「ゴジラ」の版間の差分

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当頁では、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』に登場するミレニアム版ゴジラおよび補足を兼ねて、初代ゴジラについても記述する。
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{{登場人物概要
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Godzilla]]<ref>[https://godzilla.jp/ ゴジラオフィシャルサイト]、東宝、2022年4月22日閲覧。</ref>
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| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|ゴジラ対エヴァンゲリオン}}
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*ゴジラ2000 ミレニアム(原作)
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*ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(原作)
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|西川伸司}}
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
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| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]
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}}
  
*外国語表記:[[外国語表記::Godzilla]]
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{{登場人物概要
*[[登場作品]]:ゴジラシリーズ
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| タイトル = プロフィール
**ゴジラ2000 ミレニアム
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| 種族 = [[怪獣]]
**ゴジラ×メガギラス G消滅作戦
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| 異名 = '''怪獣王'''<ref>初代ゴジラの呼び名は「水爆大怪獣」。 [[英語|外国語]]表記だと「'''King of the Monsters'''」である。</ref>  
**{{登場作品 (人物)|ゴジラ対エヴァンゲリオン}}
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| 身長 = [[身長::55 m]](身長)<br />[[全長::122.5 m]](全長)<br />78 m(尻尾の長さ)
*種族:怪獣
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| 体重 = [[体重::25000 t]]
*[[異名|肩書]]:'''怪獣王'''<ref> ゴジラは『ゴジラ×メカゴジラ』の特報・予告篇[[ナレーション]](CV:立木文彦氏)において「'''キング・オブ・モンスター'''」と紹介されている。ちなみに、ゴジラの[[異名|肩書]]は[[英語|外国語]]表記だと「'''King of the Monsters'''」である。</ref>  
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}}
*[[全長一覧|身長]][[全長::55 m]]
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*体重:[[体重::25000 t]]
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'''ゴジラ'''は『[[ゴジラ対エヴァンゲリオン]]』に登場する生物。
*全長:122.5m
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*尻尾の長さ:78m
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当頁では、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』に登場するミレニアム版ゴジラおよび補足を兼ねて、原作特撮の「初代ゴジラ」についても記述する。
*歩行速度:時速40km
 
*デザイン:{{キャラクターデザイン|西川伸司}}
 
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
言わずと知れた無敵の大怪獣王。黒い皮膚に覆われ突き出た背びれと二足歩行の恐竜のような外観が特徴。[[必殺武器|必殺技]]は、放射能を多量に含んだ青い火炎を口から吐き出す「放射熱線」<ref>作品制作時期によって変化しており、「放射能火炎」「放射火炎」等の呼称だった時期もある。平成VSシリーズ以降はほぼ「放射熱線」とされており、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』でもこの表記で採用。</ref>で、あらゆる存在を一撃で粉砕し、破壊し、消滅せしめ、蹂躙し尽くす。
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言わずと知れた無敵の大怪獣王。黒い皮膚に覆われ突き出た背びれと二足歩行の恐竜のような外観が特徴。歩行速度は時速40km(作品によって異なる)。[[必殺武器|必殺技]]は、放射能を多量に含んだ青い火炎を口から吐き出す「放射熱線」<ref>作品制作時期によって変化しており、「放射能火炎」「放射火炎」等の呼称だった時期もある。平成VSシリーズ以降はほぼ「放射熱線」とされており、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』でもこの表記で採用。</ref>で、あらゆる存在を一撃で粉砕し、破壊し、消滅せしめ、蹂躙し尽くす。
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作品によって設定は異なるが、人間の核実験による突然変異で誕生した怪獣で、体内に原子炉を持つとされ、核物質をエサとしている。この原子炉こそゴジラの最強の証でもあり、弱点でもある。この原子炉をカドミウム等何らかの方法で制御されると活動不可能になる。更にこれが暴走するとゴジラ自身にも体温調節が不可能になり、地球全てを焼き尽くすほどの熱量で核爆発を起こすか、メルトダウンで地球を貫通するほどの大穴を開けて死亡する。また、特殊な細胞(これも作品によって異なるが、G細胞と呼ばれる事が多い)により、多少の傷を受けても数時間で再生する。原作中では良くも悪くもその生態、強さに魅せられるキャラクターも多く、生態を理解、研究しようとする者もいれば、倒そうと躍起になって、挙句最後は壊れてしまう者までいる。
  
シリーズにおいて多くの個体が登場し、大きく分けて1954年公開の初代、翌1955年公開の『ゴジラの逆襲』から『メカゴジラの逆襲』まで登場した二代目、1984年版および『VSビオランテ』の三代目、『VSキングギドラ』から『VSデストロイア』まで登場した四代目、『ミレニアム』『メガギラス』のゴジラ(通称:ミレゴジ)、『大怪獣総攻撃』(通称:GMKゴジ)、『×メカゴジラ』『東京SOS』のゴジラ(通称:機龍ゴジor釈ゴジ)、『ファイナルウォーズ』(通称:GFWゴジ)、『シン・ゴジラ』となる。各設定や外観にもかなりの相違点があるが、ほとんどの作品において基本は「[[西暦]]1954年にゴジラが目覚めて日本が襲撃された」という設定が根幹に置かれている。
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シリーズにおいて多くの個体が登場し、1954年公開の初代、『ミレニアム』『メガギラス』のゴジラ(通称:ミレゴジ)等がある。各設定や外観にもかなりの相違点があるが、ほとんどの作品において基本は「[[西暦]]1954年にゴジラが目覚めて日本が襲撃された」という設定が根幹に置かれている。
  
 
=== ゴジラ2000 ミレニアム ===
 
=== ゴジラ2000 ミレニアム ===
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体細胞に強力な[[再生]]能力を持つ物質「オルガナイザーG1」を含んでおり、[[宇宙人]]ミレニアンはこれを体内に取り込むものの制御できず、怪獣オルガへと変貌してしまう結果となった。
 
体細胞に強力な[[再生]]能力を持つ物質「オルガナイザーG1」を含んでおり、[[宇宙人]]ミレニアンはこれを体内に取り込むものの制御できず、怪獣オルガへと変貌してしまう結果となった。
  
なお、当作品および『メガギラス』におけるゴジラは身長が55mと初代および二代目に近くなっているが、これは「ゴジラ」の[[異名|愛称]]で知られる野球選手・松井秀喜氏の読売巨人軍所属時代の背番号「55」から取られたものである<ref>後に、松井秀喜氏は『ゴジラ×メカゴジラ』にてカメオ出演している。</ref>。
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なお、当作品および『メガギラス』におけるゴジラは身長が55mと初代および二代目に近くなっているが、これは「ゴジラ」の[[異名|愛称]]で知られる野球選手・松井秀喜氏の読売巨人軍所属時代の背番号「55」から取られたものである。その松井秀喜氏は「ゴジラ×メカゴジラ」で本人そのままという役でゲスト出演した。
  
 
=== ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 ===
 
=== ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 ===
'''風貌は前作『ミレニアム』とほぼ同じだが、1954年に出現した初代ゴジラと同一個体とされている'''<ref>そのため、回想となる1954年に出現したゴジラの最初の襲撃シーンは、一部場面が新撮されている。</ref>。
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風貌は前作『ミレニアム』とほぼ同じだが、1954年に出現した初代ゴジラと同一個体とされている<ref>そのため、回想となる1954年に出現したゴジラの最初の襲撃シーンは、一部場面が新撮されている。</ref>。
  
 
その後、ゴジラは1966年と1996年にも出現。日本の首都が[[東京]]から[[大阪]]へと移り、[[動力・エンジン・エネルギー|電力]]も原子力発電を永久放棄し代替としてプラズマエネルギーの開発を行うようになる等、影響を強く与えている。
 
その後、ゴジラは1966年と1996年にも出現。日本の首都が[[東京]]から[[大阪]]へと移り、[[動力・エンジン・エネルギー|電力]]も原子力発電を永久放棄し代替としてプラズマエネルギーの開発を行うようになる等、影響を強く与えている。
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== 初代ゴジラ  ==
 
== 初代ゴジラ  ==
*[[登場作品]]:ゴジラ(1954)
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1954年に人類の前に現れた最初のゴジラ。名前は太平洋上に浮かぶ孤島「大戸島」に伝わる伝説の怪物「'''呉爾羅'''」から取られている<ref>東宝公認のアンソロジー『THEゴジラCOMIC』に収録された近藤豊(現:近藤ゆたか)氏の短編[[漫画]]『元禄大戸島異聞』において、江戸時代を舞台に芹沢大助博士の先祖である浪人が「呉爾羅」と戦うエピソードが描かれたことも。</ref>。海底に潜んでいた太古の怪獣であり、水爆実験の影響により目覚め大戸島へと現れる。その後、東京湾へ現れ二度にわたり日本本土へ上陸。防衛隊の攻撃や5万ボルトの高圧電流をものともせず、[[東京]]の中心部を蹂躙し尽し、焦土へと変える<ref>特に、「[[日本]]の政治の中枢である国会議事堂がゴジラによって破壊されてしまう」場面は有名で、第一作のこのシーンで観客から喝采の声が上がったという逸話もあるほど。以降のゴジラシリーズ作品においても、「著名な景勝地や建築物がゴジラや他の怪獣たちによって破壊される」事が半ばお約束になっている。ただし、よくゴジラに破壊されているイメージのある東京タワーは、意外にも全シリーズを通して一度(ゲスト出演を入れると二度)しかゴジラに直接破壊されたことがない。なお、そのシリーズ唯一の作品である『東京SOS』の[[世界観]](前作の『×メカゴジラ』を含む)では過去にモスラにも破壊されているため、東京タワーの破壊は最低でも二度目である。</ref>。
*種族:怪獣
 
*[[異名|肩書]]:水爆大怪獣
 
*[[全長一覧|身長]]:50m
 
*体重:2万t
 
 
 
