ダーヴィド・ヘプケン

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ダーヴィド・ヘプケン
外国語表記 David Hepken[1]
登場作品 ナイツ&マジック
声優 伊丸岡篤
デザイン 黒銀(原案)
桂憲一郎(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦30
SRWでの分類 サポーター
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プロフィール
愛称 親方
種族 ドワーフ族
性別
所属 フレメヴィーラ王国
所属部隊 銀鳳騎士団(騎操鍛冶師隊)
役職 騎操鍛冶師隊隊長
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ダーヴィド・ヘプケンは『ナイツ&マジック』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

フレメヴィーラ王国のライヒアラ騎操士学園の生徒。鍛冶を生業とするドワーフ族の青年。

大柄な体格と強面の顔つきで一見すると壮年に見えるが、年齢的にはエドガー達の同期であり、エルたちの5年先輩にあたる。大柄な体格といってもドワーフ族なので、人間族であるエドガー達よりも身長は低い。初登場時の年齢は16~17歳[2]

鍛冶学科に在籍する。皆からの通称は「親方」。優れた幻晶騎士の整備の腕を持ち、エルネスティ・エチェバルリアと出会ってからは彼の言動に驚かされつつも、後輩のバトソン・テルモネンと共にエルが考案した新型機の開発・整備に長く携わっていく。

銀鳳騎士団の設立後は騎操鍛冶師(ナイトスミス)隊の隊長として部下を率い、忙しい整備の仕事に忙殺されつつも、その腕を振るっている。なお、エルのことはその髪色から「銀色坊主」と呼んでいる。

大西域戦争終盤では、完成した対空衝角艦ジルバヴェールに船長として乗り込み、クルーのバトソン達と艦を指揮し、エルの飛竜戦艦攻略を支援した。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦30
初登場作品。サポーター要員。

ステータス[編集 | ソースを編集]

サポーターコマンド[編集 | ソースを編集]

名称 作品 名義 S-SP 使用時 パッシブ
緊急充填 30 ダーヴィド&バトソン 40 EN全回復 「敵からダメージを受ける」と気力が更に+1

人間関係[編集 | ソースを編集]

ライヒアラ騎操士学園[編集 | ソースを編集]

エルネスティ・エチェバルリア
彼の考案した機体を開発・整備する。
アデルトルート・オルターアーキッド・オルター
整備の腕を信頼されている。
エドガー・C・ブランシュ、ディートリヒ・クーニッツ、ヘルヴィ・オーバーリ
騎操士学科の生徒達。彼らの機体の整備も担当する。
バトソン・テルモネン
後輩の騎操鍛冶師。

フレメヴィーラ王国[編集 | ソースを編集]

