「イグニス」の版間の差分

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*[[ヒューゴ・メディオ]]は当初「イグニス」という名前になる予定だったが、こちらのイグニスの存在が原因で没になったという逸話がある。
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*[[ヒューゴ・メディオ]]は当初「イグニス」という名前になる予定だったが、こちらのイグニスの存在が原因で変更された<ref>メディアワークス『スーパーロボット大戦MX ザ・コンプリートガイド』414 - 415頁。</ref>。
 
*[[グラキエース]]のモチーフは『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の[[フィアナ]]ではないかと良く言われているが、それが正しいとすると、イグニスは[[イプシロン]]に相当する部分も垣間見える(イプシロンが自分と同じPSだったフィアナに執着し[[キリコ・キュービィー|キリコ]]を憎んだように、イグニスも自分と同じ存在だったラキに執着して最期の瞬間ジョッシュを憎んだ)。
 
*[[グラキエース]]のモチーフは『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の[[フィアナ]]ではないかと良く言われているが、それが正しいとすると、イグニスは[[イプシロン]]に相当する部分も垣間見える(イプシロンが自分と同じPSだったフィアナに執着し[[キリコ・キュービィー|キリコ]]を憎んだように、イグニスも自分と同じ存在だったラキに執着して最期の瞬間ジョッシュを憎んだ)。
 
*マーク付きの額当てや服装が岸本斉史氏の漫画『NARUTO』を連想させるためか、一部のファンには「南極隠れの忍」と言われている。
 
*マーク付きの額当てや服装が岸本斉史氏の漫画『NARUTO』を連想させるためか、一部のファンには「南極隠れの忍」と言われている。
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2022年6月2日 (木) 19:45時点における最新版

イグニス
外国語表記 Ignis
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

声優 竹内良太
初登場SRW スーパーロボット大戦D
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 メリオルエッセ
性別
所属 ルイーナ
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イグニスは『スーパーロボット大戦D』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

ペルフェクティオによって生み出されたメリオルエッセの一人。名前はを意味する。外見は紫色の肌と異様に尖った耳を持った若者。

メリオルエッセの中でも特に好戦的な性格であり、Dにおいては兜剣造博士を殺害した張本人である為、甲児鉄也からは仇として狙われている。

同僚であるグラキエースとは同じ時期に生み出された兄妹的な存在である為、彼女と共に行動する事が多く、他の誰よりも彼女を信頼している節がある(彼女をラキと呼んだのも彼が最初)。

ジョッシュが主人公でグラキエースを仲間にした場合、グラキエースの変調によって彼女が離れていき、自らの死の間際には彼女を変えてしまったジョッシュへの憎しみを初めて理解し、最期を遂げる。「ラキだけが自分にとって必要なものだった」と発言しており、ある意味でシスコン的な人物と言える。グラキエースもイグニスを信頼しており、敵同士になりながらもイグニスと戦う事に関しては若干の躊躇を見せ、そして誰よりもイグニスの死を悲しんでいた。

話の展開次第では、グラキエースを巡るジョッシュのライバルに成り得たはずだが、ジョッシュへの憎しみを理解したのが最終話だったため、そんな関係になる事無く死亡してしまった。その意味では勿体ないキャラでもある。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦D
初登場作品。地上ルートを通った場合、一番最初に戦う事となるメリオルエッセ。乗機のインペトゥスの能力の高さも相まって序盤の最大の壁となる。一列上に放つマップ兵器と、一番攻撃力の高いフォルテアルムがコンボ攻撃の為、絶対に密集しないようにする事。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
2020年9月のイベント「蒼き誓い」より登場。シナリオNPC。

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦OG
『D』のグラキエースを仲間にしたルートに準じた扱い。『D』でのデザインと比べ目がやや小さくなり、より凶悪な顔つきになっている。
また、最終決戦の登場する順番がコンターギオと入れ替わっており、結果的に「クライシス・ポイント」「デザイア」それぞれで、『D』では一緒にいたアクイラと共に、メリオルエッセの感情に関するイベントが挿入される形となった。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ペルフェクティオ
創造主。
グラキエース
同時に生み出され、最も信頼している仲間だったが、彼女はイグニスの側から離れていく。
ウェントス
失敗作のメリオルエッセである彼を見下していた。
ジョシュア・ラドクリフ
敵。最期の瞬間、自分からラキを奪った彼に憎しみを抱いた。

