「ドラグナー2型カスタム」の版間の差分

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[[ドラグナー2型]]を[[重慶]]基地で強化改造した姿。D-2カスタムとも呼称。
 
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[[ドラグナー1型カスタム|D-1カスタム]]同様リフターと一体化し、急激なパワーアップが施されている。純粋な火力支援用機体となっており、背部ユニットの物資懸架用クレーンやリフター2にあった空中給油機能はオミットされている。
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リフターこそカスタム前からの継続利用だが、[[ドラグナー1型カスタム|D-1カスタム]]同様に核融合炉からフレーム、外装、武装まで全体的に強化され、急激なパワーアップが施されている。背部ガンパックも一新し、その際に物資懸架用クレーンや給油機能はオミットされ、純粋な火力支援用機体となった。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:両脚部に内蔵。カスタム化前は脚部に装着するオプション装備だったロケットランチャーを内蔵式の標準装備とすることで空気抵抗が減り、機体の性能向上に繋がった。
 
:両脚部に内蔵。カスタム化前は脚部に装着するオプション装備だったロケットランチャーを内蔵式の標準装備とすることで空気抵抗が減り、機体の性能向上に繋がった。
 
;640mm レールキャノン BM-06型
 
;640mm レールキャノン BM-06型
:バックパックから伸びる2門のキャノン砲。カスタム前の倍以上の口径。発射速度毎分180発、携行弾数240発。徹甲弾、爆裂弾、プラズマ化弾を装填可能。
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:バックパックから伸びる2門のキャノン砲。発射速度毎分180発、携行弾数240発。徹甲弾、爆裂弾、プラズマ化弾を装填可能。砲身上部に専用のセンサーが増設され、D-3の支援なしに精密な超長距離射撃が可能になった。
:SRWでは射程が長い為、[[援護攻撃]]で役に立つ。
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:劇中ではタップの手動操作による低出力状態の砲撃で、ゲルポック隊のアデン機を撃墜する活躍を見せた。
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:カスタム前の倍以上の口径に強化されたがSRWでは総じて僅かな性能上昇にとどまり、新規追加の光子バズーカ砲に活躍を奪われがちで扱いは今ひとつ。とは言え高威力長射程であることには変わりなく、EN消費型の光子バズーカと使い分けて継戦能力を高めたい。
 
;75mm 2連連装自動砲
 
;75mm 2連連装自動砲
 
:バックパック上部に装備。発射速度毎分130発、携行弾数260発。徹甲弾、爆裂弾を装填可能。ユニットごと取り外しを行い、レドームやミサイルランチャーに換装可能な設定がある。
 
:バックパック上部に装備。発射速度毎分130発、携行弾数260発。徹甲弾、爆裂弾を装填可能。ユニットごと取り外しを行い、レドームやミサイルランチャーに換装可能な設定がある。
 
;10連デュアルミサイルポッド
 
;10連デュアルミサイルポッド
:両翼にに1基ずつ計2基装備。
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:両翼にに1基ずつ計2基装備。カスタム前からの装備だがSRWではしっかり強化されている。
 
;迫兵戦用アサルトナイフ
 
;迫兵戦用アサルトナイフ
 
:格闘戦用武器。ふくらはぎに2本装備。
 
:格闘戦用武器。ふくらはぎに2本装備。

2023年11月21日 (火) 00:25時点における版

ドラグナー2型カスタム
外国語表記 D-2 CUSTOM[1]
登場作品 機甲戦記ドラグナー
初登場SRW スーパーロボット大戦A
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 メタルアーマー
生産形態 改修機
型式番号 XD-02SR
頭頂高 16.8 m
運行自重 132.5 t
最大発進重量 189.9 t
動力 FPW-4DM型 超小型核融合炉×2
出力 32.4万ポンド(ドライ)
42.9万ポンド(CMP)
※アフターバーナー使用時12万ポンドをプラス。
最大戦闘出力維持時間 52秒(MAX)【回復時間 CMP≦5 2秒~CMP=5226秒】
出力・重量比 0.853(ドライ)
1.445(CMP)
メインノズル数 8
アポジモーター 14
最高速度 M0.90/SL(海面高度)
M1.32(32,000フィート)
航続距離 5,850ノーチカルマイル
(10,836 km)
装甲 トリプルハードニス型 ヘビーコーティング
装甲厚 MAX475 mm
探知装置 イメージセンサー TAS12型
重力場感知システム:WG9型
ハードポイント数 2
(ハイペロード総量:16.7 t)
原型機 ドラグナー2型
改修 ラング・プラート
所属 地球連合軍
所属部隊 ドラグナー遊撃隊
乗員人数 1名
パイロット タップ・オセアノ
テンプレートを表示

