「ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ」の版間の差分
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;「フ…フフフフ…愚かなり、ユーゼス=ゴッツォ…」<br />「バルマーの霊帝から辺境銀河方面監察軍第7艦隊を預かるこの余が…」「貴様ごとき小物の言いなりで終わると思っていたのか?」<br />「余はお前が作り出したラオデキヤの予備体ではない」「当初からズフィルードクリスタルのコアとして存在していたオリジナルのジュデッカ=ゴッツォ…」<br />「我が艦隊の全てを把握し、全てを思いのままに操ってきたつもりだろうが…」「それは浅はかな思いこみに過ぎぬ」<br />「ラオデキヤは監察軍艦隊司令の任務を果たすために作り出された人造人間であることに間違いはない」<br />「そうだ。余は霊帝自らの手によって生み出された人造人間…」「お前が操っていたラオデキヤは名実ともにコピーであったと言える」<br />「我が帝国の辺境銀河方面監察軍は長きに渡ってバルマー本星から離れ、対象の惑星へ向かって進軍する…」<br />「そして、その間に本星に対して反逆を目論む者が現れることは当初から推測されていた」<br />「だからこそ霊帝は反逆者に対しての抑止力を旗艦ヘルモーズの中枢となるズフィルードのコアに組み込んでいた」 | ;「フ…フフフフ…愚かなり、ユーゼス=ゴッツォ…」<br />「バルマーの霊帝から辺境銀河方面監察軍第7艦隊を預かるこの余が…」「貴様ごとき小物の言いなりで終わると思っていたのか?」<br />「余はお前が作り出したラオデキヤの予備体ではない」「当初からズフィルードクリスタルのコアとして存在していたオリジナルのジュデッカ=ゴッツォ…」<br />「我が艦隊の全てを把握し、全てを思いのままに操ってきたつもりだろうが…」「それは浅はかな思いこみに過ぎぬ」<br />「ラオデキヤは監察軍艦隊司令の任務を果たすために作り出された人造人間であることに間違いはない」<br />「そうだ。余は霊帝自らの手によって生み出された人造人間…」「お前が操っていたラオデキヤは名実ともにコピーであったと言える」<br />「我が帝国の辺境銀河方面監察軍は長きに渡ってバルマー本星から離れ、対象の惑星へ向かって進軍する…」<br />「そして、その間に本星に対して反逆を目論む者が現れることは当初から推測されていた」<br />「だからこそ霊帝は反逆者に対しての抑止力を旗艦ヘルモーズの中枢となるズフィルードのコアに組み込んでいた」 | ||
:予備体もすべて処分してラキデキヤが残っているはずがないと困惑するユーゼスに正体を明かす。<br />ユーゼスは10年前に消したのがオリジナルと思っていたためオリジナルと説明されてもラオデキヤの創造主である自分はそんなものは作っていないし存在するはずがないと最初は否定したが、この説明だけで7つの艦隊のヘルモーズ全てに霊帝が作ったオリジナルが組み込まれているであろうという所までただちに思い至った。 | :予備体もすべて処分してラキデキヤが残っているはずがないと困惑するユーゼスに正体を明かす。<br />ユーゼスは10年前に消したのがオリジナルと思っていたためオリジナルと説明されてもラオデキヤの創造主である自分はそんなものは作っていないし存在するはずがないと最初は否定したが、この説明だけで7つの艦隊のヘルモーズ全てに霊帝が作ったオリジナルが組み込まれているであろうという所までただちに思い至った。 | ||
− | + | ;「それこそが余…。7体あるオリジナルの1体…ジュデッカ=ゴッツォである」<br />「余はコアの一機能として汝らの行動を監視し…明確な反逆行為を取った場合に起動するよう設定されている」<br />「そして起動後は速やかに反逆者を粛清し、霊帝から与えられた使命を全うするのだ」<br />「我が帝国は汝などの小さき存在によって揺らぐものではない」<br />「汝も様々な策を講じて計画を進めていたが、所詮は霊帝の操り人形に過ぎぬのだ…」「そう、余のようにな」<br />「汝は我が艦隊の一部品として優れた能力を発揮した。だが、壊れた部品は除去せねばならぬ」<br />「さあ、ユーゼス=ゴッツォよ。このズフィルードの神罰を受けよ」<br />「そうだ。汝の罪を悔い改め、神罰を享受せよ」 | |
