「グロフィス・ラクレイン」の版間の差分
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2016年4月2日 (土) 16:39時点における版
グロフィス・ラクレイン(Glofis Raclayne)
通称は「ロフ」。セティ、ゼブと共にゲスト三将軍と呼ばれ、そのリーダーを務めている。
元々は名門エリート出の軍人で、本名は「グロフィス・デルファルテ」。士官学校を首席で卒業した。しかし、ロフはそんな環境を嫌って家を飛び出し、敢えて傭兵として入隊した、という過去を持つ。しかしながらその優秀な能力により軍内において地位を獲得、傭兵であるにも関わらず実質的に将軍クラスの扱いを受けており、部隊指揮を任されている。
性格は情に篤く、部下の面倒見が良く慕われている。普段は厳しさを前面に押し出しているが、酒が入ると陽気になる一面も持つ。セティとは親同士が決めた婚約相手であるが、前述の家出の関係で婚約は破棄状態となっている。しかしながら彼女に対する恋心は消えておらず、ゼブの後押しを受けて最終的に関係を修復した。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦
- シリーズ初登場。セリフからも明らかに悪意を感じさせない憎めない敵。能力と乗機ライグ・ゲイオスの強さもあり、強敵である。シナリオ「アクシズに散る」では使い捨てにされ、ゼブとセティの増援もあり奮起するものの、最期は散る。しかしながらプレイヤーの間ではその死を悼む声が多数。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- その多数の声を受け、設定が肉付けされた。第1話「接触」で、ロンド・ベルに合流する主人公を助け出したことで因縁が生まれる。シナリオ「アクシズに散る」ではゼブ・セティ共々倒さないでおけばメキボスの説得を受けて撤退する。そして最終シナリオでは条件次第で主人公の説得に応じ、ゼブ、セティと共に撤退する。
- スーパーロボット大戦F
- 今回は主人公との関わりはなし。専用機ゼイドラムで立ちふさがる。性格が「超強気」なので気軽に雑魚を倒すと必殺パンチが怖い。近寄らない限りは襲ってこないが、戦闘した後1ターンで撤退するので、ミノフスキークラフトが欲しければ総力戦を挑もう。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 後半戦に差し掛かると本格的に登場。交戦機会も増えるが、戦わずに撤退する局面が多い。特に「DCルート」では全く戦わずに済むことがある。そしてメキボスがロンド・ベルに入る場合は、三将軍がゼゼーナンに反旗を翻し(DVE)、NPCとなる。最後にシャピロの残りのクローン、シロッコの存在を知らせて、そのまま去る。対照的に「ポセイダルルート」では最後まで交戦し、和解しないまま死亡してしまう。彼らゲスト三将軍は一人でも倒される残りが精神コマンドを使ってくるので、互いの信頼の深さが図らずも確認できるが、余りにも悲しすぎる。一応、DCルートが正史ルートなのだろう。
OGシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- ゲスト軍の本格登場により参戦。彼もまた声優が変更された。メキボスと鋼龍戦隊に見逃された後、ゼゼーナンの部隊に暗殺されそうになったが、シュウ一行に助けられ、結果的には三将軍全員ゼゼーナンに反旗を翻すきっかけとなった。姓をラクレインではなく本当の姓と思われるデルファルテと呼ばれるシーンがある。スポット参戦時はちゃんと操作できるので、BGMを「VIOLENT BATTLE」にしてみるのも一興。
- スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- 第26話前半でスポット参戦。第2次OG宇宙ルートの裏側としてシュウ一行に助けられるシーンが描かれ、最終話ではセティ、ゼブと共にスポット参戦してくれる。エンディングでは全員生還したことが明言されているため、本星に帰還したと思われる。
パイロットステータス設定の傾向
入手・プレイがもっとも容易なOGシリーズについて記載。
能力値