ドラグナー2型カスタムは『機甲戦記ドラグナー』の登場メカ

概要

ドラグナー2型重慶基地で強化改造した姿。D-2カスタムとも呼称。

リフターこそカスタム前からの継続利用だが、D-1カスタム同様に核融合炉からフレーム、外装、武装まで全体的に強化され、急激なパワーアップが施されている。背部ガンパックも一新し、その際に物資懸架用クレーンや給油機能はオミットされ、純粋な火力支援用機体となった。

登場作品と操縦者

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
初登場作品。原作の設定に沿って補給装置はオミットされる。しかし後半の部隊分割では隠し機体しか補給ユニットがいないチームに回される[2]上、燃費の悪いユニットも多数存在するため、本機の補給装置が残っていれば活躍できたことだろう…。
火力は高いものの、思ったより避けず耐えず、足回りも微妙で他のドラグナーと足並みを揃えづらい。味方部隊の戦力増強や補給装置の削除などで、徐々に素の欠点が目立ち始める。とはいえレールガンが移動後使用可能、余りがちだったENも光子バズーカ砲の追加により活用可能と、十分強力な機体ではある。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
ヒット&アウェイガンファイト等、パイロット養成で強化あるいは弱点を補填できるようになった。一方で他機体のビームライフルなどが移動後攻撃できるようになったため相対的に弱体化しているのが痛い。カスタムボーナスやエースボーナスは一見強力だが意外と突出した火力は出せず、良くも悪くもリメイク前と似た位置に落ち着く。

単独作品

スーパーロボット大戦MX
流石に他のドラグナーやファルゲンの反則的性能には見劣りする感はあるが、ドラグナー3機の合体攻撃の時点で十分凶悪。裏を返せば、反則的な他ドラグナーにD-2を添えるだけで合体攻撃要員が揃うため、十二分に起用価値は存在する。
どちらかといえば、ユニット性能そのものよりも、パイロットのタップの精神コマンドの構成に問題がある。
スーパーロボット大戦GC
D-2の補給装置が無くならず引き継がれる。そのためサポート要員としての起用価値はあるが、仕様上サイズの大きな敵を相手にするのは不得手なので、従来のようなボス敵への合体攻撃はスキルパーツ抜きでは厳しい。
スーパーロボット大戦XO
合体攻撃のDフォーメーションアタックが2種類に変更された。
スーパーロボット大戦X-Ω
イベント・演出でのみ登場。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

2連式 25mm 機関砲
手の甲にあるバルカン。発射速度毎分1500発、携行弾数800発。徹甲弾、爆裂弾を装填可能。
元々カスタム前からある武装だが、SRWではカスタム後しか使用していない。
2連ヘビィデュアルミサイル
両脚部に内蔵。カスタム化前は脚部に装着するオプション装備だったロケットランチャーを内蔵式の標準装備とすることで空気抵抗が減り、機体の性能向上に繋がった。
640mm レールキャノン BM-06型
バックパックから伸びる2門のキャノン砲。発射速度毎分180発、携行弾数240発。徹甲弾、爆裂弾、プラズマ化弾を装填可能。砲身上部に専用のセンサーが増設され、D-3の支援なしに精密な超長距離射撃が可能になった。
劇中ではタップの手動操作による低出力状態の砲撃で、ゲルポック隊のアデン機を撃墜する活躍を見せた。
カスタム前の倍以上の口径に強化されたがSRWでは総じて僅かな性能上昇にとどまり、新規追加の光子バズーカ砲に活躍を奪われがちで扱いは今ひとつ。とは言え高威力長射程であることには変わりなく、EN消費型の光子バズーカと使い分けて継戦能力を高めたい。
75mm 2連連装自動砲
バックパック上部に装備。発射速度毎分130発、携行弾数260発。徹甲弾、爆裂弾を装填可能。ユニットごと取り外しを行い、レドームやミサイルランチャーに換装可能な設定がある。
10連デュアルミサイルポッド
両翼にに1基ずつ計2基装備。カスタム前からの装備だがSRWではしっかり強化されている。
迫兵戦用アサルトナイフ
格闘戦用武器。ふくらはぎに2本装備。
本来は各D兵器共通の装備であるが、SRWではD-2カスタムだけが『A』でのみ使用(表記はアルトナイフ)。『A』ではグラフィックの関係上逆手持ちをするが、『AP』では普通に持ち斬りつけるモーションが新造された。
神田武幸監督の「ナイフは少年犯罪を連想させる」という意向から、原作劇中では未使用(小説版ではD-1が使用。前述の表記も小説版からのもの)。後の機動戦士ガンダムSEEDにて「アーマーシュナイダー」の元ネタとなっている。
88mm ハンドレールガン LPS33型
主兵装の手持ち式実弾マシンガン。発射速度毎分1450発、携行弾数660発。徹甲弾および爆裂弾を装填可能。
リメイク前の『A』では使いやすい移動後攻撃可能武器だったが、『AP』では移動後攻撃可能武器の全体的な増加により優位性を失う。『MX』ではダブルアタック可能なので重宝する。
マルチディスチャージャー
アンダーバレルに装備した多目的ランチャー。携行弾数3発。徹甲弾、爆裂弾、プラズマ化弾を装填可能。

