エルネスティ・エチェバルリア
エルネスティ・エチェバルリア | |
---|---|
登場作品 | ナイツ&マジック |
声優 |
高橋李依 阪口大助(倉田翼) |
デザイン |
黒銀(原案) 桂憲一郎(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール (エルネスティ・エチェバルリア) | |
---|---|
愛称 | エル |
種族 | 異世界人 |
性別 | 男 |
年齢 | 16歳(大西域戦争時[1]) |
所属 | フレメヴィーラ王国 |
所属部隊 | 銀鳳騎士団 |
役職 | 団長 |
趣味 | 幻晶騎士 |
プロフィール (倉田翼) | |
---|---|
読み | くらた つばさ |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 28歳(享年) |
職業 | プログラマー |
趣味 | プラモデル制作 |
エルネスティ・エチェバルリアは『ナイツ&マジック』の主人公。
概要
現代日本から異世界への転生者。通称は「エル」。背丈は小柄で、容姿も女性と見間違うほどの美少年。
前世では「倉田翼」というプログラマーの青年であり、同僚から「最終防衛ライン」と呼ばれる程の腕前の持ち主であったが、交通事故に遭い命を落とし、剣や魔法、そして幻晶騎士(シルエットナイト)という巨大ロボットが存在する別世界の人間へと生まれ変わった。フレメヴィーラ王国のエチェバルリア家で誕生した彼は前世の記憶・知識を引き継いでおり、日本ではプラモデル製作などを趣味としていたため、異世界で本当に巨大ロボットが運用されていることに驚愕・歓喜し、その騎操士(ナイトランナー)になるべく鍛錬と努力を重ねていく。ただし、前世の記憶を引き継いでいる事は当人が「特に重要ではない」という理由で明らかにしていない。
その頭脳は天才的で、王国のライヒアラ騎操士学園に入学後は、在学中にも関わらず自身の知識を生かして幻晶騎士の開発・改修を推し進め、新たな機体を作り出したりと王国における兵器の技術革新を行った。様々な功績から国王直属の「銀鳳騎士団」団長にまで就任し、中等部卒業後[2]はさらに活躍を重ねる。
幼少から魔法の鍛錬を行っている為、上級魔法を難なく使いこなす[3]他、(特殊な方法を用いているとは言え)幻晶騎士操縦の腕も高い。
なお、小柄な体格ゆえに通常の幻晶騎士の操縦席では操縦桿等に手足が届かず、上手く操縦できなかった。それならばと自分の体格に合った操縦席を持った機体を作って夢である巨大ロボットに乗ろうとした結果、国家事業である幻晶騎士の開発を引き受け、特注機体のイカルガなどを生み出すことになった。
彼の行動理念は偏にロボットへの愛ありきであり、極端に言ってしまえば「趣味」の一点に集約される。だが、その趣味に没頭するあまり暴走してしまう面もあり[4]、周囲からは呆れられたり、まるで狂人のように思われてしまうこともある。また、革新的な技術を幾つも生み出しているものの、開発した機体はコンセプト優先で荒削りな部分が多々あり、時として失敗作が生み出されてしまう事も多い。特に開発機を「量産を前提とした兵器」としてブラッシュアップするにはその方面に長けた技術者の助力が必要となる。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。担当声優の高橋李依氏は今作でSRW初出演。本作の舞台となる地球とは別の地球から転生した設定。
- 誰もが予想した通り、PV公開範囲の時点で既に言動が壊れており、後述の「エルネスティエミュレータ」で形容されるところの「妖怪“ロボ大好き”」と化している。会話内容がとにかく濃く、参戦機体のレビューから同好の士とのロボ談義、果てはメタフィクションギリギリの台詞が飛び出る事も。
- 『SSSS.GRIDMAN』が参戦しているため怪獣とも戦うことになるが、本作では「ウルトラシリーズは守備範囲ではないが、知識は一通りある」という設定になっている。「特撮は不勉強(だからこれから勉強します)」というセリフもある。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊スキル
- 30
- 高位演算能力、銀鳳騎士団長、騎操士L9、気力限界突破L2
- 専用スキルの高位演算能力は、相手より技量が高い場合最終命中率・回避率、与ダメージが増加する効果。最大まで延びる騎操士スキルも与ダメージ増加効果があるため、技量を底上げすれば原作通りの大立ち回りが可能なため、技量の養成は最優先。加えて見切りLv3も習得させれば、相手の極(とプレッシャー)を相殺出来るので、命中率と回避率に関しては盤石と言える。
- 二つ目の専用スキル銀鳳騎士団長は自軍フェイズ開始時の気力上昇と、敵撃墜時の獲得PPが1.2倍というこれまた強烈な補正であり、PP稼ぎ担当としての役割も見いだせる。専用機イカルガにもMAP兵器があるので、有効活用したい。