1954年に人類の前に現れた最初のゴジラ。名前は太平洋上に浮かぶ孤島「大戸島」に伝わる伝説の怪物「'''呉爾羅'''」から取られている<ref>東宝公認のアンソロジー『THEゴジラCOMIC』に収録された近藤豊(現:近藤ゆたか)氏の短編[[漫画]]『元禄大戸島異聞』において、江戸時代を舞台に芹沢大助博士の先祖である浪人が「呉爾羅」と戦うエピソードが描かれたことも。</ref>。海底に潜んでいた太古の怪獣であり、水爆実験の影響により目覚め大戸島へと現れる。その後、東京湾へ現れ日本本土へ上陸。防衛隊の攻撃や5万ボルトの高圧電流をものともせず、[[東京]]銀座一帯を蹂躙し尽し、焦土へと変える<ref>特に、「[[日本]]の政治の中枢である国会議事堂がゴジラによって破壊されてしまう」場面は有名。以降のゴジラシリーズ作品においても、国会議事堂や東京タワー等、「著名な建造物がゴジラによって破壊される」事が半ばお約束になっている。ただし、意外にも東京タワーは全シリーズを通して一度(ゲスト出演を入れると二度)しかゴジラに破壊されたことがない。なお、そのシリーズ唯一の作品である『東京SOS』の[[世界観]](前作の『×メカゴジラ』を含む)では過去にモスラにも破壊されているため、東京タワーの破壊は最低でも二度目である。</ref>。
 
  
 
ゴジラによる被害に心を痛めていた[[科学者・技術者|科学者]]・芹沢大助博士は周囲の人物の[[説得]]により、自身が開発した水中酸素破壊剤「オキシジェン・デストロイヤー」の使用を決意。海底に潜伏している時に芹沢博士にオキシジェン・デストロイヤーを使用され、身体を溶かされ死亡する<ref>オキシジェン・デストロイヤーが使用された場所は『ゴジラ』(1954)では東京湾なのだが、劇中では明言されていなかったので、機龍二部作では手塚昌明監督のこだわりによって房総半島沖に変更されている。</ref>。
 
ゴジラによる被害に心を痛めていた[[科学者・技術者|科学者]]・芹沢大助博士は周囲の人物の[[説得]]により、自身が開発した水中酸素破壊剤「オキシジェン・デストロイヤー」の使用を決意。海底に潜伏している時に芹沢博士にオキシジェン・デストロイヤーを使用され、身体を溶かされ死亡する<ref>オキシジェン・デストロイヤーが使用された場所は『ゴジラ』(1954)では東京湾なのだが、劇中では明言されていなかったので、機龍二部作では手塚昌明監督のこだわりによって房総半島沖に変更されている。</ref>。
  
最後に古生物学者である山根恭平博士の'''「あのゴジラが、最後の一匹だとは思えない。もし、水爆実験が続けて行われるとしたら、あのゴジラの同類がまた世界のどこかへ現れて来るかもしれない…」'''という言葉で映画は締めくくられる。そしてその言葉通り、様々な世界(後のシリーズ作品)において新たなゴジラが現れる事となった<ref>中には、初代ゴジラが倒されて約40年後の1995年に(かつて初代ゴジラを倒した)オキシジェン・デストロイヤーの影響によって、新たなる怪獣「デストロイア」が生まれた事もある(『ゴジラVSデストロイア』)。</ref>。
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最後に古生物学者である山根恭平博士の'''「あのゴジラが、最後の一匹だとは思えない。もし、水爆実験が続けて行われるとしたら、あのゴジラの同類がまた世界のどこかへ現れて来るかもしれない…」'''という言葉で[[映画]]は締めくくられる。そしてその言葉通り、様々な世界(後のシリーズ作品)において新たなゴジラが現れる事となった(ただし、このゴジラが最初の一匹だったかそうでないかは作品によって違う)。
  
 
なお、この頃は白黒映画という事もあってか青い放射火炎ではなく、あくまでも高温の息という設定であり「白熱光」と呼ばれていた。
 
なお、この頃は白黒映画という事もあってか青い放射火炎ではなく、あくまでも高温の息という設定であり「白熱光」と呼ばれていた。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:コラボ企画『[[ゴジラ対エヴァンゲリオン]]』名義で期間限定イベントに参戦。スパロボの歴史上超生物の登場は珍しい事ではないが、まさかの'''[[未参戦作品/一覧|特撮作品からの初となる参戦]]'''という事で話題となった。
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:初登場作品。2016年8月のイベント「G迎撃作戦」期間限定参戦。コラボ企画『[[ゴジラ対エヴァンゲリオン]]』名義での登場となる。スパロボの歴史上[[ギルギルガン|ロボットではなく生物・怪獣]]を相手取る事は決して珍しい事ではないが、まさかの'''[[未参戦作品/一覧|初めてとなる特撮作品からの参戦]]'''という事で話題となった。
:なお、当企画に登場するゴジラは1984年から1995年にかけて展開された平成VSシリーズのゴジラ(俗に言う四代目)が主だが、本作品では『ミレニアム』『メガギラス』に登場するゴジラ(ミレゴジ)となっている」<ref>ただし、熱線の色はミレゴジと違い青色であり、さらに各種効果音(熱線を放つ際の「ボンッボボボンッ」とストロボのような効果音等)は機龍二部作のものが使われており、ミレゴジと機龍ゴジのハイブリッド、もしくは背びれをミレニアムカラーに変えた機龍ゴジである可能性もある。</ref>。[[咆哮]]'''何と、ゴジラの甲高い鳴き声がサウンドエフェクトとして再現されている''')を発する際の会話テキスト部ではアニメ調のキャラクターイラストで描かれており、非特撮作品と共演する上での違和感は少なくなっている。
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:R・SR・SSRアタッカー。性能は無償報酬ユニットという事もあり[[HP]]が飛び抜けて以外は控えめで、運動性はかなり低めとなっている。基本は、下記のスキルを活かす形で火力を伸ばす事になる。ちなみに、'''純粋な生物(怪獣)なのに[[改造]]に対応している'''
:[[冬月コウゾウ|冬月]]の発言から、'''『X-Ω』の[[世界観|世界]]でも「45年前に初代ゴジラが[[日本]]を襲撃し、芹沢博士のオキシジェン・デストロイヤーによって葬られた」'''事が判明している。
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:アタッカーの中では移動速度が「超低速」と鈍足で、パーツスロットが無く[[強化パーツ]]を一切装備できないためフォローも難しい(他ユニットのアビリティや戦艦スキルによるバフ頼り)。お約束の宇宙適応だが、さすがに活動はできるとはいえ「B」である。
:ちなみに、本作品では'''(怪獣であるのにも関わらず)ゴジラを並み居るスーパーロボットに混じらせる形で味方として使用する事が可能'''になっている。肝心の性能は'''[[HP]]がぶっ飛んで高い'''以外は意外と控えめで、運動性はかなり低めとなっている。原作でもゴジラは動きが鈍重すぎて敵からの攻撃をかわせない事がほとんどなので当然といえば当然である。基本は、下記のスキルを活かす形で火力を伸ばす事になる。ちなみに、'''純粋な生物(怪獣)なのに[[改造]]に対応している'''。一体全体どういう事なのだろうか…。
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:なお、当企画に登場するゴジラは1984年から1995年にかけて展開された平成VSシリーズのゴジラ(俗に言う四代目)が主だが、本作品では『ミレニアム』『メガギラス』に登場するゴジラ(ミレゴジ)となっている」<ref>ただし、熱線の色はミレゴジと違い青色であり、さらに各種効果音(熱線を放つ際の「ボンッボボボンッ」とストロボのような効果音等)は機龍二部作のものが使われており、ミレゴジと機龍ゴジのハイブリッド、もしくは背びれをミレニアムカラーに変えた機龍ゴジである可能性もある。</ref>[[咆哮]](ゴジラの甲高い鳴き声がサウンドエフェクトとして再現されている)を発する際の会話テキスト部ではアニメ調のキャラクターイラストで描かれており、非特撮作品と共演する上での違和感は少なくなっている。
:欠点は、アタッカーである割に移動速度が「超低速」とかなり鈍い事と、[[強化パーツ]]を一切搭載できない事(実際にパーツスロットが無い)。お約束の宇宙適応だが、さすがに活動はできるとはいえ'''B'''である。この所為で宇宙ではまず敵を殴るどころか、敵に辿りつく事さえも至難の技となる(前述の通り強化パーツは搭載できない為フォローできない)。一応、SR以上の[[トールギスIII]]を僚機として組み込んだり、サポートに[[早乙女ミチル|ミチル]]や[[メルア・メルナ・メイア|メルア]]や[[カイ・シデン|カイ]]等をセット、[[母艦]]に[[オケアノス]]を使用、イベントクエスト限定だがパイロットパーツ装備の[[オリーヴ・オペール|オリーヴ]]をリーダーにしたりすれば、移動速度の底上げ自体は可能。サポートでは移動速度と同時に装甲もフォローできるメルア、同じく移動力と攻撃力を強化できるミチルが特に相性が良いか。
+
:イベントシナリオでは機龍やEVAだけでなく、[[マジンガーZ]][[機械獣]]軍団をも相手取り、怪獣王としての圧倒的な力を見せつけている。また、[[冬月コウゾウ|冬月]]の発言から、本イベントの[[世界観|世界]]でも「45年前に初代ゴジラが[[日本]]を襲撃し、芹沢博士のオキシジェン・デストロイヤーによって葬られた」事が判明している。
:総じてフィールドとタイミングさえ選べば育成しての活躍は十分見込めるため、所謂「[[正義]]のゴジラ」に愛着のある世代のユーザーならば活躍させてみるのも一興か。
 
 
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
<!-- === [[能力]]値 === -->
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
 
:'''[[不屈]][[咆哮]][[憤怒]]'''
 
:ゴジラの特徴をよく表現したラインナップ。ちなみに「咆哮」「憤怒」は、それぞれ「挑発」「魂」と同一の効果を持つゴジラ専用のものである。余談だが、「憤怒」はその後[[神崎すみれ|とあるキャラクター]]にも実装された。
 
