「アルカイド・ナアシュ」の版間の差分
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戦闘民族である修羅の筆頭に立つだけあって覇気・戦闘力ともに右に出る者はおらず、傲岸不遜のマグナスにすら「敵わない」と言わしめる。かと言って暴君では決してなく、フォルカを一時見逃したアルティスの真意を汲んだり、ミザルの叛意を知りつつ御していたりなど、器の大きい人物である(少なくとも、修羅の価値観においては「名君」と称されるべきであろう)。OG外伝の決戦においては、「戦いを見届けろ」との命令に反し、参戦してきた修羅兵達がいたことなどから、カリスマ性も高かったとみられる。 | 戦闘民族である修羅の筆頭に立つだけあって覇気・戦闘力ともに右に出る者はおらず、傲岸不遜のマグナスにすら「敵わない」と言わしめる。かと言って暴君では決してなく、フォルカを一時見逃したアルティスの真意を汲んだり、ミザルの叛意を知りつつ御していたりなど、器の大きい人物である(少なくとも、修羅の価値観においては「名君」と称されるべきであろう)。OG外伝の決戦においては、「戦いを見届けろ」との命令に反し、参戦してきた修羅兵達がいたことなどから、カリスマ性も高かったとみられる。 | ||
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− | : | + | :『[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]』で採用。修羅としてはメジャーなボーナス。ただでさえ破壊力満点のラハ・エクスティムの攻撃がさらに激しくなる。 |
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:自らの首を狙う存在であるが、拳を交えることを心待ちにしている一面もある。 | :自らの首を狙う存在であるが、拳を交えることを心待ちにしている一面もある。 | ||
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− | : | + | :アルカイドと同じ覇皇拳を体得している。同じ苗字や覇皇拳などの共通点が見られるが関連は今のところ未詳。 |
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:COMPACT3において、最終決戦に挑む前に部下の墓前で語った台詞。 | :COMPACT3において、最終決戦に挑む前に部下の墓前で語った台詞。 | ||
;「我が覇皇拳は至高にして究極!!」 | ;「我が覇皇拳は至高にして究極!!」 | ||
:OG外伝より、「覇皇破滅拳」使用時の台詞の一つ。ちなみにアレディにも同様の台詞がある。元ネタがあるかは不明だが、一部に「美味しんぼ」ではないか、という説がある。 | :OG外伝より、「覇皇破滅拳」使用時の台詞の一つ。ちなみにアレディにも同様の台詞がある。元ネタがあるかは不明だが、一部に「美味しんぼ」ではないか、という説がある。 | ||
+ | ;「うぬが剣の修羅ならば、ワシは拳の修羅!」 | ||
+ | :リシュウとの特殊戦闘セリフ。基本的に修羅王という絶対的強者として振舞うアルカイドだが、リシュウに対しては何か通じるものがある模様。 | ||
+ | :ちなみにリシュウ側にも「剣」と「拳」が入れ替わっただけで全く同様のセリフがある。 | ||
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+ | :直後に宣告された驚愕の事実。敵手のそれをも取り込んだ無窮の覇気を受け、修羅王真の力たるラハ・エクスティムが顕現する。 | ||
+ | ;「愚かな……修羅の生きる所には、常に戦がある……その連鎖がある限り……修羅に安息はない……」 | ||
+ | :フォルカ達の前に敗北してなお、2000年に渡る羅国の闘争の歴史への執着を見せる。アルカイドが修羅王として頂天を目指したのは、一人の修羅として以上に、「戦いしか知らない修羅に他の道はない」というある種の諦念があったのかもしれない。 | ||
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+ | ;「フォルカ・アルバークよ! うぬが新たな修羅王となれい! 我は霊天に往き、先達と共に修羅の新たな未来を見守ろうぞ!」<br/>「さらばだ! 修羅王フォルカ・アルバークよ!!」 | ||
+ | :最期。技でも心でも己を超えた若き修羅に未来の全てを委ね、アルカイド・ナアシュはその戦いを終えた。 | ||
− | == | + | == 搭乗機体 == |
;[[エクスティム]] | ;[[エクスティム]] | ||
:旧修羅城に長年封印されていた天級修羅神。自らの手で封印を解き繰者として選ばれた。 | :旧修羅城に長年封印されていた天級修羅神。自らの手で封印を解き繰者として選ばれた。 | ||
− | ;[[ラハ・エクスティム]] | + | :;[[ラハ・エクスティム]] |
