イオニア
イオニア(Ionia)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 分類:輸送艦
- 開発者:古代エルンスト人
- 搭乗員:稲葉天音、シャーリィ・ルノイエ
釧路の地下に埋まっていたシグザールの母艦で、白い神殿のような姿をしている。稲葉天音を生体コアとして取り込み、同化して起動した。本来はアームドファントマを動力にしているために生体コアは不要であるが、アームドファントマが無い場合、コアとして取り込んだ人間の生命エネルギーを代替動力とする機能が働く。すなわち、天音自身の命が危機にさらされる事に等しい。
シグザールの支援と運搬を基本としている為、戦闘力はあまり無いが、巡航速度は相当のようで、釧路から東京へあっという間に移動している。また、アースブレードの頂上のような高度のある場所はおろか、宇宙空間にすら単機で移動可能なようである。
艦内は圧縮された異空間となっていて、外見以上に広い。しかも水や土壌、光源まで備わっているために家庭菜園も作れるなど、内部の人間が自活できるだけの環境が整えられている。また内部の家具や道具はコアの意思で自由に移動でき、簡単な物なら作り出すことも可能。
シグザールと同様、手の平程度の水晶「イオ・オニキス」となる能力を持ち、携帯することが可能。その際も艦内の空間の広さは変わらない。コアが消耗すると強制的にオニキス化してしまう。なおNEO本編で最初にオニキス化した際には「其は迷宮なり、其は運び手なり。古の盟約に従いて夢幻の果実に光を移せ」と呪文を唱えていた。シグザールと異なり、本編中で呪文が必要だったのはこの一回のみである。天音は「自分はイオニアに取り込まれた状態だから簡単な呪文なら省略できるのではないか」と語っている。
内部空間の広さを活かしてロボットの運搬スペースや司令室設備が設置され、母艦として運用されている。なおイオ・オニキスの状態からでも艦載したロボットが直接出入り可能となっている。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦NEO
- 今回唯一の母艦だが前述の通り戦闘力は、殆ど無い。しかも打たれ弱いので注意しないとすぐに落とされる。
中盤にパイロットが天音からシャルに一時交代するが、その時にシャルの愛機・メルヴェーユの武器が追加される。天音の復帰後は、メルヴェーユが出撃していない時のみシャルがサブパイロットとしてサポートを行う。
本作の仕様上、母船であるイオニアの重要度は極めて大きく、またゲームオーバー条件に『イオニアの撃墜』がほぼ確実に入っていることもあって、HPや防御をできる限り伸ばしておきたい。またイオニアの機動力が影響する局面も多いので、強化パーツとフル改造ボーナスで移動力を増やすのも有効である。
なお司令室を必要とする地球防衛組は、イオニア内部にも司令室を建造している。
装備・機能
武装・必殺武器
各特性の詳細については『武器属性/NEO』を参照。
- イオ・キラ
- ほぼ唯一の武装とも言える。対空特性付きだが機体もパイロットも攻撃力がないので、基本的には気休め程度の威力にしかならない。
- イオ・キララ
- イオ・キラのマップ兵器版。自機中心型。こちらもかなり威力が低い。
- ミーティア・サンクション
- シャルがパイロットになった際に追加される。イオニアからメルヴェーユが飛び出して攻撃を行う。対地特性はしっかりと発揮されるのでなかなかのダメージを期待できるが、著しく燃費が悪化している。
天音の復帰後もメルヴェーユが出撃していない場合は使用できるので、天音の特殊スキル「節約」が効果を発揮する。 - インペリアル・ブレイズ
- シャルがパイロットになった際に追加される。イオニアからメルヴェーユが飛び出して攻撃を行う。こちらも威力はあるものの著しく燃費が悪化している。ただしメルヴェーユ単機での使用と異なり、移動後も使用可能となっている。
天音の復帰後もメルヴェーユが出撃していない場合は使用できるので、天音の特殊スキル「節約」が効果を発揮する。
特殊能力
- 守りの光
- バリアの一種。防御時にENを10消費して自動的に発動、能力Lvに応じた一定割合のダメージを軽減。12話のイベントで追加。
- EN回復
- 毎ターン開始時にEN回復。能力Lvで回復量増加。
- 母船
- 毎ターン開始時に艦載ユニットのHPとENが回復。能力Lvで回復量増加。
移動タイプ
サイズ
- 7(NEO基準)
機体BGM
- 「Mysterious Power」
- 基本の戦闘BGM。
- 「Magical Spectrum」
- ミーティア・サンクション使用時の基本BGM。メルヴェーユのBGM1の設定に連動。
- 「Briliant Valkyrie」
- インペリアル・ブレイズ使用時の基本BGM。メルヴェーユのBGM2の設定に連動。
余談
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