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
;格闘
 
;格闘
:[[生身ユニット|生身]]の怪獣なので、必然的に肉弾戦を行う事が多い。主にパンチや噛みつき、踏みつけや尻尾を使う<ref>ちなみに昭和シリーズのゴジラは、「'''大きな岩石を掴んで敵怪獣に投げつけたり、敵怪獣に背負い投げやプロレス技を仕掛ける'''」といった、非常に人間くさい攻撃方法も使用している。FINAL WARSでは作風と相まって更にアクロバティックな格闘戦を見せている。</ref>。
+
:生身の怪獣なので、必然的に肉弾戦を行う事が多い。主にパンチや噛みつき、踏みつけや尻尾を使う。
 
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』では、「尻尾」が通常武器として採用。
 
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』では、「尻尾」が通常武器として採用。
 
;放射熱線
 
;放射熱線
:ゴジラの最大の特徴と言える攻撃方法。口から摂氏10万度を超える熱線を放射する。放射の際に背びれが発光する事で有名。
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:ゴジラの最大の特徴と言える攻撃方法。口から摂氏10万度を超える熱線を放射する。放射の際に背びれが発光する事で有名。絶大な威力を誇る一方で命中精度も高く、飛行する敵を撃ち落とすなど、対空防御で使用されることもしばしば。
:作品ごとの設定の変化、あるいは作中での使用状況により、いくつもの熱線のバリエーションがある。
+
:作品ごとの設定の変化、あるいは作中での使用状況により、いくつもの熱線のバリエーションがある。例として熱線として放射せずに体内で炸裂させる、通称「体内放射」が近接戦時の切り札として用いられている。通常攻撃の手段として多用することもあれば、消耗が激しいためにここぞという時の必殺攻撃として温存していることもある。
:『X-Ω』では、必殺技として採用。ちなみに、『X-Ω』に登場するデザインのゴジラ(ミレゴジ)は原作では赤い熱線を吐いているが、本作では青い熱線となっている。
+
:『X-Ω』では必殺スキルとして採用。ちなみに、『X-Ω』に登場するデザインのゴジラ(ミレゴジ)は原作では赤い熱線を吐いているが、本作では青い熱線となっている。他作品での赤い熱線は青い熱線よりも更に強力な切り札となっている場合もある。
  
=== [[特殊能力]] ===
+
=== [[アビリティ]] ===
;本土上陸(敵エリア内でクリティカル率アップ)<br/>怯まぬ意志(状態異常中に攻撃力、クリティカル率大アップ)<br/>絶対なる強敵(7回ダメージを受けるごとに攻撃力アップ)<br/>怪獣王(HP1/2以下で、攻撃力、クリティカル率大アップ)
+
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』におけるアビリティ。原作での攻撃を受ける度に怒り狂う[[性格]]がモロに反映されており、何をやっても攻撃力がガンガン上昇。終いには、「[[魂]]」が常時かかっているような状態になってしまう。
+
:
 +
:{| class="wikitable"
 +
|-
 +
! アビリティ名 !! 効果
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|-
 +
! 本土上陸
 +
| 敵エリア内でクリティカル率アップ
 +
|-
 +
! 怯まぬ意志
 +
| 状態異常中に攻撃力、クリティカル率大アップ
 +
|-
 +
! 絶対なる強敵
 +
| 7回ダメージを受けるごとに攻撃力アップ
 +
|-
 +
! 怪獣王
 +
| HP1/2以下で、攻撃力、クリティカル率大アップ
 +
|}
 +
:原作での攻撃を受ける度に怒り狂う[[性格]]がモロに反映されており、何をやっても攻撃力がガンガン上昇。終いには、「[[魂]]」が常時かかっているような状態になってしまう。
  
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
 
;[[陸]]・[[海]]・[[宇宙]]
 
;[[陸]]・[[海]]・[[宇宙]]
:歴代を通じて泳ぎは達者で、長時間の潜水も可能(中にはエラ呼吸能力まで持った個体も存在する)。
+
:歴代を通じて泳ぎは達者で、長時間の潜水も可能。
:基本的に島国[[日本]]を舞台とするゴジラ作品においては、人類側や敵怪獣との海上・海中戦も頻繁に描かれている。昭和シリーズでは、戦いを終えたゴジラが海へと帰っていくラストシーンも定番だろう。
+
:ちなみに二代目ゴジラのみ[[]]を飛んだこともあるが、その姿は「尻尾を体の前で抱えて、口から放射熱線を吐いた勢いで後ろ向きに飛ぶ」というシュールなものであった。
:また、ゴジラは真空の宇宙空間でも活動可能なので、「あらゆる環境で生息可能な完全生物」と言える。
 
:その一方で、ゴジラは[[飛行]]が出来ないので、モスラ等の飛行する怪獣との戦闘において不利になる場面が多く見られた<ref>なお、『ゴジラ対ヘドラ』では放射熱線を口から吐いて'''後ろ向きで[[飛行]]した'''。流石に不評の声も多かった(そもそも、田中友幸プロデューサーが大反対していたのだが、'''「田中プロデューサーが入院している間に坂野義光監督ら現場スタッフ達の判断で採用された」'''という、曰くつきの場面でもある)が、[[プレイステーション3|PS3]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『ゴジラ-GODZILLA-』で'''平成版デザインのゴジラの技として採用された'''事も。</ref>。
 
  
 
=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
 
;L
 
;L
 
:[[全長一覧|身長]]55m(ミレゴジ設定)なので、このサイズ。
 
:[[全長一覧|身長]]55m(ミレゴジ設定)なので、このサイズ。
:余談だが、超高層ビルが林立している現代社会では身長55mだと「低く」見えてしまうため、中にはゴジラの身長が80mや100m等に設定されている作品も存在している。最大でシン・ゴジラ第4形態の118.5メートル。
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== パイロットステータス ==
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<!-- === [[能力]]値 === -->
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=== [[精神コマンド]] ===
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;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
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:'''[[不屈]]、[[咆哮]]、[[憤怒]]'''
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:ゴジラの特徴をよく表現したラインナップ。ちなみに「咆哮」「憤怒」は、それぞれ「挑発」「魂」と同一の効果を持つゴジラ専用のものである。余談だが、「憤怒」はその後[[神崎すみれ|とあるキャラクター]]にも実装された。
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:;パイロットパーツ装備時
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::'''[[覚醒]]、[[威圧]]、[[凶悪]]'''
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;芹沢大助
 
;芹沢大助
:『ゴジラ』(1954)に登場する[[科学者・技術者|科学者]]。第二次世界大戦で[[医療・病障害|負傷した]]右眼に眼帯を着用している。
+
:『ゴジラ』(1954)に登場する[[科学者・技術者|科学者]]
:最初のゴジラを自身が開発した水中酸素破壊剤「オキシジェン・デストロイヤー」によって抹殺したが、オキシジェン・デストロイヤーが[[核ミサイル|核兵器]]に代わる新たな兵器として利用される事を恐れ、設計図など関連する[[資料]]を全て破棄。最期は、自身がゴジラと運命を共にする事でオキシジェン・デストロイヤーに関する全ての情報を闇へと葬った<ref>ゴジラに対して明確な形で勝利した経緯を持つ故か、芹沢大助博士は[[ドリームキャスト]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『ゴジラ・ジェネレーションズ』において(何故か巨大化して)[[隠し要素|隠しキャラクター]]'''「ジャイアント芹沢博士」'''として登場する。なお、このゲームソフトでは「潜水服を身に纏い、眼帯から発射する怪光線や両手に持ったオキシジェン・デストロイヤーの容器から発する[[ビーム兵器|ビーム]]で街を破壊する」という[[ギャグイベント|笑撃的な]]彼の姿を見る事が出来る。</ref>。
+
:最初のゴジラを酸素の研究中に偶発的に開発してしまった水中酸素破壊剤「オキシジェン・デストロイヤー」によって抹殺した。
 +
:「周囲の酸素を破壊しつくす」特性由来の生物に対する高い殺傷力から、芹沢はオキシジェン・デストロイヤーが兵器転用される可能性を危惧していたため、デストロイヤー使用の際には事前に研究資料を焼却し、自身もゴジラの道連れとなる形で命を絶つ事で、悪魔の発明を闇に葬り去った。
 
;山根恭平
 
;山根恭平
 
:『ゴジラ』(1954)に登場した生物学者で、ゴジラの名付け親。
 
:『ゴジラ』(1954)に登場した生物学者で、ゴジラの名付け親。
:多くの人々がゴジラを倒す事に躍起になる中で、「水爆に耐えられる、ゴジラの生態を調べるべきだ」と主張して学者の本分を貫こうとする。ラストシーンの名台詞は、あまりにも有名。
+
:多くの人々がゴジラを倒す事に躍起になる中で、「水爆に耐えられる、ゴジラの生態を調べるべきだ」と主張して学者の本分を貫こうとする。
:なお、[[続編]]『ゴジラの逆襲』にも登場する。
+
:芹沢の犠牲によってゴジラは倒されたが、「あのゴジラが最後の一匹とは思えない」と人類が核を使い続ければ新たなゴジラが現れることを予見した。
;[[自衛隊]]
 
:[[日本]]が抱える事実上の戦力。(「防衛隊」名義等を含めて)ゴジラシリーズ作品においても度々登場する。
 
:単なる[[やられメカ|やられ役]]として登場する場合もあるが、一部作品では独自に開発した超兵器や知恵を駆使してゴジラとも互角に渡り合う。ゴジラにとって「(怪獣以外の)[[ライバル|好敵手]]」と言うべき存在である。
 
:
 
 
;[[家城茜]]
 
;[[家城茜]]
 
