ベン・ルーニー
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ベン・ルーニー | |
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登場作品 | 機甲戦記ドラグナー |
声優 | 島香裕 |
デザイン | 大貫健一 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦MX |
SRWでの分類 | NPC |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
所属 | 地球連合軍 |
所属部隊 | ドラグナー遊撃隊 |
軍階級 | 軍曹 |
ベン・ルーニーは『機甲戦記ドラグナー』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
望まず軍人になってしまったケーン・ワカバ達の教育係を務める地球連合軍軍曹。輸送艦アイダホにてD兵器輸送の任に付き、ケーン達を厳しく鍛え上げた。スキンヘッドのマッチョと強面だが、意外と人情家で涙もろい一面を持つ。
ケーン達が准尉に昇進してからは彼らに敬語で話すようになり、少し複雑そうであったが、時に下士官として彼らをサポートしたり、時に人生の先輩として身分や階級を超えて彼らを支えるなど強い信頼関係を築いており、後に立ち上げられたドラグナー遊撃隊においても変わらず少年少女たちを支え続けた。終盤にケーンが母アオイ・ワカバを人質に取られてギガノスに投降した際もタップ・オセアノやライト・ニューマン達とともにケーンを信じ、アオイの救出を立案してリンダ・プラートと共に彼女を救う活躍を見せた。
ダイアン・ランスに一目ぼれし、最終回で結婚する。本人曰く実家には妹がいるらしく、酔った勢いでケーンを結婚させようと息巻いたことがある。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦MX
- 初登場作品。ダグラス共々ケーン達の上官として登場。物語終盤ではケーンの「裏切り行為」を巡り乱闘寸前になったタップと隼人の仲裁に入り、タップの振り上げた拳を体を張って受け止めた。
- スーパーロボット大戦GC
- ホワイトベースの乗員として登場。ドラグナーのリフターが届いた際にケーン達が昇級するため、以後彼らには敬語で話す。余談だが攻略本では、「若年(子ども)の比率が多いので、扱いをもてあましていそうだな」と書かれていた[1]。
- スーパーロボット大戦XO
- 追加場面で出番が増えた。
人間関係[編集 | ソースを編集]
ドラグナー遊撃隊[編集 | ソースを編集]
- ケーン・ワカバ
- 指導対象。リーゼントをバッサリ切り落とした。彼の問題行動に手を焼かせながらも次第に信頼関係を築いていき、それはケーンがベンの階級を追い越しても変わらなかった。ケーンが母親を人質に取られてギガノスに投降した際もタップ、ライトらとともに信じ続け、彼の母親救出に大きく貢献した。
- タップ・オセアノ
- 指導対象。第10話でローズが急性肺炎で倒れた際は彼女に付き添っていたいタップの気持ちを汲んで出撃不可能にするように配慮し、第45話ではギガノスに寝返ったケーンの行動を批難した連合軍兵士に殴りかかった彼を体で止めて諭した。
- ライト・ニューマン
- 指導対象。ケーンやタップと同じく信頼関係を築く。
- ジェームス・C・ダグラス
- 上官。Dチームの勝手な行動に振り回される彼の理解者であるが、感情的な行動に呆れる事もあり、ケーンの母親救出に反対した際は毅然として押し切った。
- リンダ・プラート
- 軍階級としては上官にあたる。第17話で兄や父の事で彼女が塞ぎ込んだ際はベンもアドバイスを送り、終盤では共にケーンの母親を救出した。
- ローズ・パテントン
- 軍階級としては上官にあたる。上海上陸時は共に腕を組んで雑技団の芸を見に行っている。
地球連合軍[編集 | ソースを編集]
- ダイアン・ランス
- 思い人。念願叶って結婚する。
その他[編集 | ソースを編集]
- アオイ・ワカバ
- ケーンの母親。彼女の救出に大きく貢献した。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
- ブライト・ノア
- 競演作では上官。
- カミーユ・ビダン、ジュドー・アーシタ
- 『GC(XO)』では、スパロボシリーズにしては珍しくTV版寄りな性格で短気で怒りっぽいカミーユと、お気楽で能天気なジュドーの2人をいいコンビとブライトと共に賞賛していた。
スーパー系[編集 | ソースを編集]
- デューク・フリード、グレース・マリア・フリード