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:自身をも操り人形と公言するオリジナル。霊帝の忠実な僕である。しかし高い知性を持つハイブリット・ヒューマンであることに間違いなく、ユーゼスを粛清後、SDFに対して宇宙の秩序に対する考えを問いかけてくる。 | :自身をも操り人形と公言するオリジナル。霊帝の忠実な僕である。しかし高い知性を持つハイブリット・ヒューマンであることに間違いなく、ユーゼスを粛清後、SDFに対して宇宙の秩序に対する考えを問いかけてくる。 | ||
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2013年1月6日 (日) 17:33時点における版
ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ(Raodekiya Judekka Gottsuo)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:速水奨
- 種族:バルマー星人(ハイブリッド・ヒューマン)
- 性別:男
- 年齢:20歳代の肉体
- 所属:ゼ・バルマリィ帝国
- 階級:帝国辺境銀河方面監察軍第7艦隊司令兼ヘルモーズ艦長
- 主な搭乗機:ヘルモーズ、ズフィルード
- キャラクターデザイン:河野さち子
ゼ・バルマリィ帝国帝国辺境銀河方面監察軍所属の第7艦隊司令官で、艦隊旗艦ヘルモーズの艦長を務める。
優れた智謀と機動兵器の操縦技術を持つ天才肌の軍人であり、高いカリスマ性も備えている。また、バルマーの繁栄のためであれば命を投げ出す覚悟もある。
シヴァーの命を受けた彼は、副官ユーゼス・ゴッツォと共に、銀河辺境地域である地球において「念動力者(サイコドライバー)」や、兵器として優れた存在を発掘すべく派遣された。その過程で、彼に恭順の意を示した地球人達を配下とし、地球の優れた戦力をバルマーの手中とすべく裏で暗躍する。しかし地球人類の抵抗によってその目論見を打ち崩され、異空間において地球圏最強艦隊であるSDFとの直接対決を迎える。ラオデキヤは敵対勢力の強さに合わせて進化を遂げるバルマーの異星侵攻の切り札・ズフィルードを駆り、SDFと相対するものの、総力を結集したスーパーロボット軍団の前に敗れ去り、自身の敗北を認められないままズフィルードと運命を共にした。
オリジナルのジュデッカ・ゴッツォ
ラオデキヤの正体は、ゴッツォ家によって人工的に生み出された人造人間「ハイブリッド・ヒューマン」の中でも、艦隊指揮官となるべく優れた能力を有する「ジュデッカ・ゴッツォ」タイプのうちの1体、第7艦隊を任される7番目のジュデッカ・ゴッツォで、その調整は基本的にシヴァー・ゴッツォにより行われている。
ところが、第7艦隊の艦隊司令であるラオデキヤは、ユーゼスによれば10年前のゼントラーディ旗艦艦隊との戦闘で死亡(なお、不利だった戦況はズフィルードの起動によってあっさり覆すことができた。データ収集と進化には莫大な期間を要するため、それまでの不利にかこつけてユーゼスが戦死するよう仕組んで謀殺したと思われる)。『スーパーロボット大戦α for Dreamcast』のユーゼスの言によれば、意図的にオリジナルを始末したという。
SDF艦隊が相手にしていたのはユーゼスがコピーしたクローンであり、ユーゼスによって彼の都合のよい行動を取るように攻撃性などの点に再調整を施された、いわばデッドコピーとでも呼ぶべき存在であった。またユーゼスは予備体のラキオデキヤも数体用意している。
『スーパーロボット大戦α for Dreamcast』の追加ルートでは、ラオデキヤがズフィルードを進化させる前にユーゼスが「今回も機能を上手く発揮できなかったようだな」とラオデキヤが潜在能力を充分に引き出せてないと見切りをつけてヘルモーズごと抹殺、予備体もすべて処分したが、ヘルモーズの残骸の中からズフィルードが再生を始め1人も残っていないはずのラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォが現れる。
実はオリジナルと思って謀殺した一人目のラオデキヤもまたオリジナルのデッドコピーに過ぎず、7体のジュデッカ・ゴッツォタイプにはそれぞれに、霊帝自らが作り出したオリジナル7体が存在した。7つある各艦隊の旗艦ヘルモーズの中枢にあるズフィルードにはそれぞれの艦隊司令を務めるジュデッカ・ゴッツォタイプのオリジナルが組み込まれている。オリジナルはズフィルードのコアの一部となって艦隊の状況を監視しており、反逆行為が行なわれた場合に覚醒して反逆者を粛清、艦隊の任務を引き継ぐようになっている。
