「シュンパティア」の版間の差分
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== 登場作品 == | == 登場作品 == |
2013年1月24日 (木) 22:20時点における版
シュンパティア(sympathia)
スーパーロボット大戦Dで初登場したシステム。
リ・テクノロジストとルイーナの機体に組み込まれており、一種の精神感応機能を持つ。このため、搭載機は適合した人間しか乗ることが出来ない。
また、ある種の波長が合うことにより、搭載機のパイロット同士がテレパシーに近い精神共鳴を起こすこともある。
一体何者が、いつ、何のために作ったのかは定かではないが、ジョッシュによれば、かつてファブラ・フォレースから現れてしまった最初のもの(「破滅の王」)から星を守るために造り出されたのではないか、とのこと。
第2次OGでは特性はそのままだが設定が追加されている。先史文明の遺産である点は共通だが、こちらでは元々“鍵”と呼ばれるオリジナルが存在し、シュンパティアはそのデッドコピーである。オリジナルはクロスゲートを開く力を持ち、触れた者に知識を与えるが、代償としてその魂を蝕み、メリオルエッセへと変えてしまう。また、本来の機能は糧となる知的生命体の心の在り様を調べるためのものであり、言ってみれば「破滅の王」の糧と器を見出すためのブービートラップ。
クリスはシュンパティアに触れたためにメリオルエッセ化が発生し、「リアナ」という別の魂を持ってしまった。彼女が好戦的なのはメリオルエッセに近いためらしい。このため、同じくシステム搭載機を駆るジョッシュも存在の変質が始まっており、いずれはメリオルエッセと化してしまうことが示唆されている。
フェリオは完全に乗っ取られてしまっているが、これはユーゼスが「改良策」と称してシュンパティアに組み込ませたカルケリア・パルス・ティルゲムとの相乗効果によるもの(平たく言えば、第2次OGにおいてフェリオが破滅の王に乗っ取られたのもユーゼスが仕組んだことである)。
ただ、このシステムには「人の想いを繋げ、束ね、破滅に打ち勝つための力と成すシステム」という別の側面があり、決戦に際してイルイ・ガンエデンの導きによってその力が発揮されることになる。 ラテン語で「共感」を意味する。
オリジナルである“鍵”の正体は未だに不明。特性の類似するスフィアではないかという説もあるが、“鍵”によって生み出される「真の」メリオルエッセは複数存在し得るらしいため、この線は疑わしい。スフィアにはリアクターもしくは所有者と常に共に在り、総数は12であり、一つの世界に一つしか存在しないという特性があるため、これが正しいと「真の」メリオルエッセは一人しか存在できない。
さらに、スフィアの力を引き出す=“鍵”と同様の特性を発揮させるには同調するための条件が必要であるが、“鍵”は「触れることによって発動する=特に精神的・肉体的条件が存在しない」ため、根本から違うものである可能性がある。加えて、感応した人間を変質させるという特性はコピーであるシュンパティアにも存在している=つまりは根幹の機構をコピー出来るため、謎の存在であるスフィアがその正体とは考えづらい(人造スフィアは「次元力を引き出して使用する」ことしか出来ず、最大の特性である変質は複写できない。ついでに言えば、スフィアは動力源であるが、“鍵”のコピーであるシュンパティアはマン・マシーン・インターフェイス)。
ダメ押しのように言っておくと、“鍵”そのものは正体が明かされなかっただけで、本編開始以前にフェリオが発見している(実際に使用したのは解析が出来たシュンパティアであったが)。
登場作品
関連人物
- クリアーナ・リムスカヤ
- 主人格はクリス。リアナの方はシュンパティアに触れたことで現れたメリオルエッセとしての魂。
- ジョシュア・ラドクリフ
- システム搭載機を駆る。Dでは何事もなかったが、OGでは乗り続けるとメリオルエッセと化すことが示唆されている。ただし、ジョッシュのメリオルエッセ化はDでもさり気なく触れられている(ラキと同調した結果、ジョッシュに「死と破壊を望む衝動」が生じている)。
- フェリオ・ラドクリフ
- システムに触れた際、門の向こうから引き込まれた「破滅の王」に乗っ取られてしまった。なお、OGではこの現象はユーゼスの差し金。
- ユーゼス・ゴッツォ
関連機体
- エール・シュヴァリアー
ジェアン・シュヴァリアー - ブランシュネージュ
デア・ブランシュネージュ - ガナドゥール&ストレーガ
フォルテギガス - インペトゥス
- ファービュラリス
- ウィオラーケウム
- プリスクス・ノクス
- ストゥディウム
- ファートゥム
話題まとめ
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