「北辰」の版間の差分
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防御を含め全能力値が高く、とくに技量に優れる。しかし、今のところ最新の登場作であるWでは、初期の能力値がパッとしない。 | 防御を含め全能力値が高く、とくに技量に優れる。しかし、今のところ最新の登場作であるWでは、初期の能力値がパッとしない。 | ||
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:ちなみにこの話は夜天光が登場するのだが、撃墜されると「慣れぬ機体は扱い辛い……」とぼやいて離脱する。 | :ちなみにこの話は夜天光が登場するのだが、撃墜されると「慣れぬ機体は扱い辛い……」とぼやいて離脱する。 | ||
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*山寺宏一氏が演じたキャラクターの中でも異質なダークさを持つキャラクターであり、そのダークな魅力に魅了されるファンも少なくない。 | *山寺宏一氏が演じたキャラクターの中でも異質なダークさを持つキャラクターであり、そのダークな魅力に魅了されるファンも少なくない。 | ||
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2015年3月11日 (水) 00:02時点における版
北辰(ほくしん)(Hokushin)
- 登場作品:劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-
- 声優:山寺宏一
- 種族:地球人(木星出身)
- 性別:男
- 所属:火星の後継者
- キャラクターデザイン:後藤圭二
草壁直属の暗殺集団・北辰衆のリーダー。暗殺術の使い手であり、ロボットの操縦もエース級である。
自他ともに認める外道であり、アキトを拉致し、彼が苛烈な人体実験の末に五感の大半を奪われる原因を作った張本人でもある。 同時に、北辰衆にユリカを攫うように命じているためか、アキトにとっては命を賭して倒すべき仇敵である。
上級指揮官専用機・夜天光を駆り、アキトとの死闘の末、ブラックサレナのアーマーパージにより出現したアキトのかつての愛機・エステバリスの一撃に敗れた。
後日談のドラマCDによると、夜天光の残骸には北辰の遺体はなかったらしく、その生死は不明である。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- 初登場作品。序盤の現代世界では原作の展開が再現される。過去編では白鳥九十九に不信を抱く月臣元一朗とともにデンジンで出撃。その後技術の前倒しが起き、地球と木連の和平交渉時から夜天光に乗り、幾度と戦いを仕掛けてくる。
- スーパーロボット大戦W
- 第一部ではアキト暗殺の命を受け、アキトの搭乗機に壊滅的なダメージを与えるも、ガイの登場により阻まれ、草壁と共に行方不明に。
第二部ではアキト、ユリカのほか、よりボソンジャンプの精度を上げるために千鳥かなめ、テレサ・テスタロッサを、さらにラウ・ル・クルーゼと協力しラクス・クラインも拉致する。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- 原作通りに暗躍するほか、『機甲戦記ドラグナー』のドルチェノフに対して協力を装い、彼を使い捨てのコマにする。最後は原作通り、火星でアキトとの死闘の末に撃墜され、敗北した。
PVでは二種類のカットインがあったが、製品版では一種類になっている。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
防御を含め全能力値が高く、とくに技量に優れる。しかし、今のところ最新の登場作であるWでは、初期の能力値がパッとしない。
精神コマンド
さりげなく「熱血」が入っているのは、曲がりなりにも元木連ゆえか。
特殊技能(特殊スキル)
- 切り払い、援護攻撃L4、カウンター、気力限界突破、指揮官L3、マルチコンボL4、底力L9
- Wのラインナップ。殴れば殴るほど速くなる。
- 底力L6、援護攻撃L2
- MXのラインナップ。この作品は敵の技能が今一つパッとしないが、その代わり機体性能でバランスがとられている。
人間関係
- 草壁春樹
- 主君。
- 北辰衆
- 6人によって構成される直属の部下で、本名は不明。北辰六人衆とも呼ばれる。全員が殺し屋であり、ロボットの操縦もこなす。
搭乗機は6人揃って六連(むづら)。ユリカを誘拐した実行犯。 - テンカワ・アキト、ミスマル・ユリカ
- 彼ら夫婦を拉致する。以来、アキトからは仇敵として付け狙われる。
- ラピス・ラズリ
- ネルガルの研究所から彼女を誘拐した張本人。彼女の目の前で研究員を殺害し、入る試験管を叩き割って誘拐する。
- ダイゴウジ・ガイ
- Wでは(TV版の)アキトにトドメを刺そうとしたところを彼の乱入によって阻まれる。
他作品との人間関係
リアル系
- レナード・テスタロッサ
- Wでは一時的な協力者。
- 夏玉蘭
- Wではかなめを暗殺しに現れた彼女をかなめとレナードの眼前で殺害した。
- 千鳥かなめ、テレサ・テスタロッサ
- Wでは彼女達を拉致する。
- 相良宗介
