「レントン・サーストン」の版間の差分
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*レントンを演じた三瓶由布子氏はスパロボをやった事がないとの事で、ラジオで杉田智和氏に「[[中断メッセージ]]の収録の際、意味があまり分からなかった」と語った事がある。 | *レントンを演じた三瓶由布子氏はスパロボをやった事がないとの事で、ラジオで杉田智和氏に「[[中断メッセージ]]の収録の際、意味があまり分からなかった」と語った事がある。 | ||
− | * | + | *三瓶由布子氏の声優デビュー作は、現役中学生の声優挑戦企画として中学時代に演じた衛星アニメ劇場『だぁ!だぁ!だぁ!』の副主人公・西遠寺彷徨であり、その相手役の主人公・光月未夢を演じたのは中学時代の名塚佳織氏だった。3年後、声優への道を進んだ三瓶氏と名塚氏は『エウレカセブン』にて再びダブル主演を務めることとなる。 |
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2019年7月4日 (木) 02:50時点における版
レントン・サーストン | |
---|---|
外国語表記 | Renton Thurston |
登場作品 | |
声優 |
三瓶由布子 藤原啓治(AO) |
デザイン | 吉田健一 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦Z |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
生年月日 | 11991年2月28日 |
年齢 | 14歳→16歳(TV版エピローグ) |
出身 |
ベルフォレスト(TV版) 山梨県割沢(ワルサワ)市(劇場版) |
所属 |
ゲッコーステイト(TV版) 第303独立愚連隊(劇場版) |
役職 | 見習い→メンバー |
レントン・サーストンは『交響詩篇エウレカセブン』および『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』の主人公。
概要
TV版
辺境の過疎地・ベルフォレストにて、祖父アクセル・サーストンの営む整備工場「ガレエジ・サーストン」で暮らしていたごく普通の少年。辺鄙な田舎での退屈な暮らしに飽々していたが、天から舞い降りたニルヴァーシュに搭乗していたエウレカと出会って憧れのゲッコーステイトに転がり込むこととなり、彼の運命は大きく変わった。
判り易いティーンの少年であり、自分にとっての常識の範囲でしか物事を考えられない性格。そのため大人の常識で動くゲッコーステイトのリーダーであるホランドからは(ホランドの私的な感情も原因ではあったのだが)なかなか認められず、彼に認められるまでは格納庫にキャンプを張って生活をしていた。
その後紆余曲折を経てゲッコーステイトのメンバーに認められるようになるが、エウレカとの関係や、ゲッコーステイトが戦争をしているという事実を叩き付けられて打ちのめされた彼は一時家出をする。その際のチャールズ夫妻との出会いなどを経て、人間的に一回り大きく成長した彼は、ゲッコーステイト内でも一人前として認められる存在となった。
その後はエウレカやニルヴァーシュ、ゲッコーステイトの面々と共に、自らの意思で人類とコーラリアンと世界を救う戦いへと臨む。
最後はモーリス、メーテル、リンクを祖父アクセルの元に預け、自分はエウレカと共に旅出る。なお、最終話でちらりと映った住民票によればエウレカと入籍しており、16歳にして三児の父となっている模様。
ちなみにLFO整備の腕はかなりのものなのだが、なぜかアクセル同様ピーキーに仕上げる癖がある。
劇場版
人民解放軍の第303独立愚連隊の一員。両親のチャールズとレイは「ドーハの悲劇」で死亡。幼少期に連れ去られた幼馴染のエウレカを探すべく旅立つ。
幼少期から過酷な経験をしているせいかTV版よりは度胸が据わっており、甘い言動もあまり見られない他、周りが周りだけに大分悲惨な目にあっており、ホランドとの最終戦ではニルヴァーシュとの感応力に物を言わせて互角に渡り合ったものの瀕死の状態だった。
エウレカセブンAO