エースボーナス
- 特殊スキル「高位演算能力」の効果が最終命中率・最終回避率+20%、与ダメージ1.2倍に強化される
- 『30』で採用。特にダメージ補正が1.1倍から1.2倍に強化されるのは大きい。
- しかし大ボス相手では技量を育成しないと元スキルごと腐る可能性も高い。
人間関係
家族
- ラウリ・エチェバルリア
- 祖父。ライヒアラ騎操士学園の学長。
- マティアス・エチェバルリア
- 父親。ライヒアラ騎操士学園の教師。
- セレスティナ・エチェバルリア
- 母親。幼少時のエルに魔法の手ほどきを行った。エルの体格・容姿は母親似。
ライヒアラ騎操士学園
- アーキッド・オルター
- 幼馴染の双子の兄妹の兄。アディと共にエルから魔法の手ほどきを受けた弟子でもある。
- アデルトルート・オルター
- 幼馴染の双子の兄妹の妹。エルを溺愛しており、隙あらば抱きつこうとする。
- ディートリヒ・クーニッツ
- 騎操士学科の先輩。陸皇亀(ベヘモス)襲来時に逃走した彼の機体を強奪し、流れはともあれ陸皇亀討伐にあたり協力関係になる。
- 結果的にはその経験から騎士として大きく成長し、彼自身はエルに深い恩義を感じている。
- エドガー・C・ブランシュ、ヘルヴィ・オーバーリ
- 騎操士学科の先輩達。銀鳳騎士団設立後は心強い仲間となる。
- バトソン・テルモネン、ダーヴィド・ヘプケン
- 友人と先輩。エルの無茶によく付き合わされる被害者であり共犯者。
- ステファニア・セラーティ
- 生徒会長。エルを可愛いからと自身の癒し先にしている。
- ノーラ・フリュクバリ
- 新入生。裏で防諜任務を担当し、エルと国の連絡要員も務める。
フレメヴィーラ王国
- アンブロシウス・タハヴォ・フレメヴィーラ
- 国王。実は似た者同士。彼が退位した際に専用機を作り、進呈する。
- エムリス・イェイエル・フレメヴィーラ
- 祖父のアンブロシウスの依頼に便乗しエルに専用機開発を依頼した。
- クシェペルカ事変では、「銀鳳商会を率いる若旦那」としてエル達に同行する。
- クヌート・ディクスゴード
- 宰相。エルに探りを入れようとするが、最終的に折れてしまう。以降はエルの理解者となり、彼を支援する。
- ヨアキム・セラーティ
- 侯爵。キッドとアディにエルを探らせる。
- ガイスカ・ヨーハンソン
- 国立機操開発研究工房の工房長。互いに意気投合する。
- オルヴァー・ブロムダール
- 国立機操開発研究工房の所長。エルをアルフヘイムへ案内する。
- キトリー・キルヤリンタ
- アルフヘイムの大老(エルダー)。エルの素性を見抜く。
クシェペルカ王国
- エレオノーラ・ミランダ・クシェペルカ、マルティナ・オルト・クシェペルカ
- 大西域戦争時に彼女達を助け、支援する。
ジャロウデク王国
- クリストバル・ハスロ・ジャロウデク
- エルと一騎打ちを行う。
- ドロテオ・マルドネス
- イカルガ(鬼神)を目の敵にする。
- オラシオ・コジャーソ
- エルに並ぶ頭脳の持ち主でライバル的存在。
- 似た者同士ではあるが、偏愛の対象の違いにより、世界を主導する兵器の種類の座をかけて激突する。
他作品との人間関係
共通項として、技術者仲間以外のだいたいの味方は、程度の差はあるがエルのロボ好きに引いている。
リアル系
スーパー系
- 獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風
- 『30』ではセフィーロに召喚された彼女たちと知り合っている。
- 蒼斧蛍汰
- 『30』での同好の士。ボーナスミッション「異種混合ロボット談義」では戦闘中にも関わらず濃密なロボット談義を繰り広げる。
- 兜甲児
- ロボット談義にアムロと共に喜々として付き合った。
- 新条アカネ
- ロボットと怪獣、ジャンルは違えど彼女の作り出した怪獣を見て制作者の愛を感じると高く評価する。
バンプレストオリジナル
- メイヴィー・ホーキンス
- エルの前世(倉田)がプログラマーだっただけあり、彼女と精神構造が似ていると称されている。
名台詞
倉田翼
- 「大丈夫、出来ますよ」
- 第1話。デスマーチ真っ只中の職場にて発した口癖。これと顎に人差し指を当てる癖はエルに転生した後も受け継がれている。
- 「こっ、これは! ニュートラルグレードのメフィストMkII! もう出てるとは不覚!」
「なんと! これはハイ・ディヴァインではありませんか! こんなところに~!」 - 同話より。仕事帰りにプラモデル売り場を訪れ、発売済の商品を見て歓喜する。なおWeb版では一部伏せ字にされているが、買っていったのはOOシリーズのガンプラだった模様。
- 「ああ…今日買ったプラモも、家に積んであるプラモも、今後発売予定のプラモも、もう作れないのか。…なんという無念!」
- 同話より。その直後、事故に遭い死んでしまうが、最後まで考えていたのはプラモの事であった。
- (僕がこの世界に生まれ変わったのは、この幻晶騎士に出会うためだったのか!)