版権作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

兜甲児剣鉄也
仇敵として彼らから付け狙われている。
兜剣造弓弦之助
科学要塞研究所光子力研究所を壊滅へと追いやった際に彼らを殺害した。
ウッソ・エヴィンマーベット・フィンガーハット
を失った直後の彼らと交戦した際、彼らの負の感情を感じ取って挑発的な言葉をぶつけた。
トレーズ・クシュリナーダ
D』の終盤、タワーを追い詰めた際に、地球人類の指導者である彼が斃れる事でより多くの人間に絶望を与える為に、彼との戦いを所望する。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「ハッ、感じるぞ、貴様の苦悶を!」
「ハハハハッ、いいぞ、もっとあがけ!」
「ハハハッ! 面白い、いいぞ貴様!」
「そうだ、もっと恐怖し、憎悪しろ!」
「もっとだ、もっと怒り、憎め!」
「ハハハハハハハッ! 苦しんで死ね!」
『第2次OG』における汎用戦闘台詞の数々。字面だけだと何でもない普通の台詞だが、実際のボイスは竹内氏の熱演によって顔グラと合わせ、非常にテンションが高く、かつ耳に残る特徴的なもの。特に笑い声が極端(MAP兵器使用時のものはほとんど裏返っている)なので、一度は聞いて見るといい。
「ちっ、おい出来損ないの役立たず。貴様はコンターギオのところへ送るぜ。なんだか知らないが、せいぜい役に立ってくるんだな」
『D』リムルートの第24話「生と死の呪縛」より。ウェントスに対して言った台詞。
「人間、貴様がラキを壊す原因を作った! 貴様も俺の手で殺してやるよ!」
「黙れ! 俺達メリオルエッセは“破滅の王”のために存在する! 貴様がラキを狂わせた、貴様は許せん!」
「人間、貴様さえいなければ、こんなことにはならなかったんだよ!」
『第2次OG』第59話「デザイア」におけるジョッシュとの戦闘前会話にて。明らかな憎悪を以ってジョッシュへと襲い掛かるが、イグニス自身はこれが何なのか全く知らなかった。
イグニス「ラキ、壊れたお前を見たくはない。これ以上壊れんよう俺の手で殺してやるぜ」
グラキエース「ここで終わるわけにはいかない……ジョッシュ達が私を必要としてくれるのならば、私は“破滅の王”をも滅ぼす」
イグニス「出来るわけねえだろうが! 俺達はメリオルエッセだ! この世界の生命を滅ぼすために力を与えられた!」
「俺達の生とは破滅! そう、破滅なんだよ! 俺がお前にそれをくれてやる! そうすれば……!」
グラキエース「私はジョッシュ達と共に在ると決めた。それはもう変わらない!」
イグニス「ならば、その想いごと壊してやる! お前に纏わりつくもの全て! 破滅させてやるぜぇぇぇぇ!!!」
同ステージにおけるグラキエースとの戦闘前会話。
「ラキ…お前に、やられる…?」
『D』最終話「デザイア」前半部にて、グラキエースがイグニスを撃墜した場合の台詞。何処となくZZのグレミー・トトと似た台詞である。
「ちきしょう…なんでこうなった……!? オレとお前は同じものだったはずだ………」
「お前だけが、必要なものだった……!」
「ちきしょう…お前がそこにいるのに、オレだけが消えたくないぜ…」
「くそっ、人間! 貴様さえ、貴様さえいなければこんなことにはならなかった!!」
「貴様さえいなければ、オレはラキと同じものでいられた! オレは、オレは貴様が…くそ、なんだよ、この嫌な気分は!」
『D』最終話「デザイア」前半部より。グラキエースを奪ったジョッシュへ「何だかよく分からない嫌な気分」のままに叫ぶ。これを聞いたジョッシュは、それが「憎しみ」という感情であることを教える。
「なんだと……!? これが……これが、そうなのか。これが……俺達が求め、“破滅の王”が力としてきたもの……」
「そうか……クッ、ハハッ、俺は、貴様が憎いのか。これが、憎悪するということなのか!」
ジョッシュの言葉で、ようやくイグニスは、自分からグラキエースを奪った彼を憎んでいたことを知る。しかし、その感情はまさに彼らの王が求めるものであった……。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

インペトゥス

余談[編集 | ソースを編集]

  • ヒューゴ・メディオは当初「イグニス」という名前になる予定だったが、こちらのイグニスの存在が原因で変更された[1]
  • グラキエースのモチーフは『装甲騎兵ボトムズ』のフィアナではないかと良く言われているが、それが正しいとすると、イグニスはイプシロンに相当する部分も垣間見える(イプシロンが自分と同じPSだったフィアナに執着しキリコを憎んだように、イグニスも自分と同じ存在だったラキに執着して最期の瞬間ジョッシュを憎んだ)。
  • マーク付きの額当てや服装が岸本斉史氏の漫画『NARUTO』を連想させるためか、一部のファンには「南極隠れの忍」と言われている。

脚注 [編集 | ソースを編集]

  1. メディアワークス『スーパーロボット大戦MX ザ・コンプリートガイド』414 - 415頁。