「起死回生」の版間の差分
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− | デフォルトで修得しているキャラクターはおらず、同作の「[[スキルコーディネイトシステム]]」の仕様に従って、任意のキャラクターに修得させることになる。修得機会は最大でも2回なので、2人にしか修得させることは出来ない。1度目は、第2部最終話「激震する宇宙に」において低熟練度条件で、2度目は第3部・ムーン編「復讐鬼たち」において[[グローバイン]]説得イベントを達成することで、それぞれ入手可能([[隠し要素 | + | デフォルトで修得しているキャラクターはおらず、同作の「[[スキルコーディネイトシステム]]」の仕様に従って、任意のキャラクターに修得させることになる。修得機会は最大でも2回なので、2人にしか修得させることは出来ない。1度目は、第2部最終話「激震する宇宙に」において低熟練度条件で、2度目は第3部・ムーン編「復讐鬼たち」において[[グローバイン]]説得イベントを達成することで、それぞれ入手可能([[隠し要素/IMPACT]]も参照)。 |
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2023年12月31日 (日) 08:07時点における最新版
特殊技能の一つ。スーパーロボット大戦IMPACTで初採用となったが、以後の通常型式のスパロボでは基本的に未採用。無限のフロンティアシリーズで久々に再登場を果たした。
概要[編集 | ソースを編集]
IMPACT[編集 | ソースを編集]
本作で特殊技能として初採用。とはいうものの無限のフロンティアシリーズを除けば今のところ採用されているのは本作のみである。
その効果は『ターン開始時、機体のHP・EN、及びメインパイロットのSPが全て最大値の20%以下となっている場合、HP・EN・SPが全て最大値まで回復』という、まさしく起死回生の可能性を秘めた劇的なものとなっており、使用回数制限もない。条件を満たすための調整が非常に難しく敬遠されがちだが、使いこなせばIMPACTの攻略を格段に高速化可能な、玄人向きの特殊技能である。
デフォルトで修得しているキャラクターはおらず、同作の「スキルコーディネイトシステム」の仕様に従って、任意のキャラクターに修得させることになる。修得機会は最大でも2回なので、2人にしか修得させることは出来ない。1度目は、第2部最終話「激震する宇宙に」において低熟練度条件で、2度目は第3部・ムーン編「復讐鬼たち」においてグローバイン説得イベントを達成することで、それぞれ入手可能(隠し要素/IMPACTも参照)。
使用のポイント[編集 | ソースを編集]
前述の通り、効果を発揮するためには3つの条件を満たす必要がある。
最も慎重さが要求されるのは調整に失敗すると撃墜の恐れがある「HP」であるが、この点は「敵の攻撃は封殺できる能力値を持たせた上で、味方のMAP兵器を活用して敵の攻撃に頼らずHP調整を行う」という方法を取ると楽。この場合、百式やアプサラスのMAP兵器をベースに、「てかげん(アムロorバニング)」を活用したりディストーションブロック(ダメージ3000で固定)を組み合わせるのが基本。また、「自爆」や「誘爆」も固定ダメージ効果があるため有用。特に、「誘爆」は通常のプレイではあまり活用機会のない精神コマンドであるが、「自爆」と異なり何度でも使用可能であり、また敵が存在していれば場所を選ばず味方に固定値を被弾させることが可能であるため、HP調整には非常に重宝する(アムロ及びバニングは「手加減」「誘爆」の双方を修得している。このため、起死回生の発動を促すサポーターとしては欠かせない)。
次に「EN」であるが、これについてはEN消費式の燃費が多少悪めの武器所持機を敵陣に突っ込ませ、反撃でENをカラにするという基本的な方法以外に選択肢が乏しい。しかも、HPが減った状態で反撃を繰り返さなければならないことに加え、敵の思考ルーチンの関係で思った通りに反撃できなかったりするので、意外に調整が困難である。変則的な手としては、EN消費式のMAP兵器を発射して一気にENを消費し、反撃は弾数式の武器に頼るという手がある。尚、いずれにせよ、起死回生と組合せようと考えている機体については、ENの無計画な改造は厳禁である。
最後の「SP」であるが、起死回生を修得する頃には各キャラクターもそれなりにSP最大量が高まっているので、侮っていると意外に条件が満たせない場合がある。「再動」等の消費量が多い精神コマンドや、「覚醒」「脱力」等の1ターンに何度でも使える精神コマンドの所持者と相性が良い。
推奨修得者及び組合せる機体[編集 | ソースを編集]
- コウ・ウラキ
- モビルスーツパイロットの中では「覚醒」の修得が最も早い逸材(Lv44。ちょうど第2部終盤の修得機会と同じぐらいのタイミングで到達可能)。戦闘能力も十分戦闘に耐えうる水準のため、頼りになる。
乗機としては、EN消費武器が主軸のガンダム試作3号機及びリ・ガズィなどが候補で、両機は万一攻撃を被弾しても取りあえず撃破扱いにならない点がメリット。継戦能力を重視するなら、EN・弾数武器双方が充実したスーパーガンダムも捨てがたい。入手に条件が付くのが難点だが、フルアーマー百式改は長射程で強力なEN消費武器に加え、MAP兵器で簡単にENの大幅消費が出来、調整が簡単。MAP兵器はコウの覚醒との相性もよいため、入手可能な場合は非常にオススメである。
- 百式
- 燃費が恐ろしく悪いMAP兵器「メガバズーカランチャー」のおかげで、EN調整が非常に楽。ENが初期値のままの120であれば、『1.強化パーツ「対ビームコーティング」を装備 2.HP調整のため、アプサラスかFA百式改あたりのMAP兵器を被弾。同時にビームコートが発動し、ENを5消費 3.メガバズーカランチャー空撃ち。EN100消費』のプロセスで、毎ターン確実にHP・ENを20%以下にできる。
サポート系精神コマンドの所持者に起死回生を修得させて搭乗させれば、脅威の精神コマンドタンクとして活躍できる。修得タイミングの関係から、このタイプの修得者としては「応援」「脱力」使いのエルピー・プルあたりが候補。条件は厳しいが、「再動」を覚えたセシリー・フェアチャイルド(Lv63。修理&補給でのレベル上げは必須)に起死回生を修得させた場合の有用さは半端ではない。
- エクセレン・ブロウニング
- SPを消費しやすい精神コマンドラインナップ(「脱力」持ち)、HPが減った状態でも継戦可能な地の回避能力の高さが優秀。EN調整の難しさがネックだが、ライン・ヴァイスリッターを入手してハウリング・ランチャーのE(消費EN20)とX(消費EN60)を併用できるようになれば、調整がぐっと楽になる。彼女に修得させる場合は、最初から持っている「精神統一」は上書きしてしまうとよい。
無限のフロンティアシリーズ[編集 | ソースを編集]
無限のフロンティアシリーズではハーケン・ブロウニングの特殊技能として採用されている。
効果は概ねIMPACTの時と同様で、ハーケンの行動順が回ってきた際に「HP」「SP」「COM」の3種類が全て10%を下回っていた場合、それら全てが最大値まで回復する。
SP・COMはともかく、敵の攻撃をかい潜る手段に乏しい本シリーズではHPの調整が非常に厳しく、IMPACTのように戦略的に活用するのは難しい。続編のEXCEEDでは「強制回避」の活用などである程度攻撃を避けやすくはなったが、特殊技には無力であるため、調整の難しさはさほど変わっていない。運よく発動させられればラッキー程度に考えておくのがよいだろう。