- Wでは、当初は北辰を「油断できない敵」と見ていたが、最後の対決では迷いが吹っ切れ「獲物を前に舌舐めずり…三流のする事だな」と完全に一蹴した。
- ドルチェノフ
- MXでは彼を体よく利用する。ドルチェノフ自身は自分こそが北辰衆を利用していると思っていたようだが…
ガンダムシリーズ
- ラウ・ル・クルーゼ
- Wでは一時的な協力者。彼の底知れぬ闇に気付いており、「恐ろしい男」と評した。
- キラ・ヤマト
- Wでは彼を「コーディネイターの最高傑作」と評した。立場上、彼の出生の秘密も調査済みだったのだろう。
- ラクス・クライン
- Wではかなめとテッサ同様、彼女も拉致する。
スーパー系
- 竜崎一矢
- MXではエリカを拉致した事で、彼にも仇敵として憎まれる。
- 幽羅帝
- MXで彼女と謁見した際、自らを「帝の影に相応しい存在」と嘯き、陽動作戦の任に就く。
- ルラーン
- MXでは彼の要請に応じ、マグネイト・テンへの陽動作戦を行う。
名台詞
- 「…滅!」
- 攻撃時の台詞。北辰衆に指示を出すときもこれ。
- 「一夜にて 天津国にまで 伸び行くは 瓢の如き 宇宙のらせん……女の前で死ぬか?」
- アマテラスでアキトと対峙して。前半の短歌はヒサゴプランを揶揄したもの。
- 「怖かろう…苦しかろう…!たとえ鎧をまとおうと…心の弱さは守れないのだ!」
- アキトのブラックサレナと対峙して。
- 「よくぞ、ここまで……人の執念、見せてもらった」
- 激突の末に最初の距離に戻って。この後、双方勝負に出る。
- 「抜き打ちか? 笑止」
- アキトの攻撃を嘲笑して。ブラックサレナに一撃を与えたが、装甲排除したエステバリスの一撃でコクピットに直撃してしまう。
- 「…ゴフッ…見事、だ……」
- 最期の台詞。…尤も、ドラマCDでは北辰当人の遺体が見つからなかったため、この台詞が最期と呼べるかは怪しい。MXではDVE。
- あまり関係ないが、もっと後のスパロボ作品で「ゴフッ」の部分がユーザーの間で有名になってしまったりする…(あちらは平仮名だが)。
スパロボシリーズでの名台詞
携帯機シリーズ
- 「月臣少佐。私もゲキ・ガンガー3は好きだ…」
- Rで。典型的木連軍人の月臣をこれではぐらかす。確かに木連の人間である以上、彼の言葉は決して嘘ではないのだろうが、暗殺者である彼がゲキ・ガンガーを見ている情景など、あまりにも異様過ぎて凡人の想像の及ぶものではない。ちなみに彼がゲキ・ガンガーのファンであることは一応公式設定(劇場版ナデシコのムックやDVDボックスの設定資料等で確認できる)である。
- ちなみにこの話は夜天光が登場するのだが、撃墜されると「慣れぬ機体は扱い辛い……」とぼやいて離脱する。
- 「……どうやらここまでのようだな。だが、一度負った任は果たすが我が信条」
「その首、預けたぞ」 - Wより「それぞれの『自分らしく』」での去り際。北辰のこの言葉は、半年の時を経て現実となる……。
- 「地球の連中は遺伝子操作が好きなのか憎悪しているのかわからんな」
- 「彼と彼女の問題」にて、ルリを見て。コーディネイターとナチュラルの対立を皮肉っているようにも思える。
- 「フン……大事の前の小事だ。これから起こる大粛清の前には塵にも等しい」
- 「彼と彼女の問題」にて、かなめの目の前で玉蘭を抹殺して曰く。生粋の暗殺者である北辰にとっては、かなめが感じたとおり人の命など塵にも等しいものである。己も含めて……。
- 「我々は影……光にさらされると言うならば日さえ翳らせて見せよう」
- 「黒衣の復讐鬼の最期」にて。原作やMXと異なり往生際が悪いが、散り際は下記の通り潔く消えて行った。
- 「抜き打ちか……見事だ」
- Wでの最期の台詞。
単独作品
- 「中断!」
- MXの中断メッセージ。この後アキトが「何っ!?」と言って、唐突に終わる。
- 「我は七曜九執の至尊として、千帝万王の暦数を司り、紫徴に正位し……」
「天下の興滅、人の死後生を司る者なり」 - MX24話「冥府への扉」のインターミッションにて、幽羅帝と対面した際の名乗り。簡単に言うと「我は冥府の使者である」と語っており、それゆえに幽羅帝の影に相応しいと嘯いた。
- 「人の業にて生み出されし操り人形……汝らの戯れの成果、しかと見せてもらった」
- その後、ルラーンとの会話にて。マサキの「冥王計画」についてもとっくにお見通しだったらしい。
- 「魂を迷わせたままでいれば、苦しまずに済んだものを」
- MX中盤で復帰したカミーユとの戦闘前会話。彼の精神崩壊時の状況を把握している辺り、障害となる恐れのある者のデータを事細かに調べ上げていることが窺える。
- 「愚かな…あたら優れた力を持ちながら、女一人に我を忘れるか」
- MX中盤におけるギガノス統合参謀本部内での一矢との戦闘前会話。これに留まらず、北辰は常にエリカの身を案じる彼の心情を嘲笑し続ける。
- 「ジャンプによる奇襲は諸刃の剣だ……」
「アマテラスが落とされた時点で勝率は五分……」
「地球側にA級ジャンパーが生きていた時点で、我らの勝利は……」 - 「キミノオモイデニ、サヨナラ」にて。確定した敗北を前に、なおも北斗七星の使者は戦いに臨む。
搭乗機体
余談
- 山寺宏一氏が演じたキャラクターの中でも異質なダークさを持つキャラクターであり、そのダークな魅力に魅了されるファンも少なくない。