スカーレット・ヒビキ

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スカーレット・ヒビキ

スカルフォース・グレンファルコン隊の隊長であり、ウイングルのパイロット。美人だが苛烈な言動で部下を鼓舞する女傑。

重力炉停止作戦の指揮を執り、カーゴシップで奇械島へ突入するが、突入直後にカーゴシップが被弾し、由木を除く他の隊員もろとも殉職した。

OVAではオープニング映像に登場しているにも関わらずオープニングが流れる前に死亡となってしまったが、前日談が描かれている『マジンカイザーSKLヴァーサス』第1・2巻では相応に活躍している。

『ヴァーサス』では模擬戦で海動真上の駆るカイザーを圧倒する程の技量を見せている他、カーゴが襲われ腹部に致命傷を負った際に由木に自身のマフラーとウイングルを託すシーンも描かれている(OVAでは傷が頭部だったため即死)。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦UX
初登場作品。ウイングルには搭乗せず、戦術指揮を担当する。奇械島への突入時に流れ弾から由木をかばって被弾してしまうが、自軍による救援もあり一命を取り留め、最後まで生存している。スパロボ補正の典型例と言えるが、本作の戦術指揮は各参戦作品から最低1人は担当しており、『マジンカイザーSKL』からはスカーレットしかいない事から、メタ的に言えば戦術指揮を担当させるために生存した事になる
余談だが、スキルパーツに「スカーレット式罵り語録」がある。マオ姐さんの海兵隊式罵り手帳のように苛烈かつ卑猥な内容となっているのだろうか…。

戦術指揮

援護行動効果10%上昇、全体攻撃時の攻撃力10%上昇、初期気力5上昇
シングルユニットの強化に特化。とはいえ、基本的にパートナーユニットで出撃するユニットのほうが多いのでやや辛いか。
本領はむしろ出撃前に彼女の罵倒術が披露されることにある。

人間関係

海動剣真上遼
部下。彼らには一定の敬意を払われていた。
由木翼
部下。彼女の緊張をほぐすが、その直後に自身は殉職。形見のウイングルは由木に受け継がれた。

他作品との人間関係

沢渡拓郎
エピローグでは、ハリケーンと共に某国の廃墟でロストバレルファクターとなった彼と交戦する。
パトリック・マネキン
彼の不死身ぶりはスカーレットも高く買っている。
ミツヒロ・バートランド
フェストゥムを倒すためなら家族を利用し、竜宮島を捨てる彼を「戦争の犠牲者」と評した。

名台詞

「どうした、チンカス野郎共! どいつもこいつも、ママの所に帰りたそうなツラだな!」
「そうだ、ケツの穴を締めろチンカス共!」
OVA1巻より、奇械島へ突入に不安を感じた部下に対して。強烈なインパクトを残した戦争映画『フルメタル・ジャケット』(スタンリー・キューブリック監督作品)に登場する鬼教官・ハートマン軍曹の罵詈雑言を彷彿させる、色々とマズい台詞。
UXではやはりマズかったのか、Wのようにを入れるのではなく、「クソ野郎」に差し替える処置をとった。…あんまり変わらないような。しかもUXではそれすら霞むほどの危険な発言(下手すれば発売禁止になってもおかしくはない)があった…。
「由木中尉、今回の任務は戦闘行動じゃない。重力炉を止めるためだ」
「我々がサポートする。貴様なら大丈夫だ」
不安な表情を浮かべていた由木翼に対し、上述の過激な台詞とは打って変わって、穏やかな態度で彼女を気遣う。
単に部下達を叱咤激励するだけに終わらず、なおも不安な気持ちに駆られる部下にも配慮できるあたり、スカーレットの上官および女性としての細やかな一面がうかがえる。

スパロボシリーズの名台詞

「だとすれば、あの男もまた、戦争の犠牲者と呼べるのかもしれんな…」
UX第29話エンドデモにて、フェストゥムを憎むあまり、「人としてあるべき心」を失ったミツヒロに対して。

搭乗機体・関連機体

ウイングル
乗機だが、OVAでは搭乗する前に死亡してしまった。

余談

オープニング映像では由木と共に裸体が描かれたが、由木とは逆に胸を隠すと女性としての面を見せている。

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話題まとめ

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