「スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記」の版間の差分

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:電撃ホビーマガジン2012年8月号で第1話の後半部分のみ抜粋掲載、bisの2012年8月号で第1話完全版が掲載され連載開始。
 
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2014年5月30日 (金) 15:28時点における版

  • ストーリー:竹田裕一郎
  • キャラクターデザイン・挿絵・メカデザイン:八房龍之介
  • 模型製作・メカデザイン(ゲシュテルベン):NAOKI
  • 監修:寺田貴信
  • 掲載誌:電撃ホビーマガジンbis→電撃ホビーウェブ

概要

L5戦役後の新西暦187年、DC残党がアフリカ大陸中央部のアースクレイドルを拠点としていた時期(OG2中)を始まりとする外伝小説。現在は第一部が収録された単行本一巻が発売し、バルトール事件の時間軸を舞台にした第二部が電撃ホビーウェブで連載を開始。

全話一覧

全話一覧/告死鳥戦記」を参照。

主な登場人物

地球連邦軍

FDXチーム

リェータ・ウィーバー
主人公。少尉。25歳。女性。搭乗機はゲシュテルベン2号機(RPT-007S2)。コールサインはフューネラル2。
DC戦争以前は高高度戦闘機のパイロット。アーマードモジュール小隊の隊長に就任してL5戦役ではガーリオンに搭乗。L5戦役で弟を失っている。
ファミリーネームは映画『エイリアン』でリプリー役を演じたシガニー・ウィーバーから。以下、メインキャラクターには『エイリアン』関係者から名前を取っている者がちらほら見られる。
ヴェスナー・スケリット
中尉。33歳。FDXチームの部隊長。搭乗機はゲシュテルベン1号機(RPT-007S1)。
ファミリーネームは『エイリアン』でダラス船長役を演じたトム・スケリットから。
オーセニ・ホドロフスキ
中尉。36歳。巨体。ヒゲ。元コロニー統合軍士官。搭乗機はガーダイド1号機(RAM-006D1)。元は同胞であったDCとの戦いに後ろ向きな感情を抱いている。
ファミリーネームは映画監督アレハンドロ・ホドロフスキーから。彼はSFの名作『デューン/砂の惑星』を撮ろうとしたことがあるが、資金難から断念した過去がある。この時に集められたスタッフにダン・オバノン、H・R・ギーガーがおり、後に制作に参加したのが『エイリアン』…という繋がり。
ジマー・ホルム
少尉。21歳。アフロ。元DC士官。搭乗機はガーダイド3号機(RAM-006D3)。物語開始1ヵ月前の作戦でガーダイド2号機がパイロットごと失われたため、新しくチームに配属された。オーセニとは違い、DCとの戦いに対してもクールに割り切っている。
ファミリーネームは映画『エイリアン』でアンドロイド・アッシュ役を演じたイアン・ホルムから。
ラルカ
クレーエを自動操縦するAIロボット。10歳ぐらいの少年の声をしたAIが搭載されている小型サポートロボットで、なおかつ開発者不明ということで、連載開始時点ではOGシリーズには登場していなかったエルマを彷彿させる。見た目はエルマとはかなり異なるが、関連性が気になるところである。

FDXプロジェクト

ダン・ワッツ
技術者。ダニエル・インストゥルメンツ社技術統括本部の本部次長。FDX計画の主導者。本人曰く、「技術者としては二流だが社内政治には自信あり」。FDXチームを語る「死者」の戦場伝説は彼の個人的趣味によって演出されている。
ゴート・コットー
大佐。特務艦コルヴォニードの艦長。旧西暦時代から続く海軍家系の出。
ファミリーネームは映画『エイリアン』でパーカー役を演じたヤフェット・コットーから。

アビアノ基地

カルロ・サッキ
少将。アビアノ基地司令。軍内の守旧派・革新派どちらにも傾かず、中道に身を置く人物。

その他

フォリア・エスト / ヒューゴ・メディオ
クライ・ウルブズの一員。アビアノ基地にて黒い外套をまとったFDXチームとすれ違う。
イアン・ウィーバー
故人。リェータの弟。L5戦役のオペレーションSRWにて、ノーマン・スレイ少将の乗る旗艦グレートアークと共に戦死。
ギャスパル・ギラン
元帥。ミッション・ハルパーを看過するようカルロ少将に指示する。
ムスタファ・ケセル
トルコ地区インジリスク基地の司令。アインストの攻撃に苦しめられていたところFDXチームの支援を受ける。
ハンフリー・イネス
宇宙軍軌道哨戒第3戦隊司令。宇宙に上がったFDXチームの機体整備・補給を行う。ホワイトスターへ向かうクロガネヒリュウ改への攻撃を目論むインスペクター戦艦への攻撃作戦を立案したFDXチームに対し、作戦の過度な危険性を指摘する。しかし改めてFDXチーム全員から作戦承認・発動を要請され、これを受諾した。
コレット・ピラー
ヴェスナーのかつての部下コレン・ピラーの姉。階級は少佐。

