「シャーリー・フェネット」の版間の差分

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:ギアスをかけられた翌朝、ミレイと話をしていたときに傍にいるルルーシュに気づいて。あまりに他人行儀だったので当然ミレイからは不審に思われる。
 
:ギアスをかけられた翌朝、ミレイと話をしていたときに傍にいるルルーシュに気づいて。あまりに他人行儀だったので当然ミレイからは不審に思われる。
 
;(イレヴンを助けた?ゼロなのに…。いえ、ゼロだから?だったら、どうしてユーフェミア様と一緒に…。駄目、深入りしたら危ないかも…。)
 
;(イレヴンを助けた?ゼロなのに…。いえ、ゼロだから?だったら、どうしてユーフェミア様と一緒に…。駄目、深入りしたら危ないかも…。)
:記憶を失った後、ルルーシュと待ち合わせをしている際にルルーシュがブリタニア貴族に暴行を受けている[[イレヴン]]の少年を助けた場面を目撃して。学園祭の際にユーフェミアとルルーシュが談笑しているのを見た彼女にとって不可解な状況が重なり、恐ろしくなった彼女はルルーシュとの待ち合わせをすっぽかした。そしてこの危惧は『R2』で的中してしまう。
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:記憶を失った後、ルルーシュと待ち合わせをしている際にルルーシュがブリタニア[[貴族]]に暴行を受けている[[イレヴン]]の少年を助けた場面を目撃して。学園祭の際にユーフェミアとルルーシュが談笑しているのを見た彼女にとって不可解な状況が重なり、恐ろしくなった彼女はルルーシュとの待ち合わせをすっぽかした。そしてこの危惧は『R2』で的中してしまう。
 
;「ねえ、あたしに何をしたの?二人でしたんでしょう?私に・・・何か・・・」
 
;「ねえ、あたしに何をしたの?二人でしたんでしょう?私に・・・何か・・・」
 
:カレンが自身が黒の騎士団の一員であることを明かした後、ゼロとカレンに問いかける。ギアスをかけられる前に自分が破り捨てた日記に「ルルーシュがゼロである」と書いてあったことで自分がなんらかの事情で記憶をなくしていることを自覚していた。カレンも黒の騎士団であることを知り、ルルーシュとカレンが協力して自分に何らかの記憶操作を施したと推測したが、事情を知らないカレンは呆気に取られるだけだった。
 
:カレンが自身が黒の騎士団の一員であることを明かした後、ゼロとカレンに問いかける。ギアスをかけられる前に自分が破り捨てた日記に「ルルーシュがゼロである」と書いてあったことで自分がなんらかの事情で記憶をなくしていることを自覚していた。カレンも黒の騎士団であることを知り、ルルーシュとカレンが協力して自分に何らかの記憶操作を施したと推測したが、事情を知らないカレンは呆気に取られるだけだった。

2019年11月13日 (水) 17:35時点における版

シャーリー・フェネット
外国語表記 Shirley Fenette
登場作品

コードギアスシリーズ

声優 折笠富美子
デザイン CLAMP(原案)
木村貴宏
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
SRWでの分類 サポートユニット
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プロフィール
種族 地球人(ブリタニア人)
性別
生年月日 皇暦2000年7月8日
星座 蟹座
年齢 17歳
身長 174 cm
髪色 茶髪
髪型 ロングヘアー
血液型 A型
所属

アッシュフォード学園

  • 水泳部
  • 生徒会書記委員
学年 高等部2年生
特技 編み物
テンプレートを表示

シャーリー・フェネットは『コードギアス 反逆のルルーシュ』および『コードギアス 反逆のルルーシュR2』の登場人物。

概要

ルルーシュ・ランペルージの同級生で、アッシュフォード学園の生徒会メンバーの一員。ルルーシュを「ルル」と呼び、想いを寄せていたが、後にその彼のゼロとして戦う決意が原因で、悲劇が襲い掛かる事になる。

