「キッド・ホーラ」の版間の差分
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:第1話のみブレーカーの喧嘩を抑える目的で搭乗。エルチの父であるキャリングからはザブングルのメインパイロットを勧められるが、趣味に合わないと断る。 | :第1話のみブレーカーの喧嘩を抑える目的で搭乗。エルチの父であるキャリングからはザブングルのメインパイロットを勧められるが、趣味に合わないと断る。 | ||
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2015年3月1日 (日) 09:39時点における版
キッド・ホーラ(Kid Horla)
- 登場作品:戦闘メカ ザブングル
- 声優:二又一成
- 種族:地球人
- 性別:男
- 所属:カーゴ一家→イノセント
元カーゴ一家所属のブレーカー。カーゴ一家所属のブレーカーの元締め的存在で、エルチの父であるキャリング・カーゴの死後にエルチとの結婚を謀ろうとしたが、エルチに拒否され、挙げ句にジロンに敗れた事によりカーゴ一家を去る事になり、以後はイノセントの仕掛け人として打倒ジロンを目指し主役に躍り出ようと画策する。
中盤はティンプが一時退場していたのもあってティンプに代わるジロンのライバル的な立ち位置として出番が多かったが、一方でジロンとの直接対決では敗れる事が多く、エルチにも振られ続ける等、いまいち間抜けなシーン・発言も多く、後半はイノセントの台頭やティンプの再登場もあって敵役としての出番が減った上にやられ役としてのイメージが強くなり、最終決戦直前で乗艦であるエンペラー改を失った後は部下のゲラバと共に最終決戦を観戦するのみで、表舞台に出れないのを悔しがっていた。
主人公であるジロンとは対照的に整った顔立ちで、イノセントの仕掛人としてカラス・カラス等をアイアン・ギアー側にぶつけた謀略の力量やWMの操縦、指揮官としての技量等、本来は非凡な人物であるのだが、ザブングルという作品の性格もあってか上記の通りに間抜けな場面が多い為、強力なライバルと言うよりは二枚目半のキャラクターになっている。
エルチの父が死んだ高さより高い位置から落ちても足がシビれるぐらいで済んだり、ICBMの直撃をゲラバとともにランドシップ共々爆発に巻き込まれても生きており、しかも服の尻の部分が焼けただけで済んでいる為、生命力だけは主役のジロン以上である。
ジロンに対してはドマンジュウと呼ぶが、向こうからもタレ目呼ばわりされている。
登場作品と役柄
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α外伝
- ティンプ同様に敵としてはウォーカーマシン及びランドシップに搭乗。ティンプと能力はそう大きく違わないが、初登場シナリオのような強制出撃の味方のみで戦わねばならないシナリオはティンプよりも少ないので、それほど強敵のイメージはない。ただ、ウォーカーマシンに搭乗している場合、よくゲラバ機と隣接して自身の援護能力を生かしてくるので厄介。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 今回は序盤~中盤はシベ鉄、後半はアスハム配下の傭兵。特別顧問待遇のティンプとはえらい差だが、それでもランドシップを支給されているのでそれなりに厚遇されていると思われる。しかしジロン達との戦闘の度に艦をぶち壊すため、周りからは「あいつは艦長に向いてない」とバッサリ。最終的には念願叶ってアイアン・ギアータイプのLS、ギア・ギアの艦長となるが、やはり逃げ遅れてぶち壊してしまう。
- スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク
- アナザーサイドレコードで操作可能。ガラバゴスに乗ってくる。インターミッションの会話にほとんど参加しないため実質ティンプのおまけ状態である。
関連作品
- バトルロボット烈伝
- スパロボ以前のゲーム出演作。ゲラバと共にウルズ世界に転写されており、序盤から敵としてプロメウスに乗って幾度も登場し戦う事に。ゲームでは最初に登場する名前付きの敵であったり、またギャブレー(エルガイムの方)の部下として度々ギャグ絡みのイベントで登場する等、存在感は強い。
最初から最後までプロメウスに乗るが、序盤はともかく終盤ではいかんせん火力不足で、完全にやられ役となってしまう。 - リアルロボット戦線
- 敵としても味方としても登場し得る。
パイロットステータスの傾向
能力値
タレ目タレ目と言われる彼だが、戦闘能力の高さは本物。防御を初め比較的高水準な能力。 α外伝ではそこそこの能力だったが、Zでは殆どの能力が大幅に強化された。回避・命中がかなり高く、隊長効果と合わせて中々のものに。 ゲーム序盤では中々いい機体に巡り合えず能力の高さを活かし切れていないが、ブラッカリィ(α外伝)やギア・ギア(Z)に搭乗した時こそ本番。 舐めてかかると意外と苦戦する。
