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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == |
2022年9月16日 (金) 23:34時点における最新版
ズフィルード・エヴェッド | |
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外国語表記 | Zehirut Eved |
登場作品 | |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 超広域殲滅型要塞兵器 |
動力 | 量子波動エンジン |
装甲材質 | ズフィルード・クリスタル |
所属 | ゼ・バルマリィ帝国 |
主なパイロット |
エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ サルデス・ジュデッカ・ゴッツォ ヒラデルヒア・ジュデッカ・ゴッツォ |
ズフィルード・エヴェッドは『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
ゼ・バルマリィ帝国の超大型戦艦「ヘルモーズ」の中枢である決戦兵器・ズフィルードの形態の一つ。αシリーズの銀河大戦(第3次α)にてこの形状に至り、頭部こそバルマー戦役時に第7ラオデキヤ艦隊が起動させた特機型のズフィルードと共通しているが、形状自体は「機動兵器」というよりも「超大型機動要塞」と呼べるもので、超広域殲滅型要塞兵器に属している。
機体解説 [編集 | ソースを編集]
巨大な結晶の塊に人型機動兵器型と同様の頭部が備わっているというインパクトのある外見が特徴。
バルマー戦役に登場した人型のズフィルードに比べて火力面が大幅に向上しており、材質のズフィルード・クリスタルに元から備わった特性である高い再生能力に加え、新機能のディフレクトフィールドも搭載された事で、鉄壁な防御面も兼ね揃えた代物となっている。反面、その超巨大な形状からも見て分かる通り、機動性や運動性はバルマー戦役時のズフィルードよりも遥かに低下し小回りが利かなくなってしまっており、機動兵器を主戦力としている地球側…特にかつて第7ラオデキヤ艦隊が交戦した地球の精鋭部隊であるSDF(現・αナンバーズ)の機動兵器部隊とは、非常に相性が悪くなってしまっている。
バルマー戦役の頃よりも大幅に形状が変異するに至った理由は、αナンバーズとの戦闘よりもゼ・バルマリィの軍隊をも上回る圧倒的な物量戦という力技で仕掛けてくるバッフ・クラン軍やSTMCとの決戦を想定した結果、機動性や運動性の優れた人型機動兵器形態よりも、単独で大規模な数の敵を戦略兵器レベルの高火力によって殲滅出来る機動要塞形態の方が適していた為であると思われる。また、『α』のストーリーが始まる2年前の戦いで第7艦隊が起動させたズフィルードも、戦艦や機動要塞を主力兵器とするゼントラーディに対抗してこの形状に近いものであった事が、元ゼントラーディ軍の記録参謀であったマクロス7船団の副長であるエキセドル・フォルモによって語られている。
なお、ヘブライ語でズフィルードは「監視」、そしてエヴェッドは「奴隷」を意味しており、総合して訳せば「監視者の奴隷(真の監視者[ズフィルード]であるガンエデンの奴隷)」という事なのかもしれない。
劇中の様相 [編集 | ソースを編集]
ゼ・バルマリィによる二度目の地球侵攻が行われた銀河大戦にて、第1艦隊「エペソ艦隊」を主軸とした部隊に制圧された火星の奪還を実行に移したαナンバーズを迎撃すべく、エペソ艦隊の司令官であるエペソ・ジュデッカ・ゴッツォが起動させる形で出撃。しかし、強大な破壊力の反面、小回りが利かなくなってしまった結果、地球側の主力兵器となっている人型機動兵器との戦闘にはむしろ戦局不利に陥り、撃破されてしまう事になった。
