「カグラ・デムリ」の版間の差分

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*キャラクターデザイン:丸藤広貴、倉花千夏(原案)
 
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どこか[[アマタ・ソラ]]に似た雰囲気を持つ[[アルテア界]]の戦士。[[性格]]は[[アマタ・ソラ|アマタ]]とは正反対で、非常に好戦的かつ野性的な性格。人の持つ何かを臭いとして察知し、臭いに例えるなど容姿と相まってアマタ以上に[[アポロ]]との共通点が多い。
  
 
物語中盤で「'''逆さま'''」の[[エレメント能力]]に目覚める。無限拳などの発動中の能力を押し戻す事が出来るなど、かなり強力な能力。カグラの言によれば、人間の体液を逆流させることもできるという(実行には移されなかったので、ハッタリかもしれない)。
 
物語中盤で「'''逆さま'''」の[[エレメント能力]]に目覚める。無限拳などの発動中の能力を押し戻す事が出来るなど、かなり強力な能力。カグラの言によれば、人間の体液を逆流させることもできるという(実行には移されなかったので、ハッタリかもしれない)。
  
一方で一定の法則のもと、口にする言葉も意図と逆さまになってしまう副作用がある(例:「臭い匂い」なら「いい匂い」という意味になる)。「俺のシルフィ」として目を付けた[[ミコノ・スズシロ]]に対しては戦場に出るたびに猛烈なアプローチをかけていたが、この副作用のおかげで口説き文句が異様に物騒な文面(文字通りの'''殺し文句'''とも言える)になってしまい、中盤になるまで真意には全く気づかれなかった。
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一方で一定の法則のもと、口にする言葉も意図と逆さまになってしまう副作用がある(例:「臭い匂い」なら「いい匂い」という意味になる)。「俺のシルフィ」として目を付けた[[ミコノ・スズシロ|ミコノ]]に対しては戦場に出るたびに猛烈なアプローチをかけていたが、この副作用のおかげで口説き文句が異様に物騒な文面(文字通りの'''殺し文句'''とも言える)になってしまい、中盤になるまで真意には全く気づかれなかった。
  
 
正体は母アリシアがアルテア界に去る際、それを見送ろうとする存在と追いかける存在に分裂したアマタの対存在であり、カグラは「追いかけるアマタ」である。アルテア界にわたった際にアマタとしての記憶を全て失い、ミカゲに保護されるが、彼の歪んだ感情に晒されて育った結果、己の力のみを第一義とするねじれた人格に成長している。
 
正体は母アリシアがアルテア界に去る際、それを見送ろうとする存在と追いかける存在に分裂したアマタの対存在であり、カグラは「追いかけるアマタ」である。アルテア界にわたった際にアマタとしての記憶を全て失い、ミカゲに保護されるが、彼の歪んだ感情に晒されて育った結果、己の力のみを第一義とするねじれた人格に成長している。

2016年2月25日 (木) 23:02時点における版

カグラ・デムリ(Kagura Demuri)

どこかアマタ・ソラに似た雰囲気を持つアルテア界の戦士。性格アマタとは正反対で、非常に好戦的かつ野性的な性格。人の持つ何かを臭いとして察知し、臭いに例えるなど容姿と相まってアマタ以上にアポロとの共通点が多い。

物語中盤で「逆さま」のエレメント能力に目覚める。無限拳などの発動中の能力を押し戻す事が出来るなど、かなり強力な能力。カグラの言によれば、人間の体液を逆流させることもできるという(実行には移されなかったので、ハッタリかもしれない)。

一方で一定の法則のもと、口にする言葉も意図と逆さまになってしまう副作用がある(例:「臭い匂い」なら「いい匂い」という意味になる)。「俺のシルフィ」として目を付けたミコノに対しては戦場に出るたびに猛烈なアプローチをかけていたが、この副作用のおかげで口説き文句が異様に物騒な文面(文字通りの殺し文句とも言える)になってしまい、中盤になるまで真意には全く気づかれなかった。

正体は母アリシアがアルテア界に去る際、それを見送ろうとする存在と追いかける存在に分裂したアマタの対存在であり、カグラは「追いかけるアマタ」である。アルテア界にわたった際にアマタとしての記憶を全て失い、ミカゲに保護されるが、彼の歪んだ感情に晒されて育った結果、己の力のみを第一義とするねじれた人格に成長している。