人物

明るく優しい素直な性格の持ち主で、生徒会と掛け持ちで水泳部にも所属する活発なスポーツ少女。不正な行いを嫌っており、ルルーシュがリヴァル・カルデモンドギャンブルをやっている事にも、否定的である。また、イレヴンへの偏見も持っておらず、転校して来たばかりの枢木スザクに対しても自分から進んで接しようとしている。

始めはルルーシュに好感を持ってはいなかったが、交通事故で加害者側が被害者側に一方的な難癖をつけていた所をルルーシュが懲らしめた事で、彼に興味を持ち、好意を寄せる様になった。思春期の少女故か、かなり自分勝手に妄想を広げる癖があり、その妄想相手は恋愛対象であるルルーシュの事だけ。ピクチャードラマでは妄想の視野を広げすぎ、鼻血を出して倒れこんだ事もある。小説では、ルルーシュの回想によるとごく一部の人間(ナナリーやアッシュフォード家の一族など)を除き、ブリタニア人全てを内心では憎悪していた時期に彼女と出会い、その人柄に触れたことでそうした感情が変わったことに対して感謝されていた。

来歴

第一期

物語当初は、ルルーシュに好意を寄せた、どこにでもいる普通の少女で、黒の騎士団とブリタニア軍の武力衝突についてもあまり関心を示していなかったが、ナリタ攻防戦にて父親が土砂崩落に巻き込まれ、死亡してしまう悲劇に襲われる事になる。

その後、ルルーシュを独自捜査していた神聖ブリタニア帝国の元・純血派であるヴィレッタ・ヌゥから、ルルーシュが黒の騎士団に関わっている可能性があることを伝えられ、彼の監視をするよう頼まれる。そして黒の騎士団とブリタニア軍との武力衝突において、黒の騎士団のリーダー・ゼロの乗機が吹き飛ばされた際、仮面が偶然擦り降ろされてゼロの正体がルルーシュであることを知ってしまい、彼女の行動を監視していたヴィレッタにもゼロの正体を暴かれてしまう。しかし、彼女はルルーシュを想うあまり、とっさにヴィレッタを撃ってしまい(これによりヴィレッタは一時期記憶喪失となる)、その後もルルーシュを庇い続けるものの、自分の父親を間接的にとはいえ殺した彼を庇っていることとヴィレッタを殺したと思い込んでしまったことから、自己嫌悪に陥ってしまう。

ルルーシュの事で苦悩する中、マオにより心を痛めつけられ、更に自分を追い詰める事になってしまう。そして、ルルーシュを殺そうとするも、彼の懸命な行為で事なきを得たが、シャーリーの心の傷を取り払うべくルルーシュはギアスを使い、ルルーシュの全てを忘れてしまう事になった。

以降は、シャーリーとルルーシュは赤の他人として接していくのだが、自分が破り捨てた日記の1ページを見つけ、その内容を見た事で、ルルーシュがゼロである事を再び知ってしまう。しかし、ルルーシュは自分達に危害を加えることはないと信じており、最後までゼロの正体を誰にも言おうとはしなかった。

R2

物語前にシャルル・ジ・ブリタニアギアスを掛けられ、「ルルーシュゼロ」については再び忘れている。一度は他人同然になったものの再びルルーシュに惹かれていき、ルルーシュ(に扮した篠崎咲世子)に迫られたことでなお一層恋心を抱くようになり、ルルーシュもまたシャーリーに対して天子に関しての恋のアドバイスをしたりと、関係が一段と深くなった。ところが、ジェレミア・ゴットバルトギアスキャンセラーによりルルーシュは元より過去の全てを思い出し、困惑。ルルーシュとスザクとの険悪な一面も知ることなり、この出来事が彼女の妄想癖が人間性を読み取れるほどの配慮深いものへと発展する。しかし、ロロ・ランペルージにルルーシュのことを「好き」と発言したことがロロのコンプレックスを刺激し、銃撃された。ロロが姿を暗ました直後にルルーシュが現れ、必死にルルーシュとの邂逅を遂げた後、銃撃による傷が致命傷となり死亡。

