「ガグン・ラウズ」の版間の差分

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フォルミッドヘイムの先王シュタール・ディープは元々はガグンの部下で、フォルミッドヘイムという国自体がかつてアグラッドヘイムから分離独立した国である。それゆえガグンは自らフォルミッドヘイムに赴き、新王である[[エイゼル・グラナータ|エイゼル]]に国の明け渡しを要求したりもしている。
 
フォルミッドヘイムの先王シュタール・ディープは元々はガグンの部下で、フォルミッドヘイムという国自体がかつてアグラッドヘイムから分離独立した国である。それゆえガグンは自らフォルミッドヘイムに赴き、新王である[[エイゼル・グラナータ|エイゼル]]に国の明け渡しを要求したりもしている。
 
 
しかし彼の真の目的は高純度の魂をヴェルトバオムに食わせることで、ヴェルトバオムの樹に真の力を発揮させることにあり、不慮の形で転移してしまった[[エンドレス・フロンティア]]から更なる別世界へ転移することを目論んでいた。そのため配下のロックらに命じて魂収集のために数々の作戦を展開し、最終的には配下の闘士の犠牲をも踏み台にしてヴェルトバオムに力を貯えさせることに腐心した。
 
しかし彼の真の目的は高純度の魂をヴェルトバオムに食わせることで、ヴェルトバオムの樹に真の力を発揮させることにあり、不慮の形で転移してしまった[[エンドレス・フロンティア]]から更なる別世界へ転移することを目論んでいた。そのため配下のロックらに命じて魂収集のために数々の作戦を展開し、最終的には配下の闘士の犠牲をも踏み台にしてヴェルトバオムに力を貯えさせることに腐心した。
  
 
最後は敵対していた[[アレディ・ナアシュ]]らにアグラッドヘイムの本拠地『シュテルベン・シュロス』最深部まで追い詰められ敗れるが、残された部下のロックとヒルドが魂を捧げ、飽和寸前に達したヴェルトバオムの力を得て、究極体「'''[[スヴァイサー]]'''」へと進化した。
 
最後は敵対していた[[アレディ・ナアシュ]]らにアグラッドヘイムの本拠地『シュテルベン・シュロス』最深部まで追い詰められ敗れるが、残された部下のロックとヒルドが魂を捧げ、飽和寸前に達したヴェルトバオムの力を得て、究極体「'''[[スヴァイサー]]'''」へと進化した。
  
[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]似の[[アシェン・ブレイデル|アシェン]]、[[エキドナ・イーサッキ|エキドナ]]似の[[カルディア・バシリッサ|カルディア]]と同様、一目でウォーダンをモチーフにしていると分かる覆面を付けており、声も[[ゼンガー・ゾンボルト]]やウォーダンと同じ(小野健一氏)。更にもともとガグンとゼンガーは全く関係のない人物のはずだが、王としての器ゆえか、或いはスパロボでも由緒あるこのボディに触発されたのか、ガグンも彼に似た豪胆かつ豪快な戦闘スタイルであり、この点は[[スヴァイサー]]への強化後に更に際立ったものとなる。ただ、作中においてエンドレス・フロンティアに甚大な被害を与える結果を生む作戦を推し進め、更にそのために忠実の部下の(更には自身の)命を失うことも厭わず邁進している点など、基本的に「正しい道」を歩んでいない場合は迷いで剣技が鈍るゼンガーに対し、組織の大目的のために一切妥協をしない強固な意志(悪く言えば非人間的な面)の描写が目立つ。そのような点を鑑みると、'''親分の豪快な部分を受け継ぎつつ、悪の道を貫くことに迷いのない純然たる『悪の大ボス』'''であると言えるだろう(それゆえ、スヴァイサー形態での最期の瞬間には悪のボスらしい往生際の悪さも垣間見える)。
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[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]似の[[アシェン・ブレイデル|アシェン]]、[[エキドナ・イーサッキ|エキドナ]]似の[[カルディア・バシリッサ|カルディア]]と同様、一目でウォーダンをモチーフにしていると分かる覆面を付けており、声も[[ゼンガー・ゾンボルト]]やウォーダンと同じ(小野健一氏)。更にもともとガグンとゼンガーは全く関係のない人物のはずだが、王としての器ゆえか、或いはスパロボでも由緒あるこのボディに触発されたのか、ガグンも彼に似た豪胆かつ豪快な戦闘スタイルであり、この点は[[スヴァイサー]]への強化後に更に際立ったものとなる。
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ただ、作中においてエンドレス・フロンティアに甚大な被害を与える結果を生む作戦を推し進め、更にそのために忠実の部下の(更には自身の)命を失うことも厭わず邁進している点など、基本的に「正しい道」を歩んでいない場合は迷いで剣技が鈍るゼンガーに対し、組織の大目的のために一切妥協をしない強固な意志(悪く言えば非人間的な面)の描写が目立つ。そのような点を鑑みると、'''親分の豪快な部分を受け継ぎつつ、悪の道を貫くことに迷いのない純然たる『悪の大ボス』'''であると言えるだろう(それゆえ、スヴァイサー形態での最期の瞬間には悪のボスらしい往生際の悪さも垣間見える)。
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一方でそのカリスマ性や求心力は絶大極まるものがあり、ネームドの幹部たちは一人残らずガグンとアグラッドヘイムに忠誠をつくし、そのために死ぬことを全く恐れず、どころか平然と自身の死を作戦に組み込んで暗躍するなど、一国の王としての器の大きさがうかがい知れる。
  
