「泰北三太遊」の版間の差分

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バラルの中では古参の部類に入り、禿頭と蓄えた白い髭が印象的な、いかにもな仙人の格好をしている。また、左目には金属の眼帯をしている。度量が深く思慮深い性格で、武王機との意思疎通も完璧にこなしている。優れた仙術の腕を持ち、武雀王の装符を何度でも完全修復してしまう。
 
バラルの中では古参の部類に入り、禿頭と蓄えた白い髭が印象的な、いかにもな仙人の格好をしている。また、左目には金属の眼帯をしている。度量が深く思慮深い性格で、武王機との意思疎通も完璧にこなしている。優れた仙術の腕を持ち、武雀王の装符を何度でも完全修復してしまう。
  
「'''善哉、善哉'''」が口癖の全肯定人間で、弟子の[[夏喃潤]]の行動や光龍の要請はもとより、あくまで自分達との敵対を選ぶクスハ達の意志や、バラルへの恭順を拒む龍王機・虎王機に対しても全て「それも善哉」の一言で片づけてしまう、ある意味とんでもない老人である。
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「'''善哉、善哉'''」を口癖とする道者。行動の規範に「無為自然」があり、弟子の[[夏喃潤]]の行動や光龍の要請はもとより、あくまで自分達との敵対を選ぶクスハ達の意志や、バラルへの恭順を拒む龍王機・虎王機にも異を挟むことはない。彼らの有り様そのものを素直に歓迎して喜んでいる。
  
 
総人尸解計画遂行のため、夏喃と組んで幾度も鋼龍戦隊の前に姿を現す。いかなる状況においても常に泰然自若としており、驚いたのは「蒼炎の逆鱗」における龍虎王の復活の時程度。その時ですら「いずれにしても善哉」とやはりいつもの調子だった(大笑してはいたが)。
 
総人尸解計画遂行のため、夏喃と組んで幾度も鋼龍戦隊の前に姿を現す。いかなる状況においても常に泰然自若としており、驚いたのは「蒼炎の逆鱗」における龍虎王の復活の時程度。その時ですら「いずれにしても善哉」とやはりいつもの調子だった(大笑してはいたが)。

2013年1月12日 (土) 14:59時点における版

泰北三太遊(Thaihou Samdayu/たいほうさんだゆう)

バラルに属する仙人。武王機武雀王のメインパイロット。

バラルの中では古参の部類に入り、禿頭と蓄えた白い髭が印象的な、いかにもな仙人の格好をしている。また、左目には金属の眼帯をしている。度量が深く思慮深い性格で、武王機との意思疎通も完璧にこなしている。優れた仙術の腕を持ち、武雀王の装符を何度でも完全修復してしまう。

善哉、善哉」を口癖とする道者。行動の規範に「無為自然」があり、弟子の夏喃潤の行動や光龍の要請はもとより、あくまで自分達との敵対を選ぶクスハ達の意志や、バラルへの恭順を拒む龍王機・虎王機にも異を挟むことはない。彼らの有り様そのものを素直に歓迎して喜んでいる。

総人尸解計画遂行のため、夏喃と組んで幾度も鋼龍戦隊の前に姿を現す。いかなる状況においても常に泰然自若としており、驚いたのは「蒼炎の逆鱗」における龍虎王の復活の時程度。その時ですら「いずれにしても善哉」とやはりいつもの調子だった(大笑してはいたが)。

万事全てを「善哉」で片づけてしまう彼の言動は、見方を変えれば無気力にも見えるが、その実は、泰北の持つ「全ての物事は、結果は最後まで分からないが、どうなったにしろそれはあらかじめ決められている」という思想によるもの。なので、目的を果たすためには力を惜しまないが、一度結果が出てしまえばそれに対して抗うことはせず、ただ粛々と受け入れるという、ある意味潔い行動を取る。

最終的には鋼龍戦隊に敗れ、爆散する雀武王と運命を共にしたが、逆上して結果を認めなかった夏喃とは逆に、これが天命だとして、いつものように「善哉、善哉」と大笑しながら散って行った。

登場作品と役柄

第2次スーパーロボット大戦OG
今作で初登場。概ねプロフィール通り。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

イメージ通り防御に優れる耐久型だが、それよりも何よりもイベントで連発して来る完全回復が問題。

精神コマンド

不屈 鉄壁 必中 直撃 修行(ツイン)

特殊技能(スキル)

援護防御L3 援護攻撃L3 気力+(ダメージ) 底力L5
完全な耐久型の構成。武雀王の堅牢さと合わせて、たとえ神獣盾を抜いてもまともにダメージが通せない。

人間関係

夏喃潤
弟子にしてパートナー。良好な連携を取る名コンビだったが、最後の最後で真反対の結末に。
孫光龍
応龍皇の操者でバラルのリーダー的存在。
弟子。
ペルフェクティオ
「破滅の王」への対抗策として、全人類の仙人化計画を経てた……が、「破滅の王」の実態を知らなかったため、対策レベルが中途半端だった感は否めない。なお、「破滅の王」の実態には鋼龍戦隊のメンバーやシュウですら気づけなかった。

名(迷)台詞

「善哉、善哉」
泰北の代名詞でもある口癖。何かと言うとこれを口に出す。
「青龍よ、そこがお主の在所か。それも善哉」
対龍王機。最後までバラルに従わなかった龍王機とクスハだが、泰北にとってはそれもただの結果でしかない。
「さて、装符を修復しておこうかのう。神農炎帝、来護我身、此刀一下、何鬼不走、何病不癒、急々如律令」
装符修復の真言。
「ワシらは天命に殉ずる。お主らは、お主らの道を往くがよい」
「いかなる意志も事象も、太極の内。善き哉、善き哉。フワッハッハッハッハッハ!!」
最期の台詞。全てを良しと受け入れ、雀武王の爆発に消えた。「太極」の言葉でZとの関わりを推測する向きもあるが、泰北はそもそも中国系統の人間であり、五行思想において太極は世界の中心=世界意志を意味するため、早計であろう。

関連機体

武王機
搭乗機。
武雀王