フカイ・アオの父親。物語終盤において登場。前髪の一部が白みがかかっているなど加齢した様子が伺える。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 初登場作品。担当声優の三瓶由布子氏は本作がスパロボ初参加となる。扱いはかなり優遇されていて彼視点で話が進むことも多い(最終話では主人公を差し置いて強制出撃する事からもその重要度が窺える)。
- 原作どおり前半の彼はイベント時を除きサブパイロットで、後半からエウレカがサブに回り、彼がメインになる。メインになりたての頃はエウレカとのパイロット能力差が激しいので、同じ感覚で使うと痛い目を見る事も。すぐに第一線で使うのであれば、乗せ替える前からニルヴァーシュの改造は必須。
- 最終話のみに登場するニルヴァーシュSpec3と、レントン自身の覚醒による驚異的なステータス上昇で、最終局面においても活躍できる。なお、劇中同様に最終話直前での髪型変更姿も存在するが、黒歴史ENDに進んでしまうとニルヴァーシュSpec3同様見られなくなるので注意。
- 余談だが、原作であったニルヴァーシュSpec3になる前の、彼のモノローグが没ボイスとしてゲーム内に存在する事が確認されている。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 劇場版(平行世界)のレントンが登場。見た目に変化がないせいか、転移して来たZEUTHのメンバー達は話をするまで同じ世界から来たと勘違いしていた。この出会いで、異世界に別の自分とエウレカ達が存在している事実を知る事になる。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 序盤戦ではニルヴァーシュSpec2で参戦。中盤エウレカを取り戻してからSpecVで本領を発揮。イベント面でも出番が多く、重要局面でも強制出撃があるので育成は万全に。
- 第3次スーパーロボット大戦Zでは翠の地球に飛ばされたと見られるが、翠の地球にはUCWのレントン達がいる可能性があるのでどうなったのかは不明である。もしかしたら消滅か融合してしまったのかもしれない。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- TV版設定。本作では息子のアオと共演を果たす。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
初期能力値は低く、場合によってはこの能力値で戦うことに。その場合ニルヴァーシュの改造次第では落とされることも。しかし、レベルが上がる度に飛躍的に能力上昇となる。典型的な大器晩成型。さらに最終話においては射撃と格闘+5、回避と命中、そして技量が+10となる。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- Z
- リフテクニックL9、底力L9、気力限界突破
- パイロット養成ではspec2のマップ兵器「セブンスウェル」の連発で信じられないほどのPPが溜まる。よって養成の幅が広い。重要な特殊技能はヒット&アウェイ。
spec2では「セブンスウェル」、spec3では長射程の「ビーム」が効果的。
マップ兵器と気力限界突破のため気力増加の養成もありだが、他にも手段があるので必要性はそれほどでない。PPが溜まっているのなら、最終話ではspec3の「格闘」が強烈なため、再攻撃と技量を育成すると良い。 - 第2次Z破界篇
- 底力L5、気力限界突破、気力+ (命中)
- 劇場版設定だとこうなる。リフテクニックの消滅によって結果的に遅くなってしまっているのが痛い。
- 第2次Z再世篇
- 底力L5、気力限界突破、ヒット&アウェイ
小隊長能力(隊長効果)
- 小隊全員に気力+ (回避)の効果
- Zで採用。序盤から中盤ではそれほど効果を発揮できないが、先述の通りPPが溜まっている状態で、養成に回避とニルヴァーシュの改造、そして高レベルの「リフテクニック」により回避能力が尋常でないはず。
エースボーナス
- レントン、エウレカ、ニルヴァーシュの最大SP+30
- 第2次Zで採用。
パイロットBGM
- 「DAYS」
- TV版1クールOPテーマ。
- 「sakura」
- TV版4クールOPテーマ。
- 「男の戦い」
- 劇場版での劇中BGM。
人間関係
基本的にTV版・劇場版共に同じキャラクターが登場するが、性格と関係が異なる。