:『ゴジラ×メカゴジラ』に登場する特生自衛隊員。彼女が操作する[[3式機龍|メカゴジラ]]と戦いを繰り広げた。
 
:『ゴジラ×メカゴジラ』に登場する特生自衛隊員。彼女が操作する[[3式機龍|メカゴジラ]]と戦いを繰り広げた。
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=== ゴジラ対エヴァンゲリオン ===
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;[[碇シンジ]]、[[綾波レイ]]、[[式波・アスカ・ラングレー]]
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:『[[ゴジラ対エヴァンゲリオン]]』と『[[X-Ω]]』イベント「G迎撃作戦」において共演、対決するが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて公開された映像アトラクション『ゴジラ対エヴァンゲリオン・ザ・リアル 4-D』ではキングギドラを相手に共闘している。
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;[[碇ゲンドウ]]
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:雑誌『月刊ホビージャパン』の2016年10月号に掲載された『[[ゴジラ対エヴァンゲリオン]]』のジオラマストーリーでは、ゴジラの持つG細胞を亡き[[碇ユイ|ユイ]]の復活のために利用しようと企てていた。
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;[[加持リョウジ]]
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:ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて公開された映像アトラクション『ゴジラ対エヴァンゲリオン・ザ・リアル 4-D』では以前よりゴジラの事を調べており、アトラクションのラストにて、ゴジラについて、「破壊神とも守護神ともとれる存在」という主旨の見解をミサトに述べている。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
;[[碇シンジ]]、[[綾波レイ]]、[[式波・アスカ・ラングレー]]
 
:『[[ゴジラ対エヴァンゲリオン]]』と『[[X-Ω]]』において共演、対決する。
 
;[[野原しんのすけ]]
 
:特撮映画作品『シン・ゴジラ』とのコラボ企画により『[[クレヨンしんちゃん]]』に客演。巨大化したゴジラと戦った。
 
 
;[[兜甲児]]
 
;[[兜甲児]]
:『X-Ω』ではゴジラ迎撃作戦の一員としてゴジラに挑む。
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:『X-Ω』イベント「G迎撃作戦」ではゴジラ迎撃作戦の参加メンバーの一員として参戦し、ゴジラに挑む。
 
;[[Dr.ヘル]]、[[あしゅら男爵]]
 
;[[Dr.ヘル]]、[[あしゅら男爵]]
:『X-Ω』ではゴジラと浅からぬ因縁を抱いており、ゴジラを捕獲して[[機械獣]]に改造せんと目論むが、ゴジラに手を出したばかりに想像を絶する悪夢を見るハメに…。
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:『X-Ω』イベント「G迎撃作戦」では過去に[[バードス島]]に上陸し[[機械獣]]軍団を壊滅寸前に追い込んでいる為彼等との間にも浅からぬ因縁があり、ゴジラを捕獲して[[機械獣]]「ゴジラN10」に改造せんと目論むが、ゴジラに手を出したばかりに想像を絶する悪夢を見るハメに…。
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:余談だが、ゴジラシリーズ原作においては[[シュウ・シラカワ|ゴジラを自分達の野望や欲望のために操ったり]][[キリコ・キュービィー|支配しようと企んだ侵略者・悪人達は]][[死亡フラグ|ほぼ全員死亡しており]]、命までは失わずに済んだだけでも、彼らは運が良かったと言えるかもしれない。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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;対メガギラス戦(ゴジラ×メガギラス G消滅作戦)
 
;対メガギラス戦(ゴジラ×メガギラス G消滅作戦)
 
:Gグラスパーが東京都品川区・お台場に出現したゴジラをブラックホール砲「ディメンション・タイド」で葬り去る「G消滅作戦」を実行せんとした時、渋谷区を破壊した巨大トンボ型怪獣「メガギラス」が飛来する。
 
:Gグラスパーが東京都品川区・お台場に出現したゴジラをブラックホール砲「ディメンション・タイド」で葬り去る「G消滅作戦」を実行せんとした時、渋谷区を破壊した巨大トンボ型怪獣「メガギラス」が飛来する。
:ゴジラは、[[飛行]]するメガギラスが放つ超高周波や尻尾の針に苦しめられてダウンしてしまう。しかし、再び起き上がったゴジラはメガギラスの攻撃を[[見切り]]、ジャンピング・ボディプレスを仕掛ける等して反転攻勢の構えを見せる。そして、ゴジラはメガギラスの尻尾の針を噛み砕き、[[トドメ演出|トドメ]]に熱線を二度も放ってメガギラスを撃破した。
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:ゴジラは、[[飛行]]するメガギラスが放つ超高周波や尻尾の針に苦しめられてダウンしてしまう。しかし、再び起き上がったゴジラはメガギラスの攻撃を[[見切り]]、背びれで片腕を切断、ジャンピング・ボディプレスを仕掛ける等して反転攻勢の構えを見せる。そして、ゴジラはメガギラスの尻尾の針を噛み砕き、[[トドメ演出|トドメ]]に熱線を二度も放ってメガギラスを撃破した。
 
:なお、メガギラスを倒したゴジラは渋谷区に侵入して暴れ続けるが、Gグラスパーの面々の[[努力|尽力]]によってディメンション・タイドの発動に成功。遂にゴジラはこの世から消滅した…かに思われた。後日、渋谷区内のとある小学校において[[咆哮]]するゴジラの姿が目撃されている。
 
:なお、メガギラスを倒したゴジラは渋谷区に侵入して暴れ続けるが、Gグラスパーの面々の[[努力|尽力]]によってディメンション・タイドの発動に成功。遂にゴジラはこの世から消滅した…かに思われた。後日、渋谷区内のとある小学校において[[咆哮]]するゴジラの姿が目撃されている。
  
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多くの怪獣が登場しているが、ここではイベントに登場する怪獣を解説する。
 
多くの怪獣が登場しているが、ここではイベントに登場する怪獣を解説する。
 
;メカゴジラ([[3式機龍]]、[[3式機龍乙型]])
 
;メカゴジラ([[3式機龍]]、[[3式機龍乙型]])
:ゴジラを模したロボット怪獣。メカゴジラ自体は、モスラやキングギドラ等と並んでゴジラの[[ライバル]]として扱われることが多い。初代メカゴジラは[[宇宙人]]が作った侵略兵器だが、それ以降の作品では人類が作った対ゴジラ用迎撃兵器。
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:ゴジラを模したロボット怪獣。メカゴジラ自体は、モスラやキングギドラ等と並んでゴジラの[[ライバル]]として扱われることが多い。初代メカゴジラは[[宇宙人]]が作った侵略兵器だが、それ以降の作品ではアニメ映画版を除けば人類が作った対ゴジラ用迎撃兵器。
 
:なお、機龍はメインフレームに初代ゴジラの骨を利用している生体兵器でもある<ref>ただし、1954年版ではゴジラは骨ごと跡形もなく溶け去っているため、[[並行世界|パラレル設定]]となっている。</ref>。
 
:なお、機龍はメインフレームに初代ゴジラの骨を利用している生体兵器でもある<ref>ただし、1954年版ではゴジラは骨ごと跡形もなく溶け去っているため、[[並行世界|パラレル設定]]となっている。</ref>。
 
;オルガ
 
;オルガ
:『ゴジラ2000 ミレニアム』に登場した怪獣。ゴジラの遺伝子がその誕生に大きく関わっており、そのためか外観に少なからずゴジラとの相違が見られる<ref>オルガと同じく、ゴジラの細胞(劇中では「G細胞」と呼称される事も)や遺伝子が誕生に関わったビオランテやスペースゴジラもまた、ゴジラの特徴を受け継いでいる</ref>。
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:『ゴジラ2000 ミレニアム』に登場した怪獣。ゴジラの遺伝子がその誕生に大きく関わっており、そのためか外観に少なからずゴジラとの類似点が見られる。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*『ゴジラ』(1954年11月3日公開)という特撮映画作品が生まれた経緯の一つとして、1954年3月1日にビキニ環礁で米軍が行った水爆実験に、[[日本]]のマグロ漁船第五福竜丸がそれに巻き込まれて乗組員達が被爆した事件から着想を得ており、ゴジラシリーズには'''「[[核ミサイル|核兵器]]へのアンチテーゼ」'''というテーマが内包されている。
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*『ゴジラ』(1954年11月3日公開)という特撮映画作品が生まれた経緯の一つとして、1954年3月1日にビキニ環礁で米軍が行った水爆実験に、[[日本]]のマグロ漁船第五福竜丸がそれに巻き込まれて乗組員達が被爆した事件から着想を得ており、ゴジラシリーズには'''「[[核ミサイル|核兵器]]へのアンチテーゼ」'''というテーマが内包されている。その為、核兵器で倒そうという話は最悪未遂までで終わっていた。アニメ三部作の冒頭でようやく大規模熱核攻撃が行われ失敗したという話が出ている。
**そのため、一時期「様々な悪の怪獣から[[地球]]を守る[[正義]]の怪獣」として描かれたゴジラに反発する視聴者も多かった。
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**昭和シリーズの一時期「様々な悪の怪獣から[[地球]]を守る[[正義]]の怪獣」として描かれたゴジラに反発する視聴者も多かった。その影響か、平成VSシリーズ以降は基本的に人類が倒すべき敵とされている。
*ゴジラの初代スーツアクターである中島春雄氏には、「巨大怪獣であるゴジラを演じる際の役作りをする為に、動物園に通って様々な動物の動きを観察した」という逸話が存在している。
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*ゴジラの初代スーツアクターである中島春雄氏は、巨大怪獣であるゴジラを演じる際の役作りをする為に、動物園に通って様々な動物の動きを観察した。
 
**中島氏は、「動物園で象等の巨大生物の動きを観察した結果、彼等が足の裏を見せない摺り足で歩行している事に気付きました。それは、ゴジラを演じる際の参考になりましたね」と述懐している。ちなみに、初代ゴジラの着ぐるみは重さが100kg以上もあったので、摺り足は体力の消耗を抑える効果もあった。
 
