「ジャネラ」の版間の差分
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:初登場作品。[[ズール皇帝]]率いる[[銀河帝国]]の幹部として登場。具体的な肩書きは「銀河帝国地球攻撃軍副司令」。また本人の口から「キャンベルの女帝」と名乗っている為、原作未見だとさも彼女がキャンベル星の支配者であるかのように聞こえるかもしれない。 | :初登場作品。[[ズール皇帝]]率いる[[銀河帝国]]の幹部として登場。具体的な肩書きは「銀河帝国地球攻撃軍副司令」。また本人の口から「キャンベルの女帝」と名乗っている為、原作未見だとさも彼女がキャンベル星の支配者であるかのように聞こえるかもしれない。 | ||
:原作にある「女帝の趣味は豹馬狩り」の回が再現されており、ガロとキバを引き連れ豹馬を狙う。 | :原作にある「女帝の趣味は豹馬狩り」の回が再現されており、ガロとキバを引き連れ豹馬を狙う。 | ||
+ | :またズールの方針にドン引きして配下の兵士を庇う姿勢を見せるなど、副司令でありながら中間管理職の側面も垣間見える描写がある。 | ||
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:『64』では上司で、彼の副官を務めた。 | :『64』では上司で、彼の副官を務めた。 | ||
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;「それだけではない…我らキャンベル星人の科学力をもってすら突破できぬ[[TOKYO JUPITER|赤い障壁に包まれた都市]]…巨大な石人形を呪術で操る不可解な種族、[[妖魔帝国]]…この銀河でも類を見ないほどの絶大な繁殖力と進化速度を誇る謎の生物、[[擬態獣]]…この地球というちっぽけな星には奇妙な事変が多すぎるのじゃ。この星には何かがある…。二万年前の調査では見落とされていた何かが…そしてそれは、かつての覇権種族、プロトカルチャーに関するものに違いない!だからこそ、この女帝ジャネラ自ら、地球侵攻作戦の指揮をとっておるのじゃ!」 | ;「それだけではない…我らキャンベル星人の科学力をもってすら突破できぬ[[TOKYO JUPITER|赤い障壁に包まれた都市]]…巨大な石人形を呪術で操る不可解な種族、[[妖魔帝国]]…この銀河でも類を見ないほどの絶大な繁殖力と進化速度を誇る謎の生物、[[擬態獣]]…この地球というちっぽけな星には奇妙な事変が多すぎるのじゃ。この星には何かがある…。二万年前の調査では見落とされていた何かが…そしてそれは、かつての覇権種族、プロトカルチャーに関するものに違いない!だからこそ、この女帝ジャネラ自ら、地球侵攻作戦の指揮をとっておるのじゃ!」 | ||
:『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』第3話『嵐を越えて』のシナリオエンドデモにおける会話の一節。 | :『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』第3話『嵐を越えて』のシナリオエンドデモにおける会話の一節。 | ||
+ | == スパロボシリーズの迷台詞 == | ||
+ | ;ズール「愚か者共め。粛清せよ。ワシの言葉に従えぬ者には死あるのみだ!」<br/ >ジャネラ「お、お待ちください陛下!それはあまりにも…」 | ||
+ | :独立軍ルート『勝利者のいない戦い』にて。[[グラドスの刻印]]が発動し地球圏から故郷の星へ帰還出来なくなった事から銀河帝国内では脱走兵と士官とでの内ゲバが発生するほどの混乱が起きており、ワールやゴーマンは今後士気の低下や反乱兵脱走兵の増加が懸念される事をズールへ提言するも、ズールはそんな奴らは処分しろと断言した。 | ||
+ | :'''冷酷非情なジャネラが部下の心情を加見して処刑に反対する'''のはスパロボシリーズでもかなり異様な光景であるが、これだけ状況が悪化するともなるとジャネラも兵士の感情を汲み取るようである。また、この描写を見る限りではジャネラも[[ベガ大王|彼]]同様'''自分の方針にすんなりと従わなかった程度では処刑しない事が判明した'''シーンでもある。 | ||