- 同話より。虫型魔獣を倒した父マティアスの乗る幻晶騎士を目撃しての台詞。
エルネスティ
- 「○○が僕を呼ぶ!」
- 次回予告時のエルの決め台詞。ただし、第11話(第12話予告)のみ「マナの力に僕は震える!」に変更される。余談だが、上記の台詞は『ナイツ&マジック』に先行する異世界ロボットアニメ作品『聖戦士ダンバイン』の次回予告時の決め台詞「○○がショウを呼ぶ」(ナレーター:若本規夫氏)のオマージュであると考えられる。
- 「お手元の資料をご覧ください」
- 前世のシステムエンジニアの癖が強く前面に出た、プレゼンテーション時の台詞。アニメでは第5話と第10話で発言している(第5話では「ここで、お手元の資料を~」)。
- 「そうか!これはプログラムと似てるんだ!」
- 第1話。幼いながらも魔法を使った際にその共通性に気付く。前世で持っていた才能が、世界の法則に応用できることを知った瞬間、エルの前世は天賦の才と化し、努力を重ねることで若年ながら驚異的な力を手にすることとなった。
- 「そうです!僕が変われないなら、他を変えればいいんです!」
「だから、創ればいいんです!」 - 同話より。身長の足り無さを実感し、9歳で早くも自分のための専用機を創ろうと思い立つ。
- 「やっぱり巨大ロボはいいですねえ。これぞ心の癒し。一家に一台は必須です」
「学園の幻晶騎士(シルエットナイト)は騎士団からの払い下げだと聞いていますが、この機体はずいぶんとカスタマイズされていますねえ」
「もはやベースとなったサロドレアとは別物です」 - 同話より。待機するアールカンバーを見ての独り言。
- 「僕は…僕は今、ロボットに乗っています!」
エドガー「ロボット? なんだそれは?」
「男のロマンです!!」 - 同話より。エドガーの厚意でアールカンバーに乗せてもらい、大興奮する。
- 「さあて、ここからがプログラマーの腕の見せ所です!」
- 第2話。銃杖(ガンライクロッド)で自分が操縦出来るよう、奪ったグゥエールを最適化した。この戦闘では、リアルタイムでグゥエールに直接魔法で干渉して強引に動かすという恐ろしい無茶により、見事にロボットを動かすことに成功した。その代償として、最終的にエルの無茶に機体が耐えられず自壊してしまったのだが…。
- 「許しません…ロボットを壊していいのは、ロボットだけなのですよ!!」
- 同話より。援軍のカルダトア部隊が陸皇亀(ベヘモス)にやられたのを見て激昂する。
- 「では、陛下にお願い致します」
「僕が今、一番欲している物は知識。幻晶騎士(シルエットナイト)の心臓部。魔力転換炉(エーテルリアクタ)の製法に関する、知識にございます!」 - 第3話。国王アンブロシウスから、陸皇亀(ベヘモス)討伐の褒美は何が良いかと言われての返答。
- アンブロシウス「そこまで願う、その理由は?」
「それは…趣味にございます!」 - 同話より。何故そこまでして秘術を知りたいのか?と問われて。余りにも自重しないその姿勢から、隣にいた祖父から暗に自重を求められる。ある意味でエルを象徴する台詞。
- ダーヴィド「これは…結晶筋肉(クリスタルティシュー)か?」
「耐久性と、出力が上がるはずです」
「名付けて、綱型結晶筋肉(ストランドタイプ・クリスタルティシュー)です!」 - 同話より。幻晶騎士の結晶筋肉を強化すべく、ダーヴィドへ自身の発案を披露する。
- 「人の姿をしていても、つまる所道具であり機械です」
「求める機能があるなら、それに相応しい姿をとっていいと思いませんか?」 - 同話より。柔軟な思考で背面武装(バックウェポン)など、新しい装備を考案していく。
- 「何を仰いますか!ないから創るのです!あったら創りません!」
- 同話より。ダーヴィドから何故見たことも聞いたこともない装備を次々と創るのかと評された際の反応。まさしく、根っからの技術者の台詞である。
- 「奴らは、地中に潜む魔獣」
「やっかいな存在ではありますが、移動音に注意すれば、動きは予測できます」 - 第4話。襲ってきた魔獣の地砕蚯蚓(シェイカーワーム)を生身で迎え撃つ。
- 「趣味にございますから!!」
- 同話より。エルを怪しみ、何故にそこまでするのかというディクスゴードへの答え。…ぶれない。
- 「これは…もしや、動乱の兆し?」
- 第5話。カザドシュ砦で銅牙騎士団にテレスターレが強奪されたことに気付く。
- 「すぐそこで幻晶騎士(シルエットナイト)が死闘を繰り広げているというのに、僕が乗るべき機体は無し」
「いっそ生身で突っ込んでしまいましょうか?」
「いえ、メカにはメカを持って挑まなければ。僕の美学に反します」 - 同話より。上空から砦内を見渡していた際の台詞。美学故に混沌とした戦場に対応できないという状態に陥ってしまったが、直後ダーヴィドの馬車がやって来たのを発見し、運び込まれた幻晶甲冑(シルエットギア)を使って漸くメカを持って挑むことになる。