シャーリーの死がルルーシュの心にユーフェミアの死に匹敵する深い傷となり、後に世界平和のために命を賭けた最終策を実行することとなる。

劇場版

概ねTV版と立ち位置は同じだが、彼女の悲劇の始まりとなっていた父親の事故死がなくなり、ヴィレッタを撃ったのがディートハルトに変更される、マオが登場しないなどの展開変更があり、ゼロに深く関わることがなくなったのでロロに殺されることなく最後まで生き残る。ある意味スパロボからの逆輸入展開と言えなくもない。

ただし、ゼロの正体がルルーシュだということは気付いており、ルルーシュがシャルルマリアンヌ打倒した後にシャーリーに掛けた電話で「何があってもルルーシュの味方だ」と告げた後、ジェレミアのギアスキャンセラーで全てを悟ったかのような描写が追加されている。その後はゼロレクイエムを目撃し、すべてを知っているシャーリーは群衆の中で崩れ落ちている。

そして全てが終わった後、ジェレミアと共に「何か」を運んでいる様子がC.C.の口から語られ、「皇道」の物語はそこで幕を下ろす。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作品。NPC。ナリタ攻防戦やマオとの遭遇といった原作通りの悲劇に加え、イマージュ次元獣の襲撃に巻き込まれるなど何かと受難続きの印象が強い。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
原作通りに死亡してしまうが、それは一周目フラグ失敗の場合のみで、条件を満たせば生存する。また黒の騎士団ルートに行くには彼女が生存することが絶対条件となっている。生存した場合、その後も学園生活を送りながら、世界が大きく動く中、戦い続けるルルーシュ達の無事を祈り続ける事に。生存したままゼロレクイエムルートに進む場合でも同じ(さすかに悪逆皇帝ルルーシュとの接触を避けるが)。
黒の騎士団ルートEDではゼロはシャーリーがルルーシュを忘れて新たな人生を送る事を望む(このEDではシャーリーは登場しない)が、ゼロレクイエムルートEDではシャーリーはルルーシュが生きており、また再会できると信じている。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
中盤のミスリルルート第37話「神への誘い」にて、集合無意識に触れたルルーシュに対し、ロロと共に絶望のビジョンとして登場。
時獄篇ではとあるイベントにて上述のゼロレクイエムルートと黒の騎士団ルートとの選択が可能な際に行われるイベントを思わせる発言をルルーシュがしているため、生存していると推測されていた(しかし、再世篇でルート選択が可能な場合はそのイベントにおいてルルーシュがゼロの仮面を取るが、その通りにしたと明言していたわけではない)。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle
サポートキャラクターとして登場。
スーパーロボット大戦X-Ω
レアリティRおよびSRのサポートユニットとして登場。シナリオには2017年12月の特別イベント「伝えたい 言葉」にて登場した。
スーパーロボット大戦DD
ワールド3に登場するNPC。