アンブロシウス・タハヴォ・フレメヴィーラ
彼から裏方である騎操鍛冶師の貢献を称賛される。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「どうしてまあ、見たことも聞いたこともねぇもんを、次から次へと創ろうとしやがるんだ?」
第3話。新しい技術を創り出すエルに理解が追いつかず、彼に無いから創るのだと熱く反論される。
「まったく、我が儘な機体だぜ」
第4話。テレスターレのじゃじゃ馬ぶりへの発言。
「いつもギャーギャー五月蠅い小娘がいないからじゃねえか?」
同話より。エルが帰ってこないと嘆くアディに対して。彼女から「もじゃ」と言われてしまう。
「そういやぁ、ディートリヒ。あいつの改修が終わってなかったな」
ディー「あいつ?グゥエールか?」
「あれだって、補助腕や綱型を実装した、言うなりゃ新型だ。改修が終わったら、ここには置いておけねえ」
「なんたって、新型機はぜーんぶ公爵の管理下に入るんだからな」
ディー「なるほど!その通りだ」
「ってことは、新型機を、カザドシュ砦まで届けねえといけない訳だ」
「俺達の手で!」
同話より。合法的にエルのいる砦まで行く方法を提案し、喜んだアディから抱きつかれる。
「まったく!うちの学園には命知らずしかいねえのか!」
第5話。幻晶甲冑で支援に向かったキッドやアディ、エルの姿を続けて見ての台詞。
「小型化した魔導演算機!?んな物、どっから手に入れた!?」
エル「国からです。言ったら提供してもらえましたよ?」
「貰えたぁ~!?」
第6話。バトソンが作業用の新型幻晶甲冑を動かしているのを目撃し、エルから事情を聞いて驚愕する。
「いいか新入りども!ビシバシしごいて速攻こき使ってやるからな、覚悟しろ!」
同話より。新入生が入った新人騎操鍛冶師たちへの厳しさを伝える。その後、これに臆した新入生を、エドガー達がなだめる事に。
「この馬鹿野郎!!貴重なカルダトアを大破させた上に死にかけただと!?いったい何を考えてやがる!?」
エル「ええ。ですから心より反省していまして早速改善策に関するレポートを…」
「それのどこを反省しているんだ!?しばらくおとなしくしていろ、いいな!!」
エル「はい…」
同話より。魔導噴流推進器のテストでの失敗の折、改善点を見直そうと焦るエルを𠮟りつけた際に。最悪の場合死者が出る大惨事になったかもしれない事はエルの側も承知していたらしく、彼の怒りを前に珍しく反省している。
「なあ、バト坊よ。イの12番の配管なんだがよ」
「ヘの6番に直結した方が巡りが良くなるんじゃねえかなぁ」
第8話。イカルガ組み立て中に、そこを弄るのはもう10回目とバトソンに怒られてしまう。
「ひぃぃ、姫さん~!?」
第10話。キッドが連れ出したエレオノーラ王女と間近で対面しての叫び。
「敵に感心してどうすんだよ」
第11話。撃破後に手に入れたジャロウデク軍の技術に喜ぶエルに呆れて。
「まったく、おめぇのその底抜けに前向きで恐れ知らずなとこ、時々羨ましくなるぜ」
同話より。飛空船の構造を知り、開発者に会いたいと話すエルへの感想。
「無茶させすぎだ。骨格から歪んじまってる」
「直すには本国に送り返さねえと無理だ。どうする?別の機体に乗り換えるか?」
第12話。ソードマンとの戦闘で酷使され、損傷激しいグェラリンデを見て。
「ジルバヴェールへの改造、なんとか決戦に間に合ったな」
「俺達ドワーフの見せ場がやってきたぜ!」
同話より。完成した対空衝角艦に乗り込み笑顔を見せるが、周りのクルーは冷や汗であった。
「今だ!右舷噴流推進器全開!」
「逃げろぉぉぉ~!!!」
最終話。飛竜戦艦へ近づいた後、エルの策で艦を回頭させ離脱する。
「やれやれだ。よくぞここまでぶっ壊してくれたな」
エドガー「すまない、親方」
ディー「親方なら、完璧に直してくれると信じている」
「フン、そりゃまあ当然だ」
同話より。ボロボロになった銀鳳騎士団の幻晶騎士を見上げながらの台詞。
「分かった、もういい。銀色坊主の夢の話に付き合ってたら、日が暮れっちまう」
同話より。生き生きと今後叶えたい夢を長々と語るエルに呆れ、その場から逃げる。
「オイオイ……なんだこの設計。このバランスで維持できるか?そもそも動かせるか?この装置の数……操縦席もどうなってんだ?なるほどな……こりゃ坊主の…団長専用機って訳か」
エル「はいっ!」
「それならこの出鱈目っぷりは理解できるぜ。今まで散々無茶を作り倒してきてそんな奴がついに『自分の為だけの』機体を造ろうってんだ。任せときな、最高の機体に仕上げてやるぜ!!」
漫画版第55話(アニメ版での第8話)におけるエルとの会話。改まった様子でエルが見せたのは1枚の設計図。その概要の無茶に驚き、その狙いが、彼の夢を具現化する機体と気づく。今まで時に叱り時に話に振り回されながら彼の夢をかなえる思いに騎操鍛冶師として無茶な頼みに彼も乗る気を見せている。
「もちろん普通なら無理だ!魔導演算機を複数積んでさらに坊主が直接制御(フルコントロール)してようやく!我ながらこいつは欠陥品だよ 銀色坊主以外の誰にも扱えない…な」
漫画版第56話(アニメ版での第8話終盤)におけるキッド達との会話。ついに完成したイカルガに対する彼の見解。この時点で、イカルガが「地上最高の戦闘力を持つ、史上最高の欠陥機」である事を伺わせている。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ジルバヴェール
対空衝角艦。船長を務める。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 『30』Steam英語版。
  2. 原作小説では髭面という説明があり、更に挿絵では毛深い髭面という、およそ十代には見えない装いだった。なお、漫画版では「髭を蓄えると周囲が怖がってしまう」という思いから普段は髭を剃っている設定が追加されアニメ版でもこれに準拠している。またアニメ版ではドレッドヘアをしている設定も追加された。なお、伝統的なファンタジー作品におけるドワーフは屈強で髭があるが、身長はやや小柄(およそ1m~1.5mぐらい)で男性だけではなく女性も髭が生えている