「プファイルIII」の版間の差分

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:初登場作品。[[ヨン・ジェバナ]]の愛機として4話から参戦する。性能的には避けて当てるスピード型だが、火力は若干控えめ。3種の固定武装のうち2種類に気力制限が設けられているため、[[換装武器]]の併用は必須。[[全体攻撃]](スイッチブレード・ガン)の威力は良好なため、気力が上がるまでは「ハイパー・ビームライフル」などを持たせた上で武器特性の似た[[グルンガスト弐式]]と組んで進軍すると効率が良い。
 
:なお、ヒュッケバイン系と異なりバルカンを持たず、換装武器を装備しないと射程1に攻撃できない。頭の開口部は飾りなのだろうか。
 
:なお、ヒュッケバイン系と異なりバルカンを持たず、換装武器を装備しないと射程1に攻撃できない。頭の開口部は飾りなのだろうか。
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:宇宙ルートでは第6話、地上ルートでは第9話クリア後に参入。
 
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:基本性能はOGDPと変わらず。ガン・スタブレーダーは格闘武器から射撃武器へと変更し、使い勝手が良くなった。汎用機扱いで乗換えが可能。相変わらず換装武器を装備しないと射程1に攻撃できない。
 
:基本性能はOGDPと変わらず。ガン・スタブレーダーは格闘武器から射撃武器へと変更し、使い勝手が良くなった。汎用機扱いで乗換えが可能。相変わらず換装武器を装備しないと射程1に攻撃できない。

2023年3月12日 (日) 17:37時点における版

プファイルIII
読み プファイル ドライ
外国語表記 Pfeil Drei
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

デザイン 谷口欣孝
初登場SRW スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
正式名称 量産型ヒュッケバインMk-II MHRDT3カスタム
分類 パーソナルトルーパー
ヒュッケバインシリーズ
生産形態 改修機
型式番号 RPT-010M3C-03
全高 21.8 m
重量 54.6 t
浮揚機関 テスラ・ドライブ
フレーム G2フレーム
原型機 量産型ヒュッケバインMk-II
開発
所属 恒星間国家「共和連合」枢密院
主なパイロット ヨン・ジェバナ
テンプレートを表示

プファイルIIIは『スーパーロボット大戦OG ダークプリズン』の登場メカ

概要

量産型ヒュッケバインMk-IIのカスタム機で、正式名称は「量産型ヒュッケバインMk-II MHRDT3カスタム」。名前の由来は、旧西暦の第二次大戦中に、ドイツのフォッケウルフ社で「フッケバイン(ヒュッケバイン)」という愛称を持つジェット機を開発していたエンジニアがアルゼンチンで設計した、「プルキーII」という戦闘機より(「プルキー」は「矢」という意味で、これをドイツ語の「プファイル」にした)。

現場からのアップデート案や将来的な近代化改修を見越した改修案を基に、開発実験団第3人型機動兵器開発実験隊が改造した実験機であるとされている。メーカーに改修プランを提出するための運用データの試験機であるため、開発は軍部主導で行われており、メーカーは関与していないとヨンは説明していた。

その実態は、インスペクター(ウォルガ)が接収した量産型Mk-IIの改造プランにゾヴォークの技術を融合させて開発した試験機。オリジナルと比較して、テスラ・ドライブの強化、バーニアの増設、頭部センサーの改修が行われている。火力の低さは、右手に携えた銃剣に近い構造をもつ大型万能銃「ガン・スタブレーダー」でカバーしている。

ヒュッケバインシリーズの中では異色の出自だが、本を正せばヒュッケバインはそもそも異星人の技術を取り入れて造られた機動兵器であり、それを踏まえればむしろ凶鳥の系譜に忠実な機体とも言える。

登場作品と操縦者

OGシリーズ

スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
初登場作品。ヨン・ジェバナの愛機として4話から参戦する。性能的には避けて当てるスピード型だが、火力は若干控えめ。3種の固定武装のうち2種類に気力制限が設けられているため、換装武器の併用は必須。全体攻撃(スイッチブレード・ガン)の威力は良好なため、気力が上がるまでは「ハイパー・ビームライフル」などを持たせた上で武器特性の似たグルンガスト弐式と組んで進軍すると効率が良い。
なお、ヒュッケバイン系と異なりバルカンを持たず、換装武器を装備しないと射程1に攻撃できない。頭の開口部は飾りなのだろうか。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
宇宙ルートでは第6話、地上ルートでは第9話クリア後に参入。
基本性能はOGDPと変わらず。ガン・スタブレーダーは格闘武器から射撃武器へと変更し、使い勝手が良くなった。汎用機扱いで乗換えが可能。相変わらず換装武器を装備しないと射程1に攻撃できない。