目覚めたオリジナルのラオデキヤは、コピーのラオデキヤには引き出されていなかった真の能力を遺憾なく発揮し、未完成のクロスゲート・パラダイム・システムで因子を集めて立ち向かおうとしたユーゼスの黒ジュデッカをジーベン・ゲバウト一撃であっさり粛清、SDFを苦しめた。
登場作品と役柄
- 新スーパーロボット大戦
- この時は単に「ジュデッカ・ゴッツォ」の名で登場しており、「バルマー帝国」の「第八艦隊司令」であるため、厳密には今日のラオデキヤとは別個体である可能性もある。シナリオ上では高圧的かつ尊大な、如何にも「悪の帝王」然とした口調で会話するが、戦闘時には丁寧語を交えて攻撃してくる。これはキャラクター大辞典によると「戦闘中は精神が不安定になる為マシンで強化され、口調も変化する」とのこと。最後は自分の敗北を認められないまま、ヘルモーズの主砲の前に出てしまい、何故かヘルモーズに撃たれて消滅した。
- スーパーロボットスピリッツ
- こちらでも名前は「ジュデッカ・ゴッツォ」。帝国と敵対するレビ・トーラーに身分を偽って接触して時間を移動できるジュデッカを与え、過去のスーパーロボット達のデータを収集させた。
- スーパーヒーロー作戦
- αに先駆けて登場。ユーゼスにズフィルード機能と時間を移動できる機能があるジュデッカの機体フレームを渡し、平行世界の自分を確立させる。精神世界での対話であり、このラオデキヤについては不明。
- スーパーロボット大戦α
- プロフィールは上記参照。ヘルモーズ、ズフィルードに搭乗。登場するのは第7艦隊を指揮していた1名の他、撃破後にユーゼスが連れてくる予備体4人(ノーマルルートの場合は2人)。また10年前に死んだ一人目が居た。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 新規EDルートではオリジナルのラオデキヤが最終話「神々の黄昏」前半マップのボスとして登場。このマップに雑魚は登場せず単身ズフィルードで挑んでくる。最初から気力150あり、敵ターンに射程内に居ると二回行動での攻撃は強烈。HPが減ると精神コマンドで4回まで巻き返すうえ、使い切るまでHP10残って絶対に倒せないため倒すには時間がかかる(1回目はHP80%以下でド根性、2回目はHP60%以下でド根性+気合+集中、3回目はHP40%以下でド根性+気合+気合+必中+ひらめき+鉄壁、4回目はHP20%以下でド根性+奇跡+鉄壁)。
パイロットBGM
人間関係
- ルアフ・ガンエデン
- 「霊帝」と呼ばれる最高権力者。彼に対し忠誠を誓っている。
- シヴァー・ゴッツォ
- 彼の手により作られた(と思われる)。
- ユーゼス・ゴッツォ
- 副官であるが、逆に彼に謀殺される。αDC版での追加ルートではオリジナルのラオデキヤが目覚め、ユーゼスを粛清した。SH作戦では彼に接触し……。
他作品との人間関係
- シャピロ・キーツ
- ラオデキヤに下った地球人の一人。ユーゼスの実験室を覗いたことで、ラオデキヤの秘密を知る。
- パプテマス・シロッコ
- ラオデキヤに下った地球人の一人。帝国監察軍がユーゼスの手駒ということには気づいていた。
- フォンセ・カガチ
- ラオデキヤに下った地球人の一人。地球人勢力「ジュピトリアン」の代表。
- ファラ・グリフォン
- 新では彼女を保護して部下にしていた。
- ガルーダ
- αでの指揮下にある部下の一人。終盤ではキャンベル星の自治権を餌にオレアナを人質にして帝国軍の先鋒を命じた。実は共に他者の都合で作られていた存在という点で共通している。
- プリンス・ハイネル
- αでの指揮下にある部下の一人。終盤ではボアザン星の自治権を餌にカザリーンを人質にしてガルーダと共に帝国軍の先鋒を命じた。
名台詞
- 「弱者には死を…それが宇宙の原理だ」「今よりズフィルードの神罰が汝らに下る」
スーパーロボットスピリッツ
- 「よくやった、レビ。これで我らの宿敵・スーパーロボットの全データがそろった」
「お前はいい人形だったよ。これで我が帝国軍の地球侵攻がより容易になる………」 - エンディング。地球防衛のためと信じてデータを集めて死んだレビからデータを受け取って。
スーパーヒーロー作戦