ミコノに惹かれていた理由は、彼女がシルヴィア・ド・アリシアの転生体であるのに対し、カグラがアマタ同様アポロの転生体(の半分)であったため。その縁から彼女を廻って何度もアマタと激突を繰り返したが、最後には過去世ではなく今ある「ミコノ・スズシロ」を愛することを貫いたアマタに己の負けを認め、ミカゲに立ち向かう二人を後押しした。

戦後についてはアニメではほとんど描かれていないものの、小説版ではかつての敵対行動の引け目から学園には留まらず、近隣の森で過ごしているとのこと。また、エレメント能力とは別に獣化能力を持つ。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。声優の内山氏は本作でシリーズ初出演。PV1では何の因果か、中の人が同じバナージ・リンクスの次に戦闘アニメが公開された。
終盤に味方入り。原作ではベクターシロン(アクエリオンスパーダの上半身)に搭乗していたが、本作ではアクエリオンゲパルトのパイロット候補となる。
運命の人と見定めた女に執着するという、良く言えばロマンチスト、悪く言えば自己中心的である一面が強調されており、粗暴ながらも仲間思いの優しさや繊細さも併せ持ち、何より運命に固執しなかったアポロを知るZEUTHZEXISの面々からはその点を指摘、批判される。原作では息をつく暇もない状況で味方になったので他の候補生との交流や会話は全くなかったが今作ではしっかり絡みがある。ゼシカともエンディングでは原作に比べると良い雰囲気の仲になる。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇

パイロットステータス設定の傾向

能力値

アポロを超える野生児ということでか格闘技量命中回避に優れる接近戦型。ミスラ・グニスの長所を存分に生かしてくる。 

ただ、参入後は射撃一辺倒のアクエリオンゲパルトに乗ることになるため、高い格闘がほとんど活かせなくなる。優秀な能力だけに惜しいところだが、エレメントシステムでアマタやスパーダのパイロット達の格闘を補強する係として活用してもいい。

精神コマンド

第3次Z時獄篇
突撃直感闘志気迫
敵味方ともこのラインナップ。ゲパルトはP武器がガンポッドだけなので「突撃」は正しい選択。

特殊技能(特殊スキル)

第3次Z時獄篇
逆さまの力カウンターL5、底力L6、闘争心戦意高揚気力+ (ダメージ)気力限界突破
「逆さまの力」は中盤で解禁されるエレメント能力で、この時はカウンターの発生率100%という強烈なもの。
味方時は闘争心がガードに置き換わり、気力+ (ダメージ)気力限界突破がオミットされる。「逆さまの力」の補正も50%にガタ落ちしているが、こちらは自前の技量とカウンターのレベルが高いため大して気にはならないだろう。

固有エースボーナス

カウンター発動時、ダメージ1.1倍
第3次Z時獄篇。リベンジの変形版のようなボーナス。

人間関係

アマタ・ソラ
似たような容姿を持つが、性格は正反対。最後は負けを認めて和解。共にミカゲに立ち向かった。
ミコノ・スズシロ
「クソ女」と呼び執着していたが、最終的にはアマタと結ばれた彼女を後押しした。
ゼシカ・ウォン
アニメ最終話で、ミカゲに囚われていたゼシカを解放した。「クソ男」「どん底女」と呼び合い意気投合。息のあった連携プレーを見せた。
ちなみにゼシカを解放した理由は小説版で詳しく補完されており、運命を手に入れようとして何かを得ることも何かを与えることもできなかった自身に対してアマタのために命を捨てようとする存在がいる事実に打ちのめされたためとのこと。
トワノ・ミカゲ
師弟関係で彼に育てられたがその生活は異常であり、互いに嫌悪している。最終的には明確に敵対することになる。
イズモ・カムロギ
上司。「(イズモの)おっさん」と呼んでおり、彼の言うことを聞かず困らせる事も多い。自らの半身であるアマタの実父である為、実はカグラにとっても父親と言うべき存在である。
ジン・ムソウ
同僚。時獄篇では敵対する場面があるが展開次第で再び仲間となり、ジンに「友達」と言われている。

他作品との人間関係

アポロ
外見・粗暴な部分は彼に酷似している。『第3次Z』にてアポロを知る者達からは「彼の野性の部分を抽出した存在」、「彼を更に凶暴にした奴」などと評されている。
のちに公式の「創勢のアクエリオンEVOL」でも共演。対面した際には同族嫌悪なのか殴り合っていた。
飛鷹葵
初対戦時に野性味溢れる所を見抜いた。
熱気バサラ
『第3次Z 時獄篇』で共演。バサラらFIRE BOMBERの歌は彼の心の琴線に触れたようで、「アリシアの歌より俺の性に合う」と絶賛している。
バナージ・リンクス
『第3次Z 時獄篇』で共演。中の人が同じなのでアマタとは違った意味で同一人物。その為か彼に対する特殊台詞が用意されている。