装備・機能

武装・必殺武器

ロシュセイバー
フォトン・ライフル
初期装備の換装武器。ヒュッケバインの系譜に連なる機体としてしっかり所持している。
ソード・ランチャー
「ガン・スタブレーダー」に用意された機能のひとつ。近距離戦闘用の実剣射出装置。先端部に備え付けられた4本の鋭利なブレード(日本刀に似た刀身)を誘導弾として射出する。接近戦で使用することも可能だが、『OGDP』ではP属性を付与された実弾消費武器としてのみ扱われる(全8発)。グレイターキンII)の肩で異彩を放つ武器「ソードランチャー」と同名の武装であるため、しばしば混同されがちだが、この武装名が銃の正式名称となっているわけではない。
この武器名は『OGDP』を遊ぶプレイヤー側に、ヨンとプファイルに隠れた秘密があることを知らせる伏線のひとつとなっており、シュウがヨンの素性に気付いた切っ掛けとなっている。ただし、グレイターキンの「ソードランチャー」は『ジ・インスペクター』でのみ披露された武器であるため、ゲーム媒体でしかOGシリーズに触れていないユーザーには少々分かり難い伏線になっている(逆に言えば、OG正史ではグレイターキンはゲームで使わなかったソードランチャーを装備していた事になる)。
スイッチブレード・ガン
中・遠距離専用の高出力エネルギー砲。内部に収納されているランチャーのバレル部分を伸ばして高出力のビームを発射する。全体攻撃可。
量産機にしてはかなりの極太光線を放つが、ルーツを知った後で改めて観察すると、インスペクター機が搭載していた「フォトンビーム砲」を彷彿とさせる。あちらもバレルが本体からせり出す方式である。
ビーム属性であるため、ヴォルクルスに放射すると悲惨なことになる。

必殺技

ガン・スタブレーダー
携行する主力武器。グレイターキンの内蔵火器(光線砲)と搭載兵器(実剣射出装置)を参考にして作られた。ブレードと光線を撃ち分け、射撃と格闘の双方に対応するレンジの広い実験兵装。本機はこの武装のテスト用に造られた、という側面を持つ。ヨン・ジェバナが開発したモーション・パターンは「銃剣による斬撃と刺突→ブレード射出→仰向けの体勢になって高速飛行するプファイルIIIの狙撃(スイッチブレード・ガン)」である。トドメ演出では、バレルを収納して〆(焼きついたバレルを離脱していると勘違いされることが多いが、内部に収納している)。
なお、『OGDP』では地味に格闘武器であるため、射撃が得意なヨンとは相性が悪かったりするが、『OGMD』では射撃に変更された。

移動タイプ

テスラ・ドライブにより飛行可能。しかし、空適正は’B’なので、陸で戦うといい。

サイズ

M

カスタムボーナス

武器の命中補正値+10、射程1以外の武器の射程+1
『OGDP』のボーナス。射程外からのツインユニット殲滅に適したボーナス。条件次第で参入するライグ=ゲイオスと組めば殲滅力が上がるが、問題は乗り手か。
武器の命中補正が低めなため、そこが補強されるのはありがたい……と思いきや、バランス的に10段階改造しているとそれほどありがたくはなかったりする。
全武器の必要気力-10、射程1以外の武器の射程+1
『OGMD』のボーナス。射程が延長されるのは同じだが、命中補正から必要気力の低下に変更された。本作のバランスだと命中のままの方がやや有利だったか。
そもそも『OGDP』より固定武器の必要気力が-10されており、そこまで気力制限が厳しいわけではない。とはいえ速攻性は上がり、デフォルトのヨンとの相性も悪くはない。

機体BGM

「AUDITOR GIRL」
ヨン専用曲。ちなみに彼女の初登場シナリオのタイトルも「オーディター・ガール」である。
実はAUDITORの意味は「観察官」。つまり彼女が何者かについての答えをさりげなくバラしている。

関連機体

ヒュッケバインシリーズ
本機はこの系列に属する。
ヒュッケバインMk-II
原型機の原型機。
量産型ヒュッケバインMk-II
原型機。
ベルゲルミル
量産型ヒュッケバインMk-IIがマシンセルによって変貌した機体であり、異父兄弟といえる機体。
セリウスセリウスII
デザイナーが同じなためか形状が酷似している。