「ファートゥム」の版間の差分

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[[ペルフェクティオ]]が駆る、巨大な『機械体』。他のルイーナの機動兵器とは違い、異次元のエネルギーが実体化した存在。その正体は「破滅の王」自体がファブラ・フォレースを通じて機動兵器として実体を持った姿であり、圧倒的な力を誇る。エネルギーの供給が為される限り(つまりは「破滅の王」が健在である限り=無限に)再生を繰り返すが、機械であるがゆえに攻撃が通じ、破壊することも出来る。
  
人型から離れた異形の姿を持ち、脚部は蜘蛛のようである。両腕についている、男女の二つの顔面が特徴。
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人型から離れた異形の姿を持ち、脚部は蜘蛛のようである。両腕についている、「絶望」と「恐怖」を示す男女の二つの顔面が特徴。
  
破壊されても、[[ファブラ・フォレース]]からの負のエネルギーを供給されているため無限に再生する事ができるが、[[トレーズ・クシュリナーダ]][[特攻]]によってそれは断たれた。
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実は機体全体が人面を象っており、機体下部の腰に当たる部分に唇がある。
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何度破壊しても復活するという厄介極まりない特性を備えるが、[[トレーズ・クシュリナーダ]]の特攻によって世界の外に押し出され、ファブラ・フォレースが破壊されたことで「D」世界に干渉する術を失い、撤退することとなった。
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OG2ndでもほぼ同様の状況で出現し、同様のプロセスで葬られることになるが、出現した「門」は[[クロスゲート]]になっている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
 
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:ラスボス機という事もあって、HPは20万という高い数値。更に一度破壊しても完全復活する為に強敵。武装も近距離から遠距離まで隙がなく、下手に密集させれば悲惨な事になる。唯一の救いは、[[ズール皇帝]]や[[ゲペルニッチ]]にあった[[HP回復]]の[[特殊能力]]を持っていないこと。ちなみに周回が40を超えると'''HP400000、装甲4500'''という絶望的な硬さを発揮して来る。正直な話、SPを回復する手段がないと詰む。
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:ラスボス機という事もあって、HPは20万という高い数値。更に一度破壊しても完全復活する為に強敵。武装も近距離から遠距離まで隙がなく、下手に密集させれば悲惨な事になる。唯一の救いは、[[ズール皇帝]]や[[ゲペルニッチ]]にあった[[HP回復]]の[[特殊能力]]を持っていないこと。ちなみに周回が40を超えると'''HP400000、装甲4500'''という絶望的な硬さを発揮して来る。正直な話、SPを回復する手段がないと詰みかねない。[[プロトガーランド]]などの回避が高く、無消費の武器を持つ機体でチクチク削っていけばいつか倒せるが、その前にGBA・DS本体の電池が持たないだろう。
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;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
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:59話「デザイア」に登場。イベントで2度も全回復する上にHPが380000まで跳ね上がっており、D以上にしぶとい。ペルフェクティオの能力が回避型なのと、厄介な防御能力がないのが合わさってダメージ自体は通しやすいが、反撃が強い。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:「テネブラエ」とはラテン語で「闇」の意味。
 
:「テネブラエ」とはラテン語で「闇」の意味。
 
;オルクステレブラー
 
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:両腕の顔面の目と口からドリルを出して体当たりする技。[[コンボ]]対応攻撃。しかし、一列上に密集している場合は優先的に[[マップ兵器]]を使用する為、目にすることが少ない。
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:両腕の顔面の目と口からドリルを出して体当たりする技。[[コンボ]]対応攻撃。しかし、一列上に密集している場合は優先的に[[マップ兵器]]を使用する為、目にすることが少ない。OG2ndでは煙幕で動きを止め、背後から貫くというものに。ちなみに目のドリルはなくなった。
 
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;ウルティムム
:両腕、そして胴体から強力なエネルギー波を放つ。そのエネルギー波の中には、無数の顔面が飛び交っている。[[射程]]が10と武装の中では最大。
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:両腕、そして胴体から強力なエネルギー波を放つ。そのエネルギー波の中には、無数の顔面が飛び交っている。[[射程]]が10と武装の中では最大。OG2ndでは機体下部の口から黒い津波を吐き出すという別の技になっている。
 