 
得物は[[斬艦刀]]ではなく、両刃の大薙刀「ヴェセル・スライサー」を使用([[楠舞神夜]]が既に斬冠刀を所持しているからであろう)。ほか、ギムノスの段階で内蔵されていたヘビー・マシンキャノンやスラッシュ・リッパーなど、OGシリーズでも馴染み深い各種の兵装を駆使し、重量感のある攻撃を仕掛けてくる。
 
得物は[[斬艦刀]]ではなく、両刃の大薙刀「ヴェセル・スライサー」を使用([[楠舞神夜]]が既に斬冠刀を所持しているからであろう)。ほか、ギムノスの段階で内蔵されていたヘビー・マシンキャノンやスラッシュ・リッパーなど、OGシリーズでも馴染み深い各種の兵装を駆使し、重量感のある攻撃を仕掛けてくる。
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:Wナンバーの一体。直接相見えることはなかったが、ガグンに対しW05のボディを利用している事の弱点とも言える「コードPTP」による強制介入を実行しようとしていた。この作戦が成功していたなら、また違った展開となっていただろう。
 
:Wナンバーの一体。直接相見えることはなかったが、ガグンに対しW05のボディを利用している事の弱点とも言える「コードPTP」による強制介入を実行しようとしていた。この作戦が成功していたなら、また違った展開となっていただろう。
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:覇龍の塔では、これが成功した場合の可能性として、カルディアとガグンを率いた彼の幻影が出現する。
 
;[[アレディ・ナアシュ]]、[[ネージュ・ハウゼン]]
 
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:エンドレス・フロンティアへの転移前から、アグラッドヘイムは波国の修羅や妖精族と対立関係にある。
 
:エンドレス・フロンティアへの転移前から、アグラッドヘイムは波国の修羅や妖精族と対立関係にある。
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;「この体では…この体では勝てぬ…!!」
 
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:二戦目の敗北時。窮地を悟った彼の次なる行動は……。
 
:二戦目の敗北時。窮地を悟った彼の次なる行動は……。
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;「そうはいかん。我は貴様とは違う。……戦い、敗れれば死ぬ。一つの国を背負う者に、そのような戦いは出来ぬのだ。」
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:一戦目で敗北し、撤収する間際に、あくまで決着をつけようとするアレディを制して曰く。
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:王としてアグラッドヘイムを背負っている以上、ガグンが倒れることはアグラッドヘイムの崩壊を意味する。だからこそ必要ならば戦うものの、戦死のリスクを背負ってまで決着をつけることはできない。
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:この言葉は修羅としての在り方に迷いを抱いていたアレディにも衝撃を与えたようで、言い返せず絶句していた。
 