ステータス

サポートアビリティ

真っ直ぐな想い
R。HP1/2以下で命中率大アップ。
イラストは制服。
抱く恋心
SR。レインボーコアのドロップ率アップ。
イラストは私服。

人間関係

ジョゼフ・フェネット(SRW未登場)
父親。地質学者だったが、ナリタ攻防戦にて土砂崩落に巻き込まれ、死亡。なお、中の人は後述のジェレミアの声優と同じ。小説では娘がいずれ恋人を紹介してきたらさびしい気持ちになるだろうと想像していたがよもやその対象になりうる人物の行動の結果、自らが死んでしまうことになるとは想像もしていなかった。シャーリーによれば温厚な父で生まれてから一度もぶたれた事もなかったとのこと。劇場版では死亡せず、存命のままである。
シャーリーの母
母親。TV版では彼女が夫の死に嘆き悲しんでいる際には慰めていた。そして、シャーリーの葬儀の際、娘の名を泣き叫びながら崩れ落ちる彼女を慰めることのできる人は誰もいなくなってしまった……。
ルルーシュ・ランペルージ
親しみを込めて彼を「ルル」と呼び、密かに慕っている。しかし、彼の正体は彼女にとって残酷過ぎるものであった。劇場版ではゼロレクイエム直前に正体を悟りつつも、最後まで彼の味方であることを語っている。
ミレイ・アッシュフォード
アッシュフォード学園生徒会会長。彼女からルルーシュに対する恋心を何かとからかわれている。
ニーナ・アインシュタイン
アッシュフォード学園生徒会メンバー。彼女はシャーリーの明るすぎる性格を内心苦手に思っているが、嫌いという訳でもなかった。彼女が自身の死を知った際、既に学園を離れていたため葬儀には参加していなかったが涙を流された。
リヴァル・カルデモンド
アッシュフォード学園生徒会メンバー。自身の死後、葬式の際に涙を流していた。
劇場版ではフレイヤがトウキョウ租界を焼き、離れ離れとなったが、後に学園にてミレイを含めた三人で再会を喜んでいた。
カレン・シュタットフェルト
アッシュフォード学園生徒会メンバー。彼女とルルーシュとの微妙な関係に、やきもきする事も有る。TV版では自身の死を彼女が知った際には驚愕した。劇場版ではゼロレクイエム後、学校に通う彼女と鉢合わせするシーンが追加されている。
枢木スザク
イレヴンである彼にも、友人として偏見無く接する。あわや彼とキス寸前というアクシデントに見舞われた事も。
ナナリー・ランペルージ
愛しいルルーシュの妹であり、「ナナちゃん」と呼んでいる。ルルーシュに関係無く彼女の事を気に掛けてもおり、彼女からも姉の様に慕われている。
ヴィレッタ・ヌゥ
ルルーシュに近づくべく、彼女に監視役とし、更にその行動を監視することでゼロの正体を暴こうと思ったが、ヴィレッタの行為は予想だにもしない結果となった。R2では学園の教師としてやってくるが自身が銃撃したこともあり、内心では複雑な感情を抱かれていた(シャーリーはギアスでその事を忘れていたが解除されて記憶を取り戻したときはそれに気づいていた)。劇場版ではその展開自体がなくなっており、ヴィレッタを撃つのはディートハルトとなっている。
マオ
自己険悪に陥った彼女の心を徹底的に痛めつける。劇場版では彼と出会うことがないため、後の悲劇につながる展開も起こらない。
ジェレミア・ゴットバルト
彼によって、ブリタニア皇帝から掛けられていた記憶改竄のギアスを解かれることとなる。漫画ではヴィレッタの代わりに彼を銃撃することになる。
劇場版ではラストシーンにて彼と共に行動し、「何か」を運んでいる様子だが…?
ロロ・ランペルージ
TV版では彼のコンプレックスを刺激してしまったばかりに命を失うこととなってしまう……。劇場版では展開自体が消滅しており、殺されることは無かった。
C.C.
TV版では関わることがなかったルルーシュの「共犯者」。
劇場版のラストシーンにて彼女がシャーリーの名前を口にしており、何らかの関連性が伺えるが…?

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

リリーナ・ドーリアン
第2次Z破界篇』で、アッシュフォード学園に編入してきた彼女と直ぐに打ち解ける。彼女がヒイロの事で葛藤していた時には、ヒイロへ意見する役も買って出た。
ルイス・ハレヴィ沙慈・クロスロード
『第2次Z破界篇』では彼女らが物語開始以前から生徒会に在籍している為、当初から良好な関係を構築している。
ルナマリア・ホーク
第2次Z再世篇』で、キューピッドの日に学園を訪れた彼女から目当てのルルーシュとうまくいくよう激励された。同じ声であるを意識しているのだろうか。余談だが、ルナマリア役の坂本真綾は『コードギアス 亡国のアキト』でレイラ・マルカルを演じている。