;ウルティムム([[マップ兵器]])
 
;ウルティムム([[マップ兵器]])
 
:ウルティムムのマップ兵器バージョン。自機を中心とした全方位タイプの射程で、なおかつ2機以上範囲内に入っていれば問答無用で撃って来る。しかも、EN消費型の技でなおかつEN回復(大)の[[特殊能力]]を持っているため、実質無限に撃てる。但し、範囲内に味方機がいる場合は撃ってこないので、雑魚を一体だけおびき寄せておくというのも手である。
 
:ウルティムムのマップ兵器バージョン。自機を中心とした全方位タイプの射程で、なおかつ2機以上範囲内に入っていれば問答無用で撃って来る。しかも、EN消費型の技でなおかつEN回復(大)の[[特殊能力]]を持っているため、実質無限に撃てる。但し、範囲内に味方機がいる場合は撃ってこないので、雑魚を一体だけおびき寄せておくというのも手である。
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:射撃系ビーム兵器のダメージを軽減する[[バリア]]。効力は低いので、攻撃力を高めれば、ビーム兵器主体の機体でも十分ダメージが入る。
 
:射撃系ビーム兵器のダメージを軽減する[[バリア]]。効力は低いので、攻撃力を高めれば、ビーム兵器主体の機体でも十分ダメージが入る。
 
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:自軍フェイズ開始時に最大ENの三割を回復。
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:「SP低下」「SP吸収」「能力低下」「行動不能」「精神禁止」を無効化。だが、これが出来る機体は味方にはほとんどいないので死に能力に近い。ファートゥムのブロックはこれしかないので、「直撃」なしでアーマーブレイカーが通るのが一番ありがたい。
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:専用能力。'''自軍フェイズ開始時、敵軍全ての気力を-2'''。要するに[[戦意高揚]]の逆バージョンだが、長期戦になるためこれが地味に痛い。味方に「戦意高揚」を持たせて相殺するか、「覚醒」「再動」を使って畳み掛けるしかない。
  
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===

2012年12月11日 (火) 21:10時点における版

ファートゥム(Fatum)

ペルフェクティオが駆る、巨大な『機械体』。他のルイーナの機動兵器とは違い、異次元のエネルギーが実体化した存在。その正体は「破滅の王」自体がファブラ・フォレースを通じて機動兵器として実体を持った姿であり、圧倒的な力を誇る。エネルギーの供給が為される限り(つまりは「破滅の王」が健在である限り=無限に)再生を繰り返すが、機械であるがゆえに攻撃が通じ、破壊することも出来る。

人型から離れた異形の姿を持ち、脚部は蜘蛛のようである。両腕についている、「絶望」と「恐怖」を示す男女の二つの顔面が特徴。

実は機体全体が人面を象っており、機体下部の腰に当たる部分に唇がある。

何度破壊しても復活するという厄介極まりない特性を備えるが、トレーズ・クシュリナーダの特攻によって世界の外に押し出され、ファブラ・フォレースが破壊されたことで「D」世界に干渉する術を失い、撤退することとなった。

OG2ndでもほぼ同様の状況で出現し、同様のプロセスで葬られることになるが、出現した「門」はクロスゲートになっている。

登場作品と操縦者

スーパーロボット大戦D
ラスボス機という事もあって、HPは20万という高い数値。更に一度破壊しても完全復活する為に強敵。武装も近距離から遠距離まで隙がなく、下手に密集させれば悲惨な事になる。唯一の救いは、ズール皇帝ゲペルニッチにあったHP回復特殊能力を持っていないこと。ちなみに周回が40を超えるとHP400000、装甲4500という絶望的な硬さを発揮して来る。正直な話、SPを回復する手段がないと詰みかねない。プロトガーランドなどの回避が高く、無消費の武器を持つ機体でチクチク削っていけばいつか倒せるが、その前にGBA・DS本体の電池が持たないだろう。
第2次スーパーロボット大戦OG
59話「デザイア」に登場。イベントで2度も全回復する上にHPが380000まで跳ね上がっており、D以上にしぶとい。ペルフェクティオの能力が回避型なのと、厄介な防御能力がないのが合わさってダメージ自体は通しやすいが、反撃が強い。