- 「僕以上に、背面武装(バックウェポン)の機能と構造を知っている者はいませんよ!」
- 同話より。砦内に残った敵を制圧すべく、幻晶甲冑で賊のテレスターレを自滅させ、見事勝利する。
- 「まだ朧気にしか見えない、僕の、僕による、僕のためのロボット」
「今回の新型機も追加装備(オプションワークス)も、全てはそのための布石」
「夢の中では手が届きませんでしたが、これは、自分の手で掴み取ることのできる現実なのですから!」 - 第6話。ツェンドルグの開発を開始し、アディからエルくんの夢が叶うかもと言われて。
- 「これは、極めて特殊な機体です」
「操縦方法も従来の物と大きく異なります」
「そこで、機能を二つに分けて、それぞれに担当してもらおうかと」
「二人で動かすのですから、相当に息が合っていないといけません」 - 同話より。ディーやヘルヴィに、ツェンドルグの二人乗りの理由を説明する。
- 「国機研(ラボ)が、テレスターレをどんな風に改良したのか、楽しみですねえ!」
「そうだ! 後で乗せてもらいましょう!」 - 第7話。模擬試合で相手側の機体がどういう性能なのか興奮を隠せず、期待感に満ちる。
- 「そんなことは許されません!」
「ただちに、森都(アルフヘイム)の防衛、及び魔獣の殲滅に当たります!」
「銀鳳騎士団、出撃ぃ!!」 - 第8話。魔獣のせいで幻晶騎士の生産が不可能になるかもという危機感に、いつになく燃える。
- 「かまいません! 全部聞いて! 全部調べて! 全部バラして! 全部試して!」
「駄目なら抜け道を探して、それでも駄目だったら、さっぱり諦めます」
「でも、まずは全てを聞いてからです!」 - 同話より。森都(アルフヘイム)への道中、オルヴァーから魔力転換炉(エーテルリアクタ)製法の会得が出来るかどうか分からないと言われて。その後実際にオルヴァーの言葉の意味を知るものの、この心意気は全く衰えることなく僅か3ヵ月で製法を学び、独自の工夫で種族の壁を超えて製作を可能とした。
- 「誕生おめでとう、僕のロボット」
「目覚めなさい、僕の相棒! イカルガ!」 - 同話より。ついに完成した自身の専用機、イカルガを起動させた時の台詞。
- 「酷いですよ若旦那!僕より先に、商談を始めるなんて!」
「僕とイカルガも、仲間に入れて下さい!」
「さあ行きましょうイカルガ。祭りの始まりですよ!」 - 第9話。銀鳳商会としてクシェペルカ王国救援に向かい、エムリスらと早速関所で大暴れする。
- 「幻晶騎士(シルエットナイト)の話ですね?幻晶騎士(シルエットナイト)について話し合ってますね?混ぜて下さい!」
「お察しの通り、この機体に使われている技術は、僕達と同じ物ですね」
「その出所は恐らく…」 - 同話より。ジャロウデク軍のティラントーには、自分達が考案した技術が使われていると確信する。
- 「なんと素晴らしい!」
「気球や飛行船ではなく、帆を張って航行する船!」
「誰か、僕の知らない知識を持つ者が、何か、僕の持ってない技術でもって、あの、実に素敵な発明を生み出したのですね!?」 - 第10話。エレオノーラ王女救出後、追撃に現れた飛空船(レビテートシップ)を見て感激する。
- 「これはこれは!凄いですねえ!」
「風の魔法で帆走する仕組みなのですね?素晴らしい!」
「しかし、そもそもこの巨体を浮かべる仕掛けはなんなのでしょう?大いに興味があります!」 - 同話より。即座に飛空船(レビテートシップ)に取り付いてその技術に興味を持つ。
- 「では!敵を根こそぎ切って壊してぶっ潰して、全て僕の物にしてしまいますね!」
- 同話より。マルティナとの取引で銀鳳商会が破壊・鹵獲した幻晶騎士の権利を全て頂くと宣言する。これでも主人公の台詞である。
- 「僕も混ぜて下さいよ!」
「せっかくの幻晶騎士(シルエットナイト)同士の戦いです!もっと楽しみましょう!」 - 第11話。混乱する敵部隊の前に降下するが、鬼神だと怖じ気づいた相手が逃げ出してしまう。
- 「ふむふむ、背面武装(バックウェポン)に近接装備」
「構成は標準的なものの、中々に凜々しい面構え!その力の程、期待していますよ!」 - 同話より。対峙したクリストバルが乗るアルケローリクスを見ての評価。
- 「貴国における幻晶騎士(シルエットナイト)の開発・製造に関する全権、及び、流通を管理する権限、加えて全ての騎士団の優先指揮権を僕に頂ける、ということですね?」
- 同話より。なんでも望むものを与えるからと、クリストバルから勧誘された際の返答。既にこの時点で、フレメヴィーラにおいて一介の騎士団長でありながら幻晶騎士事業限定で国王をも超え得る常識外れの権限を得ており、流石にクリストバルもこの事実を受け止められなかった。
- 「愛機と運命を共にするとは…見事なお覚悟です」