リアル系

サラ・コダマ
第2次Z再世篇』で、ルナマリアと共に彼女からも激励された。

スーパー系

ロジャー・スミス破嵐万丈
第2次Z再世篇』では展開次第でロロに殺害されそうになった際、間一髪のところを彼らに救われる。

名台詞

第一期

「わかっています! でもわたしにはルルとカレンのほうが問題なんですよ!」
ルルーシュカレンが共に欠席していて二人の仲を疑っているとき、ミレイに世間はナリタの問題で大騒ぎなのにのん気だと言われたときの返答。このときの彼女にとって戦争は他人事だったことが覗える。しかし、その日のうちに聞かされた父親の死によって彼女の世界は一変することになる。
(ルル、こんな疑うようなことしてごめんね…でも!お願い…信じさせて!)
ルルーシュが父を殺した組織である黒の騎士団に関与している疑いがあることを聞かされてルルーシュを尾行している際の独白。しかし、現実は彼女にとって最も残酷なものであった。
「ルル…もう終わりにしよう…」
錯乱した心をマオに徹底的に傷めつけられ、ルルーシュを殺害しようとする。しかしルルーシュへの想いから思い留まり未遂となった。
「ルル! ダメェ!!」
自分の事を全て忘れさせるためにルルーシュはシャーリーにギアスをかける。これは、その直前の台詞。
「朝は来ますよ」
「私、なんで自分がここに来たかわからなくなってたんですけど…もしかしたら気持ちの整理がしたかったのかもしれません」
ギアスをかけられた後、他人として振る舞うルルーシュにこう返した。
「あれ?あなた、この間の・・・。うちの学校だったんだ」
ギアスをかけられた翌朝、ミレイと話をしていたときに傍にいるルルーシュに気づいて。あまりに他人行儀だったので当然ミレイからは不審に思われる。
(イレヴンを助けた?ゼロなのに…。いえ、ゼロだから?だったら、どうしてユーフェミア様と一緒に…。駄目、深入りしたら危ないかも…。)
記憶を失った後、ルルーシュと待ち合わせをしている際にルルーシュがブリタニア貴族に暴行を受けているイレヴンの少年を助けた場面を目撃して。学園祭の際にユーフェミアとルルーシュが談笑しているのを見た彼女にとって不可解な状況が重なり、恐ろしくなった彼女はルルーシュとの待ち合わせをすっぽかした。そしてこの危惧は『R2』で的中してしまう。
「ねえ、あたしに何をしたの?二人でしたんでしょう?私に・・・何か・・・」
カレンが自身が黒の騎士団の一員であることを明かした後、ゼロとカレンに問いかける。ギアスをかけられる前に自分が破り捨てた日記に「ルルーシュがゼロである」と書いてあったことで自分がなんらかの事情で記憶をなくしていることを自覚していた。カレンも黒の騎士団であることを知り、ルルーシュとカレンが協力して自分に何らかの記憶操作を施したと推測したが、事情を知らないカレンは呆気に取られるだけだった。

R2

「思い出した…。お父さんを殺したゼロはルルーシュ…」
偶然ジェレミアギアスキャンセラーによってこれまでかけられていたギアスの効力が消え、彼女が全てを思い出してしまったときの第一声。
(ルルはゼロだった…。ヴィレッタ先生は軍人…。カレンは黒の騎士団…。じゃあニーナは? 会長は? リヴァルは? おかしいのは学校だけ? …どうしてナナちゃんが総督なの?何が嘘で、何が本当なの?)
第13話、ギアスが解除されてあまりに変わってしまった周囲に戸惑っている様子を伺わせる独白。
「許せない事なんて無いよ。それはきっと、スザク君が許さないだけ。許したくないの。私はもう、とっくに許したわ」
表面上仲良くしながらもルルーシュを憎むスザクに対し、自分の心境を語る。その『許し』は最期の瞬間にも変わらず…
「あなたは味方なのね、ルルの。お願い、私も仲間に入れて! 私もルルを守りたいの。取り戻してあげたいの、ルルの幸せを! 妹のナナちゃんだって一緒に……」
ロロと遭遇し、自分もルルーシュの助けになりたいと宣言。これがロロのコンプレックスを刺激してしまい…。
「何度生まれ変わっても…きっとまた、ルルを好きになる…これって、運命なんだよね…。だからいいよね、ルル。生まれ変わっても、またルルを好きになっても…。何度も、何度も好きに…なるから…」
最期の台詞。ロロに致命傷を負わされた直後、駆けつけたルルーシュに向けての最初で最後の告白でもあり、永遠に変わらないルルーシュへの想いを伝えて、恋する乙女は永遠の眠りについた…。
『第2次Z再世篇』で生存した場合はこの台詞は発生しない。