精神コマンド
- α外伝
- 根性、努力、必中、熱血、愛、魂
- 妙に優秀なラインナップ。ザブングル勢で愛と魂の2つを持つのは彼だけ。このまま自軍に加入してほしいものである。
- Z
- 根性、気合、不屈、必中、熱血
- α外伝のものをダウングレードしたようなラインナップ。新たに追加された気合と不屈はそこそこ優秀だが、愛と魂を失ったのは非常に痛い。スペシャルディスクでもこのままなのでティンプに比べると活躍は少々きついか。
特殊技能(特殊スキル)
- α外伝
- 底力、指揮官L4、援護L1
- 敵パイロットだけあって高レベルの指揮官と援護を習得している。下手にHPを減らすと底力の効果でしぶとくなる。
- Z
- 底力L9、カウンターL9、闘争心、気力+ (ダメージ)、指揮官L4、強運
- やはりティンプに比べると若干劣るが、高レベルの底力・カウンター・指揮官とそこそこ優秀なスキルを所持している。見切り・ガードがないので、底力の補正を考慮に入れなければ集中で戦えるだろう。死にスキルと化しているが強運を持っている。
小隊長能力
- Z
- 命中率+10%・回避率+20%
- 優秀な能力。この能力のお陰で命中・回避の高さはザブングルの中でも上位に達する。見切りを持っていたら厄介な敵になった筈だ。
人間関係
アイアン・ギアー
- ジロン・アモス
- 一応?は宿命のライバル。彼から主人公の座とエルチを奪い取ろうとするが、直接対決は敗北が多い。ジロンをドマンジュウと言う一方でタレ目と罵倒されている。
- エルチ・カーゴ
- かつての上司の娘。プロボーズするが拒否され、以後もエルチへの好意は消えずに彼女を奪い取ろうとするが、毎度失敗に終わる。
- ラグ・ウラロ
- 基本的には敵対関係であるが、22話では家出していたラグを部下として利用する。
- マリア・マリア
- 47話では彼女を人質に取ってエルチを奪い返そうとした。
- キャリング・カーゴ
- SRW未登場。キャリング一家時代の上司で、彼からは信頼されていたが、その死によってホーラの運命も暗転する事になる。
ブレーカー等
- ゲラバ・ゲラバ
- 弟分。とかく彼を殴り飛ばす場面は多いが、なんだかんだで信頼はしている。
- ティンプ・シャローン
- 後半は同僚。基本的に仲はあまり良くなく、エルチを巡ってはジロンと同じく恋敵の関係となり争奪戦を繰り広げた事もある。
- カラス・カラス
- 彼に接近し、カラス一家とアイアン・ギアー側を仲たがいさせた。
- グレタ・カラス
- 後半は同僚。仲は良いとはいえず、ティンプを交えて口喧嘩を繰り広げる。
- ハナワン族
- イノセントの仕掛け人として最初にアイアン・ギアーにぶつける。しかし最後はアイアン・ギアー側に寝返る。SRW未登場。
- エル・コンドル
- 恋敵ともいえる関係で自ら殺害した。SRW未登場。
- アコン・アカグ
- 配下のブレーカーであるが、謀殺した。SRW未登場。
イノセント
- ビエル
- イノセントの仕掛け人としての上役的存在。当初は頭が上がらなかったが、攫ってきたエルチを彼にとられた事で不満を持つようになり、反旗を翻す。
- ドワス
- ビエルと同じく上役的存在。
- ビラム・キイ
- ビエル失脚後の上役。ティンプと同様に彼からはアイアン・ギアーを倒せばエルチをくれてやるとの約束を受けていたが、内心ビラムはホーラのエルチへの執着をシビリアンの危険性として認識していた。
- カシム・キング
- ビラムと同じく上役。しかし、傲慢な彼の態度に内心タコ頭と馬鹿にしていた。
他作品の人間関係
リアル系
- ギャブレット・ギャブレー
- 「バトルロボット烈伝」では彼の部下としてゲラバと共に働いていた。最初は「何で俺がこんなヤツに」等と漏らしていたが、それなりに関係は良好であった模様。
- ケジナン・ダッド
- Zにてお互い協力するもガニ股とバカにしている。
- アスハム・ブーン
- Zの後半は彼に雇われる事に。
ガンダムシリーズ
- ジュドー・アーシタ、エルピー・プル、ウッソ・エヴィン
- α外伝では、オークションで売り出していた彼らの愛機を奪おうと強襲する。
- ガロード・ラン
- α外伝ではガンダム売却やフロスト兄弟と共闘した一件などで絡みがあり、エンディングでも彼と会う。
- フロスト兄弟(シャギア・フロスト&オルバ・フロスト)
- α外伝ではそれぞれの目的であるティファとエルチをさらうために一時的に共闘。
スーパー系
名台詞
- 「私の趣味じゃありません。若い者にでも使わせちゃどうです?私にはプロメウスがあります」
- 作中におけるホーラの初台詞。エルチの父であるキャリングからザブングルを勧められた際の台詞で、この時点ではクールで有能な雰囲気を醸し出していたが…
- 「ま、待て!撃つな!負けだ!」