- 同話より。自ら船を破壊して散ったクリストバルへ向けての言葉。
- 「古の魔獣、竜(ドレイク)を彷彿とさせる巨大兵器…!」
「ジャロウデクがあんな物を造っていたとは、驚きです」 - 同話より。飛竜戦艦(ヴィーヴィル)を初めて目撃し、その姿と威力に驚くことに。
- 「なんとぉー!」
- 第12話。飛竜戦艦の対空弾幕を避けながらの叫び。富野作品でお馴染みの回避セリフのパロディ。有名なのはシーブック・アノーだが、本作の場合直接の元ネタはダバ・マイロード。こだわりが強く、リテイクも多かったとか。
- 「幻晶騎士(シルエットナイト)を巨大戦艦に埋め込むなど、ロボット魂に悖る非道!」
「僕の美学に反します!巨大兵器破壊の心得その二で、倒させてもらいます!!」 - 同話より。攻撃回避後、固定砲台兼動力源として船体にティラントーの改造機が埋め込まれていたのを発見し、その扱いに激怒する。ちなみに「悖る(もとる)」は、「(道義に)背く、反する」といった言葉である。
- 『30』では、対戦艦用の特殊戦闘台詞として「巨大兵器破壊~」の部分が採用されている。
- 「執月之手(ラーフフィスト)!」
- 同話より。イカルガの執月之手射出時の台詞。音声入力ではなく、イカルガの操鍵盤を操作して射出しているのだが、まるでスーパーロボットの技名シャウトである。
- 「飛空船が現れた時から、戦艦の登場は予測していました」
「ですが、それを容認してしまえば、世の兵器開発の流れは大型化の一途を辿り、やがては大艦巨砲主義に向かうことは明白です」
「それでは、僕の魂であるロボットが、この世界の中心で居続けられなくなる!」
「よって、大変申し訳ありませんが、本日この戦いにおいて、完全否定させて頂きます!」 - 同話より。この時点のエルにとってロボットとは、異世界に転生して存在する意味の全てであり、ロボットが戦場の主役を追い出されてしまえばエルが魂を失うことになる。その個人的な理由のために、飛竜戦艦を不倶戴天の仇と認定し、完全粉砕を誓うが、動機があまりにも趣味に拠りすぎている。
- 「さあ始めましょう!僕達のお祭りを!」
- 同話より。オラシオと決着を付けるため、最後の決戦へ向けた意気込み。
エルネスティエミュレータ
- エルネスティですっ!
そこにロボがある限り、行ってみせますどこへでも。鋼の英雄が集結する戦い(まつり)の場所、見逃すわけにはいきません!
次回ナイツ&マジック『 #スーパーロボット大戦30 参戦』!
夢の舞台が僕を呼ぶ! - 『30』参戦にあたり作者の天酒之瓢氏のtwitterで公開された作者自身による二次創作短編集「エルネスティエミュレータ」[5]より。開幕となる次回予告調の台詞。そのキャラクター性からしてみればまさしく夢の舞台といえるだろう。しかし、以降同作のエルは盛大にハメを外すことになる…。
- 「どうしてですか!? このガンダリウムベッド、艦内に置いても良いと許可は得てきましたよ!」
「それに空いている部屋は好きに使っていいとも」 - ガンダリウム合金を少数分けてもらい、それをフレームに使用したベッドを作るだけでなく、それを格納庫に設置しようとした際に苦情を受けての文句。格納庫は居室ではないと何度も突っ込まれても受け入れてくれない。この一件を代表格に、「エミュレータ」では特に濃厚な大暴走の一角が見える。
迷台詞
- 「撃退ですか? 黙殺ですか? それとも闇討ちですか?」
キッド「そうそう、闇討ち…って、ねーよ。エルこえーよ、お前!」 - 第1話。キッドとアディの兄妹の家庭の事情を教えられ、心配から物騒な事を口走ってしまう。
- 本来はキッドとアディの事を疎んじている異母兄バルトサール・セラーティが何かを仕掛けてくるかもしれない、という話を聞いてのエルの発言なのだが、アニメ版ではバルトサールの存在自体が抹消されたために唐突に物騒な事を言うシーンになってしまっている。
- 「壊れた機体もまた、美しい」
「形ある物が崩れ、残骸だけが残る。これが、わび・さびというもの。…美しい」
「そして、それに手を貸したのが自分だという、罪悪感混じりのアンビバレンツな感傷…」 - 第3話。自分が壊したグゥエールを前にしての感想。隣のダーヴィドはそれを聞いて唖然とする。
- 「という訳で、各々方、討ち入りでござる!」
キッド「…どこへだよ」 - 第6話。カルダトア二個中隊の搬入後、銀鳳騎士団の使命のためと皆を集めた前での台詞。
- 「そもそも、僕達の考えを元に造られているのですから、これはもう僕達の物と言っても過言ではないでしょう」
「貰っても、全然かまいませんよね?」
エドガー「えっ?いや、その理屈はおかしい。おかしいが…」 - 第9話。ティラントーの技術流用から、敵機も僕の物という理論を展開し、皆を呆れさせる。
- 「心配は御無用です。彼ら優秀な仲買人が、責任を持って敵軍より仕入れて参ります!」
