グリッターファルセイバー

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グリッターファルセイバー(Glitter Fall Saber)

ファルセイバーの真の姿。「次元の守人」としての本来の形態であり、「ファルセイバー」の名前は本当はこちらの姿を指すが、ヨウタ達は不完全な姿をこの名前で認識しているため、それを超える存在としてグリッターの名が冠されている。

マントと鎧を纏った騎士のような重厚で力強い姿をしているが、機動力も非常に高くその戦闘力は計り知れない。バルギアスとの戦いで砕け散った「心の至宝」がザ・パワーの力によって復元されたことにより復活したファルセイバーが、オウストラル島の遺跡に変化していた「生命の至宝」を得ることで力を取り戻し、ブルーヴィクターと合体することでこの姿となった。

ファルセイバーは本来この姿なのだが、過去の戦いで力の源である四つの至宝のうち三つを失っており、この時代においては力の至宝がブルーヴィクターという別の存在へと造りなおされていたため、「輝煌合体」のキーワードで合体することでこの姿となる。ブルーヴィクターの人格は「力の至宝」に宿っていたファルセイバーの残留思念をディボーティーが練り直したものであり、結果全く別の存在となっているため、合体しても統合されることはない(ブルーヴィクターの推測では二度と統合されないらしい)。

ブルーヴィクターが次元の守人の資格を持つため、ミケーネ帝国と戦っていた当時よりもさらに強大な力を持つが、復活した時点では真の全力は発揮できていなかった。

後に復活した暗黒大将軍との戦いにおいて、ユキが記憶を取り戻し「記憶の至宝」が覚醒したことでかつての状態へと戻り、さらにヨウタ・ユキ・ブルーヴィクターの3人分の意志力を加えることで絶大な力を発揮するようになった。

その正体は、かつて発生した「異世界大戦」の折、それを終結させるために「始まりの地」を中心に設置された世界の行き来を遮断する永続結界、通称「境界」のマスターシステム兼ガーディアンプログラムとして生み出された存在。その源である人の正の想念の奔流である「境界の力」を引き出すことでそれを制御し、境界を維持するのが真の使命である。だが、3万年前のミケーネ帝国との戦いにおいて致命傷を負ってしまう。その際、ザ・パワーの力でESウィンドウを突き抜け、過去に飛ばされていた超竜神の意志が、現代での仲間であるファルセイバーの救済を願ったことにより、本来消滅するはずだったところを、四つの至宝のうち三つを失うレベルで済んでいた。

しかし、残る「心の至宝」の力のみでは本来の使命を続行できないため、緊急措置として古代人唯一の生き残りであるユキの肉体を「境界の力」そのもので置換し、それらを四つの守護点で固定、自身はその守護者として使命を続行することとなっていた。

登場作品と操縦者

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
第20話で一旦顔を見せ、第35話でファルセイバーの復帰とともに合体が解禁される。基本性能の高さはもとより特殊能力が極悪であり、継戦力は抜群。またファルセイバーと異なり飛行できるようになったのも大きい。
反面最大射程はブルーヴィクターに劣り、さらにファルセイバーの移動力ボーナスがなくなり全体的にEN消費も激しいため進撃戦も少し苦手になっている、と利点ばかりではない。UXでいうオルフェスライラスオデュッセアと同じような関係だが、火力と耐久力は大幅にパワーアップしている上、幸か不幸かファルセイバーとブルーヴィクターのPUは良相性だが合体を犠牲にするほど強力でもないので、戦闘開始後はPUで、ボス戦では合体して、と場合によって使い分けると無駄がない。
最終話ではイベント発生まで合体不可能なのに注意。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

グリッターキャノン
「ペンタクルショット」の真の形。両腕に内蔵されたキャノンに魔法陣を展開、弾丸をコーティングして砲撃する。
グリッターウェーブ
胸部から光線を放つ。通常武装としては使えず、エリアルフェアスパークの演出でのみ登場。
グリッターシールド
文字通り盾。本体の前面をすっぽり覆うほど巨大で、虚空から召喚される。
グリッターバスター
シールドのクリスタルから魔法陣を展開、ビームを放って敵を消滅させる。
グリッターファルブレード
ファルブレードの真の姿。ノーマルと異なりシールド同様虚空から召喚される。
グリッターメイス
ブレードを逆さまに持ち、柄頭の部分からエネルギーを実体化させたメイスを生成。フレイルとして相手を捕捉した後鎖を引き戻して接近、渾身の一撃で叩き潰す。

必殺技

エリアルスパーク
合体前と同じ技。
エリアルフェアスパーク
第37話で追加される最強技。ブレードを召喚・展開するまでは同じだが、ユキの意志で「境界の力」を解放、ブルーヴィクターの管制でグリッターウェーブを放って敵を捕獲。無数のエネルギーソードを突き刺して動きを止めた後、それを立体魔法陣に変化させて捕縛。最大出力のファルブレードで斬りかかってそのまま突撃、勢いのまま一閃して切り捨てる。
射程は1だが、15段階改造で攻撃力は9999に到達する。
「敵を拘束して一刀両断」という演出は勇者シリーズエルドランシリーズのオマージュ。

特殊能力

盾装備
グリッターシールドを召喚してシールド防御を発生させる。
三つの至宝
第35話~37話前半まで所持している能力。「心の至宝」によりパイロットのSP回復、「生命の至宝」により被弾後の自動回復、「力の至宝」により気力130以上で与ダメージ1.1倍の効果をまとめて得る。
自動回復はUXのファクターとほぼ同じ仕様。
全ての至宝
第37話のイベント後に「三つの至宝」と差し替えられる。三つの至宝の効果に加え、「記憶の至宝」によりEN回復L1の効果を得る。

移動タイプ

サイズ

M

機体ボーナス

CRT補正+、装甲値+、照準値+、運動性+
攻撃・防御の両面を強化するボーナスだが、ファルセイバーの移動力、ブルーヴィクターの射程のボーナスがなくなっているのが痛い。

機体BGM

「受け継がれた未来」
通常戦闘BGM。
「閃光! エリアルフェアスパーク!」
エリアルフェアスパーク使用時の武器BGM。

対決・名場面

君と共に
バルギアスとの最終決戦、グリッターファルセイバーは一騎打ちを挑む。先にバルギアスの攻撃が当たり撃破されたかに見えたが、ブルーヴィクターが身を挺して庇っていた。そちらに気をとられたバルギアスにファルセイバーとヨウタたちは渾身のエリアルスパークを叩き込み、ついに戦いに決着をつけたのだった。
戦いを終え、境界の力を取り戻したファルセイバーたちは失われたユキの身体を生命の至宝で補い、分離して告げる。自分たちは次元の守人としてここに残ると。そして生命の至宝はユキの子供に、孫に受け継がれる限り失われることはないと。それは途方もない話であり永遠に続く保証もない。しかし、かつて様々な人々の祈りが受け継がれてきたように、至宝も受け継がれていくことを信じる。ファルセイバーはそう語り、時を越えて出逢った、かけがえのない友に別れを告げるのだった。