**中島氏は、「動物園で象等の巨大生物の動きを観察した結果、彼等が足の裏を見せない摺り足で歩行している事に気付きました。それは、ゴジラを演じる際の参考になりましたね」と述懐している。ちなみに、初代ゴジラの着ぐるみは重さが100kg以上もあったので、摺り足は体力の消耗を抑える効果もあった。
***後に『シン・ゴジラ』でゴジラのモーションキャプチャーを担当した狂言師・俳優の二世野村萬斎氏は、「ゴジラの足の運びは、能や狂言等における摺り足と相通じるものがある」と語っている。
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*1954年に誕生したゴジラシリーズは、度々休止を挟みつつ半世紀以上に渡って展開された長寿シリーズであり、特撮作品のみならず多方面において多大な影響を与えている。『[[機動警察パトレイバー]] アーリーデイズ』等、パロディが行われた作品も非常に多い。
*1954年に誕生したゴジラシリーズは、半世紀以上に渡って展開された長寿シリーズであり、特撮作品のみならず多方面において多大な影響を与えている。『[[機動警察パトレイバー]] アーリーデイズ』等、パロディが行われた作品も非常に多い。
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**[[ゾイドシリーズ]]」ではヘリック共和国のゴジュラス&ゼネバス帝国の[[デスザウラー]]、と両陣営の切り札が揃ってゴジラモチーフという強烈な絵面を見せている(前者に至っては名前からしてギリギリである)。
**特に『[[ゾイドシリーズ]]』ではヘリック共和国のゴジュラス&ゼネバス帝国の[[デスザウラー]]、と両陣営の切り札が揃ってゴジラモチーフという強烈な絵面を見せている(前者に至っては名前からしてギリギリである)。
+
***一応公式にはどちらも「ティラノサウルス型」となってはいたのだが、やはりどう見てもゴジラである。あまりにティラノサウルスっぽくないためか、後に「恐竜型」と設定を変更されてモチーフをぼかされている。
**映画配給が同じ『[[クレヨンしんちゃん]]』においては『爆発!温泉わくわく大決戦』と『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』ではゴジラの音楽(両作品)、ゴジラの鳴き声(爆発!温泉わくわく大決戦のみ)や『伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃』においてはゴジラの名前の由来となったゴリラとクジラを逆につないだ「クリラ」が出る等、多くのパロディが行われた。
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**特撮テレビドラマ『ウルトラマン』第10話には「'''エリ巻き怪獣ジラース'''」という、ゴジラの外観にエリ巻きを足しただけの怪獣が登場しており、鳴き声はゴジラの鳴き声の早回し、スーツアクターもゴジラを演じた中島春雄氏その人である。
***しかも、2016年に公開された『シン・ゴジラ』とのコラボレーションの一環である「しんちゃん対シン・ゴジラだゾ」(2016年7月22日放送分)および『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』よりも先にコラボレーションを行っていた。
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***なおウルトラマンとの戦いの中では'''そのエリ巻きを引きちぎられてしまい、ほぼゴジラの姿となった'''。一応エリ巻きの跡が違う色になっているので、ギリギリゴジラそのものではないが。
**同じ東宝製作の特撮作品『流星人間ゾーン』においてもゴジラが味方ポジションの助っ人ヒーローとして登場している。
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**映画配給が同じ『[[クレヨンしんちゃん]]』においては『爆発!温泉わくわく大決戦』と『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』ではゴジラの音楽(両作品)、ゴジラの鳴き声(『爆発!温泉わくわく大決戦』のみ)や『伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃』においてはゴジラの名前の由来となったゴリラとクジラを逆につないだ「クリラ」が出る等、多くのパロディが行われた。
*頭部は[[ジェノブレイカー|ティラノサウルス]]、背鰭は[[ゴウザウラー|ステゴサウルス]]、身体は草食恐竜イグアノドンと、以上の三種類の恐竜をモチーフとしている。名前は、'''ゴリラとクジラを混合した造語「ゴジラ」から命名された'''のであるが、英語名での綴りから海外では「GODZILLA(ガッズィーラ)」と発音を間違われてしまう事も多い。この事は米国で製作された1998年の映画『GODZILLA』(通称:エメゴジ、『ファイナルウォーズ』では「ジラ」名義で登場)でもネタにしている。
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***『爆発!温泉わくわく大決戦』では、「テロリストが用意した巨大ロボットに自衛隊が挑み、なすすべも無く敗北して撤退する」というゴジラを始祖とした怪獣映画でおなじみの展開があるが、この時テロリストが使用するのは'''ゴジラのBGMと咆吼'''という極めて素っ頓狂なモノ。しかし現行火器を全く受け付けず、「戦車程度ではゴジラに勝てない」という共通認識を利用した秀逸な心理作戦(?)の前に自衛隊はなすすべも無く敗走した。
**米国で製作された2014年の映画『GODZILLA ゴジラ』(通称:ギャレゴジ)では、俳優の渡辺謙氏演じる日本人[[科学者・技術者|科学者]]芹沢猪四郎博士<ref>ちなみに、役名は『ゴジラ』(1954)の登場人物である'''芹沢'''大助博士および同作品の監督を務めた本多'''猪四郎'''氏に由来する。</ref>のみが一貫して「GOJIRA(ゴジラ)」と発音している。これについて実は元の台本では「ガッズィーラ」になっており、渡辺氏もギャレス・エドワーズ監督から「[[英語]]の発音に近づけて欲しい」との要請を受けていたが、渡辺氏は日本人としての拘りや思い入れから「絶対嫌だ」とその要請を拒否して「ゴジラ」と発音した。その結果、観客からは歓声を以て受け入れられ、エドワーズ監督も渡辺氏の判断に称賛を送っている。
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*ゴジラや怪獣たちが都市部で暴れることで著名な建築物が破壊されるシーンは怪獣映画の見どころの一つであり、第一作で銀座周辺のビル街が破壊された際には、あまりの迫力故に銀座の映画館での上映終了後、ビルが本当に破壊されていないかどうか確かめる観客がいたという逸話がある。
**庵野秀明氏が脚本・編集・総監督を務めた2016年の映画『シン・ゴジラ』の劇中では、日本の首都圏に現れた巨大不明生物が米国において英語名である「GODZILLA(ガッズィーラ)」と呼称されていたが、「言いにくいから」という理由で主人公によって日本語名である「ゴジラ」へと改称されている。
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**なおこのビル破壊は当のテナントに無許可で行われた上、松坂屋の社長は「縁起が悪い」と激怒、和光本社に至っては以後2年間、東宝の一切のロケ使用を許可しなかった。以降は事前にロケ地となる建物の所有企業に「破壊許可」を得てから撮影されるようになった。
*'''ゴジラの鳴き声は、「コントラバスの弦を使用して出した音を加工・編集して作っている」'''との事。
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**しかしシリーズが進み、日本各地の著名な建築物や景勝地がゴジラや怪獣たちに破壊されるにつれ、そこが本当に破壊されたのかロケ地に確認に行くついでに観光するファンが現れだし、所謂「聖地巡礼」の嚆矢となった。すなわち'''「ゴジラに壊されると良い宣伝になる」'''という風潮が高まり、ついには「ウチの建物を壊しに来てくれ」と東宝に逆オファーが来るようになった。
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*頭部は[[ジェノブレイカー|ティラノサウルス]]、背鰭は[[ゴウザウラー|ステゴサウルス]]、身体は草食恐竜イグアノドンと、以上の三種類の恐竜をモチーフとしている。
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*名前はゴリラとクジラを混合した造語「ゴジラ」だが、英語名での綴りから海外では「GODZILLA(ガッズィーラ)」と発音されてしまう事も多い。この事は米国で製作された『GODZILLA』(1998年、通称:エメゴジ)でもネタにしている。『シン・ゴジラ』の作中でも綴りからガッズィーラと呼ばれたが呼びにくいとしてゴジラと呼称されるようになった。なお、『GODZILLA ゴジラ』(2014年、通称:ギャレゴジ)に出演した日本人俳優の渡辺謙は、ガッズィーラと発音して欲しいとギャレス・エドワーズ監督から依頼されたが断固拒絶し、あくまでもゴジラと発音している。
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*ゴジラの鳴き声は、コントラバスの弦を使用して出した音を加工・編集して作っている。
 
**ちなみに、モノクロ作品である第1作目『ゴジラ』(1954)および第2作目『ゴジラの逆襲』におけるゴジラの鳴き声は、重低音であった。そして、カラー作品である第3作目『キングコング対ゴジラ』以降の作品におけるゴジラの鳴き声は、現行の甲高いものになっている。
 