DC残党 / ノイエDC

ヤンゴ
二等兵。戦車兵。フュルギア部隊に居たが、物語冒頭でゲシュテルベンの襲撃により戦死。
ガルドン
軍曹。ヤンゴの上官。ヤンゴと共に戦死。
ウタパル・アヴァリ
中尉。二刀流を振るう白いガーリオンを駆る。FDXチームとの戦いを己に与えられた「試練」とみなし、それを乗り越える事に喜びを見出す。
オレグ・ナザロフ
大尉。ウタパルの先輩士官であり親友。
バン・バ・チュン
ノイエDCを旗揚げし、指導者となる。オペレーション・プランタジネットに参加。
ロジャー・エルバ
ノイエDC残党の中尉。ナイジェリア地区の連邦軍補給基地を襲撃し終えたところをFDXチームに攻撃される。

ゾヴォーク

シュリコ・ハバーデ
ゾヴォークに所属する辺境惑星出身の女性。ゴライクンルの遊撃戦力を率いる。

登場メカ

地球連邦軍

FDXチーム

RPT-007S ゲシュテルベン
量産型ゲシュペンストMk-IIのカスタマイズ機。正式名称(試作コードネーム)は「量産型ゲシュペンストMk-IIシュテルベン」。
RAM-006D ガーダイド
ガーリオンのカスタマイズ機「ガーリオン・ダイド」。
RPT-007ET ゲシュテルベン改
ウユダーロ級制圧砲艦との戦闘で損傷したゲシュテルベンを改修した機体。OGDPではセレーナ搭乗機が登場。
コルヴォニード
300メートル超の大型原子力空母を改装した特務艦。4基あったリニアカタパルトはクレーエ射出用に大きな1基に改修されている。
クレーエ
100メートル弱の巨大な高速飛行PTキャリア。テスラドライブとブースターにより超音速飛行すると、ソニックブームで鳥のような鳴き声が響き渡ってしまう問題がある。
投下ポッド
棺桶型。クレーエから4つ投下する20メートル級のPT・AM用降下ポッド。ハイブリッドアーマー製で内部は衝撃緩和用のジェルが詰められている。
多目的ユニット
十字架状。4機と共にクレーエから4つ投下される。こちらも高さ20メートル程度。通信・索敵・照準を妨害する電子戦拠点、武装供給拠点、耐弾壁として用いる簡易トーチカ。

その他

RPT-007 量産型ゲシュペンストMk-II
RAM-004 リオン
RAM-004L ランドリオン
RAM-006 ガーリオン
アルバトロス級宇宙戦艦
グレートアーク
ペレグリン級宇宙戦艦
タウゼントフェスラー

DC残党

MHT-27 フュルギア
DCAM-004L ランドリオン
DCAM-005 バレリオン
ライノセラス級陸上戦艦
YSAM-009-1 グラビリオン

エアロゲイター

ゼカリア
ハバクク
メギロート

ゾヴォーク

レストジェミラ
可変機構を持つインスペクター量産機
ウユダーロ級制圧砲艦
ゴライクンル所有の巨大砲撃艦。プリズムリフレクターを利用した多方位ビーム砲撃を可能とする。地球連邦軍でのコードネームは「カレイドスコープ」(万華鏡)。『ジ・インスペクター』に登場したディアウスは同級艦。
インスペクターおよびシャドウミラー掃討のためホワイトスターに向かうクロガネヒリュウ改に横槍を入れるべく、シュリコによって運用される。
ゲイオス・グルード
シュリコが搭乗。FDXチームと死闘を繰り広げる。

用語

FDXチーム
地球連邦南欧方面軍アビアノ基地司令直属の特殊作戦部隊。隊員は書類上で戦地行方不明扱いとしており、基地内では司令室とコルヴォニード以外は、黒尽くめの外套で身を隠している。クレーエの鳥の鳴き声のような飛行音と共に、十字架型のユニットと棺桶型の降下ポッドが投下されるため、告死鳥と棺桶から現れる死人として戦場伝説になっている。
ダニエル・インストゥルメンツ
旧西暦時代からある銃器メーカー。EOT由来のビーム兵器などの技術を採用せず、安価な打撃兵器・実弾兵器を開発しており、M950マシンガン、M13ショットガン、レクタングル・ランチャー、コールドメタルナイフ、スプリットミサイルなどを製造。

書誌情報

資料リンク

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電撃ホビーマガジン2012年8月号で第1話の後半部分のみ抜粋掲載、bisの2012年8月号で第1話完全版が掲載され連載開始。
スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記 | DENGEKI HOBBY WEB 電撃ホビーウェブ
電撃ホビーマガジンbis廃刊に伴い第2部から連載開始。