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == |
2022年10月1日 (土) 02:33時点における版
ジャネラ | |
---|---|
登場作品 | 超電磁ロボ コン・バトラーV |
声優 |
つかせのりこ 日比野朱里(SRW代役) |
デザイン | 安彦良和 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦64 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | キャンベル星人 |
性別 | 女 |
出身 | キャンベル星 |
所属 | キャンベル星・地球攻撃軍 |
役職 | 司令官 |
ジャネラは『超電磁ロボ コン・バトラーV』の登場人物。
概要
『超電磁ロボ コン・バトラーV』の番組後半におけるキャンベル軍の司令官。
オレアナ率いるキャンベル軍の壊滅後、部下であるワルキメデス、ダンゲルの兄弟を引き連れ、自ら地球を侵略しに乗り込んできた。
美貌の持ち主だが、その性格は冷酷非情で、部下に対しても失態には容赦がない。本性を現すときには本来のものと思われる醜い顔に変化する。
最終回でのコン・バトラーVの決戦の末、乗艦のセント・マグマが戦闘不能になった後に地球の中心に向けてアースボムを発射し、自らは逃亡を図ったが、ロボットに改造したワルキメデスの裏切りにあい、セント・マグマの爆発に巻き込まれて死亡した。
女帝を名乗っているが、キャンベル星側との対等なやり取りからキャンベル星の支配者ではなく、あくまでも一司令官に過ぎないと思われる。
登場作品と役柄
キャンベル星が他勢力の配下になる事が多く、中間管理職としての側面が強いが、『第3次α』では悪役としての存在感を見せつける。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 名前のみ登場。ガルーダの会話からバルマーに捕らわれていることが語られた。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- ボアザン帝国と同盟を結び、自身はボアザン本星に駐留。αナンバーズ襲来で、腰が引けるズ・ザンバジルに本性を見せていた。αシリーズにおける長浜作品系のラスボスとして他作品と比べて大物扱いで、原作と同じくセント・マグマに搭乗する。ただ、戦うのはルート4分割となるボアザンルートの1ステージのみ。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2
- 第1部ではオレアナが地上でプレイヤー部隊と戦っていたが、時間軸が同じ第2部では部下のワルキメデスやダンゲルをロンド・ベルにけしかけていた。第3部でようやく姿を見せ、こちらに最終決戦を挑んでくる。妙にオリジナルの敵勢力アインストと縁がある。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 『COMPACT2』と同じような扱い。今回は据え置きのSRWという事で、代役ながら音声を初収録。
- 母星から放逐され、帰る場所を失った事に愕然としながらも、「女帝」としてのプライドを懸けて無謀な戦いを挑む最終決戦では、その最期をロンド・ベル隊の各員から憐れまれており、出番の少なさに反してシナリオ的扱いは良い(あくまでジャネラに限ってのみだが)。セント・マグマでコン・バトラーへと特攻を掛ける様が、デモムービーで収録されている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- キャンベル星の平和主義者に敗れてベガ星連合軍の支配下に収まっている設定。当初は地球侵略の前線司令官として、ミケーネ帝国や百鬼帝国と共闘していた。だが相次ぐ部下の失敗に司令を外され、ガンダル司令の連れてきたプリンス・ハイネルに取って代わられた。その後も何度か登場し、地底城での戦いで戦死する。
- スーパーロボット大戦R
