次元獣ブルダモンは『第2次スーパーロボット大戦Z』の登場メカ。
概要
多元世界の混乱が進むに伴い現れた新たな次元獣。
次元獣ダモンに類似しているが頭部に赤い角が生え、口に牙が並び、肩部分に触手のような器官が発達している。ダモン級の上位個体とされており当初は「角付き」と呼ばれていたが、のちに新たに命名された。
ダモン級と異なり完全な次元獣であるため、活動限界を知らず破壊されるまで行動を継続でき戦闘能力そのものも向上している。またブルダモン及びこれより上位の個体には周辺の次元を一時的に歪めて敵の攻撃を遮断する能力が備わっており、撃破は容易でない。
ガイオウに滅ぼされた者のうち部隊長クラスの機体が変化したものとされている。
登場作品と操縦者
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作品。第9話からダモンに混じって登場してくる。気力低下つきP兵器、NORMALでも9000越えの高いHP、バリア、底力と戦いづらい要素の目白押し。さらに戦意高揚と見切りもついていて戦闘が長引くほど不利になる。おまけに後半戦はこいつらが次元獣の前衛になってウジャウジャ出てくるのでなおさらやりづらい。物語中での扱いとしては個体名を持たない量産雑魚キャラなのだが、機体や改造が不十分な序盤や1周目などはライノダモンと並んで「お前のような雑魚がいるか」と言いたくなる事請け合いである。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 「制御次元獣」なる頭部にバイザーが被せられた個体が登場。制御されていることが判明するまでは「特種」と呼ばれていた。制御次元獣にはDフォルトがない。
装備・機能
- 爆裂フライ
- 尻尾を噛みちぎって投げつけてくるが、ちぎれた尻尾が小型の次元獣と化して、敵機に組み付いて自爆攻撃を行う。かなり不気味な外見だが追加効果はない。
- なお外れると自爆も出来ずに空中で溶ける。
- 放電ホーン
- 肩の触手のような角で敵を掴み上げ、電撃を浴びせる。気力低下の追加効果がついているため、精神耐性を持たせていないスーパー系をうかつに前に出せない。
- 火炎弾(仮)
- 次元獣リヴァイダモンの「全軍ジェノサイド」の戦闘アニメで登場した際にのみ使用する武装。口からライノダモンの凍結ファイヤーのような炎の弾を吐き出す。
- D・フォルト
- ダメージ1500以下の攻撃を全て無効化するバリア。常時発動。
- EN回復(小)
- フェイズ開始時にENが最大値の10%回復する。
移動タイプ
- 陸・海
- M
関連機体
- 次元獣ダモン
- ブルダモンが不完全な変化を遂げた形態。
- 真次元獣ブルダモン
- 真の姿。