TV版
- エウレカ
- ニルヴァーシュと共に天から舞い降りた少女。彼女の存在がレントンに多大な影響を与えた。そして最後は…。
- ダイアン・サーストン
- 姉であり、慕っている。彼が冒険に対しての憧れを懐いたのは彼女の影響が大きい。
- アドロック・サーストン
- 父であり、エウレカと共にスカブコーラルの研究をしていた。世界を救った英雄と呼ばれているが…。
- 声なしだったが、新劇場版では声がついてアムロ・レイ役の古谷徹氏が担当している。
- ブラウ・サーストン
- 母。レントンが生まれた日に亡くなっている。
- アクセル・サーストン
- 祖父で、「じっちゃん」と呼んでいる。ニルヴァーシュのリフボードを開発したのは彼。劇場版では幼年学校の校長であり血縁関係はない。
- ローズ・サーストン
- 祖母。
- ホランド
- ゲッコーステイトのリーダーでエウレカの保護者のような存在。何かにつけてレントンに当たり散らす。それは様々な要素が複雑に絡み合ってのものだが、主に彼の最初の彼女に拠るところが大きい。
- しかし途中からはレントンを認め、彼にエウレカを託す。
- ムーンドギー
- レントンの兄貴分的存在。本人はレントンに立ち位置(玩具役)を食われたと考え嫉妬心を抱いていたが、レントンのお使い事件をきっかけに和解。レントンも彼を「ドギー兄さん」と呼んで慕う。
- モーリス、メーテル、リンク
- 当初はエウレカに付きまとわれたため、陰湿な扱いを受けていたが、徐々に打ち解けてエウレカと共に家族として迎えることに。最終的には全員「サーストン」を名乗ることになる。
- ドミニク・ソレル
- 色々と彼とは縁があり、ある意味ライバル関係に。徐々にお互いを認め合うようになる。
- チャールズ・ビームス、レイ・ビームス
- ホランドの先輩夫婦。月光号から一時的に家出した際お世話になっていた。
- レントンに安らぎを与え、彼らも実子がいないので養子にしようかと考えるほどだったが、結局悲しい別れをせざるを得なくなる。Zでは条件と主人公次第で再会できる。
劇場版
- エウレカ・ズィータ
- 幼馴染み。連れ去られた彼女を救えなかった事が劇場版でのレントンの性格と関係している。
- ニルヴァーシュ
- KLFの幼生。幼少期から共に育った家族のような存在であり、感情を読み取ることも出来る。
- ホランド
- 所属する第303独立愚連隊のリーダー。TV版とはまた違った形でレントンに当たり散らす場面がある。
- ドミニク・ソレル
- 保護者であり恩師である。
- チャールズ・サーストン、レイ・サーストン
- 両親。TVシリーズのビームス夫妻にあたる。
エウレカセブンAO
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- Zでは後述の台詞で、泥沼化した戦局を打開するべく、双方の軍に必死の裏声で呼びかけたため、赤い彗星の彼ですら戦意を喪失させてしまう。
- カミーユ・ビダン
- Zにおいて、時々相談に乗ってくれる兄貴分。
- ガロード・ラン
- Zにおける大親友その1。色々な意味で気が合っているのだが、仲が良過ぎるのが災いし、所謂「中二病」的なやり取りをやってしまい、周囲の失笑を買ってしまっている。
- また、レントン、ゲイナー共々ゲインに少年恋愛団と命名される。
- ティファ・アディール
- Zでは前半から絡む機会があり、ガロードと共に彼女にも後押しされている。
- エニル・エル
- Zでは家出中に会ったとき、彼女の「柔らかいところ」にぶつかり、ご飯までおごってもらってしまう。
- 原作のビームズ夫妻のように色々と彼女に面倒を見てもらい、最終的には彼女とガロードの橋渡し役になった。
- ギム・ギンガナム
- ZSPDにて、彼から原作のジョゼフに代わり死亡フラグ講座を受ける。
- アスラン・ザラ
- 再世篇では彼やキリコ達に背中を押される形で、エウレカ達を救い出すためのパレス・インサラウム突入作戦に参加する。
- グラハム・エーカー
- 第2次Z破界篇ではイマージュやホランドとの決戦の最中に空気を読まずに唐突に乱入してきた彼に、エウレカへの想いやホランドへの怒りを場違い且つ見当違い、そして彼の主観に満ちた勝手な解釈をされてしまう。
リアル系
- ゲイナー・サンガ
- Zにおける大親友その2。