− | :機体をパージし身軽になった姿。OG外伝では神化した姿とされた。 | + | ::機体をパージし身軽になった姿。OG外伝では神化した姿とされた。 |
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+ | == 余談 == | ||
+ | *名称の由来は北斗七星の先端、「ベネトナシュ」(''Benetnasch'')とその別名「アルカイド」(''Alkaid'')からとみられる。 | ||
+ | **あるいは、フォルカの愛機[[ヤルダバオト]]の名前の由来であるグノーシス主義における「偽の神」ヤルダバオートに対し、「旧約聖書・創世記」に出てくる蛇は人間を堕落させたものではなく、至高者が人間に知識を授けるため遣わしたものと考えるのであると考えるナハシュ派及びその名前の由来であるアラム語で蛇を意味する「ナハシュ」とのダブルミーニングであるとも思われる。 | ||
+ | *キャラクターには『北斗の拳』のラオウ及び、カイオウの影響が見られる。 | ||
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+ | [[Category:スーパーロボット大戦COMPACT3]] | ||
+ | [[Category:OGシリーズの登場人物]] |
2022年10月26日 (水) 18:51時点における最新版
アルカイド・ナアシュ | |
---|---|
外国語表記 | Alkaid Na'ash |
登場作品 | |
声優 | 茶風林 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦COMPACT3 |
SRWでの分類 |
パイロット ラストボス |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 人間(修羅界) |
性別 | 男 |
年齢 | 不定(推定50歳以上) |
所属 | 修羅 |
役職 | 修羅王 |
アルカイド・ナアシュは『スーパーロボット大戦COMPACT3』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
圧倒的な強さを以って修羅達の頂点に君臨する覇者。覇皇拳という拳法を体得している。数千年の争いにより修羅界が滅亡の危機に瀕したため、地球圏を新たな修羅界へと変化させるべく侵攻してきた。
戦闘民族である修羅の筆頭に立つだけあって覇気・戦闘力ともに右に出る者はおらず、傲岸不遜のマグナスにすら「敵わない」と言わしめる。かと言って暴君では決してなく、フォルカを一時見逃したアルティスの真意を汲んだり、ミザルの叛意を知りつつ御していたりなど、器の大きい人物である(少なくとも、修羅の価値観においては「名君」と称されるべきであろう)。OG外伝の決戦においては、「戦いを見届けろ」との命令に反し、参戦してきた修羅兵達がいたことなどから、カリスマ性も高かったとみられる。
OGシリーズでの追加設定では「羅国」という修羅界に存在した国の国王であったらしい。
先人達が2000年かけて築き上げて来た修羅の生き方を微塵も疑っておらず、またそれを背負う自身に誇りを持っており、それゆえ頑迷な一面もある。その一方で自らを超える修羅が現れる時を待っており、フォルカに敗れたことで彼に修羅の未来を託し、自身は修羅としての生き方に殉じて力尽きた。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 初登場作品で、本作のラスボス。自らの力で修羅達を地球圏へと転移させ、新たな修羅界を作ろうとした修羅たちの王。一度倒されると、心に刻んだ相手の力を体現する奥義闘鬼転生を使用し、修羅将軍の修羅神を復活させた。奥義の元ネタは『北斗の拳』の無想転生だと思われる(内容的には一度でも戦ったり見たりした相手の技を習得する水影心の方が近い。元ネタの「透明化して攻撃をかわす」は特殊能力の「精神防壁」として再現されたのだと思われる)。ゲーム画面での表記は「修羅王」のみであり、本名についてはフォルカの口から何度か「修羅王アルカイド」と呼ばれる程度。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 音声初収録。突如現れた箱舟「ソーディアン」へ修羅達を率いて乗り込み、転移先の地球圏を新たな修羅界と化そうと目論んだ。精神防壁がなくなった代わりに、ユニット共々能力値がバンプレスト準拠で組み直されており、『COMPACT3』が嘘のような強さを誇る。ちなみに顔グラフィックが4つしかない。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
その印象からは想像もつかないが、実はOG外伝の敵パイロットの中で回避が一番高い。よって、ラハ・エクスティムに神化した後は、見た目とは裏腹な回避能力を発揮して来る。他の名有りパイロットと比べても一回り以上高い能力値を誇り、これを越えるのはダークブレインのみ。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
- COMPACT3
- 精神防壁
- OG外伝
