XNガイスト

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XNガイスト
読み ザンガイスト[1]
外国語表記 XN Geist
登場作品

バンプレストオリジナル

デザイン 大河原邦男
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スペック
パイロット アポロン総統
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XNガイストは『ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス』の登場メカ

概要

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス』のラストボス。ネオ・アクシズの総統「アポロン」ことギリアム・イェーガー専用の機動兵器。

巡航形態と、上部を変形して人型の上半身の二形態を取る(ゲームで戦うのは巡航形態から、半人型へと移る)。人型部分に関してはツインアイだがゲシュペンストに似ており、肩部に長身のキャノン砲が付いているのが特徴。機体色は黒色。使用する攻撃は単体攻撃の体当たりとビーム砲、全体攻撃のミサイルランチャー。人型形態になると、ビーム砲・キャノン砲・フルパワーといった兵器を使用するほか、形態問わず自己修復機能も搭載している。なお『ヒーロー戦記』中では語られなかったが、コア部分に次元跳躍装置「システムXN」を搭載しており(そもそも、『ヒーロー戦記』ではロボットをどんな場所にでも転送するシステムがあることから、この手の技術が発展していたものと思われる)、おそらくこのシステムを使って擬似空間のダンジョン「ヘリオス要塞」を作り出した。そして、アムロ・レイ、モロボシ・ダン、南光太郎らと対峙することになる。 開発者は不明だが、ギリアム本人という説が有力。

最期はヒーローたちの前に敗れ、乗り手とともに次元の狭間へと飲み込まれていった。だが、機体そのものは崩壊したもののコア部分は残り、次元の狭間からギリアムを乗せたまま転移、多くの並行世界を彷徨った末にシャドウミラーのいた「向こう側の世界」に漂着。 悪用を懸念したギリアムは「こちら側」に飛ばされて後、エルピスへの帰還を断念してシステムの破壊を決意。インスペクター事件の最後に回収したシステムを爆破し、XNガイストは完全に姿を消すこととなる。

上記の通り、ギリアムがコアを完全に破棄してしまったのでOGシリーズに登場する事はないと思われるが、『ヒーロー戦記』以来のファンからはギリアムの最終搭乗機としてOGシリーズへの登場を望む声も多い。

登場作品と操縦者

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
ラストボスとして登場。最初は巡航形態だが、ある程度ダメージを与えると上半分が変形して戦闘形態へと変わる。強力な全体攻撃と各種バフ、複数回行動により、今までのボスクラスを遥かに凌駕する強さを誇る。無策では相当レベルを上げないと運ゲー化は避けられないが、行動傾向を掴めば明確に打つ手が見える相手。
巡航形態は非常に素早く、開幕でそれを読み誤るとあっという間に追い詰められるが、逆手に取ってウルトラセブンのリライブ光線のHP回復を後手で発動するよう予め仕掛けていれば、通常攻撃でも倒せる。
変形すると更に攻撃が苛烈となり、HP回復が間に合わないと即全滅である。防御バフを使われると最強技以外ではほぼ歯が立たなくなるほど硬くなる(レベルにもよるが、どんな相手にもカンストダメージを叩き出す威力を誇るウルトラセブンの「流星キック」がカンストにならないこともあるほど)上、自動でHPが回復していくなど鬼畜な能力も持つ。残りHP帯が次に移らず手をこまねいていると壊滅的な砲撃を与えてくるため、これを避けるためには、1ターンあたりの総ダメージを一定以上に稼ぐ手段、すなわちウルトラセブンの必殺技を常に攻撃の主軸に置く=リライブ光線を使わず、なおかつセブンのTPを常に確保する立ち回りを模索することになる。
また、変形した瞬間に戦闘BGMがラスボス戦専用BGMに変わるという演出がある(『ヒーロー戦記』はボス戦でも戦闘BGMは汎用のものが使われるため、専用BGMというのはインパクトが大きい)。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
シャドウミラーとの決戦でギリアムの口から存在が示唆され、エンディングで名前が出ている。ギリアムいわく「禁断の機動兵器」。『OGS』の「2」でも同様。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
『OG2』と同じ扱いだが、初めて公式で「ザンガイスト」と発音した。

関連機体

ゲシュペンスト
ギリアムが前に使っていたパワードスーツ。似ている部分があるが詳細は不明。
ゲシュペンスト・タイプRV
ギリアム専用のPT。どことなく見た目が近づいている。
ツヴァイザーゲイン
システムXNを搭載した特機。
化神艦グランドレッド・フェノッサ
見た目がよく似る戦艦。ギリアムの反応も含め、何らかの関連(開発の参考など)があると思われる。

脚注

  1. 当時の攻略本及び『ジ・インスペクター』より。