**ちなみに、モノクロ作品である第1作目『ゴジラ』(1954)および第2作目『ゴジラの逆襲』におけるゴジラの鳴き声は、重低音であった。そして、カラー作品である第3作目『キングコング対ゴジラ』以降の作品におけるゴジラの鳴き声は、現行の甲高いものになっている。
*実は、ゴジラは『[[スーパーロボット大戦シリーズ]]』の源流となった[[コンパチヒーローシリーズ]]への参戦経験が有り、同じく日本を代表する特撮作品『ウルトラマン』『仮面ライダー』とも共演している<ref>ちなみに、『ウルトラQ』ではゴジラの着ぐるみが「古代怪獣ゴメス」の改造元となり、『ウルトラマン』には'''ゴジラの着ぐるみに襟巻きを付けた「エリ巻き恐竜ジラース」'''として出演している。ついでに言うと、ゴメスおよびジラースを演じた役者は、ゴジラの初代スーツアクターである中島春雄氏。</ref>。
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**『シン・ゴジラ』『ゴジラ-1.0』では初代に近い重低音へと変更された。
*岩波書店が発行している日本語国語辞典'''『広辞苑』(第6版)には、「ゴジラ」が見出し語として載っている'''。ついでに同国語辞典には「ウルトラマン」も、見出し語として載っている。
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*ゴジラは「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」の源流となった[[コンパチヒーローシリーズ]](『バトルサッカー フィールドの覇者』『バトルベースボール』)への参戦経験が有り、同じく日本を代表する特撮作品『ウルトラマン』『仮面ライダー』とも共演している。
*『ギャレゴジ』の公開に合わせてBSプレミアムで放映された特番では、「あなたにとって、ゴジラは何ですか?」という質問に対し東宝スタッフの多くが'''「ゴジラは[[神]]である」'''と答えている。
+
*岩波書店が発行している日本語国語辞典'''『広辞苑』(第6版)には、「ゴジラ」が見出し語として載っている'''
**『ゴジラ』(1954)の監督を務めた本田猪四郎氏も、1984年版(通称:84ゴジラ)を制作する際に残したメモにゴジラを'''「神が遣わした聖獣」'''と記しており、東宝ではゴジラが神格化されている事が伺える。
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*元プロ野球選手・松井秀喜氏のあだ名にもなっており、『ゴジラ×メカゴジラ』では松井氏本人が登場し、共演を果たしている。
***『X-Ω』における[[バードス島]]が蹂躙されたシーンで[[Dr.ヘル]]がゴジラを'''「海神」'''と呼んでいる事から、SRWでは東宝スタッフの見解を採用していると思われる。
+
**ミレゴジ以降の体長55mというのは松井秀喜氏の背番号から来ている。
**『シン・ゴジラ』では、呉爾羅(ゴジラ)とは大戸島において'''「神の化身」'''を意味する言葉、という設定である。ちなみに、タイトル名の一部である「シン」とは、「神」(あるいは「新」や「真」)等の意味を含んでいる。
+
**これぐらいの体長では平成以降の高層ビル群と比べて「巨大怪獣による脅威」を表現しづらいとして、平成VSシリーズでは80m→100mと巨大化した背景があるが、ミレニアムシリーズでは映像、描写技術の発達によってその辺の問題を解決できるため、この体長となった。
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*『ギャレゴジ』の公開に合わせてBSプレミアムで放映された特番では、「あなたにとって、ゴジラは何ですか?」という質問に対し東宝スタッフの多くが「ゴジラは[[神]]である」と答えている。『ゴジラ』(1954)の監督を務めた本多猪四郎氏も、1984年版(通称:84ゴジラ)を制作する際に残したメモにゴジラを「神が遣わした聖獣」と記しており、東宝ではゴジラが神格化されている事が伺える。
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*2018年には、「[[ガンダムシリーズ]]」とコラボレーションしたイラストが公開されている。これは同年11月にアニメ版ゴジラ三部作の最終章『GODZILLA 星を喰う者』と『[[機動戦士ガンダムNT]]』が公開され、両作品とも金色の存在(高次元怪獣ギドラとユニコーンガンダム3号機[[フェネクス]])が重要なカギを握る、ということで実現した企画である。
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*『[[劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』]]』では光の粒子によって別の世界より「雪のゴジラ」と呼ばれる個体が登場し、[[速杉ハヤト]]、[[速杉ホクト]]らと交戦したのち姿を消した。その後は東京駅での最終決戦にて[[ヴァルドル]]と交戦するシンカリオン運転士たちの前に再び現れ、ヴァルドルを攻撃し結果的にハヤト達の勝利をアシストした後、再び光の粒子と共に何処へと姿を消した。
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**なお「雪のゴジラ」のデザインはVSゴジラシリーズ、特に『ゴジラVSビオランテ』をベースにシン・ゴジラの皮膚感を取り入れたという。
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*2023年に公開された『ゴジラ-1.0』は2024年のアカデミー賞視覚効果賞を受賞。'''日本製特撮作品初のオスカー獲得'''という快挙を成し遂げた。
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**日本国内では第55回星雲賞(映像演劇・メディア部門)を受賞。ゴジラシリーズでは映画『シン・ゴジラ』(第48回)、TVアニメ『ゴジラS.P<シンギュラポイント>』(第53回)に続く受賞となった。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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== 資料リンク ==
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*[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%82%B8%E3%83%A9_(%E6%9E%B6%E7%A9%BA%E3%81%AE%E6%80%AA%E7%8D%A3) ウィキペディア]
 
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2024年6月14日 (金) 23:06時点における最新版

ゴジラ
外国語表記 Godzilla[1]
登場作品

ゴジラ対エヴァンゲリオン

  • ゴジラ2000 ミレニアム(原作)
  • ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(原作)
デザイン 西川伸司
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 機体
パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
異名 怪獣王[2]
種族 怪獣
身長 55 m5,500 cm <br />(身長)
122.5 m(全長)
78 m(尻尾の長さ)
体重 25000 t25,000,000 kg <br />
テンプレートを表示

ゴジラは『ゴジラ対エヴァンゲリオン』に登場する生物。

当頁では、『X-Ω』に登場するミレニアム版ゴジラおよび補足を兼ねて、原作特撮の「初代ゴジラ」についても記述する。

概要[編集 | ソースを編集]

言わずと知れた無敵の大怪獣王。黒い皮膚に覆われ突き出た背びれと二足歩行の恐竜のような外観が特徴。歩行速度は時速40km(作品によって異なる)。必殺技は、放射能を多量に含んだ青い火炎を口から吐き出す「放射熱線」[3]で、あらゆる存在を一撃で粉砕し、破壊し、消滅せしめ、蹂躙し尽くす。

作品によって設定は異なるが、人間の核実験による突然変異で誕生した怪獣で、体内に原子炉を持つとされ、核物質をエサとしている。この原子炉こそゴジラの最強の証でもあり、弱点でもある。この原子炉をカドミウム等何らかの方法で制御されると活動不可能になる。更にこれが暴走するとゴジラ自身にも体温調節が不可能になり、地球全てを焼き尽くすほどの熱量で核爆発を起こすか、メルトダウンで地球を貫通するほどの大穴を開けて死亡する。また、特殊な細胞(これも作品によって異なるが、G細胞と呼ばれる事が多い)により、多少の傷を受けても数時間で再生する。原作中では良くも悪くもその生態、強さに魅せられるキャラクターも多く、生態を理解、研究しようとする者もいれば、倒そうと躍起になって、挙句最後は壊れてしまう者までいる。

シリーズにおいて多くの個体が登場し、1954年公開の初代、『ミレニアム』『メガギラス』のゴジラ(通称:ミレゴジ)等がある。各設定や外観にもかなりの相違点があるが、ほとんどの作品において基本は「西暦1954年にゴジラが目覚めて日本が襲撃された」という設定が根幹に置かれている。

ゴジラ2000 ミレニアム[編集 | ソースを編集]

1954年に出現した初代ゴジラとは別個体となるゴジラで緑色の体色と紫がかった色の鋭く尖った背びれが特徴。日本にたびたび上陸し、劇中では北海道根室や茨城県東海村、東京都新宿を襲撃している。

体細胞に強力な再生能力を持つ物質「オルガナイザーG1」を含んでおり、宇宙人ミレニアンはこれを体内に取り込むものの制御できず、怪獣オルガへと変貌してしまう結果となった。

なお、当作品および『メガギラス』におけるゴジラは身長が55mと初代および二代目に近くなっているが、これは「ゴジラ」の愛称で知られる野球選手・松井秀喜氏の読売巨人軍所属時代の背番号「55」から取られたものである。その松井秀喜氏は「ゴジラ×メカゴジラ」で本人そのままという役でゲスト出演した。

ゴジラ×メガギラス G消滅作戦[編集 | ソースを編集]

風貌は前作『ミレニアム』とほぼ同じだが、1954年に出現した初代ゴジラと同一個体とされている[4]

その後、ゴジラは1966年と1996年にも出現。日本の首都が東京から大阪へと移り、電力も原子力発電を永久放棄し代替としてプラズマエネルギーの開発を行うようになる等、影響を強く与えている。

2001年に小笠原海溝で活動を再開し、自衛隊の新兵器実験により出現した怪獣メガギラスとお台場で激戦を繰り広げる。

初代ゴジラ[編集 | ソースを編集]

1954年に人類の前に現れた最初のゴジラ。名前は太平洋上に浮かぶ孤島「大戸島」に伝わる伝説の怪物「呉爾羅」から取られている[5]。海底に潜んでいた太古の怪獣であり、水爆実験の影響により目覚め大戸島へと現れる。その後、東京湾へ現れ二度にわたり日本本土へ上陸。防衛隊の攻撃や5万ボルトの高圧電流をものともせず、東京の中心部を蹂躙し尽し、焦土へと変える[6]

ゴジラによる被害に心を痛めていた科学者・芹沢大助博士は周囲の人物の説得により、自身が開発した水中酸素破壊剤「オキシジェン・デストロイヤー」の使用を決意。海底に潜伏している時に芹沢博士にオキシジェン・デストロイヤーを使用され、身体を溶かされ死亡する[7]

最後に古生物学者である山根恭平博士の「あのゴジラが、最後の一匹だとは思えない。もし、水爆実験が続けて行われるとしたら、あのゴジラの同類がまた世界のどこかへ現れて来るかもしれない…」という言葉で映画は締めくくられる。そしてその言葉通り、様々な世界(後のシリーズ作品)において新たなゴジラが現れる事となった(ただし、このゴジラが最初の一匹だったかそうでないかは作品によって違う)。

なお、この頃は白黒映画という事もあってか青い放射火炎ではなく、あくまでも高温の息という設定であり「白熱光」と呼ばれていた。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2016年8月のイベント「G迎撃作戦」期間限定参戦。コラボ企画『ゴジラ対エヴァンゲリオン』名義での登場となる。スパロボの歴史上ロボットではなく生物・怪獣を相手取る事は決して珍しい事ではないが、まさかの初めてとなる特撮作品からの参戦という事で話題となった。
R・SR・SSRアタッカー。性能は無償報酬ユニットという事もありHPが飛び抜けて以外は控えめで、運動性はかなり低めとなっている。基本は、下記のスキルを活かす形で火力を伸ばす事になる。ちなみに、純粋な生物(怪獣)なのに改造に対応している
アタッカーの中では移動速度が「超低速」と鈍足で、パーツスロットが無く強化パーツを一切装備できないためフォローも難しい(他ユニットのアビリティや戦艦スキルによるバフ頼り)。お約束の宇宙適応だが、さすがに活動はできるとはいえ「B」である。
なお、当企画に登場するゴジラは1984年から1995年にかけて展開された平成VSシリーズのゴジラ(俗に言う四代目)が主だが、本作品では『ミレニアム』『メガギラス』に登場するゴジラ(ミレゴジ)となっている」[8]咆哮(ゴジラの甲高い鳴き声がサウンドエフェクトとして再現されている)を発する際の会話テキスト部ではアニメ調のキャラクターイラストで描かれており、非特撮作品と共演する上での違和感は少なくなっている。
イベントシナリオでは機龍やEVAだけでなく、マジンガーZ機械獣軍団をも相手取り、怪獣王としての圧倒的な力を見せつけている。また、冬月の発言から、本イベントの世界でも「45年前に初代ゴジラが日本を襲撃し、芹沢博士のオキシジェン・デストロイヤーによって葬られた」事が判明している。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