- 底力Lv9、インファイトLv9、カウンターLv9、見切り、Eセーブ、気力+ (ダメージ)
- COMPACT3では精神防壁が脅威。OG外伝ではさすがに持っていないが、代わりに攻撃的な技能が揃っている。ガードがないのは救いだが、代わりに見切りの効果で命中率、そしてただでさえ高い回避率がさらに高くなる。底力の効果でどんどん硬くなる上、機体の能力でHPが凄まじい勢いで回復するため、育成が足りないと確実に詰む。
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
- 「業拳にて覇道を往く者」
- 曲自体はCOMPACT3から存在。OG外伝にてブラッシュアップされると共に曲名が判明した。
- ちなみにC3では修羅側の増援登場時の曲で、特にフェルナンドが登場する時にかかることが多かったため彼のテーマとするプレイヤーもいる。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ミザル・トゥバル
- 古参の配下であり軍師。翻意があることを知りながらもその力を利用するため、処断はしなかった。
- アルティス・タール
- 配下の修羅将軍にして右腕。力量でいえば自身に次ぐ存在。
- メイシス・マルク、マグナス・アルド
- 配下の修羅将軍。
- フォルカ・アルバーク
- 自らの首を狙う存在であるが、拳を交えることを心待ちにしている一面もある。
- アレディ・ナアシュ
- アルカイドと同じ覇皇拳を体得している。同じ苗字や覇皇拳などの共通点が見られるが関連は今のところ未詳。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「アルティス…メイシス…マグナス…フェルナンド…そしてミザル…ここならば静かに眠れるだろう…」
「お前達の野望は、修羅界であればそれまでと変わらず果たせたはず…この様な結果になったのは、全て我が判断の未熟な所為!!」
「わしに…もっと力があったなら、お前達を迷わす事もなかったろうに…だが…わしは修羅王! わしは過ちを認めぬ! 謝罪もせぬ! 許して欲しいとも思わん! ただ…この身で全てを砕き進むのみ!!」
「最後まで見届けるがよい! この修羅王アルカイド最後の戦いを!! 」 - COMPACT3において、最終決戦に挑む前に部下の墓前で語った台詞。
- 「我が覇皇拳は至高にして究極!!」
- OG外伝より、「覇皇破滅拳」使用時の台詞の一つ。ちなみにアレディにも同様の台詞がある。元ネタがあるかは不明だが、一部に「美味しんぼ」ではないか、という説がある。
- 「うぬが剣の修羅ならば、ワシは拳の修羅!」
- リシュウとの特殊戦闘セリフ。基本的に修羅王という絶対的強者として振舞うアルカイドだが、リシュウに対しては何か通じるものがある模様。
- ちなみにリシュウ側にも「剣」と「拳」が入れ替わっただけで全く同様のセリフがある。
- 「ふ、ふふふ……天級のエクスティムが膝をつくとはな……うぬらの力を少々見誤っておったわ」
- エクスティム撃墜時。己の力を上回られたにも関わらず、修羅王の顔に浮かぶのは不敵極まる笑い。そして……。
- 「うぬらの覇気……そして、我が覇気によって、今こそ……! 今こそ神化の時ぞ! エクスティムよ!!」
「ぬおおおおおおああああ!!!」 - 直後に宣告された驚愕の事実。敵手のそれをも取り込んだ無窮の覇気を受け、修羅王真の力たるラハ・エクスティムが顕現する。
- 「愚かな……修羅の生きる所には、常に戦がある……その連鎖がある限り……修羅に安息はない……」
- フォルカ達の前に敗北してなお、2000年に渡る羅国の闘争の歴史への執着を見せる。アルカイドが修羅王として頂天を目指したのは、一人の修羅として以上に、「戦いしか知らない修羅に他の道はない」というある種の諦念があったのかもしれない。
- だが、フォルカから「戦わずに生きる道を探すことが、これからの修羅の新たな戦い」「残された俺たちがそれを実現する」と断言され……。
- 「フォルカ・アルバークよ! うぬが新たな修羅王となれい! 我は霊天に往き、先達と共に修羅の新たな未来を見守ろうぞ!」
「さらばだ! 修羅王フォルカ・アルバークよ!!」 - 最期。技でも心でも己を超えた若き修羅に未来の全てを委ね、アルカイド・ナアシュはその戦いを終えた。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 名称の由来は北斗七星の先端、「ベネトナシュ」(Benetnasch)とその別名「アルカイド」(Alkaid)からとみられる。
- あるいは、フォルカの愛機ヤルダバオトの名前の由来であるグノーシス主義における「偽の神」ヤルダバオートに対し、「旧約聖書・創世記」に出てくる蛇は人間を堕落させたものではなく、至高者が人間に知識を授けるため遣わしたものと考えるのであると考えるナハシュ派及びその名前の由来であるアラム語で蛇を意味する「ナハシュ」とのダブルミーニングであるとも思われる。
- キャラクターには『北斗の拳』のラオウ及び、カイオウの影響が見られる。
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