- 尊敬すべき兄貴分…なのだが、当初はゲーマーである彼を思いっきり見下した発言をしており、さりげなくゲイナーに根に持たれていた。
- 立場を改めてからはゲイナーをムーンドギー同様に「兄さん」と呼ぶようになる。第2次Zでは劇場版設定の彼なので「ゲイナーさん」と呼んでいる。
- グレタ・カラス
- Zでは家出中に出会い、彼女に気に入られる事に。レントン曰く、「おばさんはアウト」とのこと。
- オズマ・リー
- 第2次Zにて彼からランカを町に送り届けることを頼まれる。彼曰く「レントンなら無害」とのこと。
- ランカ・リー
- 第2次Zにて彼女を町へと送り届ける場面がある。
- ゼロ
- 意外にもゼロはレントンに対しては破界篇でも再世篇でもかなり親身になって接している。レントンの戦う理由に共感しているようだが、エウレカの声が妹と同じだけになおさら親近感が湧くのかもしれない。
- キリコ・キュービィー、フィアナ
- 再世篇では彼らに背中を押される形で、エウレカ達を救い出すためのパレス・インサラウム突入作戦に参加する。
スーパー系
- 城琉菜、エィナ
- Zでは月光号のコンビニ店員として働いていた時に、彼女達に言い寄られ思わず鼻の下を伸ばしてデレデレしてしまう。
- ジュリィ野口
- Zでは月光号のコンビニ店員と働いていた際、彼にアドバイスをもらった。
- 不動GEN
- Zの中盤、リーナの姿にコスプレした彼の姿にドン引きした。
- 巴武蔵 (OVA)
- エウレカと再会して不安な時に仲間として親身になってくれる。
バンプレストオリジナル
- ランド・トラビス
- こちらは初対面時その暑苦しさにビックリしたが、彼の生き方に男性らしさを見出して尊敬するようになる。
- ちなみにランドには14歳ド真ん中である点を指摘されている(いわゆる「中二」)。
- セツコ・オハラ
- 初対面時、「スタイル抜群のお姉さん」に思いっきり鼻の下を伸ばす。
- レーベン・ゲネラール
- 彼の散り際に、エーデルへの忠誠心と愛を声高に叫ぶ彼に対し、「そんなものは愛ではない」とガロードやゲイナーと共に否定した。
- クロウ・ブルースト
- 第2次Z破界篇終盤で、彼が漏らしたとある発言に猛然と噛み付くが、それはレントンの「覚悟」を確認する為に敢えて発したものである事を知る。
- マリリン・キャット
- 第2次Z再世篇では彼女達ファイヤバグによってエウレカを誘拐された為、仇敵と言ってもいい存在。
名台詞
TV版
- 「アァァァイ・キャァァァン・フラァァァァイ!!」
- 第1話及び最終話でレントンが勇気と決意をかためた決め言葉。
- のちに番組のキャッチコピーとなった。
- 「ねだるな、勝ち取れ。さすれば与えられん」
- 元々はレントンの父、アドロックの言葉。ホランドを通じて彼へと託される。
- 劇場版でのこの台詞は恩師からの言葉となっている。
- 「姉さん…俺、いきます…」
- エウレカのニルヴァーシュの操縦テクニックに、レントンは酔ってしまい…そしてモーリス、メーテル、リンクから「ゲロンチョ」と言われてしまうのであった。
- さらにエウレカにも言われてレントンは全てが「真っ白」となった。
- 「全部わかんないんすよ…俺が見つけた時にはもうエウレカはこんなんだったし、途中でエウレカは気を失っちゃって!」
- 第19話ラストより。原因不明の不調でニルヴァーシュを操縦できなくなり、レントンやモーリス達ともすれ違いの続いていたエウレカは、スカブコーラルの洞窟奥でスカブに戻りかけてしまう。異常な姿になったエウレカを見たホランドはレントンを問い詰めるが、レントンも何があったかわからなかった。
- 余談だが、ネット上ではこのシーンのレントンを変な顔に改変した画像や動画が存在しており、更にその顔を元にした多数のネタ画像の大元になっている。
- 「…聞いてよ、ニルヴァーシュ。お前が俺の家に落ちて来てから、俺達はずっと旅をしてきたよな」
「色んな人に出会って、別れて…。俺には…とても大切な思い出だよ」
「でもこの旅にはいつもエウレカが隣にいたんだ。ずっと一緒に旅をしてきたんだよ」
「なのに…なのに…」
「お願いだよ、ニルヴァーシュ!俺はこんな結末は嫌だ!俺の隣にはエウレカが必要なんだ!」 - 最終回にて半壊したニルヴァーシュにエウレカとの出会いから始まった出来事を語りかけた。そして、レントンの言葉に応えるかのように、spec3へと進化を遂げた。なお、この台詞は『Z』にも収録されていたのだが、なぜか没ボイスとなっている。