;「ヴェルトバオムよ! その力を我に与えよ! より多くの、より強き魂をその身に宿らすために! このかりそめの体に、新たな命を吹き込むのだッ!!」
 
;「ヴェルトバオムよ! その力を我に与えよ! より多くの、より強き魂をその身に宿らすために! このかりそめの体に、新たな命を吹き込むのだッ!!」
 
:[[DVE]]。ロックとヒルドの魂を食らい、臨界に達したヴェルトバオムの力を取り込み、「機械に宿る魂だけの魔族」から「機械生命体」への進化をもくろむ。
 
:[[DVE]]。ロックとヒルドの魂を食らい、臨界に達したヴェルトバオムの力を取り込み、「機械に宿る魂だけの魔族」から「機械生命体」への進化をもくろむ。

2022年9月15日 (木) 13:27時点における最新版

ガグン・ラウズ
登場作品 無限のフロンティアシリーズバンプレストオリジナル
声優 小野健一
初登場SRW 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
SRWでの分類 ラストボス
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プロフィール
種族 (魔族→)Wシリーズ
性別
所属 アグラッドヘイム
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ガグン・ラウズは『無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

エンドレス・フロンティアの再構成後に跳梁を開始した謎の組織「アグラッドヘイム」を束ねる王。

その肉体はかつてヴェルトバオムの樹の暴走を食い止めるために消滅し、思念だけの存在となっていた。現在は、アグラッドヘイムがエンドレス・フロンティアへ転移した後にネバーランド後部から回収されたWシリーズの一体、W05『ギムノス・バシレウス』のボディを使用している。ギムノスのボディは、OG本編で登場したW15『ウォーダン・ユミル』のそれと対応したもので、アクセル曰く「既存の人格を宿らせるタイプ」。ロック・アイによればWシリーズ数体についてガグンの魂との結合が試みられたようだが、W05のボディはこのような特性を持っていたがゆえ、唯一の成功例となったようである。

フォルミッドヘイムの先王シュタール・ディープは元々はガグンの部下で、フォルミッドヘイムという国自体がかつてアグラッドヘイムから分離独立した国である。それゆえガグンは自らフォルミッドヘイムに赴き、新王であるエイゼルに国の明け渡しを要求したりもしている。 しかし彼の真の目的は高純度の魂をヴェルトバオムに食わせることで、ヴェルトバオムの樹に真の力を発揮させることにあり、不慮の形で転移してしまったエンドレス・フロンティアから更なる別世界へ転移することを目論んでいた。そのため配下のロックらに命じて魂収集のために数々の作戦を展開し、最終的には配下の闘士の犠牲をも踏み台にしてヴェルトバオムに力を貯えさせることに腐心した。

最後は敵対していたアレディ・ナアシュらにアグラッドヘイムの本拠地『シュテルベン・シュロス』最深部まで追い詰められ敗れるが、残された部下のロックとヒルドが魂を捧げ、飽和寸前に達したヴェルトバオムの力を得て、究極体「スヴァイサー」へと進化した。

ラミア似のアシェンエキドナ似のカルディアと同様、一目でウォーダンをモチーフにしていると分かる覆面を付けており、声もゼンガー・ゾンボルトやウォーダンと同じ(小野健一氏)。更にもともとガグンとゼンガーは全く関係のない人物のはずだが、王としての器ゆえか、或いはスパロボでも由緒あるこのボディに触発されたのか、ガグンも彼に似た豪胆かつ豪快な戦闘スタイルであり、この点はスヴァイサーへの強化後に更に際立ったものとなる。 ただ、作中においてエンドレス・フロンティアに甚大な被害を与える結果を生む作戦を推し進め、更にそのために忠実の部下の(更には自身の)命を失うことも厭わず邁進している点など、基本的に「正しい道」を歩んでいない場合は迷いで剣技が鈍るゼンガーに対し、組織の大目的のために一切妥協をしない強固な意志(悪く言えば非人間的な面)の描写が目立つ。そのような点を鑑みると、親分の豪快な部分を受け継ぎつつ、悪の道を貫くことに迷いのない純然たる『悪の大ボス』であると言えるだろう(それゆえ、スヴァイサー形態での最期の瞬間には悪のボスらしい往生際の悪さも垣間見える)。

