アスハム・ブーン
アスハム・ブーン | |
---|---|
登場作品 | オーバーマン キングゲイナー |
声優 | 子安武人 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦Z |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 28歳 |
出身 | ロンドン |
所属 | ロンドンIMA → シベリア鉄道警備隊 |
軍階級 | 特務大尉 |
アスハム・ブーンは『オーバーマン キングゲイナー』の登場人物。
概要
ロンドンIMA傘下の戦闘組織「セント・レーガン」に所属する若きエリートで、アスハム・ブーン特殊部隊を率いてシベリア鉄道公社に派遣されて来た男。
ゲインには少なからぬ因縁があり、「妹のために」執拗に付け狙っている。
途中、ロンドンから「ヤーパンの天井」のエクソダスを止めるという名目で出張するも、ゲインを捕まえる前に帰還命令が出てしまったため、やむなくシベリア鉄道警備隊に転属する。そこまでしてシベリアにとどまった理由は、最強のオーバーマン・オーバーデビルを手に入れるためであった。
容姿端麗で上流階級を気取っており、セント・レーガンの特殊部隊の指揮を任されるシスコン気味だったり自分本位で野心丸出しだったりという割と濃い性格ゆえか言動はやや三枚目。ゲインと同じくらいの強さを持つにもかかわらず、キッズ・ムントを銃で脅したら素手で返り討ちに遭うなど情けない場面もある。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 初登場作品。概ね原作通りだが、原作とは異なりゲインとはっきり和解する場面が描かれている。最終話前半ではスポット参戦する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- 今回もゲインと和解する場面が描かれている。後半には正式に味方に参戦する。彼が仲間になった次のシナリオでシン&宙VSミハエルのイベントが発生するのだが、非常に残念な事にアスハムは同じく兄キャラでありながらそのイベントには参加しない。EDではゲイン達と共にエクソダスに参加している。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- シナリオNPC。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
- 命中率+10%、ダメージ-10%(通常時) / 命中率+20%、ダメージ-20%(決戦時)
- 『Z』。シベ鉄との決戦時では隊長効果が強化される。
人間関係
- カリン・ブーン
- 最愛の妹。
- ゲイン・ビジョウ
- 妹とゲインの間に娘が出来たため、ゲインをロンドンに連れて行こうと何度も何度もエクソダスを妨害するが、最終回で妹の意思を無視した暴走だったことが明かされる。
- ゲイナー・サンガ
- 銀のオーバーマンのパイロットとして警戒する。
- シンシア・レーン
- 彼女に対しては一度ならず二度までも敗北し、さらに同じゴレームを使われながら完敗したからか、敬意を表して本人がいない場所でも「シンシア殿」と呼んでいる。 だが、結局はジャボリ同様に自分の目的の為に使い捨てようとしていただけであった。
- ザッキ・ブロンコ
- 信頼する部下。
- ジャボリ・マリエーラ
- 一方的に慕われているが、アスハムは利用の対象としか思っていない。
- キッズ・ムント
- 彼を見くびって反旗を翻したところ、腕っ節の強い彼にぼこぼこにされた。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- ギム・ギンガナム、ムウ・ラ・フラガ
- 『Z』では中断メッセージにて共演し、中の人つながりでギンガナムと声を張り合い、その様をムウに呆れられる。子安氏も大変である。
- 『ZSPD』ではムウがネオだった頃の彼を上官とし013特命部隊にて共闘した。
- シン・アスカ
- 『K』ではアスハムとカリンが無事再会し兄妹で仲睦まじく過ごしている姿に安堵しつつも、自身の妹の事も思い出し、切ない想いも抱きながら見つめていた。
- ゼクス・マーキス
- 中の人が同じ。『X-Ω』のゼクスのユニットクエストで対峙した際は「その気取った態度と声がカンに触る」と発言。
- もっとも直後にケジナンから「どっちも同じに聞こえる」という(プレイヤーの心境を代弁した)ツッコミをもらうのだが。
- 東方不敗マスター・アジア
- 『X-Ω』のイベント「轟き叫べ!愛の名を!」では彼に倒された部下の仕返しのために(実際のところは、アスハムの部下がレインに狼藉を働いたため成敗された)、彼に挑もうとするが、病を発症(本当はレイン達の修行の成果を確かめるための仮病)した彼の代わりを買って出たレイン、サラ、エウレカ達と対決する。
- 別の世界線が舞台のイベント「愛の果てに…」では共闘。
- ドモン・カッシュ
- 『X-Ω』ではイベントシナリオにて何度か対峙しては、敗れている。
- カミーユ・ビダン
