ミルトカイル石

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ミルトカイル石(Milt Kahl Stone)

無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ』及び『無限のフロンティアEXCEED』に登場した、アインストと非常に関わりの深い謎の物質。
元ネタについては童話由来のネーミングを多用する森住氏だが、『白雪姫』や『不思議の国のアリス』など、数々の童話をアニメ化したディズニー・スタジオのアニメーター、ミルト・カールと思われる。

なお、本家スパロボに登場する結晶体やコアのような赤い球体はアインストとの関わりや特性からミルトカイル石と思われるが、現状では『無限のフロンティア』以降にアインストの登場したスパロボがないため未だに公式な関係は不明である。そのため本項では分割して取り扱う。

概要

アインストと関わりの深い謎の結晶体。赤と青の2種類が存在し、EXではさらに強靭な黒いタイプも出現する。赤い方が青い物より質が高い。強度もかなりのもので、エンドレス・フロンティアの技術力では専用の弾丸(後述の黒はグラブ)か特注の爆弾を使用しなければ破壊不可能である。
また、単なる物質ではなく「生きている」との事で、通常の生物が接近した場合、その者の精神力と結晶の純度次第では精神をミルトカイル石に支配されてしまう(この段階ならば正気に戻ることが可能)。しかし精神に悪影響がある一方でミルトカイル石を利用すれば力を得ることもでき、人間(ではなく鬼だが)の手で培養することも可能である。

高純度かつ巨大なものにはアインストの本体である思念体を宿すことができ、化石化したアインストレジセイアの内部などに存在する。アインスト本体の器である点、そしてアクセル専用のアクセサリ、アインスト・コアの説明文から文字通りムゲフロ世界におけるアインストの核の構成材質と考えて間違いなさそうである。

無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
本編開始以前からアインストによってエンドレス・フロンティア中にばら撒かれ、ネージュの故郷であるエスピナ城を破壊したり、大量発生して大陸の南北を分断するなど環境に大きな影響を与えた。また、多くの登場人物が一時的にミルトカイル石に操られハーケン達と戦うことになった。その際にはアインストと似た台詞をつぶやいている。守天に至っては力を得るために自分から結晶の精錬を行っており、その純度はあの沙夜も一瞬クラッとくるほどであった。
無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
赤と青の破壊作業の終了を待たずして新たに黒いミルトカイル石が出現。これまでの弾丸では砕けぬ黒石を砕くため、奪われた高純度の黒結晶を求めて一向は融合した世界を奔走することになる。さらに中盤には赤い結晶の再出現が始まり、再びアインストの脅威が世界を覆うように見えたが…

スパロボシリーズにおけるミルトカイル石と思われる結晶

スパロボでは基本的にアインスト空間の背景や地形として登場。通常空間では全くといって良いほど見られないが、アインストの出現するストーンサークルにはゲーム終盤になると同一の結晶体が生えてくる。
洗脳状態のエクセレンとコピー体を除く全てのアインスト、及び彼らに変異させれたヴァイスリッターにもコアのようなデザインの赤い球体が存在し、ライン・ヴァイスリッターはこれを破壊されることで「抜け殻」となり、エクセレンも正気に戻った。 また、コアかは不明だがアインスト・アルフィミィベーオウルフにも赤い球体が見られる。

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