アル＝ヴァン・ランクス

アル＝ヴァン・ランクス（Al-Van Ranks）

登場作品：バンプレストオリジナル
- スーパーロボット大戦J
声優：---
種族：フューリー
性別：男
所属：アシュアリー・クロイツェル社→フューリア聖騎士団→特務艦隊
階級：地球連合軍・元大尉（捏造疑惑あり）→フューリア聖騎士団・騎士

『スーパーロボット大戦J』のライバルキャラ。フューリア聖騎士団の騎士で、フューリーの実働部隊の指揮官。紫雲統夜の父のエ＝セルダ・シューンを師に持ち、また地球への潜入任務中はカルヴィナ・クーランジュと恋人関係にあった。

自らフューリーの任を全うするために、裏切りを行ったエ＝セルダを殺害。さらにアシュアリー・クロイツェル社のスタッフを消した後に、自身もカルヴィナの前から姿を消し、彼女の心に深い傷を負わせる。だが、強く慕っていた師を殺害した事や、恋人を裏切ってしまった事を内心では後悔していた。

物語の中盤、主人公と刃を交え、主人公らにフューリーの素状を話すものの、後に失脚。だが、最終話において主人公らの救援に駆けつけ、グ＝ランドン・ゴーツに反旗を翻す。

そのフューリーの騎士としての言動や、愛機ラフトクランズの彼専用の必殺技「オルゴンソードFモード」がまんま斬艦刀である事から、ゼンガー・ゾンボルトと戦って欲しいキャラNo.1と思われる。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦J: ライバルキャラとして登場。最終話で仲間になるが、統夜が主人公の場合、ノーマルEDを迎えない限り死亡してしまう。カルヴィナが主人公の場合はどのEDでも生存する。

人間関係

カルヴィナ・クーランジュ: 元恋人。彼の裏切りを知った時は、凄まじいまでの憎しみを見せるが、最終決戦後は憑き物が落ちたのか、よりを戻した。なお、攻略本にはカルヴィナと付き合っていた頃の設定画もある。
紫雲統夜: 師の息子。カルヴィナと違って直接の面識がないためか、彼女ほどの激情を見せる事はないが、終盤辺りの父の記憶を受け継いだ辺りの彼との会話は熱いものがある。
ジュア＝ム・ダルービ: 弟子。後々の彼の暴走っぷりを思うと弟子の（特に精神面での）教育に関してはイマイチだったと言わざるを得ない。
グ＝ランドン・ゴーツ: 主君。最終決戦時には反旗を翻す。
シャナ＝ミア・エテルナ・フューラ: 従兄妹の関係にある。EDによっては彼女の補佐に回る。
エ＝セルダ・シューン: 師匠。
フランツ・ツェッペリン: 友人。彼曰く、アル＝ヴァンは「良い男」との事。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

回避は平均で、その他はトップクラスの能力を誇る。これより高いのはラスボスのグ＝ランドンとハイパーモードの師匠、そしてブラスターエビルのみ。味方時にもこれとまったく同じ能力で登場するが、強化が出来ない分主人公よりは下。ただし機体もそのままなので、堅牢極まりない。なお、性格は敵時は「大物」だが味方時は「冷静」なので、被弾すると気力が下がるのがネック。

特殊技能（特殊スキル）

カウンター　底力L8　援護攻撃L3　指揮L3　コンボL4: 本作においては平凡なラインナップだが、高い能力を順当に強化するため手ごわい。さらにフューリーの準騎士は名前ありのパイロットに匹敵するほど強いため、指揮で強化されると手に負えない。

パイロットBGM

「Moon Knights」: フューリー幹部に共通しているテーマ。
「Limit Over」: 統夜が主人公の場合、最終決戦で味方時に流れる。
「Guardian Angel」: カルヴィナが主人公の場合、最終決戦で味方時に流れる。

名台詞

「貴様…この未熟者がっ！」 「駆けよラフトクランズ！汝と我が剣を持って戦場を切り裂け！」 「騎士の勤めを何だと心得る！その娘を…お前を慕う者を道連れにしてまで、一時の面目を通すのか！？」 「他者を、弱き者を守ることが、剣を持つ者の使命だ！それを忘れ安易に死ぬるは、最も卑怯の振る舞いと知れ！紫雲統夜、騎士道不覚悟！」: 統夜ルートの最終話より。ステイシス・ベッドのある中核部を守るために自らを盾にしようとした際、一緒に行こうとした統夜を一喝した。ただし、ノーマルEDになった場合は逆に統夜がアル＝ヴァンを一喝する。

「カルヴィナ…君を死なせないと、約束していたな。最後の約束も守れないような騎士では、死ぬ価値すらない」 「生きてつぐなおう。百万の贖罪が待っているとしても…耐えてみせるよ」: カルヴィナルートの最終話より。