その後、ゼ・バルマリィ本星での決戦では、再生されたエペソだけでなく、サルデス、ヒラデルヒアの3人のジュデッカ・ゴッツォが搭乗する3機ものズフィルード・エヴェッドが実質的に投入され、更にはルアフ・ガンエデンの搭乗するゲベル・ガンエデンまでもが出撃したのだが、地球圏最強の精鋭部隊にまで至ったαナンバーズの勢いはもはや止められず、最終的に全て撃破されてしまう結末となっている。ただし、エペソは最終的に戦死したのに対しサルデスとヒラデルヒアの二人は生存しているものの、結局本来の想定した敵であるバッフ・クランやSTMCとの戦いでは一度も実戦投入される事は無かった。
しかし、STMC撃破後の最終決戦では、真の霊帝によって使役された機体が大量に出没している。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 初登場作品。『α』におけるズフィルードはラスボスクラスの扱いであったが、ズフィルード・エヴェッドは出現時期が割と早い事もあって、中ボスクラスの扱いになってしまっている。終盤では霊帝やバルマーに大量生産され、鬱陶しい雑魚敵の代表格となる。設定上は火力と防御力が向上しているらしいのだが、悲しい事に前座のヘルモーズより能力値が大幅に劣っており、攻撃力も低下している。『α』版ズフィルードに比べて、殆どの面で劣っており、数少ない改良点は『α外伝』以降からのシステム変更・装備されたディフレクトフィールドにより向上した防御力のみと言う悲しいユニットと化している。HPはそこまで高くないのだが、フルブロックとHP・ENの回復(大)の特殊技能を持っている上にサイズが3Lな為、ダメージを与えるのは難しく、装甲値を下げたければ直撃が必要。その上、移動後も攻撃できるマップ兵器まであるので、1ターンで撃墜する様にしたい。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
機体の特性上、近接専用装備のクロスブレードとオメガウェーブはオミットされている。
- アルドレーザー
- 人型の口部から大型レーザー砲を発射する。最大射程6の武器。
- メス・ハゾン
- ズフィルードのヘキサグラムの変異型。ヘキサグラムの良い点を引き継ぎつつ敵対勢力に異常効果を発生させる特殊効果が追加されたが、代償として攻撃範囲が少なくなっている。全身のクリスタルから光の欠片を撒き散らす。クリスタルの破片を撒き散らすという考え方もあるが、自壊を意味するので、こちらの方が適切だろう。自機周囲型のマップ兵器で、移動後使用も可能。自機を1マス中心として1マスずつ放して攻撃する。
- ジーベン・ゲバウト
- 自機から九つのクリスタルを分離して、機体本体と合わせて、アルドレーザーを十発同時発射する全体攻撃。七色に輝く大型の光線である。
戦闘台詞によると意味は『十の神罰』で、意訳すると『十戒』だが、ジーベンはドイツ語で7を、ゲバウトは戒律、戒めを指す。恐らく、ジュデッカ・ゴッツォが7人いる事に起因するか、単純に光線の色が七色であることに起因するのだろう。つまり、『7機存在するズフィルードのうちの1機が放つ十戒』、あるいは『七色の十戒』というような意味と解釈すると矛盾が生まれない。『α』では攻撃力4500に加えて射程1~11、P属性のとんでもない性能だったが、こちら側は攻撃力4100・射程3~10の比較的平凡な性能に落ち着いており、序盤で相対するエペソの本機はあろう事かヘルモーズのレギオンバスター(攻撃力4000)に威力が劣っている始末(エペソ曰く手加減していた)。今回は創生神ズフィルードもカットインとして登場しなくなった。しかし、サイズが3Lと巨大な為、小さな機体が攻撃を受けた場合、数値以上の攻撃力を発揮するので注意。
やや分かりにくいが分離した後、目に黒い瞳のような物が現れる。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- HP回復(大)
- EN回復(大)
- フルブロック
- 全ての状態異常を無力化。直撃で貫通。
- ディフレクトフィールド
- 小隊全体を保護するバリア。全てのダメージを1500軽減する。必要気力・消費EN共に0。人型の頃に装備されていたG・テリトリーの上位能力であり、本機の防御機能に大幅な貢献をしている。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- 3L
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