- 今回はどこの勢力にも支配されていない。他のスーパー系敵勢力と同盟を組む。キャンベル星で平和勢力が政権をとったため、ミケーネ帝国と協力して首都に攻撃を仕掛けるが、ラウンドナイツに倒される。セント・マグマに乗る。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 今作ではワルキメデスが登場せず、代わりにシャピロを部下としている。最期は地球にアースボムを撃ち込むが、恐竜帝国のメカザウルスによって投げ返され、ブランブルごと爆死する。宿敵のあまりにもあっけない最期に、豹馬も呆然としていた。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 初登場作品。ズール皇帝率いる銀河帝国の幹部として登場。具体的な肩書きは「銀河帝国地球攻撃軍副司令」。また本人の口から「キャンベルの女帝」と名乗っている為、原作未見だとさも彼女がキャンベル星の支配者であるかのように聞こえるかもしれない。
- 原作にある「女帝の趣味は豹馬狩り」の回が再現されており、ガロとキバを引き連れ豹馬を狙う。
- またズールの方針にドン引きして配下の兵士を庇う姿勢を見せるなど、副司令でありながら中間管理職の側面も垣間見える描写がある。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
パイロットステータス
能力値
『第3次α』では格闘と回避以外、全キャラ中トップクラス。乗機セントマグマの武装に特殊効果もあり、被弾は命取りに。
精神コマンド
特殊技能
小隊長能力
- 小隊攻撃の攻撃力+10%、ダメージ-10%
- 『第3次α』で採用。小隊を組むことはないので実質ダメージ軽減のみ。
人間関係
キャンベル軍
地球人
他作品との人間関係
長浜ロマンロボシリーズ
- プリンス・ハイネル
- 『A』では共にベガ大王配下の同僚格で、『R』では同盟関係に当たるが、『A』では前線司令官の座を彼に奪われる事に反発し、『R』でも部下同士が仲が悪かった。『第3次α』では当初から敵対関係となる。
- ズ・ザンバジル
- 『第3次α』では星間連合の同盟者であるが、実質的な実権はジャネラが掌握している。
ダイナミック系
- 暗黒大将軍、地獄大元帥
- 『A』、『R』では同盟関係。
- ベガ大王
- 『A』では彼の軍門に降っている。
- ガンダル司令
- 『A』では上官的存在で、前線司令官の座を剥奪された。『64』では共に銀河帝国に所属する同僚。
- デューク・フリード
- 『IMPACT』では帰る場所を失った心境を彼に悟られ、温情を懸けられるもこれを一蹴する。
その他のスーパー系
- ズール皇帝
- 『64』では主君。彼女も上述のように冷酷非情な性格であるが、ズールのあまりに非道な方針にドン引きして一般兵を庇おうとする姿勢を見せたため、ズールよりかは上司としての度量を持っているように感じられる。
- ワール
- 『64』では上司で、彼の副官を務めた。
名台詞
- 「私の名はジャネラ。ここに宣言する、お前達を倒す事を!」
- 27話より。豹馬達が海岸で発見したナイフの刺さったコン・バトラーVの人形から放たれたジャネラの宣戦布告。
- 「ようも言ったな、南原ちずる!コピーマシンの生贄にかけてそちの減らず口を叩けぬようにしてやるわ!」
- 40話でバトルチームの食事風景を映像で見ていた際、自分の容姿を気味が悪い、トカゲのような目つきとこきおろしたちずるに激怒した際の台詞。この後に化け物呼ばわりした際も激怒している。
- 「豹馬にちずる、今宵限りの命のラストダンス、死のダンスを踊るがいい…!」
- 豹馬とちずるが仮想舞踏会に参加した際、二人を遠くから見ての台詞。
- 「ロボットにされても臆病は変わりないんだね、フフフ…」
- 最終話でワルキメデスをロボットに改造した後、自身に忠実ながらも生身の頃と同様に慎重な発言をするワルキメデスを嘲笑しての台詞。しかし、この後思わぬしっぺ返しを喰らう事になる。
- 「おどき!どかないと……クッ!」
- 「あっ、あぁっ!ああぁっ!」
- 「あああぁぁぁぁぁぁっ!!」
- セント・マグマからの脱出をワルキメデスに阻まれた時に。杖で攻撃するも、ワルキメデスはジャネラに向かって詰め寄ってくる。歩みを止める事は叶わず、そのまま倒れてきたワルキメデスに押しつぶされ、セント・マグマの爆発に巻き込まれる自業自得な最期を迎えた。
