ナイアーラ
ナビゲーションに移動
検索に移動
ナイアーラ | |
---|---|
登場作品 | |
デザイン | 渡邉亘 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 |
パイロット ラストボス |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 高次生命体 |
性別 | 不明[1] |
所属 | オルブロ |
ナイアーラは『スーパーロボット大戦X-Ω』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
オルブロに所属する謎の人物。白と黒の仮面を付け、口紅を引いた中性的な外見が特徴。機動兵器「ハウラー・イン・ザ・ダーク」を駆る。
その正体はオウラの忠実なる下僕にして同一の存在。オウラの思惑通りに事が進むようにH.I.A.W.Dをオルブロとルーフォスと戦わせるように仕向けた。
H.I.A.W.Dとの最終決戦時にオウラと共に挑んだ際には再三ソリスと交戦、最後はオリーヴからのヴァンオメガの腕を用いた一撃により致命傷を負う。消滅寸前にオリーヴを道連れにしようとしたが、オリーヴの抵抗とフェンディの妨害に合い失敗に終わる。
その後はそのまま消滅したかに見えたが第26章にて復活、オウラと同じ姿となってアサヒ達の前に立ちはだかるも、計略の過程で力を取り戻したヴァンオメガと、それにより増幅された∀ガンダムとターンXの月光蝶によって敗れ去る。
常にアイマスク型の仮面を被っておりゲーム中その素顔を見せる事はなかったが、『X-Ω』のサービス終了記念で公開されたグランドフィナーレイラストにてコヨートル共々仮面を外し素顔を見せている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。サービス初期よりイベントの世界の案内役として登場。『Gガンダム』のストーカーのような存在と言えば分かり易いか。名称欄は長らく「????」であった。
- 原作本編には姿を見せなかったストーカーとは異なり、こちらはストーリークエストにも第5章終盤より登場。第6章にて名称が判明し、案内役の方でも名前を見せるようになった。
- ストーリークエスト第13章最終話にてオルブロ壊滅と共に何処かへと姿を消し、その後第22章にて再登場。ソリスの面々との最終決戦を行い、撃破される。
- 第26章にて復活し、オウラの姿で登場。メインストーリーのラストボスとなった。
- 2019年1月のイベント「帰らぬ日々」にてソリスイベントに初登場、圧倒的実力をもってソリスを蹂躙した。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- コヨートル
- 同僚。
- フェール
- 登場時からチームを組んで行動している。シナリオでのやりとりや後に判明する彼女の正体から監視役も兼ねているものと思われる。
- フール
- 上官。
- ソリス
- イベントシナリオ「帰らぬ日々」にて対峙し、彼女たちに圧倒的な実力差を見せつける。また彼女たちのことを「枠の外の存在」とも呼んでいる。
- フェンディ
- 再登場後は彼女と行動を共にしており、彼女からは「道化」と呼ばれている。
- オウラ
- 真なる主にして同一の存在。彼の思惑通りにオルブロとルーフォスを操っていた。
版権作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- 野原しんのすけ
- 2016年4月のイベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」の冒頭で彼に乱入され、いつも語り部だったナイアーラが彼に話を聞かされるという珍しい事態になる。ちなみに、最初はナイアーラのことを女性と判断していたが、ナイアーラの自己申告を聞いて「間の人」と判断している。
- ギム・ギンガナム
- ストーリークエスト第26章にて、混沌の世界を創り出すために彼を利用した。それが許せなかった彼に混沌の世界にて敵対され、ターンXが月光蝶を発動させたことが、ナイアーラの敗因となってしまう。
名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
- 「時空の狭間、並行世界の吹き溜まりにようこそ」
- オルブロの人間である事が発覚する前の期間限定イベント開始時の定番の台詞。オルブロの人間として発覚後は期間限定イベントで姿を見せなくなったが、後に復している。
- 更に後、メインシナリオで一時退場したのをきっかけに、以後の同様の台詞はイベント登場キャラクターがその都度交代で受け持っており、特に固定化はされていない。