- 「ごめん、エウレカ。俺、君の同族を倒さなくちゃいけない…。 でも、それが罪だというなら! 俺はその罪を背負っていく! 俺はそれでも、エウレカのところに行かなくちゃならないんだああぁ!!」
- エウレカを助けに行くために、月光号を発進し、抗体コーラリアンの大群と対峙したときの台詞。愛する人のため、罪を背負う覚悟を決めたレントンは、この叫びと同時に抗体コーラリアンをビームで薙ぎ払っていく…。
- 「俺は、君と出会えたこの星が大事だし、この星に生きるみんなも大切だ。でも、俺はそのために、君を失いたくない」
- 「ひとつになろう、エウレカ。俺は、君をひとりぼっちになんかさせないよ!」
- 最終回での、エウレカへの告白。 地球や人々も大事だが、それ以上に彼女のことを愛しているというレントンの想いに、エウレカも彼女を受け入れ、そして…。
漫画版
- 「なんだよ…機械の気持ちがわかるのに、俺の気持ちはどうでもいいのかよ!」
- 自分の気持ちよりも戦いを優先するエウレカに辛く当たってしまった台詞。後にこの言葉がレントンにとってもエウレカにとっても最悪の悲劇を生む。
- 「っカじゃねぇの…! っっせぇ!昔の俺なら賛成したよ…けど、今ならお前らは絶対間違ってるって言ってやる!」
「本当に必要なのは…好きな人と、信じあう力だ!」 - 共存ではなく人間の殲滅を選択したコーラリアンへの魂の叫び。多くの人間と出会ってレントンは確実に成長していた。
劇場版
- 「…デートに行ってくる」
- 独立愚連隊との取引の直後、レントンはエウレカと共に空のデートへと出発した。
- 「手放し運転」
- 空のデートでレントンがニルヴァーシュの操縦桿から手を離し落下させてエウレカに「怖かったんだからね!」と怒られたがレントンは大笑いした。
第2次Zでは敵の攻撃を回避する時の台詞として使われた。 - 「てめぇぇぇ! エウレカに何しやがんだぁ!!」
- 独立愚連隊のハップとストナーがエウレカに酷い仕打ちを行ってるのを目撃して。激昂したレントンはハップを滅多打ちにするものの、腹部を撃たれてしまう。
- 「聞こえた…先生の…最後の言葉が…」
「うおおおおおおおっ!ねだるな…!」
「ねだるな、勝ち取れ!!さすれば与えられん!!」 - レントンは重傷を負いながらも立ち上がり、恩師であるドミニクの言葉を叫んだ。その直後、幼生ニルヴァーシュと幼生ジ・エンドが融合し、spec-Vと成った。
第2次ZではDVEとして採用された。 - 「ごめん、エウレカ…。俺はまだ君を守る術も勇気も持ち合わせていないのかもしれない…!」
「でも先生が教えてくれた! 俺は君と一緒に未来を勝ち取りたい!だから…!」
「一緒に行こう、エウレカ! 俺は君が大好きだーっ!」 - エウレカを襲おうとした巨大イマージュを蹴散らし、未来を掴もうと決心したレントンは、想い人であるエウレカに高らかに愛の告白をする。
第2次Zではなんと、DVEと戦闘台詞の2つ同時に採用された。
スパロボシリーズの名台詞
TV版
- (ダイアン姉さん…美人です…!僕達の家に美人さんが来ました…!)
(それにこの感じ…きっと町の外から来た人です…)
(外から来た美人のお姉様…。もしかして、俺の人生…動き出したかも知れません…!) - セツコがカレヱジサーストンを尋ねてきたときのレントンのモノローグ。
レントンは赤面するのであったのだが、その後年下の彼女が尋ねて来る。 - なお、ランドの場合は「息が詰まる程暑苦しい」「街の外から来た野人」と散々(?)な言いようである。
- 「みんな、聞いてくれーっ!最初のミサイル発射は誤射なんだーっ!」
「俺、ザフトの人が迫ってきて焦って!だから、ミサイルを撃っちゃって、それで、こんな事になっちゃって…」
「だからぁ! ごめんなさい!俺、謝ります! 謝りますから! だから、戦いをやめてください!!」
「ごめんなさい! 本当にごめんなさいっ!!」 - ゲッコーステイトが太平洋でエゥーゴのアーガマとザフトのミネルバに遭遇した時に、母親代わりであるエウレカを守ろうと暴走したメーテル・モーリス・リンクが月光号のミサイルランチャーを勝手に操作して、2隻に向けてミサイルを発射してしまい行き違いから、内紛が起り戦局が泥沼化してしまったのを見かねて、必死に双方に呼びかけた叫び。この時の叫んでるレントンの顔グラフィックは必見ものである。ちなみに序盤ではこの顔グラは割と出番が多いが、話が進むにつれてなくなる。