一方でそのカリスマ性や求心力は絶大極まるものがあり、ネームドの幹部たちは一人残らずガグンとアグラッドヘイムに忠誠をつくし、そのために死ぬことを全く恐れず、どころか平然と自身の死を作戦に組み込んで暗躍するなど、一国の王としての器の大きさがうかがい知れる。

得物は斬艦刀ではなく、両刃の大薙刀「ヴェセル・スライサー」を使用(楠舞神夜が既に斬冠刀を所持しているからであろう)。ほか、ギムノスの段階で内蔵されていたヘビー・マシンキャノンやスラッシュ・リッパーなど、OGシリーズでも馴染み深い各種の兵装を駆使し、重量感のある攻撃を仕掛けてくる。

尚、彼の名前は北欧神話の最高神、ウォーダン(=オーディン Odin)が数多持つ偽名の一つ『ガグンラーズ Gagnrath』に由来する。ガグンラーズには「勝利をもたらす者」と言う意味もあるが、その彼が招いた最終的な結果がアグラッドヘイムの崩壊とは皮肉なものである。また、憑依先の名前の『バシレウス Basiléus』はギリシア語で「王」を意味するのだが、『J』『OGMD』では同名を冠した機体が登場している。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
本作の主要勢力であるアグラッドヘイムの親玉で、ポジション的には最終ボスの役割を務める。物語序盤から敵幹部の会話シーンの要所で姿を見せる他、OPムービーにも一瞬だけ登場している。
彼自身にも確かに親分を彷彿とさせる部分があるものの、様々な点を考えると、やはり形態変化してからが本番であろうと思われる。

人間関係[編集 | ソースを編集]

『無限のフロンティアEXCEED』以降[編集 | ソースを編集]

ロック・アイ
アグラッドヘイムの幹部で、彼の右腕とも言うべき第一の配下。
リグ・ザ・ガード
アグラッドヘイムの幹部。
ヒルド・ブラン
アグラッドヘイムの幹部。
ヴァナー・ガンド
ヘラ・ガンド
ジョーム・ガンド
間接的な部下。死地に赴く前の長兄・ヴァナーの謁見の際には、彼に労いの言葉をかけていた。
ピート・ペイン
Wナンバーの一体。直接相見えることはなかったが、ガグンに対しW05のボディを利用している事の弱点とも言える「コードPTP」による強制介入を実行しようとしていた。この作戦が成功していたなら、また違った展開となっていただろう。
覇龍の塔では、これが成功した場合の可能性として、カルディアとガグンを率いた彼の幻影が出現する。
アレディ・ナアシュネージュ・ハウゼン
エンドレス・フロンティアへの転移前から、アグラッドヘイムは波国の修羅や妖精族と対立関係にある。

無限のフロンティア』以前[編集 | ソースを編集]

エイゼル・グラナータ
フォルミッドヘイム新王。アグラッドヘイムがエンドレス・フロンティアに転移してきたことにあわせ、彼に対し国の奪還を宣言する。
シュタール・ディープ
かつてのガグンの部下。後にアグラッドヘイムから分離独立する形で、フォルミッドヘイム国王となった。故人。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

アクセル・アルマー
Wシリーズにかかる断片的な記憶を頼りに、彼の正体を推察した。

関連機体[編集 | ソースを編集]

スヴァイサー
W05のボディがヴェルトバオムの力を吸収することで、そのボディが変質し、究極体となった姿。本作の表裏双方のラスボスとして君臨する。

ステータス設定の傾向[編集 | ソースを編集]