名台詞

「トゥララララララ!」
戦闘時によく発する気合の声。
「見つけた…! 俺の…シルフィ――――ッ!!」
「臭い。臭くて…甘い」
初対面のミコノに対して、首筋を舐めながら一言。なんともな言い草だが、ミコノの装備していた恋愛感情に反応して電撃を流す腕輪からかつてない電撃が発生した。ミコノはこういうタイプが好きなのだろうか…?
「お前のことが大嫌いだ…。こ、殺したい。お前にだけは嘘を言う!」
第15話にて、誘拐したミコノに対して。この時のかなり恥ずかしがった様子から、ミコノへの数々の暴言は逆さまの愛情表現だったのだとようやく理解された。
「なんて野郎だ…!俺はシルフィを愛するために生まれてきた。1万年と2000年の時を越えて…。だけど、あいつは今を…今のミコノを愛した!」
「行っちまえ!てめえら、まとめて愛の彼方へ行っちまえ!!」
アマタのミコノへの告白を聞いて。ミコノを前世であるシルフィと重ねて見ていた自分とは違い、アマタが前世に関係無く今を生きる存在であるミコノを愛している事で、自らの負けを認めて発した言葉。そのあとに出る「今の心と書いて念」のテロップが秀逸。

スパロボシリーズの名台詞

「お前… 変わった匂いがする…」
「そうか… これがガンダムの匂いか…!」
「う…! こいつの匂い、無臭に近い…!?」
バナージ・リンクスとの特殊戦闘台詞。無臭というのは、自分と同じ存在であるアマタが無臭であるようにバナージも「別の意味」で同じであるため臭いがしないようだ。 
「聞こえるか、シルフィ!」
「大っ嫌いだ! 初めて見た時から、お前が大嫌いだった! 俺のシルフィ!」
「だから、憎んで! 殺して! そう、この俺の腕の中で永遠に…!」
「涙の行方」/「堕ちた巨人」にて、アマタとの戦闘会話中にミコノに対して。カグラ的には一世一代の愛の告白のつもりなのだが、「逆さまの力」の副作用でこんな文面に。……思えば不憫な男である。
「いいぜ、お前!どんどん歌え!俺にはアリシアの歌よりお前の歌の方が性に合う!」
第3次Z時獄篇第36話「生命の歌声」でのバサラとの戦闘前会話より。バサラらFIRE BOMBERの激しいサウンドはカグラにとって大いに好みだったようだ。
「過激にファイヤー!!トゥラララララ!!」
上記のセリフの後、気を良くしたバサラから「リクエストに応えて」とさらに盛り上げられて。どこぞのSMSの少佐ディーバのエレメント候補生に続き、彼の歌声に魅せられた男がまた一人…。

スパロボシリーズの迷台詞

「何だ、ありゃ!? もふもふしやがってよ!」
ボン太くんとの特殊戦闘台詞。着ぐるみそのものな見た目のボン太くんには流石のカグラも仰天しているようだ。ちなみに「もふもふ」とはボン太くんが基本的に使う「ふも」という単語を逆さまの力で逆転させた物と推測される。
「くるくる形を変えて忙しい奴!」
変形が可能な機体との特殊戦闘台詞。これ単体なら普通の戦闘台詞なのだが、時獄篇第一弾PVにて中の人が同じバナージの戦闘シーンの後にアクエリオンEVOLが紹介されたため、くるくる外見を変えて忙しい奴と一部でネタにされることに。

搭乗機体・関連機体

ミスラ・グニス
コモン・グニスをカグラ用にカスタマイズした新型試作機。第1話で強奪して出撃し、その後も第23話で大破するまで使用している。
ソーラーアクエリオン
ミカゲに憑依されたゼシカに諭されるまま乗り込み、ミスラ・グニスを撃破したコモン・グニス隊を圧倒的な力で一蹴した。
その後、上半身だけの状態で、同じく上半身だけのアマタのアクエリオンEVOLと対決した。
エンシェントAQ
上半身を構成するベクターソルに搭乗はしているものの、ミカゲの精神操作によって心神喪失状態になっていたので操縦はしていない。合体を完遂させた後は不要とばかりに強制排出されている。
ベクターシロン
アクエリオンスパーダの上半身に当たるベクターマシン。

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