- 第10話。クシェペルカ王国の戦力増強案をプレゼンテーションする中、物資はどうするのかと聞かれた際の返答。人、それを強奪という。
- 「幻晶騎士(シルエットナイト)なら、音を聞くだけで、おおよその状態や問題点が分かるんですけど…」
- 同話より。エレオノーラ王女を元気付けるための方法は何かないかとキッドから聞かれて。女心(というか、人の心の機微)に鈍感であることを自覚している台詞。
- 「その場合、お貸しした幻晶騎士(シルエットナイト)は僕達の所有物ということになりますので、それを使って倒した幻晶騎士(シルエットナイト)も、僕の物ってことですよね?」
- 第11話。マルティナやエレオノーラから自軍の戦力増強のため、倒した敵機の残骸を譲って欲しいと頼まれた際にこう述べて彼女達を唖然とさせ、とっさに冗談だと取り繕う。
- 「みなさーん! お久しぶりでーす! はぁぁ~…! 遂に! 遂に!! 僕とイカルガが、スパロボ参戦です!! あぁ…夢にまで見た、憧れの先輩方との共演! やっぱりここは、感謝と敬意を込めて、この言葉を叫ばなくてはなりません! 『スパロボ サイコー!!』」
- 『30』出演を記念したPV…ではなく、『ナイツ&マジック』のBlu-ray BOX化が決定した際の宣伝PV[6]の開幕。開幕からこの調子なので、どちらの記念PVか全く分からなくなってしまっている。最後の言葉は、実際に複数人物に復唱させている。CVを担当する高橋李依氏による、熱の篭もったコミカルな叫びは必聴モノ。
- 原作者の天酒之瓢氏すらも「もう この子は だめです」と匙を投げてしまった[7]。
- 「幻晶騎士(シルエットナイト) サイコー!!」
- 上記Blu-rayBOXの宣伝PVを含めて3回、幻晶騎士を紹介するPVがあり、紹介後の決めゼリフ。「幻晶騎士」となっている部分は字幕ではカタカナ表記で、同部分が紹介した機体名になるパターンも多い。
- これをテンションMAXのエルに続いて複数人に復唱させているのだが、最初の頃はイヤイヤなのが明らかだったのだがが回を重ねるごとに
(洗脳が進み)、最終的にはエルに負けないくらいのノリで叫ぶことに…。
スパロボシリーズの名台詞
戦闘会話
- 「人工知能の技術がここまで進んでいるとは…!」
「プログラムに粗が見える…許せませんね!」 - 人工知能の敵に攻撃する際の戦闘台詞。技術に驚嘆したり、プログラムの粗を戦うだけで外から発見したり…いずれも、元(生前)システムエンジニアの彼視点の台詞である。
シナリオデモ
- 「そうですね。ウルトラシリーズの怪獣の造形に近いものを感じます」
(ウルトラシリーズは僕の守備範囲ではありませんでしたが、一通りの知識は持っています この素晴らしい造形…。これを生み出した方の愛を感じます!) - キーミッション「Hello! New World!!」または「Hero & Enemy」で突如現れた怪獣を見ての感想。どうやら一目見て人工物だと判断したようだ。
- 「造形美は感じるのですが、僕の趣味ではないんですよね… ですが、ロボットVS怪獣には燃えるものがありますので全力で行きます!」
- キーミッション「破・壊」ではこちらになる。反応の違いは、既に怪獣が街を破壊していたのが原因だろうか。
- 「僕にもわかります…! あれが…全ての始まりなんですね!」
- サイドミッション「復活の鉄の城」にて、マジンガーZの勇姿を見ての感想。
- 他の面々もマジンガーの復活に感慨深い言葉を連ねる中、異世界から来た彼もしれっとその中に混ざっているが、『30』世界でのマジンガーは本当に始まりの英雄であるため、この台詞に一切の間違いはない。
- 「何を言うんです! 痛みを伴うからこそ、そこにリアルがあるのです!」
「撃っていいのは撃たれる覚悟がある者だけ…! それは仮想現実の世界においても絶対のルールなのです!」 - 艦内ミッション「Speed&Strong」にて。メイヴィーの厚意で、生身のパイロットたちも痛みを感じる設定をシミュレータに追加された際のアディ達の不満に対して。下段の台詞は推理作家レイモンド・チャンドラーの小説内の台詞が元ネタであり、『30』で共演しているこの人が引用していることで有名。
- 「チート…。不正、ずる…通常ではあり得ない手段…」
- 同話、メイヴィーから、手腕を「チートと言ってもいい」と言われて。しかしエルはチート(騙す、欺く)という言葉が転じて意味する、(主に)オンラインゲームを改竄する犯罪行為を想起したのか、真顔になっている。
- 近年チートという言葉は、転じて「(通常では有り得ない、イカサマ級の)凄まじいもの」を指し肯定的な意味の口語でも使われており[8]、メイヴィーはこちらの意味で褒めたつもりだったようで、「気を悪くしたのなら謝るよ」とも言っている。