劇場版

「ルル…どうしたの…?学校に来なくて…」
「私ね、何があってもルルのことが好きだから…!味方だから…!!」
「何かしようとしてるんだよね…?私も手伝うから…!!」
劇場版3作目「皇道」にて追加されたシーンより、自分から電話をかけて置きながら終始無言のルルーシュに対してのセリフ。その直後に電話は切られ、ギアスキャンセラーによって全てを思い出す。
その後、ルルーシュが起こした「何か」を目撃し、シャーリーは皇帝打倒に歓喜する群衆の中で、ただ一人膝から崩れ落ちていた…

迷台詞

「ぐらいって、じゃあそれ以上も!?」
ルルーシュとカレンが密着しているところを目撃して以来(ルルーシュがカレンにC.C.の姿を見られないようにするために引き寄せた)2人の仲を気にし続け、ついにカレンにルルーシュとキスをしたか問い、否定されて「キスぐらいで」と答えられた際の驚きの返答。カレンには「周り見えてなさ過ぎ!!」と咎められた。ちなみに当のルルーシュはこの時コーネリアの軍勢によって窮地に追い込まれており、見事にギャップになっていた。
「あれ? でも、私たち会ったことない人や、知ってちゃマズいセリフとかあると思うんですけど……」
名台詞アワードにて。確かにシャーリーやミレイの立場では絶対に知らないセリフが山ほどあるのだが、ミレイからは「番外編だから問題なし」という趣旨の発言で返された。
「駄目だよぉ!恋はパワーなの!誰かを好きになるとね、すっごいパワーが出るの。毎日毎日その人のことを考えて、詩を書いちゃったり、早起きしちゃったり、マフラー編んじゃったり、滝に飛び込んでその人の名前叫んじゃったり、私だって……あ。そのルルにはないの?誰かのために、いつも以上の何かが」
ルルーシュにカップルの破談(というか天子の婚姻)を相談された時の返答。おそらく自ら実行しているであろう奇行の数々だが、ルルーシュは気持ちに気付かない。それどころか俺はナナリーのために…とか考えちゃったり。

スパロボシリーズの名台詞

「…わかったわ。でも私…ずっとここで待ってるから」
「ルルを手伝う事は出来ないけど、ルルが帰ってくる場所で私…ずっと待ってるから」
「…本当は不安だけど、大丈夫だよ。ルルが笑ってくれたから」
「だから、行ってらっしゃい」
第2次Z 再世篇』中盤で、黒の騎士団ルートへの分岐フラグが成立した場合に発生するルルーシュとの遣り取り。スザクに拉致されたカレンを救うべく、戦場へと赴かなければならない事を詫びるルルーシュの心情を汲んで笑顔で送り出し、彼の帰りをアッシュフォード学園で待ち続ける。
台詞だけ見ると夫を見送る妻のそれであるが、ルルーシュはこの後(ルート次第で経緯は変わるが)「ゼロ」として生き、シャーリーの前から永遠に姿を消す事を選ぶため、結果的にこれが『第2次Z』における二人の最後の会話となってしまった。

余談

  • 彼女の悲惨な最期を描いた『R2』第13話「過去からの刺客」は多くの視聴者の涙を誘い、『R2』中盤以降は全く出番が無くなったが公式人気投票ではルルーシュ、C.C.に次いで第3位に食い込むなど高い人気を誇っている。
  • 劇場版では最後まで生き残り、更にはラストシーンでジェレミアと共に「何か」を運んでいることが示唆されている。
  • 小説版『コードギアス 反逆のルルーシュ』で、執筆を担当した岩佐まもる氏は、シャーリーが主役のエピソードを執筆する際には、彼女に合ったイメージ曲として、アメリカのジャズ作曲家のジョー・ガーランドが作曲した楽曲で、グレン・ミラー楽団の代表曲として有名な『イン・ザ・ムード』をかけながら話を執筆したという。

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