「ビルトラプター・シュナーベル」の版間の差分
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[[ドイツ語]]でビルトラプターは「野生の猛禽」、シュナーベルは「嘴(くちばし)」という意味。 | [[ドイツ語]]でビルトラプターは「野生の猛禽」、シュナーベルは「嘴(くちばし)」という意味。 | ||
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パーソナルトルーパー形態では両腰部に装備されているレールガンはフライヤーモード(巡航形態)に変形することで機首先端となる。フライヤーモードではブレイク・フィールド応用した突撃戦法も可能。ちなみにレールガンが巡航形態では機首先端になる変形ギミックは[[アルテリオン]]と全く同じである。 | パーソナルトルーパー形態では両腰部に装備されているレールガンはフライヤーモード(巡航形態)に変形することで機首先端となる。フライヤーモードではブレイク・フィールド応用した突撃戦法も可能。ちなみにレールガンが巡航形態では機首先端になる変形ギミックは[[アルテリオン]]と全く同じである。 | ||
武装面では前述の内蔵式レール・キャノンや、強化したハイパービームライフル、接近戦用の短剣「ブレード・サイ」など遠近に対応したもの装備しており、新装備も追加され攻撃力も強化されている。 | 武装面では前述の内蔵式レール・キャノンや、強化したハイパービームライフル、接近戦用の短剣「ブレード・サイ」など遠近に対応したもの装備しており、新装備も追加され攻撃力も強化されている。 | ||
− | OGシリーズにおいてこのような機体外見が変わるほどの改装が行われる場合、必ず何らかの計画・指針に基づいて改造されるのが通例である。 | + | OGシリーズにおいてこのような機体外見が変わるほどの改装が行われる場合、必ず何らかの計画・指針に基づいて改造されるのが通例である。 |
しかし本機は「いつの間にか改造されていた」というパターンで特にエピソードもない<ref>これは[[グルンガスト改]]も同一</ref>。ビルトラプターはもはや部品取りのための機体(タイプR)も存在しない旧型試作機に過ぎず、なぜ強化されたのかは謎<ref>メタ的なことを言えばラトゥーニの乗機を強化したかったのだろうが、フェアリオンが控えている彼女にさらに前座機体の強化まで行うくらいなら、第2次OGで機体に恵まれなかったリョウトの乗機を強化して欲しかったものである</ref>。唯一注目すべき点があるとすれば巡航形態への可変機構であり、可変機構を備えた量産型PTの開発が再検討されて試験的な強化改造が施されたという可能性もある。 | しかし本機は「いつの間にか改造されていた」というパターンで特にエピソードもない<ref>これは[[グルンガスト改]]も同一</ref>。ビルトラプターはもはや部品取りのための機体(タイプR)も存在しない旧型試作機に過ぎず、なぜ強化されたのかは謎<ref>メタ的なことを言えばラトゥーニの乗機を強化したかったのだろうが、フェアリオンが控えている彼女にさらに前座機体の強化まで行うくらいなら、第2次OGで機体に恵まれなかったリョウトの乗機を強化して欲しかったものである</ref>。唯一注目すべき点があるとすれば巡航形態への可変機構であり、可変機構を備えた量産型PTの開発が再検討されて試験的な強化改造が施されたという可能性もある。 | ||
2015年3月19日 (木) 11:33時点における版
PTX-006C ビルトラプター・シュナーベル(Wild Raubtier Schnabel)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 分類:可変型パーソナルトルーパー
- 形式番号:PTX-006
- 全高:18.2m
- 重量:65.1t
- 動力:不明
- 空中浮揚装置:テスラ・ドライブ
- 基本OS:TC-OS
- 原型機:ビルトラプター
- 開発:マオ・インダストリー社
- 所属:地球連邦軍極東支部(新特殊戦技教導隊)
- 主なパイロット:ラトゥーニ・スゥボータ
- メカニックデザイン:谷口欣孝
可変型パーソナルトルーパー(PT)であるビルトラプターを戦闘用に改良した機体。
元々のビルトラプターは「可変機(トランス)」のテストベットである。それをメインパイロットであるラトゥーニ・スゥボータ専用機として改良したのがこのビルトラプター・シュナーベル。 ドイツ語でビルトラプターは「野生の猛禽」、シュナーベルは「嘴(くちばし)」という意味。
背部のバインダーには空中浮揚システムテスラ・ドライブを搭載。