- 「僕としては、そのような存在にイカルガと共に立ち向かう役割を望みます」
- その後、メイヴィーに「権力欲があったら、悪い意味で歴史を揺るがすような存在になったかも知れない」と称された際の返し。恐らく、エルが「異世界に召喚され、世界を自らの手中に収めんと暗躍し、戦乱を引き起こした男」ショット・ウェポンとよく比較されていることを、(『バイストン・ウェルシリーズ』が『30』未参戦故に)遠回しにネタにした台詞と思われる。あくまでまっすぐに、己の夢に殉じ、憧れている正義のロボット軍団の一員として戦う彼は、ほぼ間違いなくショットのようにはなりえないだろう。なお、エルとショットの比較については余談の項目を参照。
スパロボシリーズの迷台詞
予想通りというべきか、参戦しても全くブレず、原作以上に壊れている。
戦闘台詞
- 「ヘビーメタル…! 何ともふつくしい…!」
「高いビジュアル性、画期的な駆動機構…! 一度バラしてみたいですね!」 - ヘビーメタルへの攻撃時の台詞の数々。確かにヘビーメタルのデザインは高評価だが、相変わらずとても戦闘中とは思えない台詞…。一応補足するが、「ふつくしい」とは「美しい」がさらに砕けたネットスラングで、元ネタはアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の登場人物が息を多く含んで「美しい」と言ったことによる空耳。生前のオタク青年の倉田翼ならば知っていてもおかしくない。
- 「憎悪と悲しみが…機体を通じて伝わっていく…」
- 「決戦のセフィーロ」にて、エメロードとの特殊戦闘台詞。状況的には全く持ってギャグではないのだが、言い回しがどこかで聞いたような…。
シナリオデモ
- 「この世界の軍用機のようでしたが、量産機特有のシンプルさと機能美の融合はたまらないものがありました… あのようなロボットが存在するとはここは僕にとって夢の世界かも知れません」
- 「Hero & Enemy」にて、ジェガンを見ての感想。どこかで見た事のある場面である。台詞からしてジェガンは初見のようであり、『30』設定だと倉田翼の居た世界にはガンダムシリーズは存在しなかったか、存在していても転生時に記憶が欠落したと推測される[9]。アニメ版設定ならば、先述の通り前者か。どちらにせよ、初見の驚きを夢の晴れ舞台で味わえるのは彼にとって幸福だろう。
- 「ああ…! 格納庫に並ぶロボット達! これぞ僕が夢に見た光景!」
「なんという僥倖…! なんという幸運…! 天国はここにあったのですね…!」
「ふおおおっ! たぎってきましたよぉぉぉ!」 - 加入後のエンドデモにて、格納庫内の機体群を見ての恍惚。PV3でもこの場面(最下段以外)が映されている。エルを知る者ならば、作品内外問わず誰もがこうなると思ったであろう光景。
- 「ロボットを自らの欲望に使う者に秋葉原の平和を渡すわけにはいきません!」
- 「勇者の系譜」にて、ドクトル・ガウスの繰り出したロボット集団を前にして。ある意味エル自身もロボットを自らの欲望に使っているのはお察しください。
- 「素晴らしい! ここは秋葉原と同じく聖地です!」
「古今東西のプラモにフィギュア! 限定品や改造品… さらに魔改造したものまである!」
「嗚呼! ここを教えてくれた護さんに感謝します!」 - 「覚-MEZAME-」にて、Gアイランドシティの電気街を散策しての発言。もはや前世を隠していない。
- 「信じられません! 合体こそ、ロボットの究極の美学の一つであるというのに!」
「確かに構造的な不利は否めませんが、それを補って余りあるメリットだって存在します!」
「分離形態と合体形態を使い分ける事であらゆるタイプの敵と戦局に柔軟に対応する事ができ…」
「何より、かっこいい! それを…それを…」 - 「懐かしの故郷」にて、エルドラソウルから効率が悪いからと合体システムをオミットさせたブッチに対しての反論。確かに分離合体を戦法にも取り入れた機体は多いものの、すかさず十三から「長いわ!」とツッコまれた。ネロからは「お前の魂は伝わった!」と褒められたが。
- 「完成したんですね! エルガイムMk-II!!」
- サイドミッション「クロス・ポイント」にて、エルガイムMk-II登場時に案の定、目を輝かせての発言。組立に手伝ったとはいえ、馴染み過ぎだろう。
搭乗機体
- グゥエール
- 本来はディートリヒ・クーニッツの乗機。乗り手の彼から強奪して搭乗。エルが初めて動かした幻晶騎士である。
- おかげで原作・漫画版1巻の表紙やOPのタイトルバックを飾っているなど、前半主人公機のような扱いを受けている(ポジションとしてはむしろシャッコーに近いのだが)。SRW未登場。
- 幻晶甲冑(シルエットギア)
- エルの発案により生まれた甲冑状のパワードスーツで、言わば小型幻晶騎士。SRW未登場。