三将軍の中ではもっとも防御・格闘が高く、ゼイドラムの長所を生かすことができる。射撃も低くはないため、寄っても離れても手痛い反撃が飛んで来ることになる。なお、最初は射撃の方が高いのだが、成長タイプの問題で最後には格闘が下剋上する。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
エースボーナス
- 第2次OG
- 技量+30、最終命中率+15%
パイロットBGM
- 「VIOLENT BATTLE」
- ゾヴォーク陣営に共通するボスBGM。
- 「ジェノサイドマシーンII」
- 第2次OG・OGDPでの戦闘BGM。もともとは第4次の基地マップでの敵ターン曲。三将軍の中で何故か彼だけアレンジが違うのは、三将軍のリーダー格だからだろうか。また、スポット参戦時はライグ・ゲイオスの「ジェノサイドマシーン」よりも優先される。
人間関係
- 『第4次スーパーロボット大戦』の主人公
- ロフの運命は主人公(プレイヤー)の行動に掛かっている。
- ジュスティヌ・シャフラワース
- 親同士が決めた婚約者であるが、彼から別れた。しかし、恋心は押し殺しただけで、捨ててはいない。
- ゼブリーズ・フルシュワ
- 無二の親友。ロフとセティの関係修復に貢献するなど、情が深い。
- メキボス・ボルクェーデ
- ゼブと共に顔見知りの親友。
- シュウ・シラカワ
- 第2次OG/OGDPでは彼一行に救助される。
- テイニクェット・ゼゼーナン
- 雇われた上司。彼の扱いについてはシリーズで異なる。
- クェパロク・ナーモ
- 本来の上司。ゼゼーナンに反旗を翻すと同時に彼とも縁を切った。
版権作品との人間関係
- キラー・ザ・ブッチャー
- 彼に支援していたが、協定を破り残虐行為を繰り返す彼を最終的には見捨てた。
名台詞
旧シリーズ
- 「たった一機に、よってたかってかかるとは、何事だ!」
「お前達DCとは、事を構えるつもりはなかったが…この状況で見て見ぬふりをするわけにもいかん。そこの君、助太刀させてもらうぞ!」 - 第4次S第1話「接触」での主人公との邂逅。
- 「…オレは門閥だけで一生の決まる、あの閉塞した社会が好きになれなかった。だからこうして、戦いの中に身をおいている」
- 第4次Sのシナリオ「アクシズに散る」でメキボスに戦う理由を問われると、ロフは戦う理由を明かす。その後、ゼブとセティは彼に付き添い撤退する。その後破嵐万丈が三将軍が憎めない敵と認めるシーンがある。
- 「ふ…ふふふ。そうか、そういう事か…これがオレの求めていたきっかけだったと」
「メキボス、わかったよ。オレはこの仕事から降りる。今の言葉で目が覚めた。」 - 主人公やメキボスらに説得され、ゼゼーナンの醜態に最早ロフら三将軍が彼らと戦う理由はない。ロフらが戦いから手を引く場面。
- 「何? セティ、君なのか?」
- F完結編のシナリオ「悲しみのカトル」におけるDVE。今まで組織内でも会うことが無かった二人が再会するシーン。その後のロフらの運命はこの後のルートで変わる。
- 「この戦いが終わったら俺は傭兵から足を洗おう。そして故郷へ帰る。セティ、俺についてきてくれるか?」
「セティ…俺は戦う事以外能のない男だが…それでよければ…その、俺と…」 - DCルートのシナリオ「激震の赤い大地」IMにて、セティへの告白。不器用なロフらしい言葉だが、セティは一緒についていくと答えた。その後ゼブから「は~い、そこまで」と戦いに臨むのだが…。
- 第2次OGでは「激震の白い大地」でこの台詞が出るが、こちらはエンドデモで発言する(一人蚊帳の外のゼブにも注目)。
- 「…すまんな、ゼブ」
- DCルートでロンド・ベルに協力し、ゼゼーナンを倒した後のゼブとの会話。何かと中心的存在なロフだが、実のところはゼブが上手く取り図っている。
OGシリーズ
- (何という侵攻の速さだ。特化戦力で一点を叩く……そんな無謀な戦術がこうも功を奏するとは)
- 「ゲストとインスペクター」より。戦略上は確かに無謀の一言なのだが、鋼龍戦隊は「そう言う戦術を極めた速攻と突破戦のエキスパート」の集団なので……
- 「ゼゼーナン、貴様は許せん!」
「ゼゼーナン! その罪、命で償ってもらう!」 - ゼゼーナンとの特殊戦闘台詞。
搭乗機体
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