- 「エウレカは俺達と同じだ! 笑ったり悲しんだりする心を持っている!それを理解出来ないお前こそ、人の姿をした別の何かだ!!」
- エーデルとの戦闘前会話。エウレカを「人もどき」と侮蔑した彼女に怒りをぶつけた。後にエーデルが辿る末路を思うと、物凄く皮肉な台詞である。
- 「心配は要らないよ、エウレカ。相手が堕天使だろうと鬼だろうと悪魔だろうと」
「俺は君を守るって約束したんだ!だから、絶対に大丈夫だ!」 - ZSPDで、「次元の壁に巣食う者の眷属」として自身をターゲットへと据えた両翅に不安を抱くエウレカへ、彼女の絶対死守を誓う。
- 「無理でもやるんだ…!俺だってゲッコーステイトの一員なんだ!」
「それに月光号には、エウレカとお腹に赤ちゃんの居るタルホさんが乗っているんだ!!」 - ターンXに狙われた月光号を守るべく、909を持ち出してギンガナムの暴挙に立ちはだかるレントンだったが…。
- 「貴方こそ、また戦いを引き起こした事を後悔させてやる!」
「一人では無理でも、俺には仲間とエウレカが居る!」
「俺はまだガキだけど、あんたのような身勝手な人間には負けない!負けられないんだぁぁぁっ!!」 - ターンXとの戦闘前会話。御大将からの挑発に臆する事無く闘志を滾らせるが、戦場で女の名前を出す事を極度に嫌うギンガナムにとっても、ナチュラルにエウレカへの想いの丈を綴るレントンの言葉は逆鱗に触れるものだった様子。
- 「じっちゃん…!それにモーリス、メーテル、リンク!待っててくれ!俺達…必ずこの星の未来を守って、みんなの所に帰るから!!」
- XAN-斬-との戦闘前会話。エウレカと共に人間の可能性を訴えた後、守るべき愛する者達の名を連ねて己が力の糧とし、ブラックオーバーマンの制止に挑む。
劇場版
- (あのゲイナーって人…向こうの世界の俺と仲がよかったみたいだ…)
- 『第2次Z破界篇』第25話国連協力ルート「遠い世界」。本作のレントンは劇場版の設定だがゲイナーがレントンの事を知っているのはその為である。
- 「君を利用しようとするホランド達やイマージュと戦う…! 世界を守るためだって言ってZEXISが君を殺そうとするなら僕は独りでもみんなと戦う!」
ガロード「独りじゃないぜ、レントン。そんな事になったら、俺もZEXISを抜ける」
ゲイナー「僕もだよ、レントン」
「ガロード…それにゲイナーさんも…」 - 『第2次Z破界篇』第38話「果たされる約束」より。エウレカが自身の正体を告白した後の会話。尤も、ZEXISの全員がエウレカを守る事になった。
- 「俺は認めませんよ! たとえ、あんたが…いや、世界中の人間が仕方ないと思っても! 俺はエウレカと生きるためにこの世界を守ります!」
- 『第2次Z破界篇』第49話「虹」より。南極での決戦前、人類を絶望視したイマージュの裁断について「仕方が無いかもな」と漏らしたクロウへ猛然と反論する。だが、レントンの「覚悟」を確かめるためにクロウはあえて諦観した態度を取ったものであった事を知る。
- 「行こう、ニルヴァーシュ…! エウレカは、きっと俺達を待っている!」
- 再世篇の予告及び本編25話「終わらない約束」にて。恩師の言葉を受け、ファイヤバグに連れ去られたエウレカを取り戻すために、レントンとニルヴァーシュは再び戦場に身を投じる。
- 「せっかくだけど、俺…守られるつもりはありませんから…!」
「行くぞ、ニルヴァーシュ! エウレカを助けるのは俺達なんだ!」 - 再世篇第25話より。レントンがアークセイバーと戦ってる時にZEXISが駆けつけ、ゼロが各機にレントンの守りを指示したが、そのゼロの指揮を撥ね除けた一言である。これを聞いた渓は「あたしも見習わなくちゃね!」と感心した。
- エウレカ「あなたは! 歌の本当の力をわかっていない!」
レントン「それは時空さえも越えて、人の想いを運んでくれる!それがわからないお前にこの世界を渡してたまるものか!」 - グレイスとの戦闘前台詞。ランカの歌を利用し、バジュラクイーンと同化して銀河を支配しようと目論むグレイスに歌の本当の力を理解しないと批判する。
スパロボシリーズの迷台詞
- (な、何だ、この人!?野人!?)