- 『X-Ω』のイベント「未練を振り切って」ではゲインを執念深く追う自身を彼にジェリドの同類と見なされた。
その他の版権作品
- ジェイソン・ベック、ティンプ・シャローン、キッド・ホーラ、グレタ・カラス
- 『Z』や『ZSPD』では何度か共闘。彼らとは色々とウマが合っていた。
- ヴァン
- 『K』ではカギ爪の男との決戦にて彼を激励している。
- 『X-Ω』のイベント「愛の果てに…」では敵対し、彼の愛の力の前に敗れ去る。
- ミハエル・ギャレット、ファサリナ
- 『X-Ω』のイベント「愛の果てに…」にて共闘。
- イスズ・イチノセ
- 『X-Ω』のイベント「BY NECESSITY」にて偶然出会った際に彼と意気投合し、彼を「いっくん大佐」の愛称で呼ぶなど親しい仲となる。
- エンブリヲ、アゲハ隊
- 『X-Ω』のイベント「未練を振り切って」では共闘するが、彼らの悪辣な人間性を内心嫌悪しており、エンブリヲが打倒され尚もアゲハ隊が悪足掻きしホランドを殺そうとした際には「自棄になったガキ共」と嫌悪も露わに吐き捨て部下と共に彼らを拘束した。
バンプレストオリジナル
- ニコラ・ニコラウス
- 『X-Ω』のイベント「BY NECESSITY」ではイスズと共に彼を連れて逃亡し、コロニー内で彼を連れまわす。
- カタリーナ・カンパーニ、エーメル・エルキン
- 『X-Ω』のイベント「BY NECESSITY」ではニコラを奪い返そうとする彼女達に追われ、結局行動を共にする事に。
- グーニラ・グレーナー
- 『X-Ω』のイベント「BY NECESSITY」ではコロニーを襲撃した武装集団の魔の手から彼女を助けている。
名台詞
- 「来たか! 女ったらしの悪党がぁ!」
- 女ったらし=ゲインのこと。
- 「お前の、娘だろうがぁ!」
- カリンの子供と聞いて、戸惑うゲインに。
- 「ザッキの忠誠心から出た言葉、信じよう。しかしな、ザッキ、残念ながら私には、敗北という名前は似合わないのだよ」
- どこかとぼけている。
- 「貴様に兄などと呼ばれるいわれなどは、まだない!」
- とっととゲインを連れ帰ってカリンに娘ができた責任を取らせたいようだ。
- 「聞け! 聞くがいい! オーバーデビル!! 片腕だけとは言わぬ! 我が目的のために、欲しい! お前が欲しいのだぁぁ!! 私の、絶望に満ちた魂をお前に捧げる! だから! アスハムというこの哀れな男の声を聞いてくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
- シンシアをパイロットにして起動したオーバーデビルに向かって叫んだ台詞。声優の子安武人氏はこの絶叫の演技に入れ込むあまり、収録時に過呼吸で倒れて死に掛けた。
- 「ハハハッ、氷の城壁の中は快晴無風。快適なり~。さあ~、高らかに歌え~、オーバーデビルよ~。…しかし…さっきは、オーバーデビルをコントロールしているようなことを言っておいたが…実際のところ、こいつはどこへ向かっているのだ?まあ、よいわ、東へ向かえばヤーパン、西に向かえばロンドン・IMAだと言えばいい。南のときは、中原を凍りつかせてやる。ハハハハッ」
- で、オーバーデビルを復活させたはいいが、何も考えてなかったらしい。
- 「愚かなり、キッズ・ムントォォォォ!!」
- 24話、戦場に現れオーバーデビルへ呼びかけたキッズ・ムントへ向けて。この台詞を言った際はドミネーターに搭乗していたのだが、顔がアスハムのものになっている。『K』でも戦闘アニメにて再現された。
スパロボシリーズの名台詞
- 「ギム・ギンガナムの春など、認められるわけないだろうがーッ!!」
- ギンガナムとの戦闘で発生する特殊戦闘台詞。声優ネタだが、残念ながら本編では両者を戦わせることができないので、『ZSPD』で聞くしかない。
- 「悪あがきはそこまでだ!」
- 『Z』最終話の前半、ZEUTHの応援に駆けつけ、エーデルに対してきった啖呵。姿を見せていない状態でのDVEであり、声がギンガナムと同じせいか、この声に真っ先に反応したのはロランだった。
- 「今の私は復讐の為に過去の全てを捨てた男だ…!」
「行くぞ、鬼共よ!私の覚悟は、地獄の亡者のお前達さえも震え上がらせる!」 - 『ZSPD』で百鬼帝国との初戦闘時に発生する戦闘前会話。人外戦力との戦闘に部下達が揃って愚痴る中、シンシアと共にハイテンションで戦場へと踊り込む。
- 「ならば、私の怒りの炎の大きさも、その邪魔をする者が相応の報いを受ける事も知っていよう! そこをどけ、道化!お前ごときに関わっている暇は無いのだ!」
- 『ZSPD』アナザーサイドレコード第5話「黒の意志」で、レムレース試作型相手に発生する戦闘前会話。自身とゲインとの関連性に言及してくる仮面の男に戸惑いつつも、直ぐさま闘志を剥き出しにして挑み掛かる。
- 「世話になりました、隊長。使われ方はともかく、この部隊…居心地は悪くは無かったです」
- 同上。「013特命部隊」解散式で連邦上層部に対する不快感を漏らしつつも、ネオへと謝意を述べる。ウマが合う者が多かった所為か、それなりにアスハムも充実感を味わっていた模様。