- エルは初期型およびその改良型である「モートルビート」を使用。白兵戦以外にも、魔力転換炉(エーテルリアクタ)の製作作業のために使用している。
- トイボックス
- 自身が開発した実験機。テレスターレをベースにエルが思い付いた技術を詰め込んでカスタマイズしており、その様子からいつしか「おもちゃ箱(トイボックス)」と呼ばれるようになった。魔力転換炉を2基搭載するが、その恩恵を十全に受けているとは言い難かった。SRW未登場。
- イカルガ
- 自身が開発した専用機。
関連機体
その性質上、彼の開発した機体は多岐に渡るため、SRW登場機体のみを抜粋。
- ツェンドルグ
- 国王アンブロシウスから提示された、「国立機操開発研究工房を驚愕せしめる機体の創造」を目指して開発した機体。半人半馬の異形の造形であり、他機体による幻晶騎士の輸送という概念を確立した。
- ゴルドリーオ / ジルバティーガ
- 国王アンブロシウスの退位に伴い、アンブロシウスとその孫エムリスに依頼されて開発した機体。ジルバティーガはSRWではアイコンのみ登場。
余談
- 原作Web版・書籍版と漫画版、アニメ版とで描写にいくつか変更がある。
- Web版では前世は関西圏の出身とされており、心の声では関西弁で喋っていたが、書籍化の際に心の声も標準語に変更。Web版も物語が進む毎に関西弁描写もフェードアウトしていった。
- Web版・書籍版では「転生」の文字通り、赤ん坊時代から物語がスタートしたが、漫画版・アニメ版では幼少期(3歳)に幻晶騎士を目撃し、熱意に目を輝かせる所から始まる。
- 異世界転生を扱うWeb小説作品は、転生後の世界を逸脱した特別な能力を転生時に得る(俗に転生特典と呼ばれる)展開が非常に多いが、エルの場合はそういった逸脱した能力は持たず、「元から所持していた特技が転生後の世界で大いに役立つ」という別のパターンに該当している。
- また、異世界転生作品は主人公が様々な女性に好感を持たれることが多いが、エルの場合はアディに溺愛される程度であるのも異質。まあ、愛しのロボットに囲まれている世界は彼にとってハーレムのようなものだろうが。
- 異世界の技術・知識を持ち出し、転移先の世界で兵器技術に革新をもたらしたキャラクターという点では、『聖戦士ダンバイン』のショット・ウェポンと比較して語られる事が多い。
- 携わった兵器の劇中での扱いも、ショットが開発に携わったオーラマシンは「元は存在しなかった戦乱を拡大させる元凶」で、エルが開発に携わった幻晶騎士は「元々存在した大量破壊兵器や自然災害に対する抑止力」と何かと対照的に描かれている[10]。
- ちなみにエルは、ファンから「きれいなショット・ウェポン」と評される事がある。
- 担当声優の高橋李依氏は所謂少年キャラ(ショタ)好きで知られるため、エル役に決まった時はとても嬉しかったと語っている。また、高橋氏は自身のツイッター上においても度々エルに対する熱い思いを呟いている。
商品情報
脚注
- ↑ 年齢の変遷は、ライヒアラ騎操士学園初等部時で9歳、魔獣「陸皇亀(ベヘモス)」討伐時で12歳、大西域戦争時で16歳。
- ↑ その上の高等部は現代で言う大学に相当するため、実力で免除させた初等部の魔法学基礎を除けば一般的な学業は達成したことになる。
- ↑ 作中での魔法の仕組みはプログラミングに似た部分があり、そこに前世の知識を組み合わせて魔法術式の改造や効率化を図っている。
- ↑ 初等部在籍時に中等部の幻晶騎士関連授業を受けるため、初等部の魔法授業を実力で免除させるなど。過激な言い方ではあるが「目的のためには手段を選ばない」と言い換える事もできる。原作小説の地の文でも「彼は狂っている」「異界よりやってきた狂人」などと書かれている。
- ↑ エルネスティエミュレータ
- ↑ エルと叫ぼう! ロボット愛!! PV~幻晶騎士、サイコー編~
- ↑ 2021年9月29日 天酒之瓢氏のツイートより
- ↑ 特に『ナイツマ』の出身であるアマチュア小説サイトでは、肯定的な口語(他者から与えられた規格外の力を一纏めにした意味。大体が、利己的に力を濫用している)の意味で頻繁に引用されている。メイヴィーが誉め言葉に用いたのはこれを意識してのものだと思われる。一方、余談の項にもある通り、エルの能力は前世で培い、本人の変態的な努力もあって得たものなので、よく言われるようなチート能力とは別モノである。
- ↑ 仮に記憶があった場合は、『OE』でのどこぞのオタク先輩のように物語を壊さない理由付けが必要になってしまうので、妥当な措置である。
- ↑ ショットならダンバイン、エルならテレスターレと、敵国に自身が開発したロボットが強奪された結果、相手国のロボット開発の参考にされてしまうという共通点も持つ。主人公が奪った側か、奪われた側かという点でも対照的。