- 「余は……ラオデキヤ=ジュデッカ=ゴッツォ」
「……次元を越え、平行宇宙を越え、お前と因果律で結ばれた者」
「余は別の宇宙でお前に造り出された者……そしてお前はこの宇宙で余に造り出される者……」
「余とお前は平行宇宙を超えた因果の鎖で結ばれている。我々は運命共同体なのだ」
「お前へ啓示を与えに」
「別次元で余という存在を確立させるために…お前のシステムをより完全なものに近づけてやる」
「そうだ。このズフィルード…ジュデッカの機体フレームを…使えば時空を超えることが出来る」
「そしてお前の目的を、野望を達成するがいい」
「その行為は別の宇宙に存在するお前と余の存在を…確立することになる…」 - SH作戦終盤のイングラムの夢の中で、ユーゼスとラオデキヤの対話。ラオデキヤの助力によって、ユーゼスは過去に干渉してする術を得てシステム完成は確実な運命となる。
このやりとりの直前にCPSを作ったユーゼスが時空間のゲートの検出方法だけが分からず悩んでいるため、その機能を搭載したジュデッカ入手によってユーゼスは検出方法を得られたと思われる
「別次元における自分の存在を確立させる」ためにユーゼスに手を貸したこと、αでのユーゼスの死に際の言葉などを鑑みると、「別次元(分離後のα世界と思われる)においてユーゼスに『二人目』として自分を創造させるためにCPSの機能を渡した」と言う説が有力。これが正しい場合SH作戦のユーゼス≒αのユーゼスという公式が成り立つが、真相は不明。しかし、少なくともこの対話とその後の展開が、「α」世界、あるいはOG世界に何らかの影響を与えている事は確かであろう。CPSを搭載したジュデッカと言えば、αのユーゼス機「ブラック・デスクロス」しかないのだが……。
オリジナル(スーパーロボット大戦α for Dreamcast)
- 「フ…フフフフ…愚かなり、ユーゼス=ゴッツォ…」
「バルマーの霊帝から辺境銀河方面監察軍第7艦隊を預かるこの余が…」「貴様ごとき小物の言いなりで終わると思っていたのか?」
「余はお前が作り出したラオデキヤの予備体ではない」「当初からズフィルードクリスタルのコアとして存在していたオリジナルのジュデッカ=ゴッツォ…」
「我が艦隊の全てを把握し、全てを思いのままに操ってきたつもりだろうが…」「それは浅はかな思いこみに過ぎぬ」
「ラオデキヤは監察軍艦隊司令の任務を果たすために作り出された人造人間であることに間違いはない」
「そうだ。余は霊帝自らの手によって生み出された人造人間…」「お前が操っていたラオデキヤは名実ともにコピーであったと言える」
「我が帝国の辺境銀河方面監察軍は長きに渡ってバルマー本星から離れ、対象の惑星へ向かって進軍する…」
「そして、その間に本星に対して反逆を目論む者が現れることは当初から推測されていた」
「だからこそ霊帝は反逆者に対しての抑止力を旗艦ヘルモーズの中枢となるズフィルードのコアに組み込んでいた」 - 予備体もすべて処分してラキデキヤが残っているはずがないと困惑するユーゼスに正体を明かす。
ユーゼスは10年前に消したのがオリジナルと思っていたためオリジナルと説明されてもラオデキヤの創造主である自分はそんなものは作っていないし存在するはずがないと最初は否定したが、この説明だけで7つの艦隊のヘルモーズ全てに霊帝が作ったオリジナルが組み込まれているであろうという所までただちに思い至った。 - 「それこそが余…。7体あるオリジナルの1体…ジュデッカ=ゴッツォである」
「余はコアの一機能として汝らの行動を監視し…明確な反逆行為を取った場合に起動するよう設定されている」
「そして起動後は速やかに反逆者を粛清し、霊帝から与えられた使命を全うするのだ」
「我が帝国は汝などの小さき存在によって揺らぐものではない」
「汝も様々な策を講じて計画を進めていたが、所詮は霊帝の操り人形に過ぎぬのだ…」「そう、余のようにな」
「汝は我が艦隊の一部品として優れた能力を発揮した。だが、壊れた部品は除去せねばならぬ」
「さあ、ユーゼス=ゴッツォよ。このズフィルードの神罰を受けよ」
「そうだ。汝の罪を悔い改め、神罰を享受せよ」 - 自身をも操り人形と公言するオリジナル。霊帝の忠実な僕である。しかし高い知性を持つハイブリット・ヒューマンであることに間違いなく、ユーゼスを粛清後、SDFに対して宇宙の秩序に対する考えを問いかけてくる。
搭乗機体・関連機体
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