スパロボシリーズの名台詞
- ジャネラ「関係ない! ワルキメデス、この戦い、もうあとはない! 勝てなければ、ここで終わりじゃ!」
ワルキメデス「ど、どういうことなのですか、ジャネラ様! ダンゲルめは死に、ベガ星連合軍とは連絡が取れません! ボアザン星人などの命令など無視し、ここは一度キャンベル星に…」
ジャネラ「…もう我らに帰るべき場所はないのじゃ」
ワルキメデス「な…!?」
ジャネラ「キャンベル星和平派のリーダー、デウスがキャンベル星の解放を宣言した。ハイネルたちも知らん…つい数時間前の話じゃ…!」 - 『A』第29話「地底城強襲」or「地底城直上決戦」より、単騎で先行した新型のゲッターロボに驚くワルキメデスに対しての会話。既に何が相手だろうと、侵略を成功させなければジャネラ達の居場所はなくなってしまっていた。人々が平和を勝ち取り、自然の流れとして、戦争がなくなっていく…その流れに淘汰されていく悪役のある種の悲哀溢れる言葉である。ちなみに、『A』ではデウスは第17話とここで名前が出てくるだけの登場。
- 「フフ…ハハハハハハハハ! …見くびられたものじゃ、この女帝ジャネラが…! 葵豹馬! それでおめおめと逃げ帰ると思うてか! ワルキメデス!」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第26話「決着、そして新たなる謎」より。豹馬やデュークからの温情を一笑に付し、僅かな戦力で無謀な戦いを挑む。
- 「クククク…葵…豹馬。わらわと貴様が同じ立場なら…逃げ帰ったと…言うのか?」
- 同上。絶命寸前、豹馬からイヌ死にに等しい無謀さを咎められての発言。ジャネラが垣間見せた「女帝」としてのプライドの高さに、一同は言葉を失う。
- 「アースボムを止める鍵は黄金城の地下にある…だが、お前達をそこへ行かせはしない!」
「お前達はアースボムを制止する方法を知りつつ、目の前でその爆発を見るしかないのだ!」
「ハハハハハハハ!ボアザンとαナンバーズに呪いあれ!」 - 『第3次α』ボアザンルート第46話「崩れゆく邪悪の塔」での最期の台詞。αナンバーズに敗北したジャネラだったが、元はザンバジルの裏切りを阻止するためにボアザン星に仕掛けていたアースボムを起動。さらに起爆を邪魔させない様にアースボムへのルートを塞ぐ様に爆死した。
- 死の寸前に周囲の者たちを道連れにしようと足掻く様はどことなく闘将ダイモス原作のオルバン大元帥を彷彿とさせる。
- ちなみに最後の「〜に呪いあれ!」は別ルートにも発言者がいる。
- 「それだけではない…我らキャンベル星人の科学力をもってすら突破できぬ赤い障壁に包まれた都市…巨大な石人形を呪術で操る不可解な種族、妖魔帝国…この銀河でも類を見ないほどの絶大な繁殖力と進化速度を誇る謎の生物、擬態獣…この地球というちっぽけな星には奇妙な事変が多すぎるのじゃ。この星には何かがある…。二万年前の調査では見落とされていた何かが…そしてそれは、かつての覇権種族、プロトカルチャーに関するものに違いない!だからこそ、この女帝ジャネラ自ら、地球侵攻作戦の指揮をとっておるのじゃ!」
- 『SC2』第3話『嵐を越えて』のシナリオエンドデモにおける会話の一節。
スパロボシリーズの迷台詞
- ズール「愚か者共め。粛清せよ。ワシの言葉に従えぬ者には死あるのみだ!」
ジャネラ「お、お待ちください陛下!それはあまりにも…」 - 独立軍ルート『勝利者のいない戦い』にて。グラドスの刻印が発動し地球圏から故郷の星へ帰還出来なくなった事から銀河帝国内では脱走兵と士官とでの内ゲバが発生するほどの混乱が起きており、ワールやゴーマンは今後士気の低下や反乱兵脱走兵の増加が懸念される事をズールへ提言するも、ズールはそんな奴らは処分しろと断言した。
- 冷酷非情なジャネラが部下の心情を加見して処刑に反対するのはスパロボシリーズでもかなり異様な光景であるが、これだけ状況が悪化するともなるとジャネラも兵士の感情を汲み取るようである。また、この描写を見る限りではジャネラも彼同様自分の方針にすんなりと従わなかった程度では処刑しない事が判明したシーンでもある。