格闘
生身の怪獣なので、必然的に肉弾戦を行う事が多い。主にパンチや噛みつき、踏みつけや尻尾を使う。
X-Ω』では、「尻尾」が通常武器として採用。
放射熱線
ゴジラの最大の特徴と言える攻撃方法。口から摂氏10万度を超える熱線を放射する。放射の際に背びれが発光する事で有名。絶大な威力を誇る一方で命中精度も高く、飛行する敵を撃ち落とすなど、対空防御で使用されることもしばしば。
作品ごとの設定の変化、あるいは作中での使用状況により、いくつもの熱線のバリエーションがある。例として熱線として放射せずに体内で炸裂させる、通称「体内放射」が近接戦時の切り札として用いられている。通常攻撃の手段として多用することもあれば、消耗が激しいためにここぞという時の必殺攻撃として温存していることもある。
『X-Ω』では必殺スキルとして採用。ちなみに、『X-Ω』に登場するデザインのゴジラ(ミレゴジ)は原作では赤い熱線を吐いているが、本作では青い熱線となっている。他作品での赤い熱線は青い熱線よりも更に強力な切り札となっている場合もある。

アビリティ[編集 | ソースを編集]

X-Ω
アビリティ名 効果
本土上陸 敵エリア内でクリティカル率アップ
怯まぬ意志 状態異常中に攻撃力、クリティカル率大アップ
絶対なる強敵 7回ダメージを受けるごとに攻撃力アップ
怪獣王 HP1/2以下で、攻撃力、クリティカル率大アップ
原作での攻撃を受ける度に怒り狂う性格がモロに反映されており、何をやっても攻撃力がガンガン上昇。終いには、「」が常時かかっているような状態になってしまう。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

宇宙
歴代を通じて泳ぎは達者で、長時間の潜水も可能。
ちなみに二代目ゴジラのみを飛んだこともあるが、その姿は「尻尾を体の前で抱えて、口から放射熱線を吐いた勢いで後ろ向きに飛ぶ」というシュールなものであった。

サイズ[編集 | ソースを編集]

L
身長55m(ミレゴジ設定)なので、このサイズ。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

X-Ω
不屈咆哮憤怒
ゴジラの特徴をよく表現したラインナップ。ちなみに「咆哮」「憤怒」は、それぞれ「挑発」「魂」と同一の効果を持つゴジラ専用のものである。余談だが、「憤怒」はその後とあるキャラクターにも実装された。
パイロットパーツ装備時
覚醒威圧凶悪

人間関係[編集 | ソースを編集]

芹沢大助
『ゴジラ』(1954)に登場する科学者
最初のゴジラを酸素の研究中に偶発的に開発してしまった水中酸素破壊剤「オキシジェン・デストロイヤー」によって抹殺した。
「周囲の酸素を破壊しつくす」特性由来の生物に対する高い殺傷力から、芹沢はオキシジェン・デストロイヤーが兵器転用される可能性を危惧していたため、デストロイヤー使用の際には事前に研究資料を焼却し、自身もゴジラの道連れとなる形で命を絶つ事で、悪魔の発明を闇に葬り去った。
山根恭平
『ゴジラ』(1954)に登場した生物学者で、ゴジラの名付け親。
多くの人々がゴジラを倒す事に躍起になる中で、「水爆に耐えられる、ゴジラの生態を調べるべきだ」と主張して学者の本分を貫こうとする。
芹沢の犠牲によってゴジラは倒されたが、「あのゴジラが最後の一匹とは思えない」と人類が核を使い続ければ新たなゴジラが現れることを予見した。
家城茜
『ゴジラ×メカゴジラ』に登場する特生自衛隊員。彼女が操作するメカゴジラと戦いを繰り広げた。

ゴジラ対エヴァンゲリオン[編集 | ソースを編集]

碇シンジ綾波レイ式波・アスカ・ラングレー
ゴジラ対エヴァンゲリオン』と『X-Ω』イベント「G迎撃作戦」において共演、対決するが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて公開された映像アトラクション『ゴジラ対エヴァンゲリオン・ザ・リアル 4-D』ではキングギドラを相手に共闘している。
碇ゲンドウ
雑誌『月刊ホビージャパン』の2016年10月号に掲載された『ゴジラ対エヴァンゲリオン』のジオラマストーリーでは、ゴジラの持つG細胞を亡きユイの復活のために利用しようと企てていた。
加持リョウジ
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて公開された映像アトラクション『ゴジラ対エヴァンゲリオン・ザ・リアル 4-D』では以前よりゴジラの事を調べており、アトラクションのラストにて、ゴジラについて、「破壊神とも守護神ともとれる存在」という主旨の見解をミサトに述べている。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

兜甲児
『X-Ω』イベント「G迎撃作戦」ではゴジラ迎撃作戦の参加メンバーの一員として参戦し、ゴジラに挑む。
Dr.ヘルあしゅら男爵
『X-Ω』イベント「G迎撃作戦」では過去にバードス島に上陸し機械獣軍団を壊滅寸前に追い込んでいる為彼等との間にも浅からぬ因縁があり、ゴジラを捕獲して機械獣「ゴジラN10」に改造せんと目論むが、ゴジラに手を出したばかりに想像を絶する悪夢を見るハメに…。
余談だが、ゴジラシリーズ原作においてはゴジラを自分達の野望や欲望のために操ったり支配しようと企んだ侵略者・悪人達はほぼ全員死亡しており、命までは失わずに済んだだけでも、彼らは運が良かったと言えるかもしれない。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

当頁では、『X-Ω』に登場するミレニアム版ゴジラに関するものについて記述する。

対オルガ戦(ゴジラ2000 ミレニアム)
地球征服を企む宇宙人ミレニアンは、再生能力を持つゴジラの体内の物質「オルガナイザーG1」を吸収して実体化を果たす。しかし、オルガナイザーG1はゴジラ以外に制御しきれる代物ではなく、ミレニアンは「オルガ」という怪獣と化してしまう。
オルガはゴジラから攻撃を加えられても怯まず、ゴジラのオルガナイザーG1を更に吸収して外見を変化させていき、大きな口を開けてゴジラを呑みこまんとするも、ゴジラの放射熱線を体内で吐かれてしまい、オルガは爆散した。
こうして、オルガ(ミレニアン)を倒し、人類側の兵器も一切通用しないゴジラは、大暴れを続けて東京を次々と火の海にしていく…。
対メガギラス戦(ゴジラ×メガギラス G消滅作戦)
Gグラスパーが東京都品川区・お台場に出現したゴジラをブラックホール砲「ディメンション・タイド」で葬り去る「G消滅作戦」を実行せんとした時、渋谷区を破壊した巨大トンボ型怪獣「メガギラス」が飛来する。
ゴジラは、飛行するメガギラスが放つ超高周波や尻尾の針に苦しめられてダウンしてしまう。しかし、再び起き上がったゴジラはメガギラスの攻撃を見切り、背びれで片腕を切断、ジャンピング・ボディプレスを仕掛ける等して反転攻勢の構えを見せる。そして、ゴジラはメガギラスの尻尾の針を噛み砕き、トドメに熱線を二度も放ってメガギラスを撃破した。
なお、メガギラスを倒したゴジラは渋谷区に侵入して暴れ続けるが、Gグラスパーの面々の尽力によってディメンション・タイドの発動に成功。遂にゴジラはこの世から消滅した…かに思われた。後日、渋谷区内のとある小学校において咆哮するゴジラの姿が目撃されている。

関連怪獣[編集 | ソースを編集]