パーソナルトルーパー形態では両腰部に装備されているレールガンはフライヤーモード(巡航形態)に変形することで機首先端となる。フライヤーモードではブレイク・フィールド応用した突撃戦法も可能。ちなみにレールガンが巡航形態では機首先端になる変形ギミックはアルテリオンと全く同じである。
武装面では前述の内蔵式レール・キャノンや、強化したハイパービームライフル、接近戦用の短剣「ブレード・サイ」など遠近に対応したもの装備しており、新装備も追加され攻撃力も強化されている。
OGシリーズにおいてこのような機体外見が変わるほどの改装が行われる場合、必ず何らかの計画・指針に基づいて改造されるのが通例である。 しかし本機は「いつの間にか改造されていた」というパターンで特にエピソードもない[1]。ビルトラプターはもはや部品取りのための機体(タイプR)も存在しない旧型試作機に過ぎず、なぜ強化されたのかは謎[2]。唯一注目すべき点があるとすれば巡航形態への可変機構であり、可変機構を備えた量産型PTの開発が再検討されて試験的な強化改造が施されたという可能性もある。
登場作品と操縦者
OGシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 発売前のPVなどでもたびたび登場していた機体の一つ。第19話より登場。パーソナルトルーパーでは空中適正は“B”、フライヤーモードでは“A”なので、改修前に比べてフライヤーモードの武装が減った点や武装のALL属性には注意。序盤から登場する機体にしては中々高性能で武装面も性能が良く継戦能力も高い。デフォルトパイロットのラトゥーニも相変わらず強くこの機体でもゲームクリアは十分に可能。終盤の敵が多用する必中攻撃もフェアリオンと違って耐える事が出来るのも利点。フェアリオンをメイン機体とする場合は倉庫入りになってしまい余りにも勿体無い。他のパイロットに乗せるといいだろう。分岐ルートでの候補はリオやリョウトであるが、合流時はヒット&アウェイ持ちのレオナやユウキが良いだろう。パーツスロットは3つ。
装備・機能
武装・必殺武器
パーソナルトルーパー形態
- ホーミングミサイル
- パーソナルトルーパー形態では背部バインダーに装備。状況に応じた弾頭変更も可能。全体攻撃扱い。
- ブレード・サイ
- 両腰のレールガンに装備された短剣。ラトゥーニのパイロットセンスを生かした格闘戦を行う。釵(サイ)とは琉球古武術で使われる武器。
- ハイパー・ビームライフル改
- 本機用のビーム兵器で、PT形態時は直接携行して発射する。全体攻撃ダブルアタック扱い。換装武器であるハイパー・ビームライフルSと同種の武器と思われる。
- ラプター・シュナーベル
- ビルトラプターが使用する高速戦闘マニューバ。ブレード・サイで切り裂き、相手を上空に突き上げる。レールガンで追い討ちを掛け、フライヤーモードで多方向からレールガンを正射しつつ、最後はブレイク・フィールドで相手を突き破るというもの。モーションを構築したのはメインパイロットであるラトゥーニ自身だろう。突撃攻撃を行うにも関わらず、射程1に使えず移動後攻撃不可能で射撃攻撃扱い。ヒット&アウェイ持ちか、精神コマンド強襲持ちを推奨したい。例によってラトゥーニに使わせると面白い台詞を言うのでこれを目当てに使うのもアリ。アイビスに使わせるとマニューバーRaMVsの応用で戦ってくれる。
- コールドメタルナイフ
- PT用の小振りの実体剣。改修前からデフォルトで装備している換装武器。
フライヤーモード
- ホーミングミサイル
- 空対空ホーミングミサイルと空対地ホーミングミサイルが統合され、地形適応が空A陸Aになった。
- ツイン・レールキャノン
- 追加装備の一つ。レールキャノンなのになぜかEN消費となっている。設定ミスか?
- (HBR)アンダー・キャノン
- 機体下部に固定したハイパー・ビームライフルを発射する。OPムービーでそれらしき武装を使用。
特殊能力
- 変形
- 改修前と同じく変形可能。
移動タイプ
サイズ
- M
機体フル改造時のカスタムボーナス
- 運動性、照準値+15
- 運動性と照準値があがるボーナス。照準値が上がるのが純粋に嬉しく回避だけでなく命中まで強化できる。
余談
- フライヤーモードの外観はコナミのSTG「グラディウス」のビックバイパーによく似ている。また可変機という点ではANUBISで登場したビックバイパーに最も近い。
- 改造前のラプターは固有最強武器がビーム属性で、一部バリア持ち、果てはビーム吸収相手には苦戦を強いられる仕様だったものが、格闘系の必殺技習得で取り回しが楽になった…という部分に旧シリーズでのハイパー・メガ・ランチャー一本槍で、時に終盤戦で息切れを起こしていたものが、αシリーズ以降のウェイブライダー突撃やハイパー・ビーム・サーベルを使えるようになり、終盤戦も戦い抜けるようになったΖガンダムを連想する人も居る。
脚注
リンク
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