- 第5話より。ジロンのザブングルに自分のプロメウスをボコボコにされた際の台詞。さらにジロンには男が言う台詞かよと言われる羽目に。結局はこの敗北でカーゴ一家を去る事になり、ホーラの転落がここから始まる事に。
- 「ジロン、久しぶりだな。今日こそ貴様と最後の決着を着けてやる!」
- イノセントの仕掛人としてジロンと再び対峙した際の台詞。しかし、ジロンにはいつから敵役になったんだと突っ込まれてしまう。
- 「今日から俺が主人公だ。そのつもりで帰って来たのだ!」
- 上のジロンの発言を受けての返答。この辺りからやたら主人公になる事を強調し始める。
- 「ハッハッハッハッハッ!これが主人公にふさわしいウォーカーマシンなのだよ、パワーが違う!」
- 新型ウォーカーマシンであるガラパゴスでザブングルのライフルを防いだ際の台詞。しかし、どう考えても敵役の台詞である。
- 「タレ目ではない。黙れ!ドマンジュウ!」
- 18話より。捕らえたジロンにタレ目呼ばわりされてのお返しで、ドマンジュウの初出になる。
- 「これまでだな。ま、今度は私が主人公になれば済む事だし」
- 19話でジロンの乗るザブングルを底なし沼に沈めた際の台詞。
- 「ブルメ君、男という者は武器など盗まず正々堂々と戦う物だ。この私のようにな」
- ブルメとチルを捕まえた際に言い放った台詞。しかしブルメにはイノセントの後ろ盾が無ければ何も出来ないと酷評された。
- 「だ、誰が!誰が女房を手に入れるのに他人の手を借りるか!」
- 29話でジロン達にエルチの居場所を教えるというホーラの行動に対し、エルチをイノセントから自分の物にする事を手伝わせるつもりだろと突っ込むジロンへ図星らしく顔を赤らめながら言った台詞。当然、ジロンには馬鹿にされて「タレ目」、「ドマンジュウ」の言い合いになる。
- 「他はいざしらず、俺とティンプは違う!そう簡単にやられはせん!最後まで生き残って見せる、エースだ!」
- 意気込むものの結局はICBMを投げ返されてやられてしまう。それでも死なずに生き残るのがザブングルの世界。
- 「くそおっ!一番いい所に出ていかれねえじゃねえか」
- 最終話より。前回でのエンペラー改の大破で最終決戦に参加できず、結局はジロン達シビリアンの勝利を影でゲラバと共に見届けるしか無かったホーラの嘆き。
- 「主役は貰った!」
- 劇場版のラストシーンで強引に画面に割り込んで来た際の台詞。
スパロボシリーズの名台詞
- 「なら、メロン=アモスってアダ名に変えてやる!」
- α外伝27話でジロンと口論になった際の台詞。ジロンは激怒するが、この直後にジロンの顔がメロンに変更されてしまう。メロン=アモスという罵倒は原作にもあるが、原作で言うのはソルトのリーダーであるカタカム・ズシム(SRW未登場)である。
- 「ぬかせ! 今までお前が勝ってきたのはウォーカーマシンの性能のおかげだったってことを教えてやる!」
- α外伝39話でジロンとホーラが対決した際、ホーラ搭乗のブラッカリィを「ザブングルもどき」と馬鹿にするジロンへの反論。どこかで聞いたような台詞でジロンにも突っ込まれてしまう。
- 「いいや…今回の事で懲りた。軍のやり方には、ついていけそうも無い」
「上の連中は前線で戦う奴の命なんて、紙のように思ってるようだからな」 - ZSPDでの「013特命部隊」解散式で、ゲラバから連邦軍に取り入る算段が水泡に帰した事を残念がられるも、「内容の詳細を知らされない任務の数々」「レムレース試作型と戦わせる為だけに仕組まれた茶番劇」「常軌を逸した秘匿性を強要してくる上層部」などに振り回された所為か、当初は能天気に軍での立身出世を連呼していたホーラもすっかり醒めてしまう。尤も、ティンプの独白通りお偉いさんにとって兵隊が「駒」なのは何処でも変わらないのだが…。
搭乗機体・関連機体
- ザブングル
- 第1話のみブレーカーの喧嘩を抑える目的で搭乗。エルチの父であるキャリングからはザブングルのメインパイロットを勧められるが、趣味に合わないと断る。
- プロメウス
- 本来のホーラの愛機。しかし第5話でジロンのザブングルに完敗。
- ガラバゴス
- 中盤以降に搭乗。初登場時こそザブングルのライフルでダメージは与えられず、これぞ主人公の機体だとホーラは誇っていたが、その後はゲストキャラのエル・コンドルを不意討ちで倒したぐらいでジロンには負け続けた。
- ウォーカー・ギャリア
- 本来、この機体はホーラに支給される筈であったが、ジロン達に奪われる事に。
- ダブルスケール
- カーゴ一家から離脱してイノセントの仕掛け人となったホーラが最初に支給された中型ランドシップ。SRW未登場。
- ガバリエ
- ダブルスケールの次に支給された中型ランドシップ。
- エンペラー改
- 終盤に支給された大型ランドシップ。ジロン搭乗のウォーカーギャリアが投げたICBMの爆発によって破壊された。