- 『MX(MX PORTABLE)』では彼ら兄妹の再会に貰い泣きしていた所を、ケーン達に弄られる。
- 地球防衛組
- 『XO』では彼らの体育教師を務めることになる。
名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ヘヘヘ…いい体してるな、お前。地球連合軍を代表してたっぷりとかわいがってやるからな、ハハハハハッ!」
- 第4話でケーンのリーゼントをシャワールームで切り落とそうとした際の台詞。ただ、ケーンからはパンツ一丁にされた挙句に最初はそんな趣味はないよと抵抗した辺り、軍曹にホモ趣味があるのかと疑っていたようだ。
- 「あの娘達を守りたかったら必ず生きて帰って来いよ」
- 第10話より。死ぬ事も覚悟してアイダホの避難民、そしてリンダを守ろうとする決意を固めたケーンの腹を軽くパンチしての激励。
- 「戦争なんて無いに越した事はねえ、いや、あっちゃいけねえんだ。ギガノス側にいるあんたの兄さんだって俺達個人が憎くて戦やってるんじゃねえ筈だ。みんな戦争始めたお偉方が悪いんだ。そしていつも泣きを見るのは決まって…あんたら弱い者とくる。んんっと、少尉の前で偉い事口走ってしまった。ま、一つ水に流してくださいな」
- 第17話で敵味方に別れた父や兄が殺人の為の兵器を作り、使用している現実と罪悪感に心を痛めて塞ぎ込んでしまったリンダに対し、かつて兄弟で敵味方同士に別れて死んでいった昔の戦友の話を持ち出してリンダを諭した台詞。
- 「つまらねぇ意地張るんじゃねぇ! いいか!? ちっとばかり先に生まれた友達として言うぞ! 今行かなければお前は一生後悔する事になるんだぞ! ケーン、軍も戦争もねぇ! 大事な人を守るんだ。それが男ってもんだ!」
- 20話でケーンの父親であるジムがギガノス軍の攻撃で窮地に陥った際、それまでのわだかまりから意地でもジムの救援に行こうとしないケーンを殴打しての台詞。この時点でベンはケーンの部下であるが、軍人としてではなく友としてケーンを叱咤した。
- 「雑技団であります。つまり、中国のサーカス。中でも自分は、パンダちゃんの曲芸が楽しみであります!」
- 第24話より。上陸許可が下りての上海見物の最中、軍曹一番の楽しみを語る。楽しみのあまり表情が砕けており、ケーン達3人は呆れるがローズは大喜び、ローズと腕を組んで歩き出した隙に3人は別行動に走ってしまう。
- その後軍曹はローズと2人で見に行ってご満悦の様子だったが、3人はプラート博士の逃走劇に巻き込まれ追われる身となっていた…。
- 「信じてあげましょうよ、せめて自分達三人だけでも」
「そして祈りましょう、ワカバ准尉の無事を」 - ケーンがギガノスに投降した事に悪態をつく連合軍兵士に激怒し、彼らに殴りかかったタップを自らの体で制しての台詞。
- 「確かにドラグナーの銃弾は、わが軍に向けられましたが、ただの一発も急所には発せられておりません!」
「それの証拠に、ドラグナーと相対した者に未だ一人の戦死者も出ておりません!」 - 第48話、ダグラスと言い争いながらも司令官に艦砲射撃の中止を提言する際の台詞。実際軍曹の言う通り、ケーンは確かに裏切りはしたものの連合兵士を誰一人殺さずにおり、軍曹の言葉の説得力を上げている。
- 「ドラグナーを見捨てる事が小事だというのですか!」
「閣下! ワカバ准尉殿の投降は、母親救出のための偽装と思われます。母親さえ救出すれば、原隊に復帰し、わが軍最後の勝利のために再び活躍してくれるに違いありません!!」 - 続けて、ケーンとドラグナーを取り戻す為、ケーンの母親であるアオイの救出を立案した際、その事を小事と言って反対したダグラスへの反論。加えて、その勢いのまま軍曹は司令官に、救出作戦の実行許可を願い出る。
- 軍曹の語ったケーンへの期待は、軍曹自身が身体を張ってアオイを救出したことで真実となり、原隊に復帰したケーンは見事にドルチェノフを打倒する最後のピースと相成った。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 「ちなみに、私は体育の授業を担当する! 君達を屈強な兵士に…いや…健康な肉体に仕立て上げてみせよう!」
- 『XO』第33話「魔神降臨」に於ける追加場面より。地球防衛組の体育教師を務めることを宣言した際の台詞。前述の攻略本のコメントと比べると妙に張り切っているように見える。この発言は吼児とひでのりを震えあがらせ、レベルの高い授業に期待した飛鳥を不安にさせた。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ メディアワークス『スーパーロボット大戦GC ザ・コンプリートガイド』P191より。