自我も心もないため、自発的に干渉すること自体があり得ない(裏を返せば「破滅の王」含むルイーナは“鍵”があったからこそルイーナとして存在している)。

地球側でも“鍵”が見つかった様な描写はなく、ルイーナ側にも「真のメリオルエッセ」がいなかったことを考えると、恐らくオリジナルの“鍵”は所在不明となっている。

ペルフェクティオが語った内容によれば、“鍵”には「心の有り様を調べる」「魂が変質する」「次元の扉を開く(=次元干渉能力がある)」「精神感応能力がある」「触れた者に知識を与える」といった性質があるが、これらはほぼスフィアと同じである。

さらにスフィアの大元は、今は失われている太極の意志の欠片=黒の英知=陰陽図の「陰」=ケイサル・エフェスである、という説があることを考えると、「バルマーのカルケリア・パルス・ティルゲムに近い」「ペルフェクティオ(=負の想念)と同調しやすい」という特徴とも一致する。そうであるならば、シュンパティアと同期するジェネレーターであるレース・アルカーナは、スフィアでいう所の器、即ちガンレオンリ・ブラスタに相当する存在であると考えられる。

即ち、“鍵”とはスフィアの内「さそり座」「いて座」「うお座」「かに座」「ふたご座」「おうし座」の何れか、「真のメリオルエッセ」とはスフィア・リアクターのことを指す可能性が考えられる。実際、真のメリオルエッセに近い存在となっているリムは、彼らと同じようにふたご座およびそれに関連付けられる恋人と符合する要素が多数確認できる。なので、“鍵”がスフィアであるならはふたご座のスフィアの可能性が高い。

この仮説が本当だった場合、古代人の中にリアクターがおり、それを元にシュンパティアやレース・アルカーナを造り、「破滅の王」を封印したもののそれによって覚醒前に滅んでしまった=共鳴していたスフィアはいずこかの世界に消え、OG世界には存在していない、という流れが推測できる。

スフィアの争奪戦である「聖鍵戦争」に参加していた疑いが強いギリアムの存在や、ユーゼスによって示唆されたマサキとアサキムの関係、OGとZがαシリーズの未来であることの示唆、さらに第2次OGでさりげなく触れられたZシリーズへの関連などからしても、その可能性は高いと言えよう。

登場作品

スーパーロボット大戦D
第2次スーパーロボット大戦OG

関連人物

クリアーナ・リムスカヤ
主人格はクリス。リアナの方はシュンパティアに触れたことで現れたメリオルエッセとしての魂。
ジョシュア・ラドクリフ
システム搭載機を駆る。Dでは何事もなかったが、OGでは乗り続けるとメリオルエッセと化すことが示唆されている。ただし、ジョッシュのメリオルエッセ化はDでもさり気なく触れられている(ラキと同調した結果、ジョッシュに「死と破壊を望む衝動」が生じている)。
フェリオ・ラドクリフ
システムに触れた際、門の向こうから引き込まれた「破滅の王」に乗っ取られてしまった。なお、OGではこの現象はユーゼスの差し金。
ユーゼス・ゴッツォ

関連機体

エール・シュヴァリアー
ジェアン・シュヴァリアー
ブランシュネージュ
デア・ブランシュネージュ
ガナドゥールストレーガ
フォルテギガス
インペトゥス
ファービュラリス
ウィオラーケウム
プリスクス・ノクス
ストゥディウム
ファートゥム

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