「アール博士」の版間の差分
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剣人に悲願であるエリオス再興を期待し、将来の皇帝陛下としてあれやこれやと教育を施そうとする。しかし、王族になるつもりのない脳天気な剣人に悩まされており、口癖は「なぁんたること!」。 | 剣人に悲願であるエリオス再興を期待し、将来の皇帝陛下としてあれやこれやと教育を施そうとする。しかし、王族になるつもりのない脳天気な剣人に悩まされており、口癖は「なぁんたること!」。 | ||
− | + | 当初はエリオス再興が成されれば地球はどうなってもいいと考えていたが、荒廃した下町でたくましく生きる地球人との交流を通し、地球と彼らを守ろうとする剣人を理解していく。祭り太鼓を士官学校の軍楽隊時代に鳴らしていた大太鼓に見立て、江戸っ子さながらに地球人を鼓舞したことも。 | |
ザールの司令官[[クロッペン]]が本物のハーリン王子を名乗って隼人を[[クローン]]と告発した時は、エリオス再興の望みが断たれた上、クロッペンに「エリオスの後継者への反逆者」と責められて絶望してしまった。しかし、自分を慕ってくれる地球の子供たちを守るため、ザールに尻尾を振る者に与する必要はないと自ら反逆者を名乗った。 | ザールの司令官[[クロッペン]]が本物のハーリン王子を名乗って隼人を[[クローン]]と告発した時は、エリオス再興の望みが断たれた上、クロッペンに「エリオスの後継者への反逆者」と責められて絶望してしまった。しかし、自分を慕ってくれる地球の子供たちを守るため、ザールに尻尾を振る者に与する必要はないと自ら反逆者を名乗った。 | ||
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隼人が本物のハーリン皇子と分かると大喜びするが、[[ドルメン大帝]]によってエリオス臣下の秘密であるクローンの悲劇を明らかにされ、ドルメンの死後は銀河共和国連邦を発足させた隼人に付き従った。 | 隼人が本物のハーリン皇子と分かると大喜びするが、[[ドルメン大帝]]によってエリオス臣下の秘密であるクローンの悲劇を明らかにされ、ドルメンの死後は銀河共和国連邦を発足させた隼人に付き従った。 | ||
− | + | 愛嬌たっぷりに周囲を振り回す姿から、一部ファンに「本作の真のヒロイン」扱いされている。EDクレジットでは「'''博士'''」とだけ表記されている。 | |
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:今回はヤーマン王朝やエドン王家がエリオスと同盟していた設定のため、[[エルガイム]]を見て懐かしがったり[[ダバ・マイロード|ダバ]]の素性に気づいたりする。最初にペンタゴナに来たときにはカモン家を頼ろうとして[[ミラウー・キャオ|キャオ]]から顰蹙を買ったりもしている。<br />最後までハーリンが登場しないので剣人を皇帝になるよう言い続けるが、例によって聞き入れてもらえない。しかし、EDでは「皇帝になる気はないが、エリオスの再興に力を注ぎ、外宇宙に平等な世界を作る」という剣人の言葉に感激し、今まで通り忠誠を誓う。 | :今回はヤーマン王朝やエドン王家がエリオスと同盟していた設定のため、[[エルガイム]]を見て懐かしがったり[[ダバ・マイロード|ダバ]]の素性に気づいたりする。最初にペンタゴナに来たときにはカモン家を頼ろうとして[[ミラウー・キャオ|キャオ]]から顰蹙を買ったりもしている。<br />最後までハーリンが登場しないので剣人を皇帝になるよう言い続けるが、例によって聞き入れてもらえない。しかし、EDでは「皇帝になる気はないが、エリオスの再興に力を注ぎ、外宇宙に平等な世界を作る」という剣人の言葉に感激し、今まで通り忠誠を誓う。 | ||
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:物語後半で彼がエリオス星人であることが発覚した際には「これまでの自分の行いは無駄だった」と苦悩するものの、地球の子供たちとの触れ合いにより最終的に彼は自ら反逆者となることを選ぶ。 | :物語後半で彼がエリオス星人であることが発覚した際には「これまでの自分の行いは無駄だった」と苦悩するものの、地球の子供たちとの触れ合いにより最終的に彼は自ら反逆者となることを選ぶ。 | ||
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+ | :第35話「誇り高き反逆者アール博士」より。クロッペンの正体を知り自暴自棄になっていた博士だが、彼は初めてエリオス帝国再興以外の事で駆けた。自身を慕い、エリオス帝国の後継者と思われたクロッペンの攻撃に遭い、孤児となり盲目となり今またクロッペンにより死の恐怖に晒されている正坊(SRW未登場)を助ける為に。その正坊を助け抱きしめた際の台詞。 | ||
+ | ;「ザールに尻尾を振る貴様などに敬意を払う必要はない!早々に立ち去れい!!」 | ||
+ | :第35話「誇り高き反逆者アール博士」より。ザールと戦う事を改めて決意し、クロッペンに宣戦布告した台詞。クロッペンに「反逆者」と罵られるアールだが、エリオス帝国再興ではない新たな使命を胸に秘めた。アールは誇りを持って反逆者となる事を決意するのだった。 | ||
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2024年10月13日 (日) 22:31時点における最新版
アール | |
---|---|
登場作品 | 未来ロボ ダルタニアス |
声優 | 杉田俊也 |
デザイン |
聖悠紀(原案) 金山明博(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦D |
SRWでの分類 | NPC |
プロフィール | |
---|---|
種族 | エリオス星人 |
性別 | 男 |
役職 | 科学者 |