多くの怪獣が登場しているが、ここではイベントに登場する怪獣を解説する。

メカゴジラ(3式機龍3式機龍乙型
ゴジラを模したロボット怪獣。メカゴジラ自体は、モスラやキングギドラ等と並んでゴジラのライバルとして扱われることが多い。初代メカゴジラは宇宙人が作った侵略兵器だが、それ以降の作品ではアニメ映画版を除けば人類が作った対ゴジラ用迎撃兵器。
なお、機龍はメインフレームに初代ゴジラの骨を利用している生体兵器でもある[9]
オルガ
『ゴジラ2000 ミレニアム』に登場した怪獣。ゴジラの遺伝子がその誕生に大きく関わっており、そのためか外観に少なからずゴジラとの類似点が見られる。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 『ゴジラ』(1954年11月3日公開)という特撮映画作品が生まれた経緯の一つとして、1954年3月1日にビキニ環礁で米軍が行った水爆実験に、日本のマグロ漁船第五福竜丸がそれに巻き込まれて乗組員達が被爆した事件から着想を得ており、ゴジラシリーズには核兵器へのアンチテーゼ」というテーマが内包されている。その為、核兵器で倒そうという話は最悪未遂までで終わっていた。アニメ三部作の冒頭でようやく大規模熱核攻撃が行われ失敗したという話が出ている。
    • 昭和シリーズの一時期「様々な悪の怪獣から地球を守る正義の怪獣」として描かれたゴジラに反発する視聴者も多かった。その影響か、平成VSシリーズ以降は基本的に人類が倒すべき敵とされている。
  • ゴジラの初代スーツアクターである中島春雄氏は、巨大怪獣であるゴジラを演じる際の役作りをする為に、動物園に通って様々な動物の動きを観察した。
    • 中島氏は、「動物園で象等の巨大生物の動きを観察した結果、彼等が足の裏を見せない摺り足で歩行している事に気付きました。それは、ゴジラを演じる際の参考になりましたね」と述懐している。ちなみに、初代ゴジラの着ぐるみは重さが100kg以上もあったので、摺り足は体力の消耗を抑える効果もあった。
  • 1954年に誕生したゴジラシリーズは、度々休止を挟みつつ半世紀以上に渡って展開された長寿シリーズであり、特撮作品のみならず多方面において多大な影響を与えている。『機動警察パトレイバー アーリーデイズ』等、パロディが行われた作品も非常に多い。
    • ゾイドシリーズ」ではヘリック共和国のゴジュラス&ゼネバス帝国のデスザウラー、と両陣営の切り札が揃ってゴジラモチーフという強烈な絵面を見せている(前者に至っては名前からしてギリギリである)。
      • 一応公式にはどちらも「ティラノサウルス型」となってはいたのだが、やはりどう見てもゴジラである。あまりにティラノサウルスっぽくないためか、後に「恐竜型」と設定を変更されてモチーフをぼかされている。
    • 特撮テレビドラマ『ウルトラマン』第10話には「エリ巻き怪獣ジラース」という、ゴジラの外観にエリ巻きを足しただけの怪獣が登場しており、鳴き声はゴジラの鳴き声の早回し、スーツアクターもゴジラを演じた中島春雄氏その人である。
      • なおウルトラマンとの戦いの中ではそのエリ巻きを引きちぎられてしまい、ほぼゴジラの姿となった。一応エリ巻きの跡が違う色になっているので、ギリギリゴジラそのものではないが。
    • 映画配給が同じ『クレヨンしんちゃん』においては『爆発!温泉わくわく大決戦』と『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』ではゴジラの音楽(両作品)、ゴジラの鳴き声(『爆発!温泉わくわく大決戦』のみ)や『伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃』においてはゴジラの名前の由来となったゴリラとクジラを逆につないだ「クリラ」が出る等、多くのパロディが行われた。
      • 『爆発!温泉わくわく大決戦』では、「テロリストが用意した巨大ロボットに自衛隊が挑み、なすすべも無く敗北して撤退する」というゴジラを始祖とした怪獣映画でおなじみの展開があるが、この時テロリストが使用するのはゴジラのBGMと咆吼という極めて素っ頓狂なモノ。しかし現行火器を全く受け付けず、「戦車程度ではゴジラに勝てない」という共通認識を利用した秀逸な心理作戦(?)の前に自衛隊はなすすべも無く敗走した。
  • ゴジラや怪獣たちが都市部で暴れることで著名な建築物が破壊されるシーンは怪獣映画の見どころの一つであり、第一作で銀座周辺のビル街が破壊された際には、あまりの迫力故に銀座の映画館での上映終了後、ビルが本当に破壊されていないかどうか確かめる観客がいたという逸話がある。
    • なおこのビル破壊は当のテナントに無許可で行われた上、松坂屋の社長は「縁起が悪い」と激怒、和光本社に至っては以後2年間、東宝の一切のロケ使用を許可しなかった。以降は事前にロケ地となる建物の所有企業に「破壊許可」を得てから撮影されるようになった。
    • しかしシリーズが進み、日本各地の著名な建築物や景勝地がゴジラや怪獣たちに破壊されるにつれ、そこが本当に破壊されたのかロケ地に確認に行くついでに観光するファンが現れだし、所謂「聖地巡礼」の嚆矢となった。すなわち「ゴジラに壊されると良い宣伝になる」という風潮が高まり、ついには「ウチの建物を壊しに来てくれ」と東宝に逆オファーが来るようになった。
  • 頭部はティラノサウルス、背鰭はステゴサウルス、身体は草食恐竜イグアノドンと、以上の三種類の恐竜をモチーフとしている。
  • 名前はゴリラとクジラを混合した造語「ゴジラ」だが、英語名での綴りから海外では「GODZILLA(ガッズィーラ)」と発音されてしまう事も多い。この事は米国で製作された『GODZILLA』(1998年、通称:エメゴジ)でもネタにしている。『シン・ゴジラ』の作中でも綴りからガッズィーラと呼ばれたが呼びにくいとしてゴジラと呼称されるようになった。なお、『GODZILLA ゴジラ』(2014年、通称:ギャレゴジ)に出演した日本人俳優の渡辺謙は、ガッズィーラと発音して欲しいとギャレス・エドワーズ監督から依頼されたが断固拒絶し、あくまでもゴジラと発音している。
  • ゴジラの鳴き声は、コントラバスの弦を使用して出した音を加工・編集して作っている。
    • ちなみに、モノクロ作品である第1作目『ゴジラ』(1954)および第2作目『ゴジラの逆襲』におけるゴジラの鳴き声は、重低音であった。そして、カラー作品である第3作目『キングコング対ゴジラ』以降の作品におけるゴジラの鳴き声は、現行の甲高いものになっている。
    • 『シン・ゴジラ』『ゴジラ-1.0』では初代に近い重低音へと変更された。
  • ゴジラは「スーパーロボット大戦シリーズ」の源流となったコンパチヒーローシリーズ(『バトルサッカー フィールドの覇者』『バトルベースボール』)への参戦経験が有り、同じく日本を代表する特撮作品『ウルトラマン』『仮面ライダー』とも共演している。
  • 岩波書店が発行している日本語国語辞典『広辞苑』(第6版)には、「ゴジラ」が見出し語として載っている
  • 元プロ野球選手・松井秀喜氏のあだ名にもなっており、『ゴジラ×メカゴジラ』では松井氏本人が登場し、共演を果たしている。
    • ミレゴジ以降の体長55mというのは松井秀喜氏の背番号から来ている。
    • これぐらいの体長では平成以降の高層ビル群と比べて「巨大怪獣による脅威」を表現しづらいとして、平成VSシリーズでは80m→100mと巨大化した背景があるが、ミレニアムシリーズでは映像、描写技術の発達によってその辺の問題を解決できるため、この体長となった。
  • 『ギャレゴジ』の公開に合わせてBSプレミアムで放映された特番では、「あなたにとって、ゴジラは何ですか?」という質問に対し東宝スタッフの多くが「ゴジラはである」と答えている。『ゴジラ』(1954)の監督を務めた本多猪四郎氏も、1984年版(通称:84ゴジラ)を制作する際に残したメモにゴジラを「神が遣わした聖獣」と記しており、東宝ではゴジラが神格化されている事が伺える。
  • 2018年には、「ガンダムシリーズ」とコラボレーションしたイラストが公開されている。これは同年11月にアニメ版ゴジラ三部作の最終章『GODZILLA 星を喰う者』と『機動戦士ガンダムNT』が公開され、両作品とも金色の存在(高次元怪獣ギドラとユニコーンガンダム3号機フェネクス)が重要なカギを握る、ということで実現した企画である。
  • 劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』』では光の粒子によって別の世界より「雪のゴジラ」と呼ばれる個体が登場し、速杉ハヤト速杉ホクトらと交戦したのち姿を消した。その後は東京駅での最終決戦にてヴァルドルと交戦するシンカリオン運転士たちの前に再び現れ、ヴァルドルを攻撃し結果的にハヤト達の勝利をアシストした後、再び光の粒子と共に何処へと姿を消した。
    • なお「雪のゴジラ」のデザインはVSゴジラシリーズ、特に『ゴジラVSビオランテ』をベースにシン・ゴジラの皮膚感を取り入れたという。
  • 2023年に公開された『ゴジラ-1.0』は2024年のアカデミー賞視覚効果賞を受賞。日本製特撮作品初のオスカー獲得という快挙を成し遂げた。
    • 日本国内では第55回星雲賞(映像演劇・メディア部門)を受賞。ゴジラシリーズでは映画『シン・ゴジラ』(第48回)、TVアニメ『ゴジラS.P<シンギュラポイント>』(第53回)に続く受賞となった。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. ゴジラオフィシャルサイト、東宝、2022年4月22日閲覧。
  2. 初代ゴジラの呼び名は「水爆大怪獣」。 外国語表記だと「King of the Monsters」である。
  3. 作品制作時期によって変化しており、「放射能火炎」「放射火炎」等の呼称だった時期もある。平成VSシリーズ以降はほぼ「放射熱線」とされており、『X-Ω』でもこの表記で採用。
  4. そのため、回想となる1954年に出現したゴジラの最初の襲撃シーンは、一部場面が新撮されている。
  5. 東宝公認のアンソロジー『THEゴジラCOMIC』に収録された近藤豊(現:近藤ゆたか)氏の短編漫画『元禄大戸島異聞』において、江戸時代を舞台に芹沢大助博士の先祖である浪人が「呉爾羅」と戦うエピソードが描かれたことも。
  6. 特に、「日本の政治の中枢である国会議事堂がゴジラによって破壊されてしまう」場面は有名で、第一作のこのシーンで観客から喝采の声が上がったという逸話もあるほど。以降のゴジラシリーズ作品においても、「著名な景勝地や建築物がゴジラや他の怪獣たちによって破壊される」事が半ばお約束になっている。ただし、よくゴジラに破壊されているイメージのある東京タワーは、意外にも全シリーズを通して一度(ゲスト出演を入れると二度)しかゴジラに直接破壊されたことがない。なお、そのシリーズ唯一の作品である『東京SOS』の世界観(前作の『×メカゴジラ』を含む)では過去にモスラにも破壊されているため、東京タワーの破壊は最低でも二度目である。
  7. オキシジェン・デストロイヤーが使用された場所は『ゴジラ』(1954)では東京湾なのだが、劇中では明言されていなかったので、機龍二部作では手塚昌明監督のこだわりによって房総半島沖に変更されている。
  8. ただし、熱線の色はミレゴジと違い青色であり、さらに各種効果音(熱線を放つ際の「ボンッボボボンッ」とストロボのような効果音等)は機龍二部作のものが使われており、ミレゴジと機龍ゴジのハイブリッド、もしくは背びれをミレニアムカラーに変えた機龍ゴジである可能性もある。
  9. ただし、1954年版ではゴジラは骨ごと跡形もなく溶け去っているため、パラレル設定となっている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

映像ソフト[編集 | ソースを編集]

フィギュア[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]