(ダイアン姉さん…暑苦しいです…。もう息が詰まりそうなほどに…)
(町の外から来た野人…。もしかして、俺の人生…動き出したかも知れません…!)
(姉さん…ランドはワイルドです。野生です。オトナの男です…!) - ランドがカレヱジサーストンを尋ねてきたときのレントンのモノローグ。
初対面時はプレイヤーが思わず笑いそうなほど失礼な事を考えているが、最後の「オトナの男」と言う言及にも現れているような彼の男気に惚れ込むようになる。 - 「お、俺…レントンって言います!」
- Zで、ホランドとタルホから罰として月光号のコンビニ店員として働く事になったときに、大声で双方の戦いを止めさせた事についてグランナイツの琉菜とエィナに評価され詰め寄られた時に、自己紹介した一言。この時のレントンの顔グラフィックは、完全に鼻の下が伸びきったデレデレした締りのないものとなっている。この後、冷たい目線のエウレカが現れ一転して怖い雰囲気になり、浮気が妻にバレてしまったダメ亭主の如く弁明する事に…。
- 「了解だ、ガロード! サテライトシステムのアミタドライブ的リミッター解除は俺がやる!」
「エウレカ、君はニルヴァーシュの操縦に集中するんだ。俺はそれをサポートする!」 - エウレカに良いところを見せたがったレントンが意気投合したガロードと「フォーメーションX」なる戦術を用いて連携したときの台詞。言うまでもないことだが全てハッタリで、グランナイツの面々からは失笑されていた。ちなみに当のエウレカは怪訝な顔をしており、残念ながら株を上げることはできなかった模様。
- 「エウレカぁー! 俺は君のことがぁぁぁぁぁっ!」
- ゲイナーの、「大々的な告白」に乗じて、発した言葉。スタッフが空気を読んだのか、カシマルにオーバースキルを切られたのか最後まで言えなかった。
- 「そういうのって興味ないですよ。俺、アウトドア派だから」
「悪いんですけど、家の中にこもってゲームするよりもリフの方が全然楽しいですよ。こう…何ていうか、自分がトラパーと一体になって空に舞い上がるみたいで…。あ…こんな事言ってもきっとゲイナーさんにはわからないでしょうけどね」 - 雪合戦の時にゲイナーに言い放った暴言。ゲイナーはこの事を後々までしっかり根に持っている。
- 「何なんですかこの人ぉ!?」
(こ、この人…本物だ…。本物の…) - リーナの変装(というかコスプレ)をしていた不動GENに驚いての一言と心の中の呟き。何が本物なのかは推して知るべし。
- 「今の兄さんはオーバーデビルに操られているだけだ! 俺が尊敬するゲイナー兄さんがこんなひどい事を言うもんかぁぁっ!」
- で、オーバーデビルに操られたゲイナーにその事に関する恨み節をぶつけられて。…どうやらすっかり忘れてしまったようだ。
- 「大丈夫ですよ。エウレカだって、武蔵さんは顔は怖いけどいい人だってわかってくれます」
- 第18話「交差する明日」にて、エウレカが始めて笑ったのを見て喜ぶ武蔵だが、周りにお前の顔を見たらまた怯えるぞといわれた時の台詞。ちなみにレントンは合計で3回も顔の事を言うので、武蔵は辟易する。
搭乗機体
- ニルヴァーシュ
- ニルヴァーシュ type ZERO⇒spec2⇒spec3へ進化する。TV版ではレントンがメインとなるのはspec2以後。劇場版ではジ・エンドと融合して、spec-Vへ最終進化する(spec3は登場しない)。
- ニルヴァーシュ specV3
- 『AO』での搭乗機。spec3とspec-Vを混ぜた様な機体。
余談
- レントンを演じた三瓶由布子氏はスパロボをやった事がないとの事で、ラジオで杉田智和氏に「中断メッセージの収録の際、意味があまり分からなかった」と語った事がある。
- 三瓶由布子氏の声優デビュー作は、現役中学生の声優挑戦企画として中学時代に演じた衛星アニメ劇場『だぁ!だぁ!だぁ!』の副主人公・西遠寺彷徨であり、その相手役の主人公・光月未夢を演じたのは中学時代の名塚佳織氏だった。3年後、声優への道を進んだ三瓶氏と名塚氏は『エウレカセブン』にて再びダブル主演を務めることとなる。