アール博士は『未来ロボ ダルタニアス』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
エリオス帝国の元老院議員で、ダルタニアスを開発した科学者でもある。エリオス帝国の忠臣で、頑固で偏屈だが根は優しい老人。
ザール星間帝国の攻撃でエリオスが滅亡した際、幼いハーリン皇子(楯隼人)を連れて地球に逃亡する。冷凍睡眠装置の故障で50年間眠り続け、その間に行方不明となったハーリン皇子を探していたが、ハーリン皇子の息子である楯剣人と出会う。
剣人に悲願であるエリオス再興を期待し、将来の皇帝陛下としてあれやこれやと教育を施そうとする。しかし、王族になるつもりのない脳天気な剣人に悩まされており、口癖は「なぁんたること!」。
当初はエリオス再興が成されれば地球はどうなってもいいと考えていたが、荒廃した下町でたくましく生きる地球人との交流を通し、地球と彼らを守ろうとする剣人を理解していく。祭り太鼓を士官学校の軍楽隊時代に鳴らしていた大太鼓に見立て、江戸っ子さながらに地球人を鼓舞したことも。
ザールの司令官クロッペンが本物のハーリン王子を名乗って隼人をクローンと告発した時は、エリオス再興の望みが断たれた上、クロッペンに「エリオスの後継者への反逆者」と責められて絶望してしまった。しかし、自分を慕ってくれる地球の子供たちを守るため、ザールに尻尾を振る者に与する必要はないと自ら反逆者を名乗った。
隼人が本物のハーリン皇子と分かると大喜びするが、ドルメン大帝によってエリオス臣下の秘密であるクローンの悲劇を明らかにされ、ドルメンの死後は銀河共和国連邦を発足させた隼人に付き従った。
愛嬌たっぷりに周囲を振り回す姿から、一部ファンに「本作の真のヒロイン」扱いされている。EDクレジットでは「博士」とだけ表記されている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦D
- 初登場作品。劇中ではやたらと周囲そっちのけでエリオス王家再興を剣人に迫るシーンが多く、また、単一国家の王家の人間であるデューク・フリードを見下した言動をして周囲を怒らせるなど、剣人だけでなく周りの面々からもやや厄介者扱いされている節もある。だが後半では紆余曲折の後、エリオス再興よりも地球防衛を優先するようになり、部隊の頭脳労働役としてそこそこ活躍する。終盤ではハーリンの補佐のためにギシンに残ってしまうため、剣人がアール博士の不在を嘆く場面もある。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 序盤から登場。序盤では数少ない外宇宙出身者ということもありアドバイザーとしても活躍、外宇宙遠征計画の際には案内役も務めるなど彼の知識が大いに活かされる。
- 今回はヤーマン王朝やエドン王家がエリオスと同盟していた設定のため、エルガイムを見て懐かしがったりダバの素性に気づいたりする。最初にペンタゴナに来たときにはカモン家を頼ろうとしてキャオから顰蹙を買ったりもしている。
最後までハーリンが登場しないので剣人を皇帝になるよう言い続けるが、例によって聞き入れてもらえない。しかし、EDでは「皇帝になる気はないが、エリオスの再興に力を注ぎ、外宇宙に平等な世界を作る」という剣人の言葉に感激し、今まで通り忠誠を誓う。 - スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド6より登場。シナリオNPC。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- 楯剣人
- エリオス王家の末裔であり、彼に王家の再興を願うものの聞き入れてもらえない。エリオスもザール同様クローンを差別する文化があるが、「クローンの子」とされた剣人への敬意を失うことはなかった。
- 軽井まなぶ
- 助手。
- 楯隼人(ハーリン)
- 当初は彼を引き連れて逃亡してたが、睡眠装置の故障により、博士が目覚めるよりも50年早く目覚め、離れ離れとなった。後に紆余曲折の末に再会する。
- クロッペン
- 物語後半で彼がエリオス星人であることが発覚した際には「これまでの自分の行いは無駄だった」と苦悩するものの、地球の子供たちとの触れ合いにより最終的に彼は自ら反逆者となることを選ぶ。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- デューク・フリード
- 『D』にて共演。ギシン星に滅ぼされた者同士彼の助太刀に喜ぶものの、同時にエリオスよりも規模の小さいフリード星を見下すような発言もした。だが、後にクロッペンの正体を聞かされ消沈していたところを叱咤激励したのもデュークであった。
- ダバ・マイロード
- 『GC』(『XO』)にて共演。カモン王家の人間であった彼の正体に薄々感づいていた。
- ブライト・ノア
- 『D』にて共演。エリオスの皇帝となる剣人を彼に預けており、たまに彼を剣人とのいざこざに巻き込んでいる。元から苦労の多いブライトだが、流石に剣人とアール博士のやり取りには胸中で嘆いていた。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「すまん…すまん…。怖かったろうな…ワシが悪かった…ワシが悪かった…!」
- 第35話「誇り高き反逆者アール博士」より。クロッペンの正体を知り自暴自棄になっていた博士だが、彼は初めてエリオス帝国再興以外の事で駆けた。自身を慕い、エリオス帝国の後継者と思われたクロッペンの攻撃に遭い、孤児となり盲目となり今またクロッペンにより死の恐怖に晒されている正坊(SRW未登場)を助ける為に。その正坊を助け抱きしめた際の台詞。
- 「ザールに尻尾を振る貴様などに敬意を払う必要はない!早々に立ち去れい!!」
- 第35話「誇り高き反逆者アール博士」より。ザールと戦う事を改めて決意し、クロッペンに宣戦布告した台詞。クロッペンに「反逆者」と罵られるアールだが、エリオス帝国再興ではない新たな使命を胸に秘めた。アールは誇りを持って反逆者となる事を決意するのだった。