オプション装備

光子バズーカ砲
メタルアーマーにはレアなエネルギー兵器。本機の物は青色のビームを発射、三機の砲撃が重なるとビームが白色化する。
ギガノスの秘密基地の外壁を破壊するために第39話にて装備した、拠点攻撃用の武器。その後、現れたギルガザムネによって本機の物は破壊されてしまったが、その後ドラグナー1型カスタムが破棄したものを拾い使用している。
ビーム兵器扱いなので相手を見て640mmキャノンと使い分けが必要。特に『A』では木連のディストーションフィールド対策として役に立つ。
レーザーソード
本来は付属していないが、27話にて中破したドラグーンから拝借する形で使用。味方のヤム少佐がいずれか1機に密航しているガンドーラ部隊と交戦した際、射撃武器で爆砕するわけにはいかなかったためやむを得ず本武装で応戦。

合体攻撃

Dフォーメーションアタック
ドラグナー1型カスタム、ドラグナー2型カスタム、ドラグナー3型のコンビネーション攻撃。『GC(XO)』ではハンドレールガンの一斉射撃。それ以外では光子バズーカによる一斉射撃。
DフォーメーションアタックS
ドラグナー1型カスタム、ドラグナー2型カスタム、ドラグナー3型のコンビネーション攻撃。原作第39話にてギガノスの秘密基地の外壁に行った攻撃の再現で、光子バズーカによる一斉射撃を行う。
『MX』や『XO』では、この名称が採用されている。この場合攻撃力が恐怖のトリプルアタック以上だが、ビーム兵器扱いになる。また『XO』ではP属性でなくなり長射程に。
恐怖のトリプルアタック
ドラグナー1型カスタム、ドラグナー2型カスタム、ドラグナー3型のコンビネーション攻撃。2型と3型で組み付いて動きを封じた所に、1型のレーザーソードによる一閃で斬り捨てる。
原作では3機で組み付き垂直降下して地面に叩きつける「恐怖のトリプル子泣き爺」で、ドラグーン2機とケーンが奪ったドーラで敢行した。

特殊能力

剣装備
『A』のみ。切り払いが可能。
補給装置
『GC(XO)』のみ。設定では懸架クレーンも空中給油機能もカスタム後には確認できないので、単にゲームバランスを考慮して付与されたものと思われる。

移動タイプ

リフターと一体化した為、デフォルトで飛行可能。

サイズ

M

カスタムボーナス

射撃武器の攻撃力+200
A PORTABLE』。ほぼ射撃武器しか使用しないD-2カスタムにとってはありがたい強化。対となるドラグナー1型カスタムと比較しても、恐怖のトリプルアタック以外の主要武器は全部強化され、同じ方向性のタップのエースボーナスが乗ればさらに強化される。…ただ、その前提なのかタップのエースボーナスが控えめ、かつどこまでいってもD-2は火力以外が微妙なため、字面ほどの恩恵は感じづらい。

関連機体

ドラグナー1型カスタム
D-2同様の経緯でカスタム化されたD兵器。
ドラグナー3型
同系統のメタルアーマー。唯一D-3のみカスタム化はされなかった。
ドラグーン
量産型のこちらで使用しきれなかった技術が本機に反映されている。

脚注

  1. MECHANICS、機甲戦記ドラグナー公式サイト、2022年1月6日閲覧。
  2. しかもその火星ルートは、よりにもよって同作最強のドン・ザウサーとの決戦マップがある。