- 「フフ…。君は面白い少年だね。そうだ、この出会いを祝して、君にひとつお話を聞かせてあげよう」
しんのすけ「オラがする! オラがお話しするぞ!」
「君が聞かせてくれるのかい?」
「…なるほど。たまにはそれも悪くないかもね。それじゃあ、宜しくお願いするよ」 - 2016年4月のイベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」の冒頭部分より。それまで期間限定イベントではプレイヤーに対する語り部のような存在だったナイアーラが、逆にしんのすけの話の聞き手になる珍しい展開。
- 「なかなか、愉しませてもらったよ。たまには人の話を聴くっていうのもいいものだね」
「でもね、ひとつだけ」
「そこの犬君が一切出てこなかったけど、良かったのかな?」 - 同イベントより。しんのすけの語る話を一通り聞いての感想。実際にイベントクエストにてしんのすけの語る部分ではシロは一切登場せず、シロは寂しそうに鳴くというシュールなオチがついてしまった。
- 「普通…不思議な言葉だとは思わないかい?常に曖昧さと隣り合わせの表現だ。普通の学校へ通う少年少女。普通のバイトに励む青少年。はたまた親子で普通の骨董品屋を営む少年。これらは普通でありながら、普通ではない道を歩んだ子たちだ。ということは、つまり…そう、彼も踏み込んでしまうんだ。今までの平凡といった言葉が陳腐化する程の、とある出会いによってね…」
- 2016年6月のイベント「新たな審判の時」にて、トーヤを普通の少年と紹介した後で。台詞内で例に挙げられていたのは、歴代スパロボオリジナルキャラクター達。台詞通り、例外なく戦乱の中心に巻き込まれた少年少女の中に、トーヤも確かにその名を刻んでいる…。
- 「これは面白いことを言う。僕だってそうしたいさ。それが可能ならば、ね?」
- ユニットクエスト「消えゆく日々」にてフェールから『死んでほしい』と言い放たれて。不老不死であるオルブロの人間ではあるが、そうなったのを後悔しているのか、はたまた不死身である事に疲れたのだろうか?
- 「ちょっとした行き違いでそれまでの関係がまったく変わってしまう事はよくあるよね」
「最初は小さなズレであっても、時間が経つにつれ、そのズレは大きくなり、やがて修復不能になる」
「関係性を大事にするヒトにとっては大事件なんだろうね」
「でも、そのちょっとした行き違いを修正できたら?」
「きっと、新しい世界が拡がるのは間違いないだろうね。これは、そんな話さ」 - イベントシナリオ「起死回生のシャア」の冒頭における口上。「ちょっとした行き違いの修正から拡がる新しい世界」。それはSRWシリーズにおいて幾度も描かれている、原作とは異なる未来が生まれた「もしも」の展開そのものを指しており、スパロボ補正そのものを直球に表現した台詞と言える。
- 「やぁ、みんな」
「ここは生と死、破壊と再生の狭間…」
「混沌へようこそ」 - ストーリークエスト第26章にて再登場した時の台詞。恐らく、期間限定イベント開始時の台詞をセルフオマージュしたもの。
- 「そうだね。全ての宇宙が滅べば流石に僕も死ぬかもしれない」
「でも、死んだと思っても、意外と生きていられるかもしれないだろう?」
「人生、何があるか分からないってことさ」 - 同章にて。並行世界全てを滅ぼすことを示唆した後、ロランから「あなたも死んでしまう」と言われた際の返し。神にも等しい存在が人生を語る、まさしく神に等しい者の遊びたる狂言である。
- 「それはどうかな。僕は君たちの鏡だ」
「君たちが戦いを求めれば、またどこかで新しい僕が生まれる」 - その後、打倒された際に「もう蘇ってくるんじゃねぇぞ」と言われた際の台詞。第26章自体が、第25章でエピローグを迎えた後の後日談的なストーリーであり、そこでナイアーラが復活したこと自体、そして今後の作品での復活を示唆するようなメタ的な台詞。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- ハウラー・イン・ザ・ダーク
- 専用機体。
- オウラ
- 第26章で復活した際は彼の姿に化身し、ラストボスとしてアサヒたちの前に立ちはだかる。
余談 [編集 | ソースを編集]
- その名前やキャラクターとしての立ち位置、搭乗機体名、主要敵として登場するイベントシナリオ「帰らぬ日々」の第4話「這い寄る者」のサブタイトル名等から推測すると、おそらくモチーフ元はクトゥルフ神話に登場する邪神ナイアルラトホテップであると思われる。
- なお、ネタを同じくするナイアも期間限定イベントで参戦しているが、その期間限定イベントにナイアーラは登場していないため、共演は果たされなかった。役回りが重複するためだろうか。
注釈[編集 | ソースを編集]
|