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戦闘中に教導隊のメンバーと接触することで僅かながら自我を取り戻した彼は、かつての部下達に自身を打ち破ることを望む。最期はその意を汲んだギリアムらの手によって愛機・ゲシュペンストごと破壊され、かつての教導隊隊長・カーウァイとして戦没することとなった。 | 戦闘中に教導隊のメンバーと接触することで僅かながら自我を取り戻した彼は、かつての部下達に自身を打ち破ることを望む。最期はその意を汲んだギリアムらの手によって愛機・ゲシュペンストごと破壊され、かつての教導隊隊長・カーウァイとして戦没することとなった。 | ||
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2023年10月7日 (土) 09:46時点における最新版
ガルイン・メハベル | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 不明 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(改造人間) |
性別 | 男 |
所属 | エアロゲイター |
ガルイン・メハベルは『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
アタッド・シャムランやゲーザ・ハガナーらと同様の、エアロゲイターの地球侵攻の尖兵。
全身のほとんどを機械化したサイボーグである。他の2人に比べると言葉数が極端に少なく、また仮面を付けて顔を隠していることもあり、素性については謎が多い。しかしその操縦技量は高く、乗機の性能も相まって凄まじい戦闘能力を誇る(特にRecord of ATXではそれが顕著で教導隊4人と単機で互角に渡り合った)。
その正体は、かつて特殊戦技教導隊の隊長を務めていたカーウァイ・ラウである。カーウァイはかつてゲシュペンスト・タイプSの宙間戦闘中に爆発事故を起こし、エアロゲイターにサンプルとして機体ごと捕獲された。爆発事故の際に負傷したためか、同じ境遇の地球人達とは異なり、肉体の大部分に機械的な改造が施されている。そのため、生体部分は脳と神経系統しか残っていない(実質、ガルインはカーウァイの脳を移植したアンドロイドと言った方がいい)。全体の姿は描かれていないが、Record of ATXではシルエットではあるが登場しており少なくとも腕部が無く足の部分も無いと思われる。
イングラム・プリスケンは旧教導隊メンバーの戦意を煽るために彼を出撃させており、その目論見通りにギリアム・イェーガーは、戦場で見せた操縦の癖がカーウァイのそれと似ていることを感じ、裏付け調査によってその事実に到達。旧教導隊メンバーは驚愕すると共に激しい怒りを覚えることとなる。
戦闘中に教導隊のメンバーと接触することで僅かながら自我を取り戻した彼は、かつての部下達に自身を打ち破ることを望む。最期はその意を汲んだギリアムらの手によって愛機・ゲシュペンストごと破壊され、かつての教導隊隊長・カーウァイとして戦没することとなった。
メハベルはヘブライ語で攻撃や破壊をする者。防衛する者を指すシャムランやハガナーとは対照的な意味になっている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
OG1のアニメ化作品『スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ』には登場しない。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- 初登場作品。リュウセイ編・キョウスケ編共に敵として登場。正体発覚の経緯ついては旧教導隊のメンバーが中盤に勢揃いするキョウスケ編で詳細に触れられている。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- 音声が付いた。ただし、台詞に加工が施されており声優名も「???」となっている。
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ Record of ATX
- アニメには登場しなかったが、こちらでは登場。上記の通り教導隊が4人揃ってなお互角というとんでもない実力を見せつけた。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
ゼンガーやエルザムの上司だけあってさすがに能力は高い。水準的にはレビとほぼ同等で、機体がもっと強ければかなり手こずっただろう。防御・命中に優れる。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
- 指揮官L4、インファイトL7、Eセーブ、リベンジ、カウンターL6、底力L7
- 指揮官らしいラインナップ。特に「指揮官」で周りの機体が強くなるのが問題。リベンジによる反撃が強いが、乗機に耐久力が然程ないため脅威ではない。ただし、GBA版では迂闊に手を出すとバタバタ撃ち落とされる。
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- 「受ける最終ダメージ-15%」
- Exハードではこれを持って現れる。ますます堅くなる。
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
- 「THE ARROW OF DESTINY」
- エアロゲイター幹部系で流れるBGM。
人間関係[編集 | ソースを編集]
カーウァイ・ラウとしての人間関係はリンク先参照。
- ギリアム・イェーガー
- ガルインの正体がカーウァイであることを看破、涙を呑んで彼を倒す。撃破後、エアロゲイターに対する怒りを露わにした。
- エルザム・V・ブランシュタイン
- 「大義のための犠牲」として対峙。またしても大切な人を撃つ事になった彼もまた沈痛な気持ちであった。
- ゼンガー・ゾンボルト
- 言葉を語れないほど、彼らしくない悲痛な気持ちで対峙し、撃破後は漢泣きしていた。
- カイ・キタムラ
- 敵として立ち塞がる以上に、大きく変貌した姿に驚愕していた。撃破後はエアロゲイターへの怒りを露わにする。
- アタッド・シャムラン
- カーウァイを改造した張本人。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「コノオト……タイプT……」
- Record to ATX「裏切りの銃口」にて、キョウスケのアルトアイゼンと押し合いになった際の呟き。駆動音だけでアルトの素体がMk-I・タイプTであることを見抜いている。凄過ぎ。
- 「ク……ウ……ウ……」
「来……イ……早……ク……ク……」
「私ガ……壊レ……ル……ル……前……ニ……」 - 「黒い亡霊」にて。機械部分の機能不全に伴い、カーウァイとしての人格は崩壊しつつあった。それを前に焦るガルインは、その前にかつての部下に、その仲間に何かを伝えようとゲシュペンストを駆る。ちなみにキョウスケルートではイングラムの接近を感知したのが理由になっている。
- 「…礼…ヲ…言…ウ…」
「…コレ…デ…私…ハ………」 - 死に際の台詞。教導隊のメンバーに撃墜された場合は撃墜したメンバーの名も口にしていた。
- 「我ガ……教エ……忘レル……ナ……ソ……シテ……地球……ヲ……」
「私ヲ……倒シタ……オマエ……タチ……ナ……ラ……バ……」 - 「黒い亡霊」でギリアムに遺した遺言。かつて教導隊を率いた自分を倒した彼らであれば、エアロゲイターをも倒し、地球を守り抜くに違いない。それを確信し、「特殊戦技教導隊隊長カーウァイ・ラウ」は最期を遂げた。
- 「手間ヲカケタ…ミナ…キョウドウ…ヲ…アタ…」
- こちらは『RoA』における最期の言葉。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- エゼキエル・ラヴァン
- エゼキエルの強化版。
- ゲシュペンスト・タイプS
- かつてカーウァイとして乗り込んでいたゲシュペンストだが、外見以外は全く別物。
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