装備・機能

機体の地形適応は全てS。サイズはLLなので攻撃を回避されることは少ないが、攻撃力と防御力のダメージ補正でこちらが不利になりやすい。

武装・必殺武器

全体的に攻撃アニメーションが長めであるため、戦闘アニメをオフにするか適度にスキップしないと、かなり総戦闘時間がかかる。

テネブラエ
両腕の顔面の口より、無数のエネルギー弾を連射する。一番威力が低いので、この攻撃の範囲内に入る事がベスト。それでも油断は出来ないが。
「テネブラエ」とはラテン語で「闇」の意味。
オルクステレブラー
両腕の顔面の目と口からドリルを出して体当たりする技。コンボ対応攻撃。しかし、一列上に密集している場合は優先的にマップ兵器を使用する為、目にすることが少ない。OG2ndでは煙幕で動きを止め、背後から貫くというものに。ちなみに目のドリルはなくなった。
ウルティムム
両腕、そして胴体から強力なエネルギー波を放つ。そのエネルギー波の中には、無数の顔面が飛び交っている。射程が10と武装の中では最大。OG2ndでは機体下部の口から黒い津波を吐き出すという別の技になっている。
ウルティムム(マップ兵器
ウルティムムのマップ兵器バージョン。自機を中心とした全方位タイプの射程で、なおかつ2機以上範囲内に入っていれば問答無用で撃って来る。しかも、EN消費型の技でなおかつEN回復(大)の特殊能力を持っているため、実質無限に撃てる。但し、範囲内に味方機がいる場合は撃ってこないので、雑魚を一体だけおびき寄せておくというのも手である。
「ウルティムム」とはラテン語で「究極」「最後」の意味。
エデッセサペレ
両腕の顔面を飛ばし、敵を挟み込んでエネルギー弾を乱射し、機体をズタズタにした後、そのまま顔面が敵を食い尽くすように挟み込んでフィニッシュ。半端ない威力だが、射程は1マス。
OG2ndでは演出が大幅に変更され、左右の顔面を分離した後咆哮で異空間に引きずり込み、ウルティムムで固め、ペルフェクティオ自身がファートゥムから飛び出して敵機を引きずり出して爆砕、という流れになっている。正に機体よりも本人が危険なペルフェクティオらしい技となっている。なお、最後の部分でシュロウガを髣髴とさせる連続カットインが入るのだが、〆の部分はフェリオが住んでいた南極の家なのが何とも物悲しい。戦闘不能効果付きなので要注意(OG2ndには「精神耐性」が無い為、受けられる機体は限られる)。

特殊能力

ビームコート
射撃系ビーム兵器のダメージを軽減するバリア。効力は低いので、攻撃力を高めれば、ビーム兵器主体の機体でも十分ダメージが入る。
EN回復(大)
自軍フェイズ開始時に最大ENの三割を回復。
パイロットブロック
「SP低下」「SP吸収」「能力低下」「行動不能」「精神禁止」を無効化。だが、これが出来る機体は味方にはほとんどいないので死に能力に近い。ファートゥムのブロックはこれしかないので、「直撃」なしでアーマーブレイカーが通るのが一番ありがたい。
パッシーオ
専用能力。自軍フェイズ開始時、敵軍全ての気力を-2。要するに戦意高揚の逆バージョンだが、長期戦になるためこれが地味に痛い。味方に「戦意高揚」を持たせて相殺するか、「覚醒」「再動」を使って畳み掛けるしかない。

移動タイプ

常に飛行している。

サイズ

LL

機体BGM

最終ボス専用BGMが流れるが、曲名は長いこと不明であった。しかし第二次OGにて「Despeir」と判明した。

資料リンク