攻撃力もさることながら、非常に高い防御力が特徴で、なかなかダメージが通らない。だが特殊技や必殺技を持っていないため、攻撃を容易に強制回避することが可能。

ストーリーで2度ある彼との戦闘機会ではロック・アイを従えているが、ガグン自身はリグやヴァナー同様に単体攻撃専門であるため、全体攻撃が非常に厄介なロック・アイを先に始末し、ガグンとは後から時間をかけて戦闘に臨みたい。 なお、覇龍の塔ではロックの代わりにピート・ペインがいるため危険度がさらに跳ね上がっている。

能力値・使用技[編集 | ソースを編集]

ギムノスが搭載していた火器で戦闘を行う。魔族としての力は使えない模様。

リニアミサイル・ランチャー
両腰のハッチに内蔵された小型ミサイル。多数のスラッシュ・リッパーで全方位を切り裂いた後、内蔵したミサイルを発射する。
ヘビー・マシンキャノン
右手を内蔵しているマシンキャノンに変化させ、銃撃を撃ち込む。スヴァイサーへの変化時は両手がマシンキャノンになっているため、左手にも内蔵されているようである。
ヴェセル・スライサー
左手に持った大薙刀を回転させ、斬りつける。ここからシャイニング・クラウズに繋がる。確率で発生しないことも。この武器に関しては、ギムノスとガグンのどちらが所持していたのか不明。ちなみに意訳すると「戦艦を斬る」、つまり「斬艦刀」。
シャイニング・クラウズ
リニアミサイル・ランチャーからヴェセル・スライサーに繋ぎ、ヘビー・マシンキャノンを撃ち込んだ後、大薙刀を振り下ろし、突進しながら連続突きを放つ。ガグンの最強技だが、通常技扱いなので強制回避が可能。こちらは訳すと「輝く雲」、すなわち「雲耀」の太刀。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

熱血」「不屈」といった定番コマンドの他、「士気」を使用して味方全体の能力を上げてくることもある。地味に危険なのが「必中」で、ダメージ効率が上がるためHP満タンからでも落とされる危険がある。ガグンはSPDの遅さから行動が遅れがちなので、必殺技などを使ってFゲージが枯渇したところにフルコンボを食らうと非常に危ない。

キャラクターBGM[編集 | ソースを編集]

「深淵からの呼び声」
第1戦でのBGM
「無限の"刻"が交わる場所で」
第2戦でのBGM。
「Agrad-heim」
覇龍の塔の幻影のBGM。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「我が名はガグン…ガグン・ラウズ。体こそ仮初めのものだが、アグラッドヘイムを治める者だ」
エイゼルの前に現れた時の自己紹介。調子こそ平坦だがDVEであり、名乗りの上げ方はウォーダンのそれと同じ。
「一刀両断!!」
ヴェセル・スライサー使用時の台詞の一つ。
「この体では…この体では勝てぬ…!!」
二戦目の敗北時。窮地を悟った彼の次なる行動は……。
「そうはいかん。我は貴様とは違う。……戦い、敗れれば死ぬ。一つの国を背負う者に、そのような戦いは出来ぬのだ。」
一戦目で敗北し、撤収する間際に、あくまで決着をつけようとするアレディを制して曰く。
王としてアグラッドヘイムを背負っている以上、ガグンが倒れることはアグラッドヘイムの崩壊を意味する。だからこそ必要ならば戦うものの、戦死のリスクを背負ってまで決着をつけることはできない。
この言葉は修羅としての在り方に迷いを抱いていたアレディにも衝撃を与えたようで、言い返せず絶句していた。
「ヴェルトバオムよ! その力を我に与えよ! より多くの、より強き魂をその身に宿らすために! このかりそめの体に、新たな命を吹き込むのだッ!!」
DVE。ロックとヒルドの魂を食らい、臨界に達したヴェルトバオムの力を取り込み、「機械に宿る魂だけの魔族」から「機械生命体」への進化をもくろむ。