「援護防御」の版間の差分

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:COMPACTシリーズのみ。使用対象ユニットの援護回数を0にする。『COMPACT3』では[[特殊技能]]「擬示能力」で同様の効果を得られる。
 
:COMPACTシリーズのみ。使用対象ユニットの援護回数を0にする。『COMPACT3』では[[特殊技能]]「擬示能力」で同様の効果を得られる。
 
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:作品ごとに異なるが援護防御に入ると撃墜が確定している攻撃には援護防御に入らない(入れない)場合が多い。敵のみしない作品、味方側も援護防御に選択できない作品、両方援護防御する(味方側は自動で選ばれない)作品もある。
 
===『Z』における援護防御不可状況 ===
 
===『Z』における援護防御不可状況 ===
 
;ワイド・フォーメーションを組んでいる時の[[小隊]]攻撃
 
;ワイド・フォーメーションを組んでいる時の[[小隊]]攻撃

2017年5月9日 (火) 02:02時点における版

援護防御 / サポートガード(Support Defend)

特殊技能の一種で、他の味方ユニットの代わりに攻撃を防御するシステム(一部作品では、特殊技能と別の独立したシステムとして組み込まれている)。攻撃を受ける側が回避した場合は発動しない。援護される側の反撃も通常通り可能なので、敵の攻撃による被害を抑えながら戦闘を進めることができる。

援護防御を行う際は、行う側と受ける側が共に行動可能な状態で、かつ援護対象のユニットがいる地形と同じ移動タイプを持つ必要がある(一部例外あり)。

援護防御時専用の被弾台詞というものは存在しない。そのため実際のプレイでは、自ら援護防御を買って出ておきながら「当たってしまったのか~」「避けるつもりだった~」といった台詞につながることが多い。この辺はシステムの限界と割り切るしかない。

なお、小隊制が導入されている作品の場合、小隊攻撃に対して発動した場合、小隊長が回避した攻撃は当たらない。わかりやすくいうと、小隊員3機から小隊攻撃を受け、うち1発を回避した場合、残りの2発は命中するため援護防御が発動する。しかし、回避した1発に対しては援護防御した機体も回避することになる。

援護防御時に発動する防御効果

援護防御に入ったユニットは、通常の回避は不可能。ただしバリア切り払いなど、特殊技能特殊能力の一部は援護防御時でも発生する。どの防御効果が有効かは作品ごとに微妙に異なるため、以下は大まかな目安となる。

援護防御を不可能にする攻撃手段と行動

援護防御は万能ではなく、特定の敵の攻撃手段に対しては行えない。逆に援護防御を多用する敵には、これらの攻撃手段を用いるのが効果的。

主に、一度に複数機体を攻撃可能なものはほぼ該当する。Zの場合は、組んだフォーメーションも援護防御の可否に影響をもたらす。

マップ兵器
NEO・OEで採用されている突破攻撃もこの範疇に入る。
援護攻撃
最初の攻撃は援護防御できるが、その後に繰り出される援護攻撃は防げない。ただし、最初の攻撃を回避した場合のみ、援護攻撃に対して援護防御が出来る。
全体攻撃
第3次Zでは援護対象が隣接である場合、全体攻撃への援護防御が可能。
コンボ系攻撃
Wのマルチコンボは、2機目以降は自動的に防御が選ばれるためダメージが半減。
ダブルアタック
合体攻撃
一部作品のみで採用。
マキシマムブレイク(第3次Z)
「ロックオン」「押出」「投げ」効果武器
NEO・OEで採用されている武器特殊効果
精神コマンド直撃
精神コマンド「威圧
COMPACTシリーズのみ。使用対象ユニットの援護回数を0にする。『COMPACT3』では特殊技能「擬示能力」で同様の効果を得られる。
撃墜確定の攻撃(不可能というより援護防御しない)
作品ごとに異なるが援護防御に入ると撃墜が確定している攻撃には援護防御に入らない(入れない)場合が多い。敵のみしない作品、味方側も援護防御に選択できない作品、両方援護防御する(味方側は自動で選ばれない)作品もある。

『Z』における援護防御不可状況

ワイド・フォーメーションを組んでいる時の小隊攻撃
自分のポジションと同じ位置の相手が、無防備で狙われる。
ワイド・フォーメーション編成中の小隊長
小隊が散開しているため、小隊員の援護防御を受けられない。

採用作品と各作品別仕様

スパロボでは援護攻撃と並んで定着した追加システムだが、作品ごとの変更点もかなり多い。

援護防御

1ターンにつき、技能Lvと同じ回数だけ援護防御が可能。

シリーズ 技能Lv 援護対象 軽減率 追加習得方法 備考
R 4 隣接 50% 先天技能
OG2(GBA) 4 隣接 50% パイロット養成
MX 10 隣接 65%~50% パイロット養成 Lv4までは、技能Lv+1につき
被ダメージが5%ずつ軽減
D・J 4 隣接 50% スキルパーツ装備(+1~3)
W 4 隣接 50% スキルパーツ消費(+1)
K 4 パートナーユニット内 50% スキルパーツ消費(+1)
L・UX 4 パートナーユニット内
隣接(条件あり)
50% スキルパーツ消費(+1) シングルユニット(戦艦含む)に対してのみ
隣接による援護防御が可能
第2次α・第3次α 4 小隊員⇒自小隊長 50% パイロット養成
OGs・OG外伝 4 個別攻撃:隣接した同じポジションの味方 50% パイロット養成
集中攻撃:隣接した攻撃対象の味方
Z 4 小隊員⇒自小隊長
小隊⇒隣接戦艦
50% パイロット養成
第3次Z 4 チーム内メイン・戦艦⇒隣接チーム・戦艦
チーム内サブ⇒所属チームのメイン
50% パイロット養成 隣接対象の場合、全体攻撃にも援護防御可能
NEO・OE なし 隣接 50% なし 全機体が1ターンに
1回だけ可能


パイロット養成の消費PP

シリーズ +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9
MX 20 25 30 35 40 45 50 55 60
第2次α・第3次α 100 120 140 160
OG2(GBA)・OGs・OG外伝 50 60 70 80
Z 500 600 700 800

主なデフォルト取得済みパイロット

後方支援向きパイロットや、サポート能力に長けた設定の準エース級パイロットが覚えることが多い。作品によっては最終的に全員が覚えるが、その場合は習得の速さやレベルの伸び具合で差が付けられている。またバンプレストオリジナルの各作品の主人公援護攻撃と併せての習得率が高いが、OGシリーズへの出演時にも反映されるとは限らない。装甲の薄い機体のパイロットに限って所持していたりする(援護攻撃と統一された援護技能になっている場合は特に顕著)ため、「援護防御をデフォルトで持っている=盾役」であるとは限らない点にも注意。

GBA版OG2エクセレン・ブロウニングのように、機体と相性が悪い(エースボーナスとは相性がいいが…)上に上書きができず死に技能化する場合(OGs以後は上書き可能)やJ相良宗介のように性格と相性が悪く使いにくい場合がある。

綾波レイ
援護防御が生まれるきっかけを作ったキャラクター(みがわりを参照)。援護システム採用作品では例外なく所持しA.T.フィールドによる鉄壁の防御で仲間を守る。
カトル・ラバーバ・ウィナー
愛機の堅さもあってディフェンスに定評のあるガンダム乗り。第2次Zではエースボーナスのお陰で援護防御を繰り返すだけで瞬く間に気力が最大値に。
鉄甲鬼
Z屈指の援護防御役。宿敵のゲッタードラゴンを護るポジションが様になっている。
フェイ・シンルー
鉄甲鬼と並ぶ、Zにおける優秀な援護防御役。乗機のグラントルーパーが3段階改造済みで加入することもあり、見かけより硬い。また強化パーツスロットが3つあるので、資金をかけなくても装甲の補強がしやすい。
アスラン・ザラ
第2次Zで所持。VPS装甲のお陰で下手なスーパー系より耐える。
ファ・ユイリィ
能力の関係で乗機が装甲の薄いメタスなどにほぼ固定されるため、援護防御を有効活用できないパイロットの代表格。
ロロ・ランペルージ
乗機のバリアが軽減系でなく無効系のため、サイズ差もあって援護防御を行なっても大抵破られる。上書き推奨。
オルバ・フロスト
装甲が厚いガンダムアシュタロンガンダムアシュタロンハーミットクラブで兄のシャギアを守る。HPが減ると二人とも撤退することがあるので厄介である。

バンプレストオリジナル

ラッセル・バーグマン
OG世界において、ディフェンスに定評のある男として知られる。鉄壁があるので、無改造の機体でも意外と耐える。
アラド・バランガ
真価を発揮するのは、装甲がかなり伸びるビルトビルガーに乗り換えてから。

未出撃ユニットに援護防御をさせるシステム

ごく一部の作品で採用。

戦艦援護防御(IMPACT)
戦艦が攻撃された際、未出撃のユニットに援護防御させる。
支援要請(W)
未出撃のユニットに援護防御(又は攻撃)を行わせる。1マップで支援要請Lvと同じ回数だけ実行可能。

関連用語

みがわり
ある意味、援護防御の原型とも言える精神コマンド
援護
援護システムの元祖と言える特殊技能。
援護攻撃
援護防御と対をなす援護システム。
リーガー魂